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2006年 10月 29日

秩父の秋の蝶

今日は曇天の予報だったので、朝はゆっくり7時頃に起きたが朝食を食べているとだんだん明るくなってきた。
そうなるとムズムズしだしたので、秩父のクロツバメシジミを見に行くことにする。
現地には12時頃について、ツメレンゲの様子を見るとちょうど良いくらいに咲いている。
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ところが肝心のクロツバメは全く姿を現さない。わずかにキチョウがアメリカセンダングサで吸蜜をしていた。
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この場所はもともとクロツバメシジミの数は多い場所ではないので、発生のタイミングを外してしまったようだ。今後のために周囲の様子を見てみると、トネリコの多い林道があったので、もしかしたらウラキンが期待出来るかも知れない。
もう一ヶ所を見に行くが、こちらにも全く姿が見えない、やっぱり発生の谷間になってしまったようだ。となるとこの時期には他には何も狙うべきものがない。
仕方ないので、武甲山近くの棚田を見に行くことにする。たしかコスモスが植えてあったはずなのでタテハ類が撮影出来るかも知れない。
行ってみるとコスモスももう終わりで、棚田のまわりにわずかに残った花にキタテハが来ていた。
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マクロレンズと広角レンズでそれぞれ狙ってみたが、14時を過ぎた日の光はすっかり夕方のものだ。
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他にはモンシロチョウとベニシジミ、ヤマトシジミくらいしか飛んでいないので、モンシロチョウをモデルに選んで広角で狙ってみる。
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その時突然ファインダーを何かが横切ってモンシロチョウが驚いて飛び退いた。
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ファインダーから目を離してみると、ハナアブが吸蜜に来たところだった。
いったん飛び退いたモンシロチョウも、周囲を飛び回ってやがてまた花を訪れようとしたので、それを狙って撮影した。
ピンボケだが結構迫力あるシーンが撮れて満足。
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その後ヤマトシジミにも注意を向けてみると、翅が壊れてはいるが、結構青い♀がいたので撮影する。
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※chochoensisさんからストローの屈折点の話があり、ストローを動かしている連続写真がないかとのことだったので追加してみました。(左から右に時間が経過しています)
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たしかに同じ場所を起点としてストローが曲がっていて、どこでも自由に曲がるというものでもないようです。

by dandara2 | 2006-10-29 20:04 | Comments(20)
2006年 10月 22日

少々疲れ気味かな

昨日、帰宅後夜中に息子の引っ越しで不要になった荷物を元の住まいに引き取りに行くが、家の前の狭い路地にバックで車を入れようとして、電柱にかなり激しくこすってしまった。
電柱に全く気がつかず、しかもコーナーセンサーも無反応で、ガリガリっと来た瞬間、何が起こったのか全くわからなかった。
家内によると、高速を運転中からいつもと様子が違っていたと言うから、このところの忙しさで疲れていて注意力が散漫になっていたようだ。
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そんなわけで、今日は車のディーラーのところに行ったり、保険会社に連絡したりで、午後に少しだけ家のまわりを散歩するだけだった。
曇天だし、たいしたものは期待出来なかったが、それでもかろうじて出ている樹液を見つけて、ルリタテハが吸汁に来るところを撮影出来た。
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ムラサキシジミの多いポイントでは、木を叩くとたくさんのムラサキシジミが飛び出すが、止まる位置が高く全く写真が撮れない。
うろうろ探していると、目の高さのところにウラギンシジミが止まっていた。
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14時頃だというのにすっかり静止モードで動こうともしない。人間の感覚ではお昼を回ったばかりのような気がするが、たしかに日も西に傾きだして蝶にとっては夕方なのだろう。

by dandara2 | 2006-10-22 23:53 | 吸汁 | Comments(25)
2006年 10月 15日

完全休養日、青いヤマトなどなど

 先週はいつもちゃらんぽらんに仕事をしている私にとっては気の抜けない仕事が多く、精神的にタフな1週間だった。
 しかも昨日は息子の引っ越しがあったのだけれど、少しでも安く上げたいと言うことで、両方の親が母親は朝から、父親はそれぞれ勤務が終わってから手伝って結構夜遅くまでかかった。
 今日はミヤマシジミを狙って山梨の方に出かけるつもりだったのだけれど、朝は体がだるく起きられなかったので、自宅付近を軽く散歩する程度にとどめて家事の手伝いをすることにする。
 家の前の河原に出るとすぐにモンキチョウが産卵しているのを見つける。早速撮影しようとするが、風があるせいか産卵時間が極端に短い。
 そのせいで何度もチャンスがありながら、手応えがあったのはワンチャンスだけだった。
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次にシャッターを押した時は飛び立った後だったが代わりに産み付けられた卵が写っていた。
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新しいVRマクロのオートフォーカスが思ったより反応が遅いというのも原因のような気がする。今までだとこんなものと諦めていたのが、新レンズになって期待が大きいせいか、シャッターボタンを半押しした時点でピントが合っているのを期待してしまうがそれは無理のようだ。
 1秒少々の産卵時間では、アングルを決めてカメラをかまえ、シャッターボタンを半分押してフォーカスがあった時には飛び立っているというのが多かった。
 今日の散歩ではムラサキツバメを狙っていたのだけれど、1頭も見つからなかった。代わりに4.5頭のムラサキシジミを見つけるが、葉の茂みの間に静止していて翅を開く気配はなかった。
 カタバミの生えた一角にヤマトシジミが何頭も飛んでいる。家内が黒いけど青っぽいのがいるというので、取りあえず撮影してもらい見に行くとたしかに青い♀だった。
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 この♀はその場で向きを変えて産卵を始めた。うっかりシャッタースピードを高く設定していたのを忘れてしまい、絞りが浅くてピントがぎりぎりだったが何とか写っていた。
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 その後も小一時間ほど歩くが、風のせいか何もいない。ようやくマリーゴールドの咲く庭の一角にツマグロヒョウモンの♂が来ているのを見つけ撮影する。
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 昨年はすごく感激したこの蝶も今年は当たり前の光景になってしまって、隣で吸蜜していたアカタテハの方がうれしくて何枚も撮影してしまった。
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by dandara2 | 2006-10-15 00:25 | 産卵 | Comments(9)
2006年 10月 10日

ツマグロキチョウ秋型の撮影

 今日は風も治まり天気も良く絶好の撮影日和。
 山梨にツマグロキチョウの秋型を撮影しに行くが、ひょんな事から「蝶・チョウ・ゆっくり歩き」のchochoensisさん、「虫林花山」の虫林さん、「自然を見つけに山歩き」のbanyanさん、「西久保田んぼへようこそ」の霧島緑さん、「バルナッソス山へ」のたにつちさんらとの大所帯の撮影行となってしまった。
 当初はツマグロキチョウだけのつもりだったが、これだけの人数になったので、シルビアシジミも撮影することにして、ポイントに着いてbanyanさんと歩いていると足元から飛び立つ個体があった。
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 かなりすれた個体だが、取りあえずこれで第一目標はクリア、その後banyanさんが比較的新鮮な個体を見つけたので全員でじっくり撮影する。
 逆光気味で撮影したので、縁毛が輝いてきれいに撮れた。
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その後この個体はアメリカセンダングサで吸蜜していた。
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 シルビアも全員が一通り撮れたようなので、次にツマグロキチョウの撮影に移動する。
 一昨日、タンカーの沈没をもたらした大型低気圧が富士山にも初冠雪をもたらしたようで、山頂付近が白くなっていてきれいだった。
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 ツマグロのポイントに着くとすぐに1頭が花に吸蜜に来ているのを見つけたが、カメラをかまえる暇もなく飛んでしまい撮影出来なかった。
 その後この個体は地面に降りたので吸水かと思ったがそうでもないようだ。
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 その後何頭かの個体を見つけるが全く止まらず撮影が出来ない。念のために飛翔中の写真も撮るが、たいした出来ではなかった。
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 少し離れた場所に移動するが、昨年歩けた場所が草が茂りすぎて歩くのも大変なので元の場所に戻ると霧島緑さんが羽化直後と思われる個体を見つけ、動きが鈍いのを幸いに全員であれこれと撮影する。
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 多分みんな同じような写真になったと思うが、それはそれで楽しい一時だった。
ただ、この場所も手入れが全くされていないので、ススキやクズの成長が早く、もう数年でダメになってしまいそうだ。草原性蝶の存続の難しさを体験させられる場所だ。
 メンバーの一部はこの後クロツバメシジミの撮影に向かったが、帰りの渋滞が気になるので早めに帰ることにする。
 それでもやっぱり事故渋滞にはまってしまったが、夕食前の時間には帰り着くことが出来た。

by dandara2 | 2006-10-10 00:20 | Comments(18)
2006年 10月 04日

自宅前のツマグロヒョウモンとキアゲハ

 今日は勤務先の学校の創立記念日でお休み。
 湘南でモンキ・ナガサキを狙おうと思っていたが天気が悪い。
 仕方なく自宅付近を散歩してみた。いつもは1時間くらいしか時間がないことが多いが今日はゆっくりと散歩する。
 自宅前の川の土手を歩いていると、ツマグロヒョウモンの♂がコスモスに吸蜜に来ている。これは広角接写の出番ということで早速撮影。
 今年の春、このレンズを買って広角接写をはじめた時ほどの感動はないが、写真としては全て初めてのシーンになるのでそれなりに満足。
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でも基本的にはマクロ系の方が好きかな(ちなみにこれは家内の写真です)。
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 ♀の方は、コスモス、キクイモなどで吸蜜していたが、キツネノマゴに執着して吸蜜している個体がいた。他にも花は咲いているのでこんな小さな花に執着する理由がわからないが、たくさん咲いていたのでこれにタテハモドキが北上してきて吸蜜する時代が来るのかななんて思いながら撮影した。
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 河原の所々には彼岸花が咲いていて、まだそれなりにきれいなものもあるのだがここには黒系アゲハはほとんど見られない。
 今日湘南に行けなかったので、ヒガンバナと黒系アゲハの組み合わせは今シーズンは撮影出来ないことになりそうだ。
 残念に思いながらヒガンバナを見ていると1頭の♀のキアゲハが吸蜜に来た。急いで近づくと♂が求愛に来たが、どこにいたのかと思うように次から次に飛来してとうとう4頭のキアゲハが入り乱れて飛び始めた。
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 急いで撮影するが、こんな時オートフォーカスだとピントが合わず苦労するが、新しいレンズはフォーカスリングを回すだけで瞬時にマニュアルフォーカスに移行出来るので、ファインダーで追跡しながらピントを合わせることが出来た。
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 ただ、秒3コマの撮影間隔はこんな時にはいかにも間が抜けている。ニコンから新しくD80が出て、値段の割に色々な面で1年前に出たD200と同じか、それを上回る性能があるらしいが、今ひとつ触手が動かないのはこの撮影間隔にある。
次に買うとしたら秒5コマのD200かそれの後継機かな。
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by dandara2 | 2006-10-04 18:50 | 配偶行動 | Comments(14)
2006年 10月 01日

ツマグロヒョウモンの変な産卵行動

 今日は朝から曇天、午後には息子の所属する楽団の演奏会があるので、午前中少しだけ近くの公園に行くが何もいない。
 午後の演奏会の会場にも念のためにカメラを持って出かける。開演まで少し時間があったので会場近くの公園を歩くと、小雨のぱらつく中ツマグロヒョウモンの♀が飛んでいた。
 昨年まではやや珍しい感じがしたこのチョウも、今では他のチョウがいなくてもこのチョウは撮れるだろうと思わせるくらいの普通種になってしまった。
 地上を這うように飛んでいるので、これはと思い追いかけると笹の間に潜り込んで産卵している。ところがアングルが悪く尾端をうまくとらえることが出来ない。
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 しつこく追いかけすぎたのか木の上に上がってしまったが、見ていると腹端を曲げて産卵体制をとっている。
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本当に産卵したのかどうかはわからないが、他のヒョウモン類も木の幹に産卵したりするので、これもありかなと思ってさらに追跡すると道の向こうの自転車置き場の屋根の方に行ってしまった。
 ところがその屋根にも産卵行動をしている。遠いが曲げた腹端がはっきり見える。
 さすがにここで孵化した幼虫は干からびるしかないかなという感じ。
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 このチョウがかなりいい加減なのか、産卵衝動が高まっている時にしつこく追いかけたので、やむを得ず産卵してしまったのかわからないが、このチョウの繁殖力の強さの一端を見たような気がした。
 ついでにそのコンサートのスナップを一枚、息子とその嫁さんが写ってます。
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by dandara2 | 2006-10-01 23:22 | 産卵 | Comments(16)