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2014年 11月 12日

小畔川便り(ルリタテハ擬態?:2014/11/7)

このところ天気が悪い。
たまに晴天の日には所用が入ってしまいなかなか撮影に出ることができない。

11月7日に一日だけムラサキシジミの公園を歩くことができた。
ところが期待したムラサキシジミは出ていなくて、ぶらぶら歩いていたらルリタテハがサザンカの葉の裏に止まっている。

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最初見た時は何かみすぼらしい感じで、葉に引っ掛かった枯れ葉のようで絵にならないなと思ったけど、それも生態の一部だからと撮影。
良く考えたら、ルリタテハのこんな姿を見るのは初めて。
いつも見る静止姿勢よりも、ずいぶん前翅が上に上がっている。
触角はかろうじて翅の外に出ている。

休止の姿勢なのか、枯れ葉か何かに擬態しているのか。
気が付いたときからこの姿勢で動かなかったし、20-30分後にもこの姿勢だったので、こちらに驚いた姿勢と言うわけではないようだ。

ウラギンシジミがマテバシイの葉についたアブラムシか何かの汁を吸いに来ていた。

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よく見ると奥の方でももう一頭吸汁している。
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この日は、1V3に85マクロを付けたものと、もう1台の1V3には10-30の専用レンズを付けたものしかもっていなかったので、10-30の広角側で撮影した。
もっと絞ればよかったかもしれないけど、アングルを決めるのに、ターゲットマークの追尾機能を試したり、液晶にタッチしてシャッターを押す機能を試したりしていて、そこまで気が回らなかった。

しばらくすると、両方とも翅を開いて吸汁を始めた。
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追尾機能のテストで、右のウラギンにピントを合わせ、カメラを左に振って撮影。
でもピント位置が少しずれたりしてなかなかうまくいかない。
それでも、マウントアダプターを付けていた今までは使えなかった機能なので、いろいろ遊んでしまった。

少し閉じたシーンもあったのでそれも撮影。
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どっちが絵になるか考えたけど、判断がつかないし、絵の数も少ないので両方とも載せます。

うろうろしていたら、ムラサキツバメの雌が翅を開いていた。

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そろそろ近づいて、良いアングルを探そうと思ったら逃げられてしまった。

近くの葉の陰にはムラサキシジミが止まっていた。

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日光浴で翅を開かないかなと思っていたけど、ずっとこのまま。
ストロボを光らせたら翅を開いてくれたかもしれないのに、うっかりして忘れてしまった。



by dandara2 | 2014-11-12 11:38 | 擬態 | Comments(6)
2010年 09月 14日

秩父の晩夏の蝶(2010/9/12)

11日の土曜日は遅くまで勤務があり、夕食後、疲れたなとちょっと横になって気がついたら朝だった。
翌日が休みなので、家内も起こさずにそのままにしていたようだ。
風呂にも入らず、歯も磨かず、子供のように寝入ってしまったのは一体何時以来だろう。
結婚してから初めてかもしれない。
当然遠出をする気にはなれず、かといって家の前の川原に行ってもこの時期たいした収穫がないことは目に見えている。
さてどうしたものかと考えて、そういえば秩父の今頃の様子は見たことはなかったなと思いつき、7月にウラギンスジヒョウモンが見られる場所に出かけてみた。
ポイントが近づくがどうも天気がよくない。
雨は降りそうもないけど、山の上にはガスがかかってよく見えない。
そんな中、けっこう存在感のあるヒョウモンが目に付いた。
ウラギンスジかなと思って近づくと、ウラギンヒョウモンだった。
この場所では初めてみる気がするが、まあ、そんなにしょっちゅう来ているわけでもないので・・どうなのかな。
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ミドリヒョウモンがそこそこいたけど、♀のほうは夏の高原で見るよりも重厚に見えた。
ヒョウモンがいないかなと気にして見ているせいだろうか。
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アザミで吸蜜していたけど、1頭が吸蜜していると、明らかにそれを蹴散らすような感じで勢い良く止まるのが面白かった。
花の数が少ないからかもしれない。
一旦は驚いて飛び立ったほうもすぐに戻ってきて、負けじと吸蜜に専念していた。
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ニコンD300s ニコン70-300(230)絞り優先 1/400 f8.0 ISO2500

♂のほうはかなり擦れた感じがして、♀の重厚さは感じられないけど、それでもまだ配偶行動をがんばっていた。
♂のところに来てすこしホバリングしていたので撮影。
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ニコンD300s ニコン70-300(230)絞り優先 1/400 f8.0 ISO1000

絞り優先だったのでかなりぶれているが、それでもこの前カメラの設定を変更したのが幸いしたのか、何とか見られるレベルでは写っていた。
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ニコンD300s ニコン70-300(230)絞り優先 1/400 f8.0 ISO1000

ツマグロヒョウモンも♂がいて、遠くから見るとひときわ鮮やかだ。
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最近読んだ「琉球の蝶」という本では、ツマグロヒョウモンの♀は毒のあるスジグロカバマダラやカバマダラなどに似せて鳥などの敵を欺くベーツ擬態というよりは、自分自身もまずくて鳥に嫌われ、毒のあるカバマダラなどとお互い模様を似せて効果を高める、南米の毒蝶などが互いに似た模様をしているのと同じ、ミュラー型擬態ではないか。
その関係で、カバマダラのいない本州でものんびり飛んでいても鳥などに食べられることが少なく、勢力を伸ばしているのではないかとそんな意見だった。
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ヒョウモンチョウがヘリコニウス(毒蝶)亜科のヒョウモンチョウ族に含まれ、近縁のヘリコニウス族が味がまずく、多くのミュラー擬態種を出しているという説明になるほどと納得してしまった。
もちろん温暖化の影響や家庭や花壇にパンジーが多く植栽されていることも一因だろうけど。
面白いなと思いながら読んだけど、まだ仮説の段階でそれほど具体的なデータが揃っているわけではないようだ。

これから秋になって数が増えるツマグロヒョウモンを見る目がすこしは変わってくるかもしれない。
だんだん空が暗くなってきて、ポツリポツリと雨が落ちてきてツマグロヒョウモンもススキの葉の上で小休止している。
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替わりにカラスアゲハがアザミに吸蜜に来た。
♀かなと思って喜んだけど♂で残念。
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ニコンD300s ニコンマイクロ105 絞り優先 1/250 f6.3 ISO2500

それでもたくさんの写真が撮れたし、花に向かってゆっくり飛んでくるので飛翔にも挑戦。
ただ暗くて、ノイズだらけの写真になってしまった。
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ニコンD300 シグマ17-70(32) シャッタースピード優先 1/2000 f3.5 ISO3200

カメラの修理が完了してデジイチ3台体制になったので、それぞれの役割に応じてカメラの設定をすこしいじった。

望遠70-300を付けたD300sは、絞り優先でf8.0 ISO1000、シャッタースピードの下限を1/400に設定。これ以上暗いところではISOが自動的に3200まで上昇する。
 
マクロレンズを付けたD300sは、絞り優先でf6.3 ISO800、シャッタースピードの下限は1/250、こちらもISOは自動増感。

飛翔用のD300はシャッタースピード優先で 1/2000 に設定。 ISO1250、こちらもISO自動増感。
便利になったものだ。

今回はどんよりした天気で、周囲に木が多かったのでいずれもISOが高くなった。
どの写真も手振れはしていないけど、ISO2500以上になるとノイズが目立つようだ。
このあたり、自分好みの写真になるにはどの設定がいいのか、もう少し試してみよう。 

by dandara2 | 2010-09-14 09:20 | 擬態 | Comments(12)
2008年 11月 10日

アケビコノハ

9日は曇天で肌寒い。聞けば今シーズンで一番の冷え込みとか。
8日の土曜日は神経を使う仕事があったけど、それも無事終わって今日はのんびり。
曇天をいいことに朝はのんびりして近くの様子を見に行くが、川原を歩いてみても何も飛んでない。
足元の草を注意してみていると、ヤマトシジミがいくつかアメリカセンダングサに止まっている。
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寒いのでまったく動く気配はない。
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次にムラサキシジミの越冬固体はどうかなと思ってアラカシの林に入り、枯葉の裏をじっくり見てみるが全く姿を見かけない。
まだ越冬体制には入っていないのだろうか。そういえば千葉でもとまっているのは緑色の葉の裏側だった。
やや薄茶色だったので気にはしなかったけど、この時期にはまだ枯葉にはそれほど執着しないのかもしれない。
枯葉を見ているときに、なんとなく違和感を感じる枯葉があった。
ちょっと色が濃くて、視点を動かすと厚みがあるように見える。
2枚の枯れ葉が屋根型に引っかかっているのかと思ったけど、念のために指で突っついてみた。
そしたら突然ぱっと飛び立って、その瞬間オレンジ色が見えた。
ヒエッと声は出なかったけど突然だったので思わず引いてしまった。落ちた先を見るとアケビコノハが止まっていた。
ずっと以前にも一度見たことがあるが、自宅付近でははじめて見かけた。
暗い木陰の枯葉に止まっていると、まじまじと見つめても枯葉にしか見えなかった。
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その後ももう少し探してみたけど、全く見つからないのであきらめて帰宅した。
午後は近くに買い物に出たついでにガソリンを入れたら、ハイオクで133円、一番高いときよりも50円以上下がっている。
この調子で来シーズンまで行ってくれるとうれしいけど・・

by dandara2 | 2008-11-10 10:56 | 擬態 | Comments(20)