<   2008年 09月 ( 9 )   > この月の画像一覧


2008年 09月 29日

関東地区、ブログ仲間オフ会(2008-9-28)

9月28日は虫林さんのお世話で関東の主なブログ仲間に声をかけて、山梨県でシルビアシジミの撮影会を行うことになった。
当日集まったのは、登山道の管理日記のたにつちさん、芝川町ギフチョウ保護の会のEさんご夫妻、、安曇野の蝶と自然のkmkurobeさん、Nature Diaryの虫林さん、90%PapillonのPapilaboさん、コロポックル賛歌のclossianaさん、蝶の玉手箱のcactussさん、探蝶逍遙記のfanseabさん、my蝶アルバムのgrassmonblueさん、フィールドノートのtheclaさん、あやはべる/撮影日誌のfuruさん、蝶の観察記録その2の霧島緑さん親子など、総勢15人。
何台かの車に分乗してシルビアのポイントに着くが、雲が厚く肌寒い。
土手を歩いてもなかなかシルビアが出てこない。それでも大勢の目で探したので、ようやく草の間に静止するシルビアシジミを発見、撮影開始だ。
f0031682_21294288.jpg

最初は気温が低いので、シルビアは全く動く気配を見せず、見つければ撮り放題。
f0031682_213047.jpg
なぜかエノコログサの花穂に止まる個体も多く、秋らしい風情の写真が撮れた。
f0031682_21302520.jpg
ここではEX-FH20のバスト連射のチェックもしたいのだけれど、全く飛ぶ気配がないので虫林さんにお願いしてエノコログサでちょっと脅かしてもらう。
結果はあまりに見え見えの写真だけどチェック用だから良いか。ただ、曇天で絞りが開放なのでピントが合わないコマが多かったのは残念だ。
f0031682_2131644.jpg
10時を過ぎる頃から多少飛び出す個体が出てきて、1頭のシルビアをみんなで喜々として追い回していた。シルビアはビックリしたろうな。
それに皆さんの撮影スタイルも、見慣れているとは言えこうして一度にみると色々なスタイルがあって面白かった。皆さんいろいろ工夫されているようだ。私はカメラそのまんまの何の工夫もないスタイルだ。
f0031682_21321053.jpg

私も目の前に飛んできたのをとっさに撮影。バックは虫林さんとkmkurobeさん。
f0031682_21325091.jpg

その後蕎麦屋で昼食、いったん解散の後、希望者でクロツバメシジミのポイントに行く。
発生の初期で個体数は少ないが、ツユクサに静止する個体はきれいだった。
f0031682_21331744.jpg
また、天候の関係か開翅する個体が多かったけど、新鮮な個体なので撮影してても気持ちが良い。
f0031682_21334429.jpg
ここでは食草のツメレンゲを蹴散らすおそれがあるので、飛翔写真撮影は封印してバスト連射を試してみるが、一度止まるとなかなか飛び出さないので、やはりちょっと脅かしてみる。
撮影した写真をあとで見てみたら、逆さまに落ちるようにして飛び出すものが多かった。
これは脅かしたからそうなのか、ちょっと高い位置から飛び出すときの一般的な飛び方なのか興味ある現象だ。
f0031682_21341069.jpg
たまにはこういった親睦を兼ねたオフ会も良いねと言うことで、来年の企画などを話し合った楽しい一日だった。
この企画を中心になって進められた虫林さん、また当日参加された皆さん、ありがとうございました。

by dandara2 | 2008-09-29 21:36 | 静止 | Comments(32)
2008年 09月 25日

クロマダラソテツシジミ(各種生態編)

大阪城のクマソは、カタバミで吸蜜する個体が多く、配偶行動や産卵行動をする個体は見かけなかった。
ソテツも見てみたけど、新芽もほとんど出ていなくて幼虫も見かけなかった。
芝生にはサルビアが植えられていて、そこにちょこんと止まったクマソをファインダーで眺めるとはっとするほどきれいだった。
f0031682_20233130.jpg

移動した先の高層ビルの見える公園では、ついてすぐに幻四郎さんが交尾中の個体を見つけてくれた。
♂個体が少々痛んでいるので、ビルを背景にした広角にチャレンジ。そこに止まっていた観光用の水陸両用車も面白い。
後で水陸両用のバスが上陸して来たのにはびっくり。新大阪に帰るときには街中の道路をそのバスが走っていた。
大阪は面白いところだ。
f0031682_20235874.jpg

ここでは別の交尾個体もいて、こちらは♂♀とも新鮮なので喜んで撮影した。♀の模様がくっついていて異常型のようにも見えるが、クマソではこのような例は多いのだろうか。
f0031682_20252015.jpg

そのうち風が吹くと、♀の翅が風に吹かれてへなへなとゆれている。これにはびっくりした。
f0031682_20263092.jpg

他の個体を撮影しながら時々戻ってきてはこの交尾個体を撮影していると、別の♂が絡んできた。
♂を避けて移動するのは♀で、きっと交尾飛翔形式は←♀+♂に違いない。でもこのへなへな翅では確認は難しい。
f0031682_20265544.jpg

出来れば産卵も撮影したいと思ったけど、新芽が見当たらずちゃんとした写真は撮れなかったが、♀がけなげに産卵態勢をとる姿はいくつか撮影できた。
これはソテツの芽生えに産卵しようとしているもの。ただ産卵にまではいたっていなかったように思う。
f0031682_20364357.jpg

こちらは、食害された残りの葉に産卵態勢を取る個体。
もし産卵されても、この状態では幼虫も飢え死にするしかないように思う。
f0031682_203741.jpg

面白いのは、ソテツ以外のものにもかなり執着して産卵態勢をとっていた。
何の木かは良く判らないが、何度も訪れては尾端を曲げていた。卵らしいものも見えるが、卵かどうかは確認していない。何となくマメ科の木のようにも思えるが、クマソがインゲン豆で良好に飼育できると言うことなので、もしこの木がマメ科の木だとしたら面白いと思う。
f0031682_20374994.jpg

幻四郎さんはここで高層ビルを背景にした素晴らしい吸水写真も撮影されているが、今回は路上の水溜りに来ている個体はいなかった。
ただ、♀の行動を追っていると日陰の湿った土に止まった個体が吸水しているように見える。
ファインダーの中では糸のように細い黄色の口吻が動いているのが確認できたけど、写真ではうまく表現できていないようだ。
f0031682_20381610.jpg

移動した別の場所では数頭の成虫は確認したが、写真は撮影できなくて、代わりにアリのたかった幼虫を幻四郎さんが見つけてくれた。
f0031682_20383615.jpg

数時間の滞在ではあったけれども、幻四郎さんのおかげで大変効率良く各種の写真を撮ることが出来た。
地名の情報だけではとてもこうはいかなかっただろう。本当にありがとうございました。

by dandara2 | 2008-09-25 20:40 | 交尾 | Comments(16)
2008年 09月 23日

クロマダラソテツシジミ(吸蜜・飛翔編)

関西に進出したクロマダラソテツシジミ(以下クマソ)を撮影しようと「小さな生き物たちの記録」の幻四郎さんに案内をお願いして、文化祭の代休の9/22に大阪に行って来た。
大阪城を背景にする素晴らしい写真をブログで拝見していたので、是非大阪城を背景に広角で写真を撮影したいと思った。
ところで、9/17の「探蝶逍遙記」のfanseabさんの記事で(タイトルは9/15)、カシオのEX-FH20のことが出ていて、今使っているオリンパスのSP-570UZと比べて大きさがほぼ同じ、重さもちょっと重いだけで、画素数と連射性能が大幅に良くなっているので非常に興味を感じた。
オリンパスのバスト連射は画素数が300万画素で、できあがる写真も作品とするには少し無理があるというのが使ってみた感想だ。(9/1:キベリタテハ撮影記(2008/8/31)参照)
夏場はガソリン代とか高速代とかでピンチだけど、秋になって遠出が減ったのと、ボーナス払いという強力な味方があったので、まだ実戦で使う機会が多いうちに購入することにした。
大阪に出かける前日に購入したので、新幹線の中でマニュアルを読むにわか設定だけど、こういったものは実戦で使ってみないと使い勝手とかわからない。
結果は連射の画質は全然こちらが良いし、液晶も見やすい。ただ、使い勝手は慣れないせいもあるかもしれないけどオリンパスの方が上のようだ。
一眼レフで鍛えただけのことはあるような気がする。(ちなみに値段はカシオの方がオリンパスの倍くらいの7万後半だった、左がEX-FH20)
f0031682_18452610.jpg

幻四郎さんにあって、早速大阪城に連れて行っていただく。端境期のようで、一時に比べて数が少ないと言うことだったけど、着いてすぐチラチラと地面近くを飛び回るクマソを見つけることが出来た。
芝生の間にはカタバミが生えていて、その花で吸蜜する個体。
f0031682_18455066.jpg
タンポポで吸蜜する個体などがいた。
f0031682_18461563.jpg
♂の翅表は明るいブルーだけど、ルリシジミほどには輝きは強くない感じ。
f0031682_18464296.jpg
♀の翅表は前翅は青色鱗の載ったシルビアみたいで、後翅にはおしゃれなオレンジ紋がある。♀の方が断然好みかな。
f0031682_1847593.jpg

早速大阪城を背景にした広角にもチャレンジするが、このEX-FH20にはターゲットマークの自動追尾機能があって、真ん中のターゲットでピントを合わせたあと、シャッター半押しでカメラを振るとそのターゲットが移動して画面の隅でもピントと露出を合わせてくれる。
最初にターゲットの位置を設定しなくてすむのでなかなか便利だ。ただターゲットの追尾がやや遅い感じはする。
写真の方はクマソがなかなか思い通りの所には止まらず、一応の証拠写真程度になってしまった。
f0031682_18481657.jpg

その後別の場所に案内していただく。ここでは前回百頭近い数がいたということだったけど、その後駆除されてしまったとのこと。
ついてみるとそれでも10頭以上の個体を見ることが出来た。
f0031682_18484750.jpg
ここには吸蜜植物などもないので、飛翔写真の方にチャレンジ。
まずはD300で撮影するが、小さくてソテツの間を飛び回るのであまり大した写真は撮れなかった。
f0031682_184944.jpg
ただ、高層ビルを背景にした飛翔はそれなりに面白いかもしれない。
f0031682_18492063.jpg

次にEX-FH20のバスト連射を使ってみる。
初めてと言うこともあって設定がうまくいかず満足のいく写真は撮れなかったけど、一番気になっていた画質の点では、900万画素と言うこともあってかなり満足のいく出来だ。
ここでは秒30コマを使ってみたけど、動きの早いシジミの場合、意外に写っている枚数は少なかった(ここの3枚は間引きしたものです)。
この次は秒40コマで撮影してみることにする。
f0031682_18495574.jpg
f0031682_18501080.jpg
f0031682_18503557.jpg

今まで同様、デジイチを2台もって、腰のポシェットこのコンデジを入れて歩けるので、それぞれ撮影目的の違った高性能のカメラを3台持ち歩けるのは撮影の幅が広がって大変楽しみだ。

by dandara2 | 2008-09-23 18:55 | 吸蜜 | Comments(22)
2008年 09月 21日

小畦川日記(2008/9/15)

9/15は、天気もそれほど良くなく、自宅でのんびりしていたけど午前中1時間ほど自宅前の川原を歩いてみる。
栃木でギンイチを見かけたので、ここにもまだ生き残りがいるかと思ったのだけど、家の前の川原はこのところの雨で湿地と化していて、歩くことはできなかった。
土手に咲いているキバナコスモスにはキアゲハが来ていた。
f0031682_14515524.jpg

遊歩道のある下流側に行ってみるが、イチモンジセセリとヒメウラナミジャノメを見かけるのみでたいした蝶はいなかった。
イチモンジセセリはキツネノマゴで吸蜜したり、配偶行動をしていた。配偶行動はあちこちで見かけたけど、交尾が成立したのは一つもなかった。夕方からの交尾が多いということだから、♀のほうがまだその気になっていないのだろうか。もちろん既交尾の♀が多いからだろうけど。
f0031682_1450797.jpg

ヒメアカタテハは新鮮なものが数多く見られた。この前産卵を撮影してから1ヶ月が経ってキバナコスモスも咲き始め、そろそろ新しく羽化した個体があちこちで目立つ季節だ。
ジャコウアゲハは1頭も見かけなかった。
f0031682_14524974.jpg
イチモンジセセリの配偶行動とヒメアカタテハの写真が取れたから良いかと思いながら帰りかけると、ツマグロヒョウモンが追いかけっこをしている。
茂った草の間で絡んでいるので最初はなかなか思ったような写真が取れなかったが、そのうち遊歩道のほうに出てきてしばらくそこで絡んでいたので、なるべく姿勢を低くして背景をうるさくしないようにしながら撮影。
うっかりシジミとかセセリ用に焦点距離を35mmにしておいたので、蝶が大きく写ってしまったが、それはそれでいいかもしれない。
f0031682_1453348.jpg
ただ曇りだったので、ISOが自動増感して1000以上になってしまった(基本は640)、そのためちょっとノイズが出てしまったのが残念だ。
それにしても、こんな絶好のチャンスがものにできてよかった。
飛翔は置きピン、ノーファインダーなので、撮影しながら、全部ピンボケだったらどうしよう、こんなチャンスは滅多にないのにという緊張感がある。
f0031682_1453579.jpg


by dandara2 | 2008-09-21 14:55 | 配偶行動 | Comments(6)
2008年 09月 17日

栃木遠征(ツマグロキチョウ他)

この場所はシルビアシジミ以外に、ミヤマシジミ、ツマグロキチョウ、ギンイチモンジセセリなどが生息しているという。
ギンイチは我が家の前にもいるが、それ以外の蝶は魅力的で撮影できればいいなと思う。
シルビアを探し始めて、最初に目に入ったのがミヤマシジミ。
新鮮な個体だったので、マクロ、広角取り混ぜて撮影するが、後で見ると前翅外縁に銀色の鱗粉が散布されているように見える。(家内撮影)
このときはそんなことには気がつかなかったので、後で写真を見ると前翅のこの部分にきちんとピントの合っている写真がなかった。
手元のミヤマシジミの写真にはこのような個体の写真がなかったので残念だ。
f0031682_11181164.jpg
ふと横を見るとギンイチモンジセセリの♀が静止している。擦れてはいるが、この時期にまだいることにちょっと驚いた。
f0031682_11183446.jpg
その後ミヤコグサに静止したシルビアも見つかるが、雲が切れないのでじっと静止したままだ。ぶらぶら歩いて新たな個体を探しながら、時々このミヤマセセリとシルビアの様子を見に戻る。
そのうち少し雲がきれて薄日が射すと、ミヤマシジミがゆっくりと翅を開いてくれた、きれいな♂だ。
f0031682_11185766.jpg
シルビアのほうも翅を開いたようで蝶山人さんが教えてくれる。
その後はシルビアの開翔などを撮影するが、気温が上がって止まらなくなったので、OさんやIさんに案内されてツマグロキチョウを見に行く。
少し歩くと、それまで見慣れていたキチョウよりも色の濃い個体が飛んでいるのが目にはいる。
OさんやIさんもツマグロキチョウだろということで、しばらく追っていると黄色いヤブツルマメの花に止まって吸蜜をはじめた。
山梨のフィールドでは見たことのない花で、急いで撮影するがこのときはたいした写真が取れなかった。蝶山人さんが撮影していた個体はじっくりと吸蜜してくれたので納得のいく写真が撮れた。
f0031682_11193846.jpg
その後もぱらぱらと姿を現すが、見た限りでは全て秋型だった。
f0031682_11421270.jpg
これで最初に蝶山人さんから言われた4種を全て撮影することが出来た。
1箇所でこれらの蝶が撮影できるとはなんと素晴らしい場所だろうか。
まだ昼前だったが、気温も上がってきてシルビアは止まらないし、来るときには早朝にもかかわらずSAがびっくりする位混んでいたので、帰りは渋滞に巻き込まれないように早めに帰途につくことにした。
写真は左から蝶山人さん、Oさん、私(4Gのメモリーを使い切って交換しているところ)
f0031682_21295478.jpg

蝶山人さんいろいろお心遣いいただきありがとうございました。
また、現地でご一緒した東京のギフ屋さん、Iさん、Oさんいろいろお世話になりました。

by dandara2 | 2008-09-17 11:30 | 静止 | Comments(16)
2008年 09月 14日

栃木遠征(シルビアシジミ編)

今日は茨城在住の「蝶山人」さんに栃木のシルビアシジミのポイントを案内していただく。
蝶山人さんはブログなどは開設しておられないが、昨年12月に「日本蝶類保全協会」が新宿で開設した写真展で、チャマダラセセリの交尾を広角で撮影した素晴らしい写真を展示されていて、非常に印象に残っていた方だ。
6月にはクモマツマキチョウの撮影で初めてお会いすることが出来て、それ以来いろいろと教えていただいている。
また、現地では蝶山人さんの友人の「東京のギフ屋」さん(ネット上ではたびたびお名前を拝見していた)、また栃木在住で栃木の蝶に詳しいIさんとお会いしてお話を聞くことが出来た。
また、現地では地元のOさんとお会いして、親切にもいろいろ教えていただいた。
ありがとうございました。
家内の実家が山梨なので、撮影する場所も山梨や長野が多くて、今まで栃木にはほとんど行ったことがなかった。これを機会に少しは土地勘が得られるのが楽しみだ。
自宅を出たときにはぽつぽつと雨が降っていたけど、この程度の雨なら草原性の蝶のシルビアの撮影には大した支障にはならないだろうと楽観して8時ちょっとに現地につく。
既に蝶山人さんが来て下見をしている。雨こそ落ちていないがまだ雲が厚く、活動している個体はいないが、ミヤコグサの多い場所を歩くとぽつぽつとシルビアシジミが飛び出す。
見つけさえすれば動きが鈍いので撮影は容易だ。ここは適度に人の手が入っているので草丈も低くシルビアにとっては理想的な環境に思える。
f0031682_21491761.jpg

朝露のついたミヤコグサにひっそりと静止しているシルビアシジミは、いつも見ている山梨の個体に比べると一回り小さいような感じがする。
f0031682_21494175.jpg

9時を過ぎると雲が薄くなり、日が射すようになってきた。するとあちこちからシルビアシジミが飛び出して、草の上で日光浴をはじめた。
f0031682_2150732.jpg

写真が前後するけど、最初に開翅したのは1枚目の写真を撮った個体で、食草に止まったままじっと動かないので時々様子を見に行っていた個体で、ミヤマシジミの開翅を撮影しているときに蝶山人さんが開翅したと教えてくれた。
見るとかなり青色鱗が乗った♀で、シーズン中でもトップクラスのきれいな個体だった。
f0031682_215044100.jpg
その後吸蜜をする個体が見られるようになるが、ここの草地は様々な吸蜜植物があって撮影するのも楽しい。
また、朝方は雨が降ったようでそのせいか吸蜜しながら開翅する個体が多かった。
こちらは食草のミヤコグサで吸蜜している個体。かなり強い光線になってきたのでやや色が飛んでしまった。
f0031682_21512197.jpg

これはヤハズソウで吸蜜する個体。蜜の量が少ないので吸蜜時間も短くなかなか苦労した。
f0031682_21514413.jpg

これはキツネノマゴで吸蜜する個体で家内の撮影だ。
f0031682_21521078.jpg

30分もすると日差しも強くなって、汗をぬぐうくらいに気温が上がってきた。
シルビアの方はひたすら飛び回ってほとんど止まらなくなったので飛翔写真撮影に切り替えるが、小さいし、地面近くを飛ぶので撮影しようとかがみ込むと、その動作で逃げてしまうのでろくな写真が撮れなかった。
ようやく撮れたものもこの程度だ。あまり草の丈が低いのも撮影しにくい。
f0031682_21523430.jpg

ただ、1回だけ2頭が絡んだことがあって、とっさに撮影した写真は出来は悪いけど貴重な1枚となった。
f0031682_21524813.jpg


by dandara2 | 2008-09-14 21:55 | 開翅 | Comments(24)
2008年 09月 11日

狭山丘陵のホソオチョウ(2008/8/29)

9月の観察の前に、8月29日にもホソオの観察をしていたのですが、他の観察日記に隠れて載せるチャンスを逃していました。
この日は予報に反して天気がよいので午後からホソオチョウのその後の様子を見に行って見ました。
8月23日は天気が悪くて数頭のホソオを見かけただけだったので、青空の見える今日はどのくらいの個体が飛び交っているのか興味があったけど、ポイントに着いてみると数頭の雄が飛んでいるのが見えるが、期待したほどの数でもなくなんだか拍子抜けの感じ。
天気が良く、気温も高いので♂は♀を探して飛び続けるのみでほとんど止まらない。
1頭だけあまり飛び回らない個体がいて、エノコログサに止まったり、小飛して翅を開いてくれたのがいたけど、やや傷んでいて発生のピークは過ぎた感じがする。
f0031682_22442435.jpg

今回は単にホソオの静止写真や飛翔写真を撮るのではなく、ジャコウアゲハとの関係、あるいはホソオ自身の生態的地位がどう言ったものかを多少は見極めたいという気があったので、そちらに注意しながら探してみることにした。
まず、先日ホソオチョウの卵とジャコウアゲハの卵が同時に産み付けられていたウマノスズクサを見てみると、既に孵化した後のようで卵殻だけが並んでいた。
ジャコウアゲハも孵化したようだが、近くに幼虫が数頭見える。ところがホソオチョウの方は1頭の幼虫も見かけられなかった。
近くにはいくつかの孵化した後の卵塊が見られたので、ざっと見てみるが同様に幼虫を見つけることが出来なかった。
f0031682_2247691.jpg

代わりに見つけたのがハエトリグモ。これが犯人かどうかは良くわからないが、幼虫の生存率はかなり低いようだ。
f0031682_22473444.jpg

幼虫を探してみるが、ウマノスズクサ自体が減っていて、丈の短い草が少数残っているだけで、そこに色々な令の幼虫がしがみついていた。
f0031682_22475837.jpg

近くを探すといくつかのホソオの蛹が見つかった。
基本的には帯蛹で、食草や近くの枯れた茎などについていることが多い。
f0031682_22481572.jpg
ただ、帯糸はあまり丈夫ではなく、尾端のみでぶら下がっている蛹も見られる。
f0031682_2249840.jpg

探す範囲を広げてみたら、ホソオの幼虫がいない茎にジャコウのかなり成長した幼虫がついているのを見つける。
枝を触ってみたらくるりと回る。アレッと思ってみると茎の下の方をかみ切ってしまっていた。
ジャコウの幼虫は成長するとこういったことを良くするけど、何で貴重な食草を根元から切って枯らしてしまうのだろう。理解できない習性だ。
f0031682_22504320.jpg

幼虫の観察はとりあえず止めて、成虫の観察に切り替えるが、ジョロウグモの巣にかかった個体がいた。
f0031682_2251784.jpg
♂の飛翔を見ていたら、変な動きをするのが見えたのでアレッと思ってよく見るとシオカラトンボにつかまったところだった。
シオカラトンボは近くの枯れ枝にとまって獲物を食べ始めたようなので、慎重に近づいて撮影する。
f0031682_2252074.jpg
ホソオはこれらの天敵につかまる確率はかなり高いものと思われるけど、ジャコウの成虫は大きすぎてこられの捕食者には少し手に余るのではないかと思われた。
ただ、ガードレールにあるジャコウの蛹を見るとかなりの確率で寄生されているようなので、ジャコウにとってはこちらの脅威の方が大きいようだ。(この写真は同地で別の時期に撮影したものですが、中央の1つを残して他は全て寄生されているようです。)
f0031682_2253349.jpg
♀も2頭ほど見かけたけど、意外に敏感で撮影は出来なかった。
昨夜はここにも激しい雨が降ったようで、西の空に黒い雲が見え始めたので近くのブドウ園で狭山のブドウを購入して帰る。

by dandara2 | 2008-09-11 22:55 | 天敵 | Comments(8)
2008年 09月 07日

狭山丘陵のホソオチョウとクロコノマ

予報では週末の天気がぱっとしない。
新学期が始まって最初の1週間は何かと忙しく、遠出をする元気もないので再度ホソオチョウの様子を見に狭山に行くことにする。
狭山ではアカボシゴマダラも出ているようなので、「西久保田んぼへようこそ」の霧島緑さんに連絡してお会いすることにする。
現地について霧島緑さんに挨拶をすると、カメラを持った方が2人ほどいて、挨拶をすると「和らぎの部屋」のヒルさんとその義兄のKさんだった
ヒルさんは花がメインとかで家内が花の写真を撮っていることをご存じだった。またKさんは蝶の写真をかなり撮っておられて、その場で素晴らしいアルバムを色々見せていただいた。また、名刺代わりにいただいた写真はヒメアカタテハの異常型で「月刊虫」にも載ったというすごい写真だった。
実はブログにはまだ載せていないけど、8/29にもここに観察に来ていて、それなりに面白い写真が撮れているのだけれど、その時にはまだ残っていたウマノスズクサも完全になくなっていた。時期的に越冬蛹が出来る時期だとは思うけど来年はどうなるだろうか。
例によって♂はほとんど止まらないし、止まってもあまり良い写真は撮れないので飛翔写真の練習をする。
他のチョウに比べるとゆっくり飛ぶからその分楽に撮影できるかと思うと、やっぱりピントのあった写真はそんなに簡単には撮れない。
f0031682_23505685.jpg
この写真を撮ったときに家内に「写っているぞ」と言ったら、それを聞いていた仲間が笑っていた。
f0031682_23512015.jpg
♀も見かけたが数は少なかった。
f0031682_23524121.jpg
そのうち家内が、今そこに行った♂が止まったけど交尾したみたいと言うので見に行くと、確かに交尾が成立していた。
f0031682_2352343.jpg
これで何とか来た甲斐のある写真が撮れたので、霧島緑さんにクロコノマチョウの幼虫などを見せてもらうことにする。
移動した先で、ススキの株から霧島緑さんがクロコノマチョウの幼虫を見つけて教えてくれた。
もう終令だろうか、きれいな緑色の幼虫だった。
f0031682_235225100.jpg

雑談しながら付近を歩いていると、家内が大きなヒカゲチョウが飛んでいると言うので見ると、クロコノマの夏型だった。
これは予想外だったのでうれしい。
f0031682_23525991.jpg
アカボシゴマダラの方は今回は見つけられなかったけど、前日に霧島緑さんがホソオの丘で撮影されているとのことなので、これからまだチャンスがあるかもしれない。

by dandara2 | 2008-09-07 23:58 | Comments(16)
2008年 09月 01日

キベリタテハ撮影(2008/8/31)

8/31日は当初予定していた撮影行が天候の関係でキャンセルになったので、朝ゆっくりと7時に起き、天気予報を確認すると微妙だが何とかなりそう。
それで急遽9時に家を出てキベリタテハとキマダラモドキの撮影に出かける。
現地に11時につくと、すぐに路上に止まるキベリタテハを見かける。
カメラを取り出すのももどかしく撮影にはいる。新鮮な個体でキベリが鮮やかだ。
何とかこのキベリと地色の小豆色を両方表現したいと思うけど、その場で色々設定をいじっているとチャンスを逃すのでとりあえず撮影。
あとでRAW現像の時に工夫することにする。
f0031682_184348100.jpg
ここでは3頭ほどのキベリを確認できたけど、もう一ヶ所見たい所があったので15分ほどで切り上げて移動する。
移動した場所は、先日車にエルタテハやキベリが飛来した場所だ。
ところがここでは1頭のキベリを目撃したのみで、エルタテハも見ることが出来なかった。
仕方ないので、近くの草原に入り、クジャクチョウやアサギマダラを撮影することにする。
まだかなりの数の蝶がいたけど、それでもピークは過ぎた感じは否めない。
クジャクチョウは思ったような写真が撮れなかったので、家内の写真を載せておきます。私の前ではなぜか翅を全開してくれなかった。
f0031682_1445381.jpg

先日はアサギマダラの写真をちゃんと撮っていなかったので今日はまじめに狙ってみた。
f0031682_1461356.jpg
クジャクチョウとアサギマダラがあちこちで仲良く同じ花で吸蜜しているので、オリンパスで飛び立つところを狙ってみたけどかなり無理がある写真しか撮れなかった。
このあたりは来年にでももうちょっと性能が良くて、大きさはこのままのカメラが出るのを待つしかないか。
f0031682_145487.jpg
キベリがいないので、最初の場所に戻ると、ここでも姿がほとんど見えない。飛んできても高い木の上に上がってしまう、時間的な関係だろうか。
1頭だけ路上に止まったので近づくと、飛び立って私の回りにまとわりついている。影を見ているとどうも腰のあたりに止まったようなので家内を呼んで撮影してもらう。
f0031682_146466.jpg
ところが家内はコンデジしか持っていなかったので私のカメラを渡して撮影してもらう。
f0031682_1471293.jpg

飛び立ちそうもないので手乗りにチャレンジするように言うと、すんなり乗ってきた。
そこでその様子を撮影する。たくさん撮って開翅しているところもあったけど、ちょっとだけ開いたこの写真がお気に入り。
チラッと見える翅表の黄色がおしゃれに見える。
f0031682_1474082.jpg
その後キマダラモドキのポイントに移動。
ところが全く姿が見えない。ようやく1頭がひらひらと飛んできて枯れ草の上に止まったので撮影。
f0031682_148105.jpg
その後この個体は草の間に隠れるようにして静止した。
昨年はたくさんの個体がいたのにどうしたのかなと思っていたけど、環境は見た目はほとんど変わっていない。
唯一違うのは昨年は今にも降り出しそうな天気だったけど、今年は晴天だと言うこと。
晴天だとこんな風に草の間に止まっているのかなと納得した生態だった。
f0031682_1483591.jpg

雲が多くなってきてまた雷雨になるといけないので車に向かっていると、鮮やかなアカタテハがいた。
f0031682_149386.jpg

意外と写真を撮っていないのでこの際だからと丁寧に撮影する。
f0031682_1493677.jpg

不十分ながら今日の目的はクリアできたので、途中いつも寄るお店で好みのチーズなどを買いながら帰宅。
これでワインでいっぱいやるのが楽しみだ。

by dandara2 | 2008-09-01 14:22 | 静止 | Comments(18)