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2008年 08月 28日

小畦川日記(2008/08/28)

8月26日にようやく孫を送り届けてほっとして、翌27日は久しぶりに太陽が顔を出した。フィールドに出たいけれどいろいろと溜まってしまった所用を片づけなきゃいけない。
今日28日は予報では一日雨、ついてないな。
ところが曇天ではあるものの雨が落ちていないので、午前中に用を片づけて12時頃から自宅前のギンイチとジャコウアゲハの様子を見に行った。
川原はここのところの雨でうっかり歩くと足が沈んでしまうので、慎重に足場を見極めながら歩いているとギンイチの♀が飛び出した。
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喜んで色々と撮影し、少し移動すると今度は♂が飛び出した。
天気が悪いせいかどちらも短距離を飛んではすぐ止まる。
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♂の飛翔を撮りながら驚かさないようについていくと、一瞬近くに止まっていた♀に絡んだ。
時間的には1秒ちょっとのことだったけど、これは絶好のシャッターチャンスと撮影する。
もっとも、考えてみると飛翔用のカメラだからピント位置は固定。
シャッターを押せたからと言って必ずしもピントが合っているとは限らない。
どうかなと思いながら次のジャコウアゲハのポイントに移動した。
後で写真を見ると奇跡的にピントが合っていた。
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しかも、別の写真では♂にピントが合いながら、♀の方にもピントがきている。
これは、コンマ何秒かの撮影の間に、♂の移動にあわせて微妙にカメラ位置を調整していたわけで、たまたまうまくいったということだろうけど、結構すごいじゃんと自己満足に浸ってしまった。
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ウマノスズクサの生えている場所に行くと、何頭かの♀が飛んでいていずれも食草に絡んでいる。
もしかしたら産卵シーンが撮れるかも知れないと近づくが、食草には絡むものの産卵する気配がない。
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仕方ないので、産卵するまではとにかく飛翔写真でもと思い、撮影距離をアゲハ用に変えながら色々撮影する。
今日のジャコウは先日のものより若干色が濃いような感じの個体が多い。色の薄いものもいるにはいるのだがやや傷んだものが多い。
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この写真、肝心のジャコウが隅に行ってしまっているけど、今日の撮影現場の雰囲気が良く現れているようで結構お気に入りだ。
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そうこうするうちに、今までウマノスズクサに触れるだけだった♀が産卵をはじめた。
1個体だけでなく、続けて別の個体も産卵をはじめたので、時間的なものか天気の関係かわからないが何かあったのだろう。
ただ、草の中での産卵なので、なかなか思い通りのアングルがとれない。
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こちらの個体は複数の卵を時間をかけて産んでくれたので、徐々に位置を変えながらようやく、尾端と卵、それに頭部を一緒に写すことが出来た。
翅までもというのはこの状況ではちょっと無理な注文だ。
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そして、今まで飛んでばかりで全く止まらなかったものが今度は葉の上で静止するようになった。
こちらも時間なのか天気なのかはわからないが、ありがたくまずマクロで撮影。
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次に広角で撮ろうとしたら飛んでしまったが、あまり飛ばずに近くに止まったのでそっと近づいて何とか撮影成功。
これも先ほどからの様子から見ると考えられないような劇的な変化だ。
時間的には13時を少し過ぎただけなので、まだ休止時間には早いようだし、少し雨粒が落ち始めたからあるいはそんな関係だろうか。
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この日はD200のISOを250にして撮影した。
今までは400で撮影していて、jpegだとわからないけど、RAWだと若干ノイズが気になっていた。RAW現像に使っているソフトがノイズ軽減の機能のあるものだったので、仕上がりはあまりわからないけど、D300を使い始めるとその差がかなり気になり始めていた。
ISO250にした結果、ノイズはかなり改善されてほとんど気にならなくなった。
シャッタースピードがその分遅くなるので、今日のような日には要注意だけど、幸いマクロはVRつきなのでその辺は随分助かる。

by dandara2 | 2008-08-28 22:07 | 配偶行動 | Comments(12)
2008年 08月 23日

狭山丘陵のホソオチョウ

このところ息子夫婦が夏休みで泊まりに来ていて、孫の世話でかかりっきり。
普段共稼ぎなのだから、時間があるときくらいべったりスキンシップをすればいいのにと思うけど、自分たちがのんびりする方が先に立つように見えてしまう。
自分が子育てをしているときもそんなもんだったかな。寝てくれるとほっとする。
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昨日は「近所の生き物」のURさんから、狭山丘陵でホソオチョウが発生しているとの情報をいただき、家族を近くのアウトレットにおいて一人で様子を見に行ってきた。
天気は曇天で、着いたときには何もいなかったので場所を間違えたかと思ったけど、茶畑を飛んでいるジャコウアゲハがいたので様子を見ているとウマノスズクサに絡んでいる。
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ジャコウの撮影をした後ウマノスズクサを見たらホソオチョウの卵がついていたので、やはりここが発生地かと安心する。よく見るとジャコウアゲハの卵もついているようだ。
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その後探していると草の中に静止している♂を見つける。近くにいた愛好家と思われる人に「いましたか、ここでは20年前に発生したけどまた発生してしまいましたね」と話しかけられる。
お名前を聞くと、静岡昆虫同好会のUSさんだった。
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天気が良くなるとあちこちから飛び出すと言うことだったけど、この日は全く飛ばず仕方なく先ほど見つけた♂をマクロでも撮影し、
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飛び上がったところを飛翔撮影。
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その後USさんが♀を見つけてこちらも無事撮影できた。
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♀も飛翔を撮影するが、♂と違ってあまり飛ばずなかなか難しかった。
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USさんの友人の「Hirokou's Field Notes」のHirokouさんともお会いして自己紹介。アドレスなどを教えていただく。
付近を探すと、広い草原に丈の低い雑草が生えていて、中にウマノスズクサが点々と生えている。そのどれにも幼虫がついている感じだった。
個体数はかなり多そうだが、本来生息しているジャコウアゲハとの関係はどうなるんだろう。
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待たせてある家族も気になるので1時間ほどで切り上げたけど、出来れば再度観察に来たいと思った。

by dandara2 | 2008-08-23 18:28 | 飛翔 | Comments(28)
2008年 08月 22日

ベニ・キベリ・ムモンアカ(2008/8/18)

この日は、ベニヒカゲ、キベリタテハなどの確認と、「蝶と山てくてく写日記」のbanyanさんに教えていただいたムモンアカシジミの確認に行く。
ベニヒカゲは思ったよりも数が少なく、しかも雄ばかりだった。それであまり止まらず大した写真は撮れなかった。
ここは例年と比べて花の数も少なく、ちょっと心配な状況だ。
ただ、飛んでいるときに何となく違和感を感じるベニヒカゲを見かけたので追いかけてみた。
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止まったところを見ると右前翅の色が薄い異常個体だった。これが撮れたからまあ良いかと言うことでキベリのポイントに移動。
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ここではキベリは4頭ほどを見かけるが、初めての場所なので多いのか少ないのかは不明、アカセセリも見かけた。
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蝶を探しながら入り込んだ草原は素晴らしい環境で、クジャクチョウとアサギマダラが多かった(それしかいなかった)。
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ただ、ピーカンの晴天だったので、クジャクチョウは翅を半開程度にしか開かず撮影は難しかった。
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アサギマダラはこの時期どこでも多数見かけるので、後で見たら飛翔写真と
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集団での写真を撮影しただけだった。
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大した写真がなくて情けないので、家内の写真を代わりに掲載します。かなり迫力あってビックリです。やっぱり対象にぐっと迫るのは大切ですね。
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肝心のキベリの写真はなかなか撮れず、仕方なく車に戻ると、なんと我が車はタテハのトラップと化していました。
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周囲には4.5頭のエルタテハがいて、タイヤや車体の下にたむろしています。
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そのうちにはキベリも飛んできました。
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ただキベリはすぐに飛んで、条件の難しいところに止まったので証拠写真程度しか撮れませんでした。
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その後ムモンアカのポイントに移動。
着くとすぐにクヌギの木の周囲を飛んでいる何頭もの個体を見かけるが、全く止まらないので、今回撮影したかった交尾個体探しに切り替える。
最初は見つからなかったけど、何となく違和感のある葉っぱの傷みたいなものがあったので近づくと交尾個体だった。
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遠目からだと葉の枯れた部分と紛らわしい。
何とか近づける位置だったのでマクロでもたっぷりと撮影した。
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banyanさん、ありがとうございました。

by dandara2 | 2008-08-22 01:48 | 異常型 | Comments(14)
2008年 08月 17日

小畦川日記(2008/8/14)

今日は自宅前の川原に下りて少し歩き始めるとすぐにギンイチモンジセセリが飛び出した。
♂なので飛んでばかりで止まらない。脅かさないようについていきながら飛翔写真を撮影する。
ただ、茂った草の間を飛ぶのでなかなか難しく、ちゃんとした写真はあまり撮れなかった。
ピントが合っていても背景がうるさくてなかなか気に入ったものはない。これなどはそれでもましな方だ。
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こちらはわが家を背景にした写真。ちょっとピントが甘いし、ギンイチが背景に一部溶け込んでしまったけど良い記念になりそうだ。
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その後歩いていると、目の前にチラッと茶色い影が見えたので足を止めてよく見ると草の間にギンイチが止まっていた。
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良く気がついたものだと我ながら感心する。どうも羽化して間もない♀のようで、ほとんど飛ばないので良いモデルになってくれた。
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草の間にしゃがみ込んでカメラをのぞいていると、湿気がすごく汗がポタポタとカメラやレンズにしたたって後でさびないかと心配になる。
ここで元気を使い果たしたせいか下流側に行っても何も撮影できず、仕方なく対岸をまた上流側に歩き始める。
これと言った蝶にも出会わず暑い土手をとぼとぼ歩いていたら、川原でなにやらチラチラ動くような気配がする。
よく見るとナミアゲハが集団で吸水していた。
ここでアゲハの集団吸水を見るのは初めてだ、しかもナミアゲハ。川原なのでキアゲハは良く目にするのだがナミアゲハはそれほど多くはない。
それが10頭近くも集まっている。
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川原に下りて近づこうとするが、足を踏み出すとずぶずぶと潜ってしまうので、とりあえず撮影して後でトリミングすることにする。
でもトリミングしすぎてこちらは像が甘い。
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by dandara2 | 2008-08-17 21:59 | 吸水 | Comments(20)
2008年 08月 16日

小畦川日記(2008/8/12)

この日はムラサキツバメの産卵などを見てみたいなと思って近くの公園をうろつくがお目にかかれなかった。
そこで近くの小畦川の下流側を歩いてみる。いつもだとこの暑い時期には大した蝶がいないと思われる下流側には行ったことがなかった。
川原を歩き始めると、ヒメアカタテハが目についた。おや、もう秋の気配かと思って何気なく観察しているとヨモギに産卵行動をとっているようだ。
こうなると話は別で、真剣に産卵シーンの撮影を始めるが、産卵時間は1.2秒、なかなか良いアングルから迫れないが、何回も産卵体制をとってくれたので、何枚かの産卵シーンを押さえることが出来た。
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こちらの写真は最初に撮影できた産卵シーンだが、尾端を曲げたものの産卵したかどうかがちょっとわからなかった。
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何枚か撮ったうち、産卵を終えて尾端を上げた写真をよく見ると足の先に不鮮明ながら卵が写っているようだ。秋に個体数が増えて目立つようになるヒメアカタテハだけど、この時期に産卵されたものがその世代になるわけだ。何かちょっとだけ知識が増えたようでうれしい。
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気をよくして土手を歩いていると、ジャコウアゲハの♀が飛んでいるのが眼に入った。
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食草のウマノスズクサは上流側に多いと思っていたので、ここに♀がいることが意外で、アレッと思いながら見ているとウマノスズクサがあって産卵をはじめた。
あわてて土手を下りて近づくが、しばらくそのまま静止していたけど、次を産むことなく飛び去ってしまった。
後で写真を見ると葉の裏には産み付けられた卵が見えるので、一応の証拠写真にはなりそうだ。
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ここにウマノスズクサがあるとは知らなかったので周囲をよく見ると50m位の範囲に結構な密度でウマノスズクサが生えている。
楽しみなポイントが増えた。
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by dandara2 | 2008-08-16 17:26 | 産卵 | Comments(10)
2008年 08月 15日

小畦川日記(2008/8/9)

今年の暑さは格別のような気がする。それに毎日夕方になるとどこかで大雨洪水警報が出るような局地的な雨が降る。
これも温暖化の影響だろうか。
お盆の間は道路が込むのでなるべく出かけないようにしている。自宅前を通る関越道は14日の午前中は下りがノロノロ運転、夕方は早くもUターンラッシュで登りがノロノロ運転になっていた。
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そこで遠出はせずにわが家の前の小畦川を散策するわけだけれど、引っ越して9年、だんだん色々なことがわかって来るに連れて、わが家は結構貴重な場所にあるんではないかという気がしてきたので、少しこの小畦川をまじめに記録しておくことにした。
なぜ貴重な場所かというと、わが家から300mほど下流に1本の橋がある。なんと言うことのない、幅15mくらいの橋だけど、この橋の左右でビックリするくらい自然環境が違っているのだ。
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橋の右側(下流側)は護岸工事がされて、遊歩道も造られお花見のシーズンには河原でバーベキューを楽しんだりしている。
川原は工事のために一度全部植生が破壊され、その後ススキやシロツメクサその他の雑草が繁茂するようになっている。
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それに対して反対の左側(上流側:わが家のある側)は護岸工事もされず、川原は年に1.2回草刈りされるくらいでほとんど人が入らない。
この時も、向かって左側(右岸)は撮影の1ヶ月くらい前に草刈りされ、右側(左岸)は10日くらい前に草刈りがされたようだ。
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なぜ人が入らないかというと、この川原は周囲の地下水位より低い場所にあるのか、所々で水が湧きだしていて散策するには不向きなのだ。
とくに左岸ではそれがひどくて、田んぼに水が張られると湿地と化して気軽に川原に入ることはできなくなる。
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特にこの時期はイネの生育期で田んぼには水が一杯に張られているのでそれがひどいようだ。
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右岸(わが家のある側)は、田んぼが埋め立てられて住宅地になった関係で、やや乾燥化が進んできていている。ただ歩いてみると地面は湿気を含んで柔らかく、所々では水がしみ出してくる。そのため、イネ科の雑草が茂ってやはり人が入ることは希だ。このような関係で植生は昔のままの状態が良く残っているように思われる。
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ま、こんなような関係になっていて、自宅前の川原でわずかながらギンイチモンジセセリが見ることが出来たりするわけだ。
このギンイチ、30年前から、私が引っ越しをする場所では必ずと言っていいくらい見ることが出来る、不思議な因縁を感じる蝶ではある。
近くには入間川という大きな川があってそこにはまだたくさんギンイチが生息している。きっと昔にはこのあたり一帯どこにでもいたのだろう。
8月9日にはそろそろそのギンイチが出ているかなと歩いてみるが、まだ出ていなくて、わずかにツバメシジミとベニシジミがいるのみだった。
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ベニシジミの飛翔は素早くてなかなか飛翔を捉えるのは困難だけど、いわゆるバスト連射で狙えば容易に撮影できる。欲を言えばもう少し早いシャッターが切れるようになって欲しい。(これは1/1000)
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川を渡って反対側の左岸に行ってみるけど、ここでもギンイチは見ることが出来なくて、その代わりキアゲハの♂が♀に対してスクランブルをかけているのを見かけた。
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こちらはバスト連射ではなくて、普通の撮影だけど、ノーファインダーだし、距離も感で合わせるからなかなか思ったようにはピントが合わない。
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次には下流側を少し歩いてみよう。

by dandara2 | 2008-08-15 17:09 | 配偶行動 | Comments(2)
2008年 08月 12日

高原のベニヒカゲ(8/11)

昨年「軽井沢の蝶」のKさんに教えていただいた草原にベニヒカゲを撮影しに行った。
昨年は9月1日に行ったのでさすがに遅く、花も蝶もくたびれ気味だったので、今年は是非新鮮な花とベニヒカゲを撮影したいと思った。
お盆明けに行く予定だったけど、ニュースを見ると高速道路の渋滞も大したことなさそうなので、急遽8月11日に出かけることにした。
着いてみるとさすがにちょっと早かったかもしれない。♂ばかりでなかなか止まらないし、個体数も期待したほどではなかった。
それでも花一杯の高原に遊ぶベニヒカゲが何とか撮影できた。(家内撮影)
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こちらはオリンパスでの撮影だけど少し無理がある感じ。設定を再度見直そう。
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こちらはD300による飛翔写真。確率は悪いけどピントがあったものはやはり気持ちいい。
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今回のテーマはきれいな花に来るきれいな蝶をきっちり撮りたいというものだったけど、♂しかいなくて、時々ハクサンフウロに吸蜜に来てもすぐに飛び立って写真が撮れない。
ようやく止まったと思ったらマルバダケブキで、これはこれで良いんだけど最初のイメージとは違う。
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2時間以上格闘するがどうにも思い通り行かないので、再度お盆明けに出直すことにして車に戻りかけると、ほんの一角だけどハクサンフウロがたくさん咲いていて、ペニヒカゲも数頭が吸蜜している。
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ここでようやく出かけるときに頭に描いていたイメージに近い写真が撮れてほっとした。
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ここではコヒョウモンも多く、やや擦れた個体が大半だったけど新鮮な個体も少しだけどいた。
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2枚とも家内の写真だけど、この広角は自分にはちょっと撮れない迫力ある写真でお気に入りだ。(自分だとアングルとかもう少しいじって、かえって平凡になったと思う)
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ここではクジャクチョウもいたが、数も少なくこれからの発生と言った感じだ。
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キアゲハも雄大な感じでまあまあの写真になった。
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帰りがけに軽井沢によって、Kさんが今年も開いている写真展を見学する。
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撮影の関係で時間が未定だったし、平日なのでKさんにはあえて連絡を取らなかったけど、昨年の写真とは少し趣向が違って、蝶だけでなくその他の昆虫や草花の写真が結構多かった。
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by dandara2 | 2008-08-12 19:30 | 吸蜜 | Comments(18)
2008年 08月 09日

山梨(ゴマ・クロシジミ)

長野でアカセセリやムモンアカを撮影した日は甲府の家内の実家に泊まった。4日の朝見ると、甲府の家の庭では今年もホソオチョウかたくさん羽化して飛んでいた。義父が亡くなってからどうなるかと思ったけど、義母や義兄が食草を大事にしてくれているので一安心。
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帰りがけにゴマシジミとクロシジミのポイントを見に行ってみた。
ここのゴマの発生はやや遅めなのでどうかなと思ったけど、ポイントに着くとすぐにワレモコウで吸蜜している姿が眼に入り無事撮影できた。
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ただ、十分な撮影をする前に飛ばれてしまった。
その後周囲を探してみるが、発生しているのはこの1頭だけのようなのでクロシジミを探しに移動する。
移動途中、大ぶりのシジミが飛び出したので確認するとクロシジミだった。いつものポイントよりもかなり離れた位置なので、今まで気がつかなかったのか、移動して新たに発生したのかわからないけどうれしい発見だ。
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周囲を見渡すと何頭かが目についたのでここで粘って撮影することにする。
最初の個体は茶色ぽい色合いだったけど、こちらの個体はかなり白っぽい。
葉の先に止まって翅を開きはじめた。手前の草が邪魔だったので家内と二人で草を押さえながら撮影するが、私の体の前に回り込んで窮屈な思いで撮影した家内の写真が結構迫力があって良かった。距離がとれずに近づいた分良かったのだろうか。
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この個体は少し移動するものの移動先でも翅を開いて良いモデルになってくれたが、そこにアリが来てアリはクロシジミに少し関心を示したが、クロシジミの方は全く動じる気配がない。
アリも少し興味を示しただけですぐに離れていった。
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近くでは♂がテリ張りをしているが、やや位置が高く思ったような写真が撮れない。
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歯がゆく思っていたらぱっと飛び立った♂が家内の帽子の上でテリ張りをはじめた。動かないように言って撮影する。
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充分撮影して、雲行きも怪しくなったので引き返すことにするが、途中チダケサシで吸蜜するクロシジミを見かけて撮影する。
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この写真は家内のもの。私は別アングルで撮影していたが家内の方がよいアングルなのでとりあえず撮影を依頼して、そろそろと移動して撮影しようと思うが家内が撮影に夢中で場所をゆずってくれない、そのうち飛んでいってしまった。
ちゃんと写っているか心配だったけど家で見てみるときちんと写っていて良かった。
あのときに場所をゆずれと文句を言わなくて良かったと胸をなで下ろした。

by dandara2 | 2008-08-09 22:50 | 静止 | Comments(18)
2008年 08月 07日

信州遠征(アカセセリ・ムモンアカシジミ)

8月3日は、「蝶と山・てくてく写日記」のbanyanさん、「Nature Diary」の虫林さんのお誘いで信州にヒメヒカゲ、アカセセリなどの撮影に出かける。
休みに入った安心感からか、就寝したのが0時半過ぎ、2時45分の目覚ましは止めたらしいのだが意識になく起きたのが5時過ぎ。
これではとても6時に山梨での集合には間に合わないので、急遽電話して現地に直接行くことにした。
8時半に現地に着くと、お二人も1ヶ所寄り道をして、ちょうど着いたところのようで、車を止めたらすぐに電話があった。
早速撮影にはいるが、ヒメヒカゲはやや遅かったようだが、何とかきれいな個体を見つけて撮影した。
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まだ草には朝露が着いていて、それを吸汁している個体もいた。こんな個体を観察したのは初めてのような気がする。
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飛翔写真も撮ってみるが、草の間を飛ぶので結構難しかった。これはかろうじて空を背景に出来たもの。
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アカセセリの方はちょうど盛期のようで、マルバダケブキで吸蜜する多数の個体が見られた。
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アカセセリ特有の前翅の先端がつんと上に跳ね上がった翅形はシルエットでもすぐそれとわかる。
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ここでは配偶行動をするペアも見られて、昨年の交尾シーンと会わせて写真のバリエーションが増えた。
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飛翔はとにかく速いけど、やたら追いかけていたら奇跡的に写っていた。
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その後ムモンアカのポイントに移動する。
こちらは初めての場所で、虫林さんとご一緒していなければ知り得ないところだった、ありがとうございます。
ムモンアカはぽつぽつと見られて擦れたものから新鮮なものまでいたが、全体的にはピークを過ぎていたかもしれない。
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広角写真にもチャレンジするが、設定に手間取ってなかなか難しかった。
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活動が始まる13時頃までに時間があったので周囲を歩いてみると、道路をオオムラサキが元気よく横切った。
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見ると、♀を追いかけて路上に止まった。♀はまだきれいなので、交尾行動はもう少し経ってからになるのだろう、今回は♂はふられることになりそうだ。
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その後このペアは飛び立って草の間でまたにらめっこをはじめたが、久しぶりに迫力のある写真が撮れて満足できた。
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期待したムモンアカのスクランブルと交尾はものに出来なかったので、最後ににカラスシジミのポイントに移動するが、こちらもやや時期が遅くて個体数も少なかったが、何とか姿を見ることが出来た。
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ここでは多数のカブトムシに驚いたが、そのレポートは虫林さんのブログでご覧下さい。

(※親戚に不幸があり、ちょっと留守にしますのでコメントのお返事は少し遅れます)

by dandara2 | 2008-08-07 03:10 | 配偶行動 | Comments(6)
2008年 08月 05日

信州遠征(ホシチャバネセセリ)

8月1日の朝はのんびり起きる。窓の外の小鳥の声が爽やかだ。
宿近くのゼフが多そうな林を覗いてみるが、大したものはいなくて、ジョウザンミドリシジミがテリ張りをしているだけだった。
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9時過ぎに宿を出て、帰りがけに先日ミヤマシロの生息調査の時に教えていただいたホシチャバネセセリのポイントを見に行く。
前回に比べると擦れた個体が多かったが、きれいな個体も少し混じっていたのでそれを狙って撮影する。
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この前は雨の直前でホシチャバネの飛翔はすごくゆっくりで、これなら飛翔も簡単かなと思っていたけど、今回は雄のテリ張り最中で飛翔はものすごく早く、とてもじゃないけど狙って飛翔は撮れそうもない。
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ただ、逆に静止時間がそれほど長くないので、バスト連射には適しているようだ。早速チャレンジしてみると、何とか狙い通りの写真が撮れていた。
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ここにはヘリグロチャバネセセリもいて、アカツメクサから吸汁していた。
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ヘリグロチャバネとスジグロチャバネの区別は難しいものの代表のように言われるけど、縁毛の色を見ると一目瞭然で簡単だ。
縁毛が白ければヘリグロチャバネで、スジグロチャバネはこれが黄色になる。
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そこから少し離れた場所にコヒョウモンモドキとベニヒカゲの様子を見に行く。
ベニヒカゲはまだ出ていなかったけど、たくさんのコヒョウモンモドキがいて、配偶行動をしたりしていた。
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タカネコウリンカが少し咲いていて、そこで吸汁する個体もいた。
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ここにはナミヒョウモンもいて、コヒョウモンモドキと追いかけっこをしていた。
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今回の旅行は内容的には多少不満な点もあるけど、今年の夏は猛暑で蝶の個体数も少なく、発生期もつかみにくいようなので、温泉でのんびり出来たから良いかなと言う感じだった。

by dandara2 | 2008-08-05 11:30 | 近似種との区別 | Comments(9)