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2010年 07月 29日

久しぶりの上高地(2010/7/27)

7月27日は虫林さんと上高地に出かける。
狙いはオオイチモンジの産卵、アサマシジミの本州中部高山帯亜種(以下ヤリガタケシジミ)の撮影。
上高地にはいるのは2006年以来になる。
今までは7月中は夏期講習があったりしてなかなか自由な時間が取れなかった。
いつものオオイチのポイントに着いたけど、適当な吸汁源もなく♂を1頭見かけたのみ。
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ここではコムラサキ
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シータテハをそれぞれ撮影する。
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今年の上高地はすべての蝶が個体数が少ない。
いつもだとうんざりする位いるヤマキマダラヒカゲもほとんど姿を見かけなかった。

まだ8時30分と時間的にも少し早く、もう少し粘れば良い写真を追加できたかも知れないけど、今日の狙いは別の所にあるので先を急ぐことにする。
オオイチのポイントに着く寸前にはツマジロウラジャノメもいて、久しぶりに撮影できた。
この時は♀もいたのだけれど、止まることなく風に吹かれて飛んでいってしまった。
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オオイチの産卵場所と目される場所に着くがまだ時間的には少し早いようだ。
その間ヤリガタケシジミの撮影を行う。
ここのところアサマシジミはあまり撮影したことがないので、最初は飛んでいるとヒメシジミと区別が付かない。
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数的にもヒメシジミの方が多い。
こちらはヒメシジミの♂の翅表。
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こちらは吸蜜中のヒメシジミの♀。軽い斑紋異常がある。
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ようやくヤリガタケシジミとわかる個体が止まって翅を開いた。
低地のアサマシジミよりもブルーの部分が広く、色も青くてきれいだ。
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個体数は少ないが、それでも複数の個体がいて、翅表の輝きも個体差があるようだ。
もちろん、光線の加減も大きいだろうけど、これはかなり青い個体。
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食草のタイツリオウギで吸蜜している♂。
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♀もいて、こちらもタイツリオウギで吸蜜していた。
残念ながら産卵シーンは撮影できなかった。
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飛翔にもチャレンジする。
こちらは300mmで飛びあがるところを連写で狙う。
飛びあがる寸前は動きでわかるので、秒7駒でもうまく撮影できることがある。
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こちらはFH100でのパスト連写。背景とか難しいことを考えなければ比較的簡単だ。
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オオイチモンジの♀はチラッと一度だけ姿を見せたけれど、産卵シーンは撮影できなかった。
あきらめて帰る途中で、カラスアゲハ♀の吸蜜シーンに遭遇。
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飛翔シーンも撮れたけど、日陰だったのでぶれてしまった。
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目的のひとつのオオイチの産卵は撮影できなかったけど、ヤマトシジミでも産卵シーン狙いで出掛けてうまく撮れる保証はないから、ちょっと目標設定が高すぎたような気がする。
そのうちには撮影しよう。
虫林さんには今回も色々お世話になりました。ありがとうございます。
なお、ヤリガタケシジミの撮影場所については、申しわけありませんがお答えできません。

by dandara2 | 2010-07-29 22:24 | 飛翔 | Comments(26)
2010年 07月 25日

キリシマミドリ初挑戦・・敗退、ちょっとしたハプニング

7月24日の土曜日は、banyanさんと一緒にキリシマミドリシジミ狙いで神奈川県へ。
途中大型トラックの事故による大渋滞で、現地で待ち合わせた虫林さんには2時間以上も待たせてしまった。
結果から言うとキリシマミドリシジミにはまだ早かったようで見ることは出来なかった。
そのポイントで撮影できたのはヤマユリに吸蜜に来たヒメキマダラセセリのみ。
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この写真、現地でお会いした相蝶会の方にヒメキマダラセセリと言ってモニターを見せたら、コキマダラセセリだよと言われた。
その時はそうなのかなと思って、ああそうですかと言ったのだけれど、自宅で見直してみてやっぱり以下の点でヒメキマダラセセリのように思える。
①前翅外縁の先端が自然なカーブで下に下がっている。
 コキマダラセセリでは前端部がアカセセリ同様上に上がる。
②前翅裏面燈色班の外側に黒色部がある。
 コキマダラセセリでは、燈色斑の外側は黒くならない。
③翅脈が黒く浮き出ている。
皆さんのご意見はいかがだろうか。
ヒメキマダラセセリって、図鑑では他種との区別点が難しいようには書いていないけど、写真ではヘリグロチャバネとか、コキマダラセセリ(特に♀)と区別が難しいように思う。

さて、次の場所に移動しようとしてクルマのキーをひねったら、パキンと音がしてバラバラになってしまった。
以前キーを落としたことがあって、その時にプラスチック部分にひびが入ったのだけれど、特に支障なく使っていた。
それが今回は見ての通り。
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エーどうしようかと思ったけど、虫林さんなどに協力してもらいながら、とりあえず先端部分を差し込んでまわしてみた。
ただ、指の力では最後のスタート位置までは回らない。ペンチ類も持っていないので、キーをぶら下げていた小さなカラビナをテコ代わりにしてまわしたら、何度目かにようやくエンジンがかかった。
次にエンジンを切ったらまたうまく動くか自信がなかったのでこのまま帰ろうかと思ったけど、まだ何も写真が撮れていないので別の場所で同じくキリシマを捜しているヘムレンさんの所まで行くことにする。
最悪エンジンをかけっぱなしにして、撮影しようかと思ったけど、キーを付けたままエンジンをかけっぱなしで置いておくとドアもロックできず、あまりに不用心なのでとりあえずエンジンを切って、ヘムレンさんにこんなことがあったと話したら、ラジオペンチを持っているので貸してくれるという。
それを借りて試してみたら、ちょっと苦戦したけど何とかエンジンもかかった。
やれやれこれで一安心。
その場でもキリシマには少し早いようなので、キリシマは次回に再挑戦と言うことにして、富士山麓のクロシジミを見に行くことにする。
クロシジミはあまりの暑さのせいか、すごい早さで飛び回るが、それでも何とか撮影成功。
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次には、ホシチャバネセセリとミヤマカラスシジミ狙いで転戦。
ポイントに着くと、水溜まりにシロチョウとキチョウの集団吸水が見られた。
よく見ると、ホソバセセリとホシチャバネセセリの姿も見える。それにたくさんのハエの姿も。
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この時はわからなかったが、後で撮影した写真をよく見ると、シロチョウはヤマトスジグロシロチョウだった。
ホソバセセリは良く止まって写真を撮らせてくれた。
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ホシチャバネセセリはチラチラと飛び回ってなかなか写真が撮れなかったが、ようやく葉に止まったところを撮影。
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それにホソバセセリと仲良く吸汁しているツーショットも撮影できた。
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最後にはbanyanさんの背中に吸汁に来たところも撮影。banyanさんには長いこと同じ姿勢をとらせて申しわけありませんでした。
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その場所を後にしてミヤマカラスシジミを捜していると、チラッと動く影が見えたので探しにはいると♂を発見。
それを撮影していると、banyanさんが交尾個体を見つけてくれた。
それっとみんなで撮影会。
こちらの写真は、目線のままだと右側の個体の目が葉の影になってしまうので、D300Sのバリアングルファインダーを使用して少し高い位置から撮影してみる。
使い勝手は今一だけど何とか撮影できた。
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その後ススキの所に飛んだ(いじっていたら飛んだ(^^ゞ )のでそちらも撮影。
キリシマミドリは撮れなかったけど、これで何とか格好がついたねとお互い喜び合う。
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そこで皆さんと別れて帰ろうとして、バラバラになったキーを手に持ちながら荷物を整理していたら、キーンと音がしてキーの先端が下の草むらに落ちてしまった。
荷物を整理している時に、キーが落ちたらやばいなと思っていたのに、その通りになってしまった。
あせって草をかき分けてみたら、幸いすぐに見つかった。
みんなには何事もなかったように挨拶して別れたけど、先ちょの部分しか刺さっていないキーを見ると何となく不安。
何かひとつでも間違えたら大事になるところだった。
エンジンを止めると怖いのでそのまま家まで直行する。渋滞も大したことがなかったのが幸いだった。

by dandara2 | 2010-07-25 23:40 | 交尾 | Comments(28)
2010年 07月 20日

長野遠征(2010/7/18:ウラジロミドリ他)

ようやく梅雨が明けた7月18日は 「還暦からのネイチャーフォト」のmustachioさんと、ゼフィルスとキマダラモドキ狙いで白馬に行って来た。
この時期何処に行くか迷うところだけど、今回はmustachioさんの未撮影の蝶を中心に回ることにした。
午前1時に待ち合わせをして出かけたが、夜中なので高速道路は空いていて2時間半で白馬についてしまった。
安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんと待ち合わせの5時まで仮眠をとって(寝られなかったけど)その後最初のポイントへ。
ポイントでは蝶山人ご夫妻、「探蝶逍遙記」のfanseabさんなどと合流する。
叩き出して最初に飛び出したのがウラミスジシジミ、来る時の車の中で、ウラミスジシジミはいるけれども個体数が少ないので撮影できるかどうか判らないと話していたのに、あっけなく撮影できてしまった。
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その後、本命のウラジロミドリシジミが飛び出す。
まだ♂が多いようで、♀はあまり見かけなかった。
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しばらく待っていると、♂が翅を開いてくれた。
このチョウ独特のブルーの翅表はいつ見てもきれいだが、角度の関係で後翅が光らなかったのはちょっと残念だ。
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ハヤシミドリシジミもそこそこの数がいたが、まだ♂が多かった。
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ハヤシミドリもやがて翅を開いてくれたけど、こちらはやや痛んでいたし、ウラジロミドリ同様後翅がうまく輝いてくれなかった。
なかなか難しい。
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ここについて1時間半くらいで一応目的とする蝶はすべて撮影できた。
その後も様子を見るけれども、だんだん高所に上がるようになってしまったので、次にフジミドリが撮影できたという林道に行ってみる。
ここでは少し時間が遅かったのか、フジミドリは見ることが出来なかったが、ジョウザンミドリシジミのテリ張り時間には滑り込みセーフで間に合った。
ただ、角度が悪くこれも思い通りの写真は撮れず。
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林道を降りていると、アイノミドリが吸水しているのに気がつかず蹴飛ばしてしまったらしい。
同行の方の大声にも一体何が起こったのかわからなかったが、指差された先を見るとアイノミドリがひっくり返って気を失っている。
そのうちもぞもぞと動き出したので、何とか撮影。
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昼食後皆さんと別れ、クロツバメシジミ、ミヤマシジミを見に行く。
クロツバメシジミはたくさん飛んでいたが、やや時期が遅く痛んだ個体が多かった。
気温も高くなかなか止まらないが、なぜか赤い実(種名は調べていない)に止まる個体もあった。
吸蜜をしているわけでもないので、単に止まっただけだと思うけど、写真写りは良い。
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こちらはややしぼみかけた実に止まる個体。これもストローを伸ばしてはいない。
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ミヤマシジミの方は発生を始めたところのようで新鮮な個体が多かった。
食草のコマツナギで吸蜜する♂。
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同じくコマツナギで吸蜜する♀。花穂に産卵する♀もいたけど、うまく撮影できなかった。
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最後にキマダラモドキポイントに移動。
例年より個体数が少なく、1.2頭を見かけただけだったけど、この個体は林の薄暗いところに止まったまま微動だにしなかった。
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そのおかげで、本日の最後の課題も無事撮影。
フジミドリが撮影できればパーフェクトだったけど、活動時間が厳密に決まっているミドリシジミ類の場合は掛け持ちはなかなか難しいと感じた一日だった。
色々お世話になったkmkurobeさん、ありがとうございました。

by dandara2 | 2010-07-20 18:39 | 静止 | Comments(22)
2010年 07月 13日

小畦川便り(2010/7/11:ギンイチモンジセセリ)

7月11日の日曜日は参院選の投票日。
昨日家内が遊びに来た孫と散歩をしていたら、投票所近くの公園でナガサキアゲハを見かけたという。
携帯で写真を撮って見せてくれた。
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(家内撮影)

わが家付近では初めての確認になる。
今年になってアカボシゴマダラが出たり、ナガサキアゲハが出たり、だんだん鎌倉的になってきた。
ちょうどギンイチモンジセセリの発生する時期でもあるし、投票のついでに自宅付近を散策してみた。
ナガサキアゲハのほうは影も形もなく、仕方なくギンイチ狙いで川原に出かける。
ギンイチのほうは♂を2頭見かけて無事撮影することが出来た。
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シロツメクサとアカツメクサと両方咲いているけど、シロツメクサのほうにのみ吸蜜にきていた。
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例年樹液の出ている場所に行ってみると、今年は樹液の出があまり良くなくて蝶は見かけなかったけど、近くの草の上でキタテハが♀にアタックしていた。
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でも♂に対して直角に体を向けるこの態勢は、♀にはその気がないということで望みはなさそうだ。
相手にされない♂は時々翅を開いたりして何とか頑張っているけど、メスのほうは動じる気配はない。
やがてあきらめて飛び去った。
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それに対してこちらは恋が成就したおめでたいモンシロチョウのカップル。
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イチモンジセセリが吸い戻しをしていたけど、ちょうど尾端から排出された水が水滴になっている。
この0.15秒前のカットにも、0.15秒後のカットにも水滴は写っていなかった。
吸われてしまったのだろう。
糞が乾いていたためか、水滴が丸い玉のままになっている。
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もし糞が濡れていたら水滴は広がって、こんなにきれいに写らなかったと思う。
もう少しピントがちゃんとしていればよかったけれど、2度と撮れない貴重なシーンが撮れたような気がする。

その後歩いていたら家内があの小さい蝶は何?と聞く。
チラッと見て、ヒメウラナミジャノメだよと言って歩き去ろうとしたけど、なんとなく違和感を感じた。
もしかしたら異常型かもしれないと思って覗き込んだら、眼状紋の周囲の黄色いリングが発達したきれいな異常型だった。
ちょっとラッキーかな。
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(家内撮影)

当日撮影した正常型のヒメウラナミジャノメも載せておきます。
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川原ではノカンゾウの花が咲き始めている。
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先日泊まった宿で、この花の料理が出されてしゃきしゃきした食感がおいしかったので、花を少し摘んで試してみた。
たれの味が宿のものとは少し違っていたけど、それでも結構楽しめた。
この時期、少し郊外に行くと花はたくさん咲いていて、摘んでも文句も言われないので良いかも知れない。
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by dandara2 | 2010-07-13 18:37 | 配偶行動 | Comments(16)
2010年 07月 10日

九州遠征(2:オオウラギンヒョウモン他)

ゴイシツバメシジミの撮影を終えてから、空港へ戻る途中でオオウラギンヒョウモンのポイントに立ち寄った。
ポイントについて歩き始めるとすぐに、アザミで吸蜜する♀の姿が眼に入った。
まずは望遠で撮影し、これで一安心。
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この♀は意外と敏感でなかなか落ち着いて吸蜜してくれず撮影には手こずったけど、翅表と裏面両方のハート形が写ったこの写真は、前回2008年には撮影できなかったので、写真のバリエーションが増えてうれしい。
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♀はこの空間にはこの1頭しかいなくて、撮影を始めて10分もすると飛び去ってしまった。
ちょうど良いタイミングでこの草地に入れたみたいで結構ラッキーだ。

♂はたくさんいたけど、やや擦れた個体がほとんどだった。
家内のこの写真はそれでも動きのある良い写真になったと思う。
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(家内撮影)

飛びあがったところも撮影したけど、こういった広い草地が本州ではほとんどなくなってしまった。
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この前来た時にはツマグロキチョウがたくさんいたけれど、今回はそれほどでもなかった。
この個体は、夏型なのにうっすらと3本の線状が見えて、本州ではあまり撮影したことがないタイプなのでこれもうれしい。
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さらにうれしかったのは、撮りたかったダイミョウセセリの関西型が撮れたこと。
こんな草地の中にいるとは予想していなかったので、見つけた時はオオウラギン以上にうれしかった。
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後翅の白線がくっきりとした典型的な関西型で、これでようやくHPの方にダイミョウセセリのページを作れそうだ。
もう1年半も更新していないけど・・

by dandara2 | 2010-07-10 19:57 | 吸蜜 | Comments(24)
2010年 07月 06日

九州遠征(1:ゴイシツバメシジミ)

7月3日~5日まで熊本に行ってきました。
5日から定期試験で授業はなくなるので、試験日とか試験監督とかの手配をして5日の月曜日はフリーにした。
天気予報は、最初のうちはまあまあだったのに、出かける日が近づくにつれて天気が悪くなる最悪のパターン。
ここのところの週末はいつもそんな感じばかりだ。
車でいける距離なら中止にするところだけど、さすがに飛行機と宿の手配が済んだ今回は現地の状況を見るだけでもいいかと腹をくくって出かけることにする。
九州は悪天候が続いて被害が出ているとのことだったので、万が一5日に帰って来れなくなっても大丈夫なように、そちらの手配も済ませて3日の勤務を終えてから羽田に行く。
出発は15:55分だけど熊本空港の視界が悪く、もしかすると福岡空港か、宮崎空港に変更になるかもしれないとのアナウンス。
そうなったら宿につく時間が大幅に遅れてしまうので、宿に連絡して、万が一の時には軽い夕食の手配をお願いする。
幸い飛行機は定刻に熊本空港に着いたが空港は雨の中。
今回の遠征はどんな結果になるんだろうと考えながら床に着く。
翌日起きてみると最初は雨が降っていたがやがてそれも上がった。
車を走らせていると土砂降りの場所があったりして心配したけど、ポイントについてみると軽い霧雨。
ちょうど1個体が吸水に降りてきているところに遭遇した。
夢中でファインダーを覗いていると、尾端から水滴を排出している。
何とか写しとめることができた。
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この個体はかなり長いこと吸水していたが、やがて樹上に飛び上がってしまった。
その後は雨が激しくなってきたので、何とか撮影も出来たので早めに宿に行ってゆったり温泉につかる。

翌日は曇りの予報で、多少は写真が撮れるかと期待するが、朝食をとって出かけようとすると雨が降ってきた。
それでも9時過ぎに出かけて、周囲の様子を見ていると、大き目のイトトンボが飛んでいる。
オツネントンボよりも大きくて、体もしっかりとした感じで、大きさはカワトンボくらいはあるだろうか。
胴体と尾端が銀色できれいなので、もしかすると珍しいかもと思って撮影するが、どうもカワトンボのようだ。
色々なタイプがあるらしい。
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そうこうする内に空が明るくなってきたので、ポイントで待機することにする。
しばらくすると、ちらちらと飛び出して下に降りてきて吸水を始めた。
ほんとに吸水が好きな蝶だ。吸蜜や吸汁にも来るようだけど、吸水の形でもエネルギーを補充しているのだろうか。
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そのうち手にも止まって汗を吸い始める。
汗のにおいがわかるのか、逃げても追いかけてきて手に止まる。
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薄日が射すようになると、葉に止まって翅を開き始めた。
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図鑑などによると、翅表は無紋とあるけれど、前翅の真ん中あたりがうっすらと光っていた。
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午後になると吸蜜シーンも観察できそうな雰囲気だったけど、それには帰りの飛行機の時間が気になるし、オオウラギンの様子も少し見ておきたいのでポイントを後にした。

なお、ゴイシツバメシジミはご承知のように天然記念物で、採集は禁止されています。
このチョウの撮影場所については、お問い合わせをいただいてもお答えできませんのでよろしくお願いします。

by dandara2 | 2010-07-06 17:14 | 吸水 | Comments(36)