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2011年 03月 30日

コツバメ撮影(2011/3/29)

3月29日はブログ仲間がコツバメやツマキチョウを撮影しているので、その場所に様子を見に行く。
車をおいてカメラを持って歩き始めると、同じようにカメラを持って歩き始めた人がいる。
こんにちはと挨拶をすると「○○さんですか」といきなり名前を呼ばれて少々ビックリ。
聞けば以前ブログにお邪魔した「浅間山麓の蝶2011」の田舎太郎さんだった。
先日、アカボシゴマダラ幼虫と思ったゴマダラ幼虫のいる木を示すのに自分の写真を載せたけど、それを見ていたのですぐにわかったとのこと。
ウーン、顔はそんなにはっきりとは載せていないつもりだったけど、雰囲気でわかってしまったのかな。
聞けばご自宅が近いとかで、ここには良く撮影に来られるそうだ。
4月になると群馬の浅間山麓に入られて秋までそちらで過ごされるとか。
いつもだと3月中には出掛けるそうだけど、今年は諸事情から少し遅れているらしい。
ここのポイントについて色々教えていただいた。
自分でも何回も歩いたつもりだったけど、やはり決まり切ったルートしか歩いていなくて、色々新しい発見があった。

最初に目についたのはミヤマセセリ。
ここのミヤマセセリは枯れ草に止まってテリ張りをしている。自宅近くのフィールドとは行動パターンが違って面白い。
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そのうち目の前を少し緩慢に飛ぶミヤマセセリを発見。
飛ぶのが遅いと思ったら♀のミヤマセセリだった。
もう♀まで出ているのかとちょっとビックリ。
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その後コツバメも姿を現すが、活発で、止まったと思ったらすぐに飛び立って、こちらも簡単には写真を撮らせてくれない。
ようやくアセビに止まったところを撮影するがアングルを変えようと思って移動したらとばれてしまった。
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この後、ツマキチョウを撮影された場所に案内していただくことにする。
移動途中でツマキチョウが飛んできたが、活発でまったく止まる気配がない。
そう言えばツマキチョウって止まらなかったんだよなと思い出した。
それならばと飛翔を狙うが射程距離に近づいてくれなくて、証拠写真程度しか撮影できなかった。
もう少しすると自宅前でも撮影できるので、少し真剣さに欠けたかも知れない。
これがクモマツマキチョウだったらと思うと大いに反省。
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ここでは里山太郎さんのお仲間で「デジカメ私流」のまあささんにお会いした。
昨年の10月に埼玉で30年ぶりのツマグロキチョウを撮影されたそうだ。
いろいろとお話を伺うことが出来た。
その後お二人と別れ、コツバメの飛翔写真などを納得のいくまで撮影することにする。
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特定の場所でテリ張りをするわけではないけれど、好みの場所はやはり限られているようで、飛び出してはしばらくしてある一定の範囲の場所に戻ってくる。
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この日はカシオのカメラで飛翔写真を撮影したけど、パスト連写ではなくても何とか撮影できるような気がしてきた。
次回には挑戦しよう。
静止写真もじっくり撮影することが出来た。
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そのうち、コツバメよりも少し大きめの蝶がアセビの回りを飛んでコツバメと絡んでいる。
見るとミヤマセセリだった。
そのうちアセビで吸蜜をはじめた。条件が厳しくて証拠写真程度だが、記録としては撮れて良かった。
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この個体はその後足元のカキドオシでも吸蜜をしていた。
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また、アセビではキタテハも吸蜜していた。
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戻りかけると「風任せ自由人」のmaximiechanさんとお会いししばらく歓談。
ただ、午後から休みをとってこちらに来られたとのことだったので、貴重な時間を邪魔しても悪いので適当なところでお別れする。
暖かい一日で、春の撮影を充分楽しむことが出来た。
田舎太郎さん、まあささん、いろいろありがとうございました。

by dandara2 | 2011-03-30 18:39 | 飛翔 | Comments(12)
2011年 03月 28日

小畦川便り(ミヤマセセリ初見:2011/3/28)

今日東京では桜が開花したとか。平年並みだそうだ。
原発の方は高濃度の放射能を帯びた水が漏れ出して大変な事態になってきた。無事終息するのだろうか。
野菜なども放射能汚染で出荷停止になったり、まだまだ先の見えない状況が続いている。

地震で延期になっていた附属中学の卒業式も終わり、高校の終業式も終わり、指導要録をはじめ様々な書類の作成も終わってようやく一段落。
この一年間は10年ぶりに担任になって結構しんどかったけど、定年を数年後に控え良い想い出にはなった。
来年度からはまたフリーになった。精神的に随文楽だ。

27日の日曜から少しの間春休み。
さあ撮影と思っていたら、息子夫婦の都合で孫を預かることに。
孫の「豚さんの公園に遊びに行きたい」とのリクエストでそちらに出掛けることになってしまった。
もっともこの公園は、先日アカボシゴマダラと間違えたゴマダラ幼虫のいる場所の近くなので、そちらにもしっかり出掛けることにする。
孫と家内が、あちらこちらに引っかかりながらゆっくり歩いてくる間にミヤマセセリのポイントに急いで行き、そこで待機。
風がそよそよ吹いて、雲も多く気温はあまり上がらない。
それでもようやく今年始めてのミヤマセセリを撮影することが出来た。
ところが、自宅に帰って撮影した写真を見てみると、急いで歩いている間に手が触れて絞り値が動いてしまったのか絞りが開放。
それに気がつかず撮影してしまったので、今一ピントがすっきりせずほとんど没。
これからは、撮影の前には必ず設定を確認するようにしよう。

悔しいので孫が帰った今日再チャレンジすることにした。
気温はそれほど高くはないものの、昨日と違って風はなく空には雲ひとつない。
明るい雑木林に立って蝶の出現を待つこの瞬間は何とも言えない。
いよいよシーズン開幕だなという気になってくる。
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家内の体操教室に合わせて早く出てきたのでまだ蝶は出てこない。
1時間も待っていると、小さな黒い影が木の間を縫うように飛んできて枯れ葉の上に止まる。
驚かさないようにそっと近づいて、慎重にピントを合わせシャッターを押す。
モニターを確認するとピントもまあまあ、ようやくミヤマセセリを撮影できたという実感が湧いてくる。
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しばらくしてまた現れたこの個体は、翅を半開にして首をくっと持ち上げて周囲の様子をうかがっている。
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同じような静止写真ばかりでも面白くないので、マクロで撮影したあとカシオのカメラを近づけてじっと飛び立つのを待つ。
見ていると、頭をくりくり動かし、脚をもぞもぞさせて飛び立つ準備をしている。
そのうちぱっと飛び立った。
何だかあんまり格好良くないけど、枯れ葉や小枝で混み合っているところから飛び立つには水平に飛び立つよりもこの方が良いのかな。
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11時半を過ぎたら姿が見えなくなった。
♀を探して巡回にでも出掛けたのだろうか。
例年のデータでは13時過ぎにもう一度この場所に戻ってきて、ねぐらに落ち着くような感じだ。
スミレの咲いている場所に移動してみるが、残念ながらチョウの姿はなかった。
ミヤマセセリはまた後で見に来るとして、他のチョウの様子を見に少し歩くことにする。
ところがいくら歩いても蝶の姿を見ない、まだまだ発生数は少ないようだ。
ようやく日当たりの良い場所でモンシロチョウを見つける。
なんだか貧弱なタンポポで吸蜜しているなと思いながら撮影するが、後で写真を見てみると子供か何かがいたずらして花をむしったようだ。
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♀のようで、花から花に小飛しては吸蜜するので、その瞬間を撮影。
背景が離れていたので、それなりに良い感じで撮影することが出来た。
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その後再度ミヤマセセリのポイントに行き1時間ほど待ってみるが、姿を現さないので今日の観察は切り上げて帰ることにする。
帰りがけに先日の幼虫の様子を見に行くと、1頭だけが枝を上に向かって歩いていた。
この写真を見れば確かにゴマダラチョウの幼虫だ。
他の幼虫は姿を見かけなかったので、また根本の枯れ葉の間にでも戻ってしまったのだろうか。
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by dandara2 | 2011-03-28 18:31 | 初見日 | Comments(16)
2011年 03月 23日

小畦川便り(ルリタテハ、ベニシジミ産卵:2011/3/20)

アカボシゴマダラの幼虫を見つけた日は、この幼虫以外にはルリタテハを撮影しただけだった。
天気も午後から雨が降るという予報で、ミヤマセセリの出現を待ちながら、曇ってきては車に戻りかけ、途中で日が射し始めてはまたポイントに戻るという感じだった。
雑木林の中を歩いていたら、足元から飛び立ったのがルリタテハ。
少しの距離を飛んで、朽ちかけた倒木の近くで翅を広げた。♀だろうか。
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リコーGR-DⅢ

ルリタテハもキタテハ同様、木の幹や枯れ葉の上で翅を広げているか、樹液で吸汁している写真ばかりで、産卵シーンはずっと昔に1回撮影しただけだし、配偶行動はまだ何も撮影できていない。
キタテハ同様越冬後に交尾するようだけど、そんなシーンを撮影するチャンスはあるだろうか。
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ニコンD300s VRマイクロ105

この個体をしばらく眺めていたけど、何も変わった動きはなくてこちらが根負けしてしまった。
あきらめて止まっているところを脅かして飛翔写真を撮影する。
脅かして飛び立ったところを撮影すると、あまり良い写真が撮れないケースが多いのだけどついつい待てずに飛び立たせてしまう。
この時も撮影してはモニターで確認してガックリと言うことを繰り返していたら、ルリタテハも嫌気がさしたのか自発的に飛び立ってくれたので、やっとそれなりの写真が撮れた。
パスト連写は簡単なようで難しい。
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カシオ exilim FH-100

車に戻りかけたら、別の個体が路上に止まっていたので、こちらは望遠ズームで撮影。
望遠ズームで撮影してもなかなか満足いく写真は撮れないけど、シーズンインを前にどの程度に写るのかの再確認。
満足のいく写真は少ないけど、AFをあまり信用しなければ何とかなるようだ。
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ニコンD300s タムロン70-300(300)

自宅に帰って、車をおいて川原に出る。
そろそろ人の少ない方の川原でも何か撮影できないかと、自宅前の川原に降りる。
今までは300m位離れた場所での観察だったけど、散歩の人が多くて落ち着かない。
自宅前の川原は土手から水がしみ出したりして、散策の人はほとんどいないので落ち着いて撮影できるけど、西向きの斜面なのであまり早くに発生はしない。
この日はベニシジミが一頭いただけだった。
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ニコンD300s VRマイクロ105

♀のようで、食草のギシギシの周囲を飛び回っていたので撮影。
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ニコンD300 シグマ17-70(17)

そのうち潜り込んで茎の部分に産卵を始めた。
きちんと撮影できなかったのは残念だけど、久しぶりの産卵シーンだったのでファインダーに捉えた時はうれしかった。
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ニコンD300s VRマイクロ105

by dandara2 | 2011-03-23 21:02 | 産卵 | Comments(18)
2011年 03月 21日

アカボシゴマダラ幼虫(2011/3/20)

3月20日は車で10分ほどの場所に食料品などを買いに行く。
家内は手に入りにくくなっている納豆や牛乳を買うことが出来て喜んでいた。
その近くの公園にミヤマセセリが出ていないかと探しに行ってみるが、まだ発生していないようだった。
ここでの観察を終えて車のところに帰りかけるとエノキの幼木があり、何気なく見ると幼虫がかなりのスピードで木の幹を下っている。
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アカボシゴマダラの幼虫と言うことでとりあえず撮影して、どこまで行くのかなと気にしながらその木を見ていたら何頭かの幼虫が見つかった。

アカボシゴマダラの越冬後の幼虫については初めての観察で、わからない点がいくつかあり、諸兄のご意見を聞いておきたいと思う。

まずこのエノキの状況だけど、写真でもわかる通り大きさは私の背丈位。
林縁の開けた場所にあり、カメラを向けているところに一頭、その下の枝分かれした部分に3頭、合計4頭の幼虫を見つけることが出来た。
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幼虫1

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幼虫2

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幼虫3

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幼虫4
この幼虫4は幹を下っていた幼虫が落ち着いたもので、地上から30cm位の高さだった。

アカボシゴマダラの幼虫と、他のゴマダラチョウ、オオムラサキなどの区別点として背中の鰭状突起の数がアカボシ・オオムラサキでは4対、ゴマダラでは3対であること、尾端の枝分かれした部分が、オオムラサキやゴマダラではやや開いているけど、アカボシゴマダラではくっついていると言うことが言われていると思う。
ところがここで観察した幼虫は、すべてが背中の突起は3対。
尾端の形状は1,2の幼虫は揃っているけど、3,4の幼虫はやや離れ気味になっている。
最初にも書いたように、アカボシゴマダラの越冬後の幼虫は観察したことがないので、この尾端の形状はこの位の変異はあるものなのだろうか。
背中の突起は変異があることは承知しているけど、ここまではっきりと違っているものなのだろうか。
何も知識がなければ、産卵木がやけに小さいなとは思っても、この幼虫(特に3,4)はゴマダラチョウの幼虫と判断して疑わないと思う。
まさか、アカボシとゴマダラの幼虫が混ざっているとは考えにくいけど・・。
静止状態と活動状態では尾端の様子は違うのかなとも思ったりしているけど、ちょっと気になります。
このまま観察を続ければいずれはわかってくるとは思うけど、それまでこの幼虫たちがすべて無事でいるとは限らないし、アカボシゴマダラの幼虫について詳しい諸兄のご意見をお聞かせいただけると幸いです。

by dandara2 | 2011-03-21 19:48 | Comments(18)
2011年 03月 18日

小畦川便り(計画停電:2011/3/14)

14日は首都圏を5つのブロックに分けて順次停電する計画停電で都内の交通が大混乱。
結果的にこの日は停電はしなかったけど、私の職場は14.15日と自宅待機になった。
16日はいつもより早めの6時10分位に駅に行ったら電車が止まっていて、職場に行けなかった。行っても帰りは22:30分位まで電車は動いていなかったら大変だったろう。
17日は計画停電前の5時15分に駅について、ようやく電車に乗れて職場に着くことが出来た。
スーパーに行っても、陳列棚はがらがらだし、ガソリンはないし(自分の車は最寄り駅への往復だけなら2週間位は大丈夫だけど)、原発も現時点でもどうなるか不安だし、被災地には物資が不足するしで、本当に大変なことになってしまった。

14日は天気もまあまあだったので、また自宅前の川原を散策。
前日に交尾はそれなりの写真が撮れていたので、この日は交尾拒否のシーンをきちんと撮っておきたいなと思ったし、飛翔も再度チャレンジしなくちゃ、それにベニシジミ♂のちゃんとした写真が撮りたいなと思いながらぶらぶら歩く。
キタテハの飛翔の方は、川原に降りてすぐに絡んだペアを撮影したら、片一方しか写っていなかった。
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ニコンD300 シグマ17-70(24)

単独で飛んでいる個体は、何度かチャレンジするがスピードが速くカメラが追いつかない。
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ニコンD300 シグマ17-70(24)

目の前で絡んだペアが対岸まで飛んでいって川原に降りた。
見るとその場所で動かなくなったので、もしかしたらまた交尾しているのかと思い、大急ぎで対岸まで移動してその場所まで見に行く。
そしたらぱっと飛び立って近くに降りた。交尾ではなくて交尾拒否だったようだ。
♀は♂に対して体を直角にして、♂の尾端が触れないようにしている。
f0031682_21395510.jpg
ニコンD300s VRマイクロ105

♂はじれて♀を押しつけるが、この態勢ではどうにもならない。
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リコーGR-DⅢ

そのうちぱっと飛び立って、また路上で同じ体制をとっている。
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ニコンD300s VRマイクロ105

土手ではようやくタンポポの黄色い花が目立つようになってきた。
ここのタンポポは西洋タンポポではなく、日本在来のカントウタンポポ。
そのタンポポにキタテハが来ていた。
f0031682_2141429.jpg
リコーGR-DⅢ

まるで雛壇のように咲いた花の一番上でキタテハが吸蜜している。
色気のないキタテハも、今年の春は私のカメラの中ではいろいろと主役を演じてくれた。
他の蝶に気が向く前に一通りの生態が撮影できてよかった。
f0031682_21413575.jpg
ニコンD300s VRマイクロ105

キタテハの飛翔を撮影しいてたら家内が手招きをしている。
行ってみるとベニシジミの♀がオオイヌノフグリの前に止まっていた。
吸蜜はしていないけど、良い雰囲気の写真が撮れた。
f0031682_21415785.jpg
ニコンD300s VRマイクロ105

その後この個体は吸蜜を始めた。
撮影しているときにフォーカスポイントを思いっきり左にしていたのをすっかり忘れて、撮影した写真を確認するときにポイントがずれているのに気がついた。
トリミングで少し修正したけど、これくらい画面を空けるのもたまにはありかなという感じにはなった。
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ニコンD300s VRマイクロ105

その後♂がテリ張りしているのを見つけた。今年は春型の雄をきちんと撮影するという課題があるのだけど、この個体は残念ながら擦れていた。
f0031682_21424591.jpg
ニコンD300s VRマイクロ105

キタテハが近付くと果敢にスクランブルをかけていたから翅もすぐに傷ついてしまうのだろう。
新鮮な♂をとるのはいい加減には出来そうもないなと感じた。

by dandara2 | 2011-03-18 21:47 | Comments(14)
2011年 03月 15日

小畦川便り(キタテハ交尾:2011/3/13)

地震関係は、今は福島第一原発の2号機の圧力容器で爆発音がしたとのニュースで持ちきり。深刻なことにならなければいいけど、1.3号機の水素爆発とは原因が違うようで心配だ。

3月13日の日曜日は穏やかな天気で気温も高かった。
朝から地震関連のニュースを見ていたけど、昼頃に例によって自宅前の川原を散策、家の用事をしていて遅れて出てきた家内と近くのスーパーに買い物に行く。
気温が高いので、今までチョウの姿を見かけなかったような場所でもキタテハの姿を見かける。
この川原では、この時期見られる蝶はキタテハ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ位。
それでも自宅からすぐなのでこんな時には強い味方だし、キタテハにしても越冬後の写真は枯れ草に止まっているところ位しか撮っていないので、もう少し真剣に各種の生態を撮影したいとも思った。
他の本格的な春のチョウが出始めて遠征が始まれば、もう見向きもしなくなってしまう。
また、ベニシジミはまだ未確認だけどそろそろ発生している頃だ。今日はその確認もしたいと思う。

歩き始めるとすぐにキタテハが飛んでいるが、いつものテリ張りの時の飛び方と少し違う。
草の間に止まったので近づいてみると、オオイヌノフグリで吸蜜していた。
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先日はキタテハの単独飛翔がうまく撮れなかったので、今日は出来ればそれも撮影したい。
所々で2頭がスクランブルをしている。
そのうちの一組が空中で分かれずに地面に降りた。
これは片方は♀で、交尾拒否でもしているかなと近づくと、2頭が平行して並んでいる。
もしかして交尾に至るかも知れないと、大急ぎでカメラをかまえて見ていると、オスが尾端を曲げ始める。
後でモニターで拡大して見てみると、♂の腹部先端のバルバを広げている様子が写っていた。(クリックで拡大するとわかります)
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ニコンD300s VRマイクロ105

そして交尾が成立したようだ。
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ただ、この場所は草の中で、良く写真が撮れないので、交尾が確実に成立したのを見極めた後草をどけようとすると、交尾したまま飛び立って近くの枯れ草に止まった。
今度は姿がはっきりと見えるので喜んで撮影。上にいるのが♀のようだ。
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ニコンD300s VRマイクロ105

交尾飛翔形式を撮影したいと、このペアには申し訳ないけど無理矢理飛ばせてみることにする。
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ニコンD300 シグマ17-70(24)
 
斑紋の特徴からすると、飛んでいるのが♀のようだ。
交尾飛翔形式は図鑑通り←♀+♂だった。
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ニコンD300 シグマ17-70(24) 

地面に止まったところを広角でも撮影。
左が♀、右が♂。♀は褐色で♂は黄色っぽく、雲状斑がはっきりして雌雄の違いが良くわかる。
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リコーGR-DⅢ

こちらはオオイヌノフグリに静止したところ。
地味なキタテハが春の装いをした。
晴天なのでコントラストがきつくて苦労したけど、こんな写真は二度と撮れないだろう。
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ニコンD300s VRマイクロ105

単独個体の飛翔にも挑戦するが、こちらはやはり難しい。
それでも何枚かはピントがまあまあの写真が撮れたけど、背景が茶色なのでこれといった出来のものはなかった。
再度チャンスがあれば挑戦しよう。
f0031682_9135115.jpg
ニコンD300 シグマ17-70(24) 

一通りキタテハの撮影をした後、ベニシジミはまだ出ていないのかなと探してみたら、1頭だけ♀を見つけることが出来た。
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ニコンD300s VRマイクロ105

これでこの時期の役者はすべて出そろったことになり、春が確実に来ていることがわかってうれしい。
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リコーGR-DⅢ

モンキとモンシロはそれぞれ1個体を確認したのみだった。
モンキは今年は数が非常に少ないけど何が原因だろうか。
草刈りの時期が影響したのではないかと思うけどどうなんだろう。

by dandara2 | 2011-03-15 09:26 | 交尾 | Comments(16)
2011年 03月 12日

小畦川便り(東北関東大震災:2011/3/11)

3月11日の金曜日は大きな地震がありましたが、皆さんのところはいかがだったでしょうか。
この時期、授業や定期試験も終わり、生徒は登校せず試験の後処理のみで基本は13時退勤。
ただ、実際には色々あってこの時間通りに帰れることはなかなかないのですが、たまたまこの日は予定されていた会議がキャンセル。
13時に退勤できて14時過ぎに帰宅することが出来ました。
風邪が治らないので外に出る気も起こらず、自宅でお茶を飲んでいるとぐらぐらと大きな揺れ、しばらく様子を見て自分の部屋にはいると普段から散らかっていたところがさらに散らかっていました。
ただ、幸いなことに他の部屋は何ともなかったので、あとはひたすらニュースを見ていました。
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勤め先の学校では、クラブ活動をしていた200人位の中・高生が電車が止まったため帰宅できず学校に宿泊したとのこと。
今日、12日の土曜日は附属中学の卒業式だったのですが延期になり、我々教員は午前中は自宅待機との連絡。
今後の指示を生徒に連絡したりして午前中を過ごし、昼頃から1時間程度自宅前の川原を歩きました。
皆さんテレビにかじりついているのか、土曜日にしては川原も静かでした。
キタテハが目につくけど、他のチョウはまったく見られない。
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仕方ないのでキタテハをテーマに少し写真の練習をすることにする。
まず撮りたいのは飛翔。
基本的にテリ張りをして動くものには敏感なので、飛んでいるところにカメラをかまえて近づいても、すぐにコースを変えられて、撮影はモンキチョウに比べると数段難易度が高い。
でも練習には丁度良いとチャレンジするけど、単独個体がテリ張りをしている場合の飛翔は、そんなわけできっちりピントのあった写真が撮れなかった。
唯一、2頭がスクランブルをしている時は、相手に夢中でこちらの動きに対しては回避行動をとらないので何とか撮影することが出来た。
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ただこれも、テリ張りしている個体が目の前でスクランブルで飛び立つチャンスは滅多にないし、そんなチャンスがあっても撮影可能な範囲にいるのはコンマ何秒で、すぐに上に上がって別れてしまうので、撮影のチャンスに恵まれたのは1回だけだった。
それでも何とかピントのあった写真がとれて、今日の課題をこなすことが出来た。
もう一つのテーマは広角の撮影法の工夫。
どうも納得のいく写真が撮れないので、今日は広角と言うことを意識するのではなくて、臨場感と言うことを頭に置いて撮影することにした。
そしたら、少しは納得のいく写真が撮れたような気がする。
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川原を歩いていたら、前の方を白い蝶が飛んでいる。
飛び方からモンシロチョウのようだ。
前に見かけた羽化に失敗した個体がまだ生き残っていたのかと思って近づくとどうもそうではないようだ。
ただ、なかなか止まらず、止まってもすぐに飛び立って写真が撮れない。
うっかりしていると証拠写真を取り損なうので、とりあえず飛んでいるところを撮影。
土手の斜面は下から見上げることが出来るので、モンシロチョウクラスだと飛んでいるところも撮影はしやすい。
キタテハの難易度を10とすれば、モンシロは1位かな。モンキは3位ですね。
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しつこく後を追い掛けていると、飛びつかれたのかようやく静止。
やはり先日の個体とは違っていた。
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こちらも広角での撮影を行う。
臨場感(要するに近づくことだけど)が少しは出ただろうか。
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帰りかけると少し離れたところにヒメアカタテハが止まっていた。
撮影しようとしたら逃げられてしまったけど、新鮮な個体だったように思う。

地震の方は、夕方から福島原発の爆発事故の件などで持ちきりだったけど、何とか最悪の事態は免れたようだ。
津波で各地が大変な被害で、余震も頻発しているし、市民の半分以上の1万人と連絡が取れないなどというニュースも今聞いた。
どこかに非難していて無事だと良いけど。
新潟・長野でも地震があって被害も出たようだし、大変な事態になってしまった。

by dandara2 | 2011-03-12 22:48 | 飛翔 | Comments(28)
2011年 03月 09日

小畔川便り(モンキ♀:2011/3/8)

3月8日の火曜日は勤めは休み。
天気予報では晴天のはずが、曇りがちのすっきりしない天気。
それでも時間に制約されずにフィールドに出られるのは気持ちが良い。
今日は前回よりはちょっとは個体数が増えているかな、ベニシジミあたりにもお目にかかれるかなと期待が膨らむ。
最初に目に付いたのはキタテハ、ちょっとテンション下がるが馬鹿にしないで撮影をと近づくが、すぐに飛び立って撮らせてくれない。
ぼろ屑が引っかかったような写真になってしまった。
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カシオ EX-FH100

すこし歩いていると、土手の上から白っぽい蝶が降りてくる。モンシロかと思ったらモンキの♀だった。
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ニコン D300s 105VR

とりあえず撮影して様子を見ていると、そう遠くまで飛ぶ気配がないので、近づいたところで飛翔を撮影する。
デジイチでの飛翔撮影は今シーズン初めてになる。
私の飛翔撮影法は追いかけ型ではなくて待ち伏せ型。
蝶のコースを読んで飛んでくるところで待機・・・と書くと格好良いけど、要するに人前でどたばた追っかけて注目を集めたくないと言う消極的理由。
草も踏み散らさなくて良いと一人納得している。
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ニコンD300 シグマ17-70

なかなかこれといった手ごたえがなく、全部はずしたかなと思って自宅で見てみると少しはちゃんと撮れているものがあった。
コンデジの飛翔に比べればやはり全然存在感が違う。
歩留まりは悪いけど、やはりこちらがメインかな。
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ニコンD300 シグマ17-70

今回は、シーズンインに備えて各カメラの撮影も一通りしてみたけど、リコーのカメラの広角写真はこんなもんかなという程度。
やっぱりセンスなさそう。
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リコー GR-D3

結局この日は、キタテハ3頭、モンキ1頭だけでまだまだ春と言う感じはしなかった。

by dandara2 | 2011-03-09 14:52 | 飛翔 | Comments(8)
2011年 03月 06日

小畔川便り(モンシロ初見:2011/3/5)

ここ数日風邪気味で体調が悪い。
昨日の土曜日は勤めを休むが、今日は休日出勤。少々つらいが休めない (ーー;)
昨日の昼ごろにちょっとだけ自宅前を散策。
思ったほどには蝶が飛んでいない。
それでもキタテハは先週よりは数が多く、全部で5、6頭は見かけただろうか。
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何でも良いから飛んでいる蝶を見るとほっとする。
日当たりの良い場所で日光浴をしながら、他の個体が来ると元気にスクランブルをかけていた。
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キタテハを撮影していたら、モンシロチョウが弱々しく飛んできた。
敏感でなかなか近づけなかったけど、ようやく撮影してみると、左前翅が羽化不全。
さらに後翅にはビークマークと今年の新成虫にしては気の毒なような姿だった。
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モンキチョウも姿を現すが、きょうも2頭と数は少なかった。
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この個体は斑紋の特徴から先週撮影したものと同一個体と思われる。
先週は寒かったから新しく羽化した個体はほとんどいないようだ。
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by dandara2 | 2011-03-06 11:13 | 初見日 | Comments(25)