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2010年 08月 31日

九州遠征(タイワンツバメシジミ:2010/8/29)

8月28日の夏期講習が終わってからそのまま飛行機に乗って長崎に…
タイワンツバメシジミ(以下ワンツ)とクロツバメシジミ(以下クロツ)の撮影に行って来ました。
28日はホテルの夕食終了ぎりぎりの時間に到着となってあわただしかったけど、29日は朝からゆっくりと撮影地に向かう。
ワンツは初めての撮影になるけど、まずその撮影地の風景のすばらしさが心に残った。(場所がわかるのでのせられないのが残念)
こんな所で撮影三昧できたらどんなに素晴らしいだろうと思った。(実際は日陰がないのですぐにダウン)
ポイントに着くとすぐに♂が出迎えてくれた。
ツバメシジミとどれだけ違うんじゃい…と思っていたけど、実物は後翅肛角のオレンジ紋がとってもおしゃれで、一目でツバメシジミと区別が付いた。
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いつもならちょうど良い時期のようだけど、今年は発生が遅いのか♂ばかりで♀は見ることが出来なかった。
それは少し残念だったけど、♂も十分魅力的で、ダンドボロギクで吸蜜してくれた。
他の花も少し咲いていたけど、吸蜜していたのは気がついた範囲ではこの花だけだった。
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(家内撮影)

ただ、撮影を切り上げる寸前に家内が萩に来ているシーンを撮影していた。
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(家内撮影)

ある程度撮影も出来たので、例によって飛翔にもチャレンジ。
今回はD300による写真が使い物になる感じだった。
林縁のススキなどの草の間をせわしなく飛ぶので背景がうるさくなりがちだけど、飛翔そのものの速度はそれほど速くはなく、何とか追い切れる感じだった。こちらは裏面。
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こちらは表面が写ったもの。飛翔はそれほど速くはないと言ったけど、1/2000ではぶれている。
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カシオのFH100でも撮影したけど、小さなシジミが草の間から飛び立つシーンはなかなか難しい。
海背景の写真を狙ったけど、写ったのは草の海だった。
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翌30日は観光でもして帰るつもりだったけど、ワンツの♀が撮れていないのと、海クロツの翅表が撮れていなかったので、再度ポイントへ。
海クロツの方は新鮮ではないものの何とか撮れたけど、ワンツの♀にはやっぱりお目にかかれませんでした。
おまけに、着いたらすぐにかなりの降雨、雷まで鳴る始末。
先日のカメラを濡らした時の想い出がよみがえったけど、その時に購入したポンチョを着て歩いてみたら、新鮮な♂がチラチラと飛び出した。
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ポンチョはカメラが濡れなくて良いけど、中は結構蒸れるのと、体が大きく見えるのか、蝶には近づきにくいかなと思った。
♀がいなかったのは残念だけど、素晴らしい場所なので再度来るための理由が出来たかなと満足した。

今回はある方に大変お世話になったけど、絶滅寸前の蝶でもあるし、お名前は伏せさせていただくことにしました。

by dandara2 | 2010-08-31 17:06 | 飛翔 | Comments(28)
2010年 08月 26日

キリシマミドリ(3度目の挑戦:2010/8/22)

8月22日は虫林さんとキリシマミドリ♀狙いで出掛ける。
キリシマは今年からチャレンジを始めたけど、最初のチャレンジの7/24はフライングで姿を見かけなかった。
2度目は家族旅行の最終日の8/7に息子達を最寄りの駅まで送った後出掛けてみたけど、時間が遅かったのか姿は見えず、♀を叩き出したものの撮影できなかった。
今度が3回目の挑戦になる。
自宅を午前3時に出て虫林さんと合流しキリシマミドリのポイントへ。
程なく何頭かのキリシマが現れるが、遠くを飛び去るだけだった。
それでも、キリシマの姿を目にすることが出来て、自分がその現場に立っているんだなと感激をした。
そのうち一頭の個体が頭上をチラチラと飛んで止まった。
望遠で眺めるとどうも♀のようだ。距離は7m位だろうか。
体の大半は葉の影になってしまっているけど、とにかくシャッターを押す。
ヤッターこれでキリシマゲット。
ただ、後で見ると設定をシャッタースピード優先で1/2000に設定してあり、露出アンダーでノイズ出まくり。
レタッチして何とか証拠写真程度には収まった。
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その後移動して林道のアカガシを(虫林さんが)叩きながら歩くと1頭の♂が飛び出した。
それを追いかけて走ると、7m位先のヒノキの枝先に止まって、先に追いついた虫林さんが呼んでいる。
擦れてはいるけどこの時期だから仕方ないだろう。
後翅が破れて、その隙間から翅表のグリーンが少し見えている。
これで一応♂、♀が撮影できたことになる。
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虫林さんによれば、これだけ近くで撮影できることは滅多にないという。
虫林さんと喜びながらさらに探して歩くがこれ以上の成果はなかった。

最初に♀を撮影した場所に戻ると、♂が青い羽根をきらめかせながら飛び去っていった。
残りの時間をここで粘ることにするが、なかなか姿を見せず虫林さんは周囲の様子を見に行かれる。
ふと見ると、チラチラと1頭が飛んで12~13m位離れた枝先に止まる。
距離が離れていてよく見えないけど、念のためにレンズで確認すると♀だ。
それも葉先に止まってほぼ全身が見える。
この距離では豆粒のようだけど、慎重に撮影して後でトリミングすれば少しは使えるかも知れない。
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そのうち、♀が移動して少し下の枝の間に止まった。
良くは見えないが、どうも産卵しているようだ。
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虫林さんを呼ぼうと携帯をとりだしていると虫林さんが戻ってきた。
産卵していると話をして指さすが、なにしろ遠く離れているので、指さしても良くわからない。
そのうちにぱっと飛びあがって別の枝に移動してしまい、その位置からは見えなくなってしまった。

♂の写真もそうだけど、写真をモニターで確認すると一応写ってはいるが像が甘い。
ぶれてはいないようなので、このレンズ(ニコン70-300)の性能の限界だろうか。
せっかくのチャンスを甘い像しか撮れなくて不満が残るけど、それでも念願のキリシマミドリ、しかも♀が撮れて良かった。
虫林さんありがとうございました。

by dandara2 | 2010-08-26 14:53 | 産卵 | Comments(20)
2010年 08月 23日

晩夏の高原で(ベニヒカゲ他:2010/8/16)

16日の高原では、キベリタテハ以外にベニヒカゲも撮影しようと思っていた。
4.5年前にはたくさんのベニヒカゲがいたけど、ここ何年かはその数が減ってしまっている。

それでもそこそこの数はいて、アザミで吸蜜するもの
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ツリガネニンジンで吸蜜するもの
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(家内撮影)

アキノキリンソウで吸蜜するものなどがいた。
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どちらかというと、赤紫系の花を好むようで、フウロの花(細かな種名はわからない)でも吸蜜するが、吸蜜時間が短く、なかなかうまく撮影できなかった。
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また、ここには例年だとたくさんのアサギマダラがいるのだけど、今年は数が少ないように思った。
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ヒメキマダラセセリはたくさんいて、例によってなかなかカメラを向けなかった。
この写真は家内のものだけど結構お気に入りだ。
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(家内撮影)

丈の高いヨツバヒヨドリなどで吸蜜するので、背景と少し距離がとれるので飛翔写真も背景があまりうるさくなく撮れた。
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ここでの撮影を終えたあとは、ムモンアカの撮影に行く。
ポイントに着くと、すぐに何頭もが追飛をしているのが見える。
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ただ、活発に飛んでいて止まらないので、撮影しやすい交尾個体を捜すことにする。
最初に見つけたのは交尾個体ではなくて、クモの巣にかかった個体だった。
すでに毒が回っているのか、動かなくなっていたが、10分ほどして見に来た時には糸を巻かれて別の所に移動されていた。
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ようやく交尾個体が見つかるが、止まっている位置が悪く葉の影に一部が隠れてしまっている。
このペアは葉を揺すって見ると交尾が取れて♂は飛び去ってしまった。
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(家内撮影)

その後もう一組のペアを見つけてようやく落ち着いて撮影することが出来た。
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ただ足場が悪く家内は撮影をあきらめて別の個体を探しに行ったら、♀に♂が絡み、それを見つけた♂が次から次とやってきて、ちょっとした騒ぎになったところを撮影していた。
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(家内撮影)

by dandara2 | 2010-08-23 23:38 | 交尾 | Comments(14)
2010年 08月 20日

晩夏の高原で(タテハ編:2010/8/16)

8月16日はお盆休みの最終日だけど、月曜日で高速道路の割引が適用されないので混雑も多少はよいかなと思い、そろそろ数も増えてきたタテハ狙いで信州の高原に出掛けてみる。
メインはもちろんキベリタテハ。
ポイントについて歩き始めるとすぐに複数のキベリが出迎えてくれた。
ただ、朝なのに気温が高いせいか落ち着かず、近づくとすぐに飛び立って写真が撮れない。
そのうち、みんなどこかに飛んでいってしまった。
周囲を少し歩き回ってみるが、今度は影も形もない。
別の場所に転戦しようと思ったけど、念のために最初にたくさん見かけた場所に戻ってみると、家のベランダに止まっているのを見つける。
驚かせないように慎重に近づいて、とりあえず何枚か撮影。
そのうちゆっくり翅を開いてくれたので連写。
少し高い位置なので、上から見下ろすことが出来ず、この角度からが精一杯。
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それでもかなりの枚数を撮影できたので、気持ちにゆとりが出来、近くのベニヒカゲの撮影ポイントに歩いていくことにする。
ベニヒカゲも敏感でなかなかうまく撮影できずにいると、少し先のマツムシソウにヒョウモンがいくつも吸蜜にきている。
そっと近づくとひとつの花には鮮やかな色合いの蝶が吸蜜している。
アレッと思ってよく見るとエルタテハだった。
エルタテハの吸蜜は過去に一度撮影したことがあるけどめったに見かけない。
それもこんなに絵になるシーンは見たことない。
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白い紋がハッとするほどきれいな♂で、家内も呼んで夢中で撮影する。
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(家内撮影)

裏面の白い帯がはっきりしているので♂のようだ。
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そのうちヒョウモンチョウが近くに飛んでくると、それに驚いたのか翅を閉じてしまった。
一度閉じると何が気に入らないのか二度と翅を開かなかった。
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クジャク蝶も吸蜜に来ていたけど、いつもなら簡単に翅を全開するのに、この日は一度も全開することはなかった。
気温の関係だろうか。
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仕方ないので、無理矢理飛ばしてみるけど、クジャクチョウがすぐ近くに飛んできてもエルタテハはびくともせずに吸蜜を続けていた。
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近くのマツムシソウにはヒョウモンチョウが群れていたけど、さすがにこの時期はくたびれた個体が多かった。
ただ、いつもだと産卵する個体も見かけるけど、この日はそう言った個体はまだ見かけなかった。
少し早かったのかもしれない。
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戻りかけると、途中足元でぱっとクロヒカゲが飛び出した。
見ると、クロヒカゲに混じってキベリタテハが吸汁している。
新鮮な個体で、縁の黄色が濃くて鮮やかだ。
最初のうちは曇りで、翅の小豆色がなかなかうまく色が出なかったけど、少し明るくなった時にはうまく色が出てくれた。
ブルーの点列もきれいに出てようやくここまで来た甲斐があったような写真が撮れた。
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その後こちらに向かって滑空してきたのでとっさに撮影する。
こんな時にすぐ対応できるのもデジイチのレスポンスの良さだろう。
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またここにはシータテハも吸汁していたが、キベリタテハを撮るのに忙しく家内に撮影を任せたが、結構きちんと撮影してくれた。
ほんとはハエがいない方が良かったのだけれど、それは無理というものか・・
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(家内撮影)

by dandara2 | 2010-08-20 00:14 | 吸蜜 | Comments(14)
2010年 08月 15日

狭山丘陵のホソオチョウとアカボシゴマダラ(2010/8/14)

8月14日はピント位置を調整したD300sと70-300のズームの確認、飛翔用に戻したD300の使い勝手などをみに、ちょっとだけ足を伸ばして狭山丘陵にホソオチョウとアカボシゴマダラを見に行く。
ここなら渋滞は関係ないので安心だ。
車をおこうとしたら、家内がアサギマダラが飛んでいると言う。
アカボシゴマダラも飛んでいる時はアサギマダラみたいに見えるよと言いながら車を降りて確認するとアカボシゴマダラだった。
♀の個体で近くのエノキにからんでいる。産卵するようだ。
じっと見守っていると、葉の間に止まって尾端をこすりつけているようだけど、位置が悪くて確認は出来ない。
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ニコンD300s ニコン70-300

ひらひらと飛び立って結構大きなエノキの茂みの間に入っていって産卵行動をしている。
こちらも位置が悪くてうまく写真が撮れない。
アカボシゴマダラと言うと幼木に産卵するというイメージがあったのだけど、この時は高さ3m位の位置に産卵していた。
木の大きさとしては10m位はあるだろうか、結構大きな木だ。
そのうち尾端を曲げたまま枝づたいに移動を始めた。
幹に尾端をこすりつけているので、幹にも産卵するのかと思ってみていたけど、産卵はしなかったようだ。
途中でふっと飛び立って葉の先で翅を広げて休んでいたが、やがて高さ10m位の樹冠の方に飛び去っていった。
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(家内撮影)ニコンD90 シグマ70-300

ふと見るともう一頭の♀が同じようにエノキの葉の茂みに潜り込んでいったので見ていると、こちらも暗い茂みの間でエノキの葉にちょんちょんとさわりながら飛んでいるが、やがてまた幹に止まった。
そして、先ほどの個体と同じように尾端を曲げて幹にこすりつけながら移動を始めた。
少し瘤のようになったところでしばらく静止したりしているので、あるいは産卵しているのかも知れないが、暗いのと遠いので確認は出来なかった。
この個体も葉の所までは行かずに飛び立った。
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ニコンD300s ニコン70-300

荷物を取りに行っていた家内が戻ってきて、ホソオチョウが吸水しているという。
アカボシゴマダラは飛び去ってしまったのでそちらの様子を見に行った。
家内が撮影した写真を見ると尾端に水滴がついている。
ポンピングでもしていたのかと思って撮影した一連の写真を見てみるが、かなり長いこと水滴はつきっぱなしになっているようだ。
尾部も変な具合に持ち上がっているし、もしかしたら水滴がうまく排出できなくて尾部を持ち上げていたのかも知れない。
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(家内撮影)ニコンD90 シグマ70-300


私が見に行った時にはすでにこんな格好はしていなかったが、2頭の♂が吸水していた。
そのうちもう一頭が飛んできて吸水している個体の近くに降り立った。そんなに強い集合性があるようには見えなかったが、この時は3頭の吸水集団になった。
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ニコンD300s ニコン70-300

この日はたくさんの♂が飛んでいるので、飛翔用に設定し直したニコンD300とコンデジのカシオFH100とで撮り比べてみる。
この日はニコンの方が出来が良かった。
背景が適度にぼける分、蝶が浮き上がってきれいに見える。
それにしっかりもてるので、蝶の方にカメラを向けやすかった。
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ニコンD300 シグマ17-70

コンデジは手の先でカメラを持つ感じになるので、位置が安定せず、傾いていたり蝶がきちんと画面に収まらないことが多かった。
また、背景がうるさくて、蝶が埋没した感じになってしまう。
やはり飛び立つ瞬間を狙うのが正解なのかも知れない。
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カシオFH100

でもどうして迫力のある写真が撮れると、背景に家内がからんでくるんだろう。
あるいは人間がいるから迫力が出るのかな。
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ニコンD300 シグマ17-70

♂は新鮮なので、修理から上がってきたD300sできちんと静止画も撮影してみる。特に不具合はないようだ。
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ニコンD300s ニコンマイクロ105

コンデジでも同じ個体を撮影。
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カシオFH100
春型のきれいな模様の個体も今度は撮影しておこうと思った。

今日15日はコンデジの飛翔に納得が行かないので自宅前で再度撮影。
ほんとはギンイチモンジセセリがそろそろ出ていないかと思ったのだけどまだのようだ。
飛んでいるところは撮影できなかったけど、わが家を背景に飛び立つところは撮影できた。
背景の処理が難しいけど、やっぱりこの使い方が一番あっているのかも知れない。
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カシオFH100

ピントを調節したD300sと70-300の組み合わせは、拡大してみるとまだシャープさに納得がいかないけれど、微妙なブレとかあったり、マクロの105と比較するのが無理なのかも知れない。
でももう少し調整してみるつもり。

by dandara2 | 2010-08-15 18:31 | 産卵 | Comments(12)
2010年 08月 12日

小畦川便り(2010/8/11)

実は7月上旬、九州から帰ったあと新潟にウラクロ狙いで出掛けたのだけれど、土砂降りの雷雨にあって、何も撮影できない上にメインカメラのD300sを濡らしてしまった。
一応ビニールやタオルでカバーはしていたのだけど、首から2台ぶら下げていたので、1台がかなり濡れてしまった。
ものすごい降りでドアを開けると車内に雨が吹き込むので、濡れたままのカメラを後部座席に放り込んで帰宅した。
家内は助手席で自分のカメラを拭いていたが、私のカメラは防塵・防滴と言うこともあり、家に帰ってからゆっくり手入れすることにした。
そしたら電池室かメモリースロットのあたりから水が入ったようで、動作不良になってしまい、修理に出さざるを得なくなった。
最初は修理期間が2週間と言っていたのに、あちこちに腐食が見つかりその都度部品を取り寄せて修理したとかで、ようやく1ヶ月ぶりに昨日修理から上がってきた。
修理伝票を見ると、内部の基板はほとんど全部交換したようだ。
費用もコンデジが1台買える位かかってしまった。
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7月というと、1年のうちで一番良い時期なのに、メインカメラ不在ではシーズンを棒に振ってしまうので、悩んだ末なけなしの小遣いをはたいてもう1台D300sを購入した。 (;>_<;)
そのおかげで撮影には支障なかったけど、ちょっとの油断で大事になってしまった。
防塵・防滴と言っても細心の注意が必要なことには変わりないみたい。皆さんも雨にはくれぐれも注意してください。
雨具もそれまではゴアテックスの上下に分かれた形式のものを使っていたのだけれど、これだと複数のカメラを雨から防ぐことは出来ないので、虫林さんのアドバイスもありポンチョ形式のものに変えた。
頭からすっぽりかぶるので、カメラもリュックも濡れずにすむ。
そんなこんなで、カメラの役割分担が変わったので、カメラ毎に設定を変えて試し撮りをしてみた。
お盆で高速は混むので遠出はいやだし、台風も心配なので、自宅近くの普通種をじっくり狙ってみることにした。
ツバメシジミが多くて、きれいなブルーの翅表を見せてくれた。
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(家内撮影)

この個体は見た時にアレッと思った。やけに黒い。
ファインダーで見ると異常型のようだ。翅の大きさもやや小さい。
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反対側はまるっきりの正常型。
こちらを最初に見ていたら見過ごしていただろう。
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♂は♀にアタックをかけているけど、♀はその気がなくて、♂がぐっと接近してきたこの写真では♀が脚を♂の頭にかけてあっちへ行けと言うような仕草をしている。
この前の写真では脚は普通に葉の上にあったので、♂が近づいてきたこの時にエイッとばかりけりでも入れたのだろうか。
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家内が撮ったベニシジミのこの写真も、♂の真剣な様子が伝わってきて迫力があると思う。
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(家内撮影)

キタキチョウも盛んに産卵行動を繰り返していた。
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イチモンジセセリもたくさんいたが、訪花する花の色がキチョウやツバメシジミとは明らかに違うのが面白い。
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飛び立つところも撮ってみたが、やっぱり何となく不自然。
D300を飛翔用に戻したので、そちらでもキタキチョウなどの飛翔を撮ってみるが、設定ミスで使える写真は撮れなかった。
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この時期は相手にもしないヤマトシジミだけど、今回はちゃんと目を向けて産卵シーンを撮影してみた。
産卵している時には腹部を深く差し込んで見えなかったので、産卵を終えて腹部を抜きかけたところを狙って撮影してみる。
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台風の影響で小雨が降りはじめたので、カメラを大事に抱えて、急いで車に戻った。
普通種でも色々な生態が撮れたので楽しかった。
家で確認すると、もう1台のD300sの70-300のピントが若干前ピン気味なので、焦点位置をカメラ側で微調整し、その他の設定も幾つか変更してみた。
この週末は高速が混みそうなので、また近場で色々試してみることにする。

by dandara2 | 2010-08-12 19:07 | 異常型 | Comments(16)
2010年 08月 09日

クロシジミの交尾とアリの行動

8月5日~7日は息子夫婦と夏休みを一緒に過ごした。
孫も3歳になったので、富士急ハイランドや富士サファリパークなどで過ごした。
初日は富士急ハイランドで遊ぶというので、遊んでいる間にゴマやクロシジミのポイントに行ってみることにする。
車をおいて歩き始めると、ミヤマカラスアゲハが地面に止まっている。
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近づいても逃げないので、かなりの枚数を撮影した。
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その後ゴマのポイントに行くが、やや早いのか個体数は少なく、撮影できた写真も証拠写真程度になってしまった。
ここもススキなどの背丈が伸びて、ワレモコウの数が少なくなってきたのでいつまで発生が続くだろうか。
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クロシジミを捜して歩いていると、前方で2匹がスクランブルをしている。
そのうちすごいスピードで飛んできたかと思うと近くのススキに止まった。
急いで近づいてみると、交尾が成立していた。
♀はいやがって逃げているように見えたけど、そうでもなかったようだ。
風が強くススキの葉が揺れるので、根本の方を手で押さえながら片手で撮影する。
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そのうちアリが登ってきたと思ったらクロシジミに気がついて調べるような動作をしている。
クロシジミの方は特にいやがる様子もなく、ほとんど無反応だった。
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そのうち♀の体にはい登って調べ始めるが、それでも一見すると無関心な感じだった。
この一番迫力のあるシーンの時には、家内にもアリとの絡みを撮影してもらおうとしていた時なので、あっと思ってもとっさにカメラが出ずにちょっと残念なことをしてしまった。
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(家内撮影)

迎えの時間もあるので、適当なところで切り上げるが、貴重なシーンを撮影できて充分満足できた。

翌日はサファリパーク。楽しい一日を過ごしたようだ。3歳も後半なので、あるいは幾つかは記憶に残るかも知れない。
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7日は息子夫婦を最寄りの駅まで送ったあと、キリシマミドリシジミ狙いで先日のポイントまで行ってみる。
時間がやや遅いのと、暑すぎるのかテリ張りをする♂は見られなかったが、良さそうな場所を叩いてみたら♀が飛び出した。
距離もそれほど遠くなかったので、長竿を置いてカメラをかまえたが、視線を外してしまったのでどこに止まっているかわからなくなってしまった。
確かに葉裏に止まったのは見えたのだが、♀のあの模様は見事な保護色になっているようだ。
動かないのでじっくり捜せばいいのに、初めての♀だったので気が焦ったのか、再度中竿を持ち出したらぱっと飛び出して見えなくなってしまった。
長いこと撮影をしてきたが、この時位悔しい思いをしたことはなかった。
チャンスの神には前髪しかないと言う諺通り、いくら悔やんでも仕方ない。
次回には絶対にものにするとリベンジを誓ってポイントをあとにした。

by dandara2 | 2010-08-09 00:34 | 交尾 | Comments(18)
2010年 08月 03日

久しぶりの上高地2(2010/8/1)

8月1日の日曜日はタカネキマダラセセリとクモマベニヒカゲを撮影しに再度家内と上高地に行って来た。
壊れた車のキーも新しくなったし気分がいい。
壊れたキーは自分で加工して予備のキーにした。
これでもバッグに入れておけばいざという時の役には立つだろう。
でも好い加減な性格丸出しの感じですね。
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登り始めると雪崩のせいだろうか沢筋の木がなぎ倒されてすさまじい様子になっている。
登山路には赤いリボンがつけられていて迷うことはないけど、今年の冬は雪が多かったと聞いていたけどすごいものだなと感心する。
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山の上部には雲がすっぽりかかっていて、雨が降るほどではないが晴天は期待できそうもない。
登るには暑くなくていいのだけれど。
ポイントが近づくと最初に出迎えてくれたのはクモマベニヒカゲ。
ちらちらと、決して早くないけれど飛び続けてなかなか撮影のチャンスがない。
そのうちの1頭がようやくクガイソウに止まったので、まずは翅表を撮影。
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そのうちアザミにも止まったので、翅の裏の模様が良く出るようにやや下からのアングルで撮影。
後で見てみると、家内のこの写真がベストだった。
私はもう少し左から狙ったので、目にはピントが合ったが翅の白い紋がややピントが甘くなってしまった。
私は絞りがf6.3、家内のカメラはf8に設定してあるので、それも関係したかも知れない。
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(家内撮影)

これも家内の写真、裏と表と両方写って豪華な感じになっていた。
目にはピントが来ていないけど、この場合は翅にピントが来ていたほうがいいと思う。
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(家内撮影)

私の写真はいまいち迫力不足で、自分のものだけを見ていればそれなりに納得したけど、ちょっとのアングルの差で写真の出来が大きく左右されるなと反省点が多かった。

ベニヒカゲも顔を見せたけど、吸汁中の2頭のうち、右側の個体の左前翅がめくれ上がったようになっている。羽化不全だろうか。
活動には特に支障はないようだった。
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この写真を撮っている間に家内はクガイソウに来ている写真を撮影していた。
この後は花に来ているシーンは目撃しなかったので、良いチャンスに恵まれたようだ。
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(家内撮影)

さらに登っていくと、「名蝶・希蝶38選」と言う本を出版されている佐伯さんにお会いした。
ちょうどタカネキマダラセセリを撮影されているところで早速仲間に入れていただく。
やや飛び古した個体が多かったけど、複数の固体を観察できた。
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その後佐伯さんは下で撮影されるということでお別れし、我々はその場所で昼食を取りながらもう少し粘ることにする。
ふと見ると、クガイソウに吸蜜に来ている個体がいた。
あわててカメラを構えるが、光線の加減で金色に輝いてきれいだ。
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この個体はその後飛び立つがちらちらと不活発な飛び方だったので、♀、しかも吸蜜モードの個体に違いないと思いそっと後を追うとハクサンフウロにも止まって吸蜜を始める。
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(家内撮影)

ここで粘っていたのは、この花の群落で吸蜜する個体がいるに違いないと思ったからだったけれど、予想が当たってよかった。
その後この個体はホタルブクロにも止まってストローを伸ばしていた。
花の外側だから蜜があるわけではないだろうけど、こういった色に反応をするようだ。
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近くにはアザミも咲いていたけれど、その花にも1個体が吸蜜に来ていたが、近づくと飛んでしまい撮影は出来なかった。
その後比較的新鮮な♂も飛来して縄張り行動を始めた。
時期的に新鮮な♂はちょっと無理かなと思っていたのでかなりうれしい。
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家内はその間にもヒメキマダラヒカゲなどを撮影していた。
ついつい見過ごしてしまいがちなこの蝶も、きちんと撮ればきれいだし、それなりの高原などに来ないと撮影できないのでもっとカメラを向けないといけないなと反省をした。
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(家内撮影)

ある程度撮影も出来、山にかかっている雲が下に折り始めたようなので、雨が来る前に下に降りることにする。
当初の予定では、この後オオイチモンジの♀の様子も見るつもりだったけど、久しぶりの登山で二人とも少々疲れ気味なのでそのまま家まで帰ることにした。

by dandara2 | 2010-08-03 22:00 | 吸蜜 | Comments(14)