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2016年 11月 28日

小畔川便り(ムラサキシジミの口吻の先:2016/11/17.20)

初雪騒ぎで飛ばしてしまったけど、11月17日はムラサキシジミの口吻の先の確認をメインの目的として、いつもの公園に出かけた。

天気も良く穏やかな日で、ムラツ、ムラシはいつものように葉に付いたアブラムシの排せつ物を吸汁している。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

ただ口吻の先がわかるように、きちんと写すのは意外と難しい。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

ようやく口吻の先が少し浮いたところをきちんと写すことが出来た。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150

その写真の拡大。

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ムラサキシジミでも口吻の先に何か尖ったギザギザの物が見える。

ムラサキツバメの記事の時に、otto-Nさんから歯状感覚子ではないかとのお話があり、それについて書かれている本田計一/加藤義臣編「チョウの生物学」について教えていただいた。

それによると、感覚器官の一種のようで、樹液を吸うタテハチョウの仲間などで発達していて、花の蜜を吸うアゲハ蝶の仲間などではほとんど見られないようだ。

シジミについては触れられていなかったけど、ムラツ、ムラシとも樹液に類するものを吸汁するので発達しているのだろうか。

ムラサキツバメは、オスが赤くなり始めたヒイラギの葉の上で翅を開いた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


メスの方は、マテバシイの葉の上で翅を開いてくれた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


近くにはイチョウの木もあって、丁度黄葉の盛りなので、この葉の上で翅を開いてくれないかと思うけど、なかなか思い通りにはいかない。

少し離れた下草の上でムラサキシジミのメスが翅を開いたので、何とかイチョウの葉を入れようと頑張るけど、翅が一部笹に隠れてしまった。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


いつもムラサキシジミが越冬するマテバシイの葉を見ると、今年も4頭のムラサキシジミが集まっていた。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


気温が上がってムラサキツバメが飛び回るようになって、その様子を見ていると頭上のクヌギの木から降りてきたり、飛び上がった個体がその中に入っていくように見える。

その行方を追うと、クヌギの葉に越冬集団が見られた。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


光線がきついし、少し距離があるので、うまくは撮れないけど、何とか証拠の写真は撮れた。



20日は朝からすごい霧。
目の前の川の対岸すら見えない。

いつもだと8時過ぎには晴れてくるのに、この日は10時を過ぎても晴れる気配がない。

それでも11時ころには明るくなってきたので、この状態なら強い影が出来ないだろうと思って、再度越冬集団を撮影に行く。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300

11頭ほどいるようだ。

撮影していたら薄日が差してきて、集団が少し動きだして1頭のメスがその上の葉で翅を開いた。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


イチョウの葉の上でもムラサキツバメのメスが翅を開いてくれた。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


サザンカも咲き始めて、そこにムラサキツバメが降りてきた。

吸蜜するかと期待してみていたけど、 蕾にとまった。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


近くには花も咲いている。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


あの花の方に行かないかと期待してみていると、小飛してその花にとまった。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


残念ながら吸蜜はしなかったけど、これからこんなシーンがいろいろ見られるかもしれない。



by dandara2 | 2016-11-28 10:33 | 吸汁 | Comments(10)
2016年 11月 13日

小畔川便り(ムラサキツバメのストローの先端:2016/11/9)

11月9日は木枯らし一号が吹いた。
風は強いけど天気が良いので、買い物のついでに自宅近くの公園に様子を見に行く。

マテバシイの南側には何頭かのムラサキシジミがいて、この日もアブラムシの排泄したものを吸いに来ていた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


この写真は、一頭が翅を開き、もう一頭が止まっている葉にはアリが来ていて、家内のお気に入りらしい。

風のあまり当たらない葉に止まって、時々翅を開く。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


撮っているときには良くわからなかったけど、新鮮な個体だ。
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ニコンD500 シグマアポマクロ150


ムラサキツバメも同様にアブラムシの汁を吸汁にきていた。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


この個体はストローを持ち上げたところ。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


ストローの先が何となくもやっと見えるので写真を拡大してみた。

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先端はブラシ状になっている。

これで葉にこびりついたアブラムシの排せつ物をこすり落としているのだろうか。

もしそうだとすると、それを溶かして飲むのだろうけど、葉の上が濡れているのを見たことはないので、液体を出すとしてもごく微量なんだろう。

ムラサキシジミのストローも同様なのか興味があるけど、はっきりわかる写真はなかった。


この日はメスが何頭か開翅をしてくれた。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150

葉の上がちょっと汚いけど、開翅してくれたので我慢、我慢
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ニコンD500 シグマアポマクロ150


風のためかあまりたくさんの個体は来ていないので、ある程度撮影できたところで帰ることにする。

歩いていたら、いつもは見かけない場所でムラサキシジミのメスが翅を開いていた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

傷一つない新鮮な個体だった。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150




by dandara2 | 2016-11-13 17:28 | 吸汁 | Comments(18)
2016年 11月 10日

ルーミスとクマソ(2016/11/6)

11月6日はnaoggioさんのお誘いでルーミスの撮影に行く。
ルーミスの撮影は、2012年以来4年ぶりになる。

途中台風か何かの影響で、ポイントの木が伐採されたりして環境が変化したようだけど、昨年あたりからルーミスの数も増えてきたようなのでどんなになっているのか楽しみだ。

圏央道が東北道につながったので、今回はその道を利用して行ってみることにする。
途中変なルートに入ってしまったりしたけど、何とか予定していた時間にはたどり着けた。

ポイントにはすでにnaoggioさん、Nさん、Akakokkoさん、Sippo☆さんらがお見えになっていてカメラを構えている。

そこにはルーミスがじっと止まっていた。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


とりあえず撮影すると、パッと飛び立って私の腕にとまった。

ちょうど日が当たっていたのでそこで開翅したようだが、カメラを構えることが出来ない。

皆さんはそれを撮影しているが動けない。
家内が早く来ないかと思ったけど姿が見えない。

そのうち飛び上がってしまった。

残念に思っていたら、後日Sippo☆さんがその時の写真を送ってくれた。

ブログに載せても良いということだったので、ここに記念として載せておくことにします。

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Sippo☆さん撮影


家内は何をしていたのかと思うと、入口の方でムラサキシジミを撮影していたという。

後でその時の写真を確認すると、ムラサキシジミではなくてルーミスだった。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300


その後しばらく待つけど、気温が高いせいかなかなか下の方には降りてこない。

降りてきたと声がかかって慌てていくと、着く直前に飛び上がってしまったりでなかなか写真が撮れない。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


どうもこの日はついていないようだ。

そんな中で、遠目だけどやっと撮れた写真を何枚か。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


この写真は、高い枝に止まっていた個体だけど、とりあえず撮影。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


後で見てみると、ストローが伸びている。
ムラサキシジミなどと同様、アブラムシの排泄した汁などを吸っているのだろうか。
そういえばここには3頭くらいのルーミスがいたけど、高いし、葉に隠れてしまったりと写真にはならなかった。


その後今年発生が確認されたクロマダラソテツシジミのポイントに移動することにする。

ルーミスはその気になればまだチャンスはあるだろうけど、クロマダラソテツシジミの方は今年限定の蝶ということで、とりあえずは撮影しておきたいと思っていた。

時間は13時を過ぎていて、歩いてみるけど見つからない。

手分けして小一時間探したけど見つからないので、今日は無理かなと思い始めたころに見つかったという電話が入る。

Sippp☆さんが下草に止まっていた個体を見つけてくれたようだ。

とりあえず撮影して、これで証拠写真が撮れたなと一安心。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


この個体は羽化間もないのかほとんど動かない。

そのうちぽろっと下に落ちてしまった。

私は"アー落ちた~"と思って見ていたけど、なんと家内はその瞬間を撮影していた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

メスだった。

偶然ではあるけど貴重な一枚になった。

下に落ちたところを広角で撮影。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


指に止まらせてソテツに止めようとしたら、舞い上がって飛んで行ってしまった。

ソテツを探していたnaoggioさんが幼虫を見つけてくれた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


ほとんど新芽はないけど、5.6頭の幼虫がいたし、伸びてきている新芽もいくつかあったのでもう少しの間は見られるのかもしれない。

この日は我々だけでは見つからなかった可能性が大きいけど、ご一緒した皆さんのおかげで何とか撮影ができました。
ありがとうございました。






by dandara2 | 2016-11-10 10:26 | 吸汁 | Comments(24)
2016年 09月 30日

秋の蝶3種とうれしいおまけ(2016/9/25)

9月25日はシルビアシジミを探しに出かける。

ここ数年シルビアシジミに関してはあまり良い状況ではないので、今年はどうかなと思いながら、できれば一か所でミヤマシジミとツマグロキチョウも撮影できそうなところに行く。

現地に着くと、数人の方がカメラを構えてかがんでいるのが見えたので、ああいるのかなと思いながら車を止める。

よく見るとbanyanさん、ヘムレンさん、dragonbutterさん、それにみき♂さんたちだった。

挨拶をして、シルビアはどうかと聞くと何頭かいますよということで一安心。

ミヤコグサで吸蜜している個体がいたのでカメラを向けると別の個体が飛んできた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


とりあえず撮影して、でもちょっと変だなと思って確認すると、最初に吸蜜していた個体はヤマトシジミだった。

ミヤコグサの花はあまり咲いていなくて、吸蜜写真は良いものが撮れなかった。
ここは草刈りが多すぎる感じがする。

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ニコンD500 ニッコール70-200


家内は、メスのシルビアにオスが求愛するシーンを撮影していた。

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家内撮影 ニッコール55-200


産卵シーンは、見つけて近づく前に飛ばれて苦戦した。

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家内撮影 ニッコール55-200


それでもある程度撮影できたので、広角でも撮影する。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


banyanさんたちは、ツマグロキチョウなどを撮影しに移動するという。

我々は、ここでミヤマシジミやツマグロキチョウがまだいるかどうかが気になったので、そちらを確認することにしてお別れした。

歩き始めたらウラナミシジミがミヤコグサに産卵しようとしている。

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ニコンD500 ニッコール70-200


確かにマメ科だから不思議ではないのかもしれないけど、ここにも産卵するんだーという感じだった。
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ニコンD500 ニッコール70-200


ウラナミシジミは、少し湿った地面で3頭も吸水していた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


ミヤマシジミのポイントでは、昨年ちょっと立ち寄った時には見つけられなかったので、まだ残っているのかが気になっていた。

小さなコマツナギの株はたくさんあるけれど、発生の中心にあった大きな株が元気がなくなっている。

最初に交尾個体を見つけたので、オオっと思ったらツバメシジミだった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


まあなんにしても交尾個体を撮影できるのはうれしい。

注意してみていると、何頭かのミヤマシジミも見つかった。

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家内撮影 ニッコール55-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


飛び立つときにきれいな翅表を見せてくれる。
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家内撮影 ニッコール55-200


あまり新鮮な個体はいなかったけど、それでもオスが翅を開いてくれた。
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ニコンD500 ニッコール70-200


まあまあ新鮮なメスも見つかった。
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ニコンD500 ニッコール70-200


無事発生が継続されていて、環境も大丈夫そうなので一安心。

ツマグロキチョウを探しに行く。

もともとここにはそう多くの個体はいなかったけど、まだ生き残っているのだろうか。

歩いていたら家内が「アー」という。
何かと思って立ち止まって一歩動いたら、「アアー」という悲鳴(でもないか)。

足元を見るとウラギンシジミの集団があった。

一頭飛んできて全部で10頭の集団になった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ウラギンシジミのこんな集団は初めて見た。

地面が少し盛り上がっているので、獣糞か何かがあるのだろうか。

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ニコンD500 ニッコール70-200


枯葉でおおわれて、あまり見苦しくないのがいい。
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ニコン1J5 1ニッコール10-30


これがこの日の一番うれしい出会いだったかな。

近くにはアサマイチモンジもいた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


見ると産卵しそうな気配。

家内が撮った写真には、2卵が産み付けられていた。

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家内撮影 ニッコール55-200


私は産卵の瞬間を撮ったつもりだったのに、後で見ると、飛び上がった後翅と産卵された卵だけが写っていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200



ここには目的のツマグロキチョウもいた。
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ニコンD500 ニッコール70-200


周囲の草がやや茂り始めていて、カワラケツメイもよくわからない。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


それでも何頭かが飛んでいたので、とりあえずの確認が出来て安心して帰ることが出来た。



by dandara2 | 2016-09-30 10:20 | 吸汁 | Comments(18)
2016年 06月 04日

今年のフジミドリは不作(2016/5/29.31)

5月29日と31日はフジミドリシジミ狙いでで東京郊外の山に行ってきた。

ブログなどを見ると今年のフジミドリはあまり芳しくないようだけど、時期的にはちょうどよいはずだし、まあ撮影できるだろうと出かけてみた。

8時40分くらいにポイントにつくと、いかにも手持ち無沙汰な感じのカメラを持った人たちが数人いる。
あっ、こりゃ出ていないなと思いながら仲間に加わる。


ブナの梢を見ていると、ミスジチョウが飛んできた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

ミスジチョウにはあまり縁がなく、よい写真はあまりないので、この日はフジミドリと同じくらいの重要度。

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ニコンD500 ニッコール70-200


喜んで撮影する。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


やったね、これで目標の一つはクリアと喜ぶ。

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ニコンD500 ニッコール70-200


このミスジチョウは、少し離れた枝先で、何やら吸汁している気配。

距離がかなりあったし、シルエットになっているので、何を吸汁しているかわからなかったけどとりあえず撮影。


家内はかなりしつこく撮影したようで、その写真を見ると毛虫の死体から吸汁していたようだ。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300 以下同じ

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この日は、13時に人と会う約束があったので、11時半には撤収して、名物のそばを食べて帰った。


フジミドリが撮れなかったのはやはりくやしいので、31日に再挑戦。

この日も結局大した写真は撮れなかった。

何でも地元の人の観察ではフジミドリは年によって数の増減を繰り返しているとかで、今年から何年かは不作の年に当たるらしい。

それでもこの日は少しだけ姿を見せてくれて、カメラにも収まってくれた。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300

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ニコン1V3 1ニッコール70-300

フジミドリは午前中がダメなら、14時過ぎから粘ればチャンスがあるようだけど、孫が学校から帰るまでには帰宅しないといけないので、この日も14時半には撤収しないといけない。

結局その時間までにはチャンスはなかった。

ミスジチョウは飛んでは来るものの、この日は全く止まらず、カメラには収まってくれなかった。

アカシジミが時々現れるけど、よいポーズはとってくれない。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


ただよく見ると、葉の上の水滴を吸っているようだ。



by dandara2 | 2016-06-04 06:48 | 吸汁 | Comments(18)
2015年 11月 25日

小畔川便り(ムラサキシジミの吸汁:2015/11/15)

昨日から冷たい風が吹き始めて、今日は寒い。
季節外れになってしまわないうちに、過去に撮影した写真を載せておくことにします。

11月15日は午前中は小雨だったけど、10時過ぎから晴れてきた。
気温が上がってきた11時半頃からいつもの公園に出かける。

空気もしっとり湿り気を帯びて気持ちが良い。

公園に行く途中の道を歩いていたら、道端にコスモスが植えてあって、そこにモンシロチョウが来ていた。
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今年はピンクのコスモスに来た蝶を撮影していなかったので、ラッキーとばかり撮影。
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幸先が良くて、ちょっとうれしくなる。

公園に入るとすぐに、枯葉の上でムラサキシジミの雌が翅を開いていた。
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ところがその後が続かない。
ムラサキシジミもムラサキツバメも姿が見えない。

仕方がないので、先日のマテバシイの徒長枝の所に行ってみると、期待通り何頭かのムラサキシジミがいる。

写真を撮ってみると、アブラムシの排泄した汁を吸っているようだ。
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葉の上にたれた汁を吸っているのは何回も撮影しているけど、直接アブラムシの所に来てストローを出しているのは初めて撮影した。
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しかも2頭も。
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近くの葉ではムラサキツバメもストローを伸ばしていた。
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ただ、ムラサキツバメは直接アブラムシから吸汁することはしないようだ。

期待したようには開翅してくれないので、すぐ隣の川原に行く。

ここではモンキチョウが求愛飛翔をしていた。
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背景が抜ける場所で求愛飛翔をしてくれたので、のんびりした川原の様子も写すことができた。
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驚いたのかヒメアカタテハも飛び出して一緒に写っていた。
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足元を素早く飛ぶやや大きめのブルーがいた。
ヤマトシジミにしては大きいなと思って止まったところを見たらウラナミシジミだった。
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この川原ではあまり見られないので、カメラを向けていたら偶然飛び上がるところが撮れた。
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飛び上がってもまた戻ってくるので、素早いけど飛んでいるところの撮影にもチャレンジ。
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空を背景の写真も撮れた。
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by dandara2 | 2015-11-25 14:44 | 吸汁 | Comments(14)
2015年 06月 18日

小畔川便り(周辺の蝶:2015/6/6.7)

6月6日、7日は自宅近くでオオミドリシジミのテリハリ場所はないかと思って探してみたけど見つからなかった。

成果もあまりなかったので、没扱いにしていたけど、急に仕事が入って平日は思うように撮影に行けなくなったので、取りあえず記録として残しておくことにします。

6日は、先日関西からお見えになった蝶友を案内した場所で、オオミドリを探してみたけど、まったく見つからず。

まだ、アカシジミ、ウラナミアカシジミの姿が見れた。
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家内撮影

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ミズイロオナガシジミが2mくらいの高さで翅を開いていた。
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久しぶりに開翅を見たので何とかならないかとがんばったけど、一脚も持っていなくてこれが精一杯。

この時期はヒカゲチョウが多く、樹液の出ている場所にはたくさん来ていた。
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翌7日は、過去にオオミドリシジミの産卵を撮影したことのある場所に行ってみたけど、ここでも姿が見えず。

テリ張りを期待した場所では、ウラナミアカシジミが、木陰に隠れるようにしていた。
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ここには桑の木が多く、この時期は実がたくさん落ちていて、それにサトキマダラヒカゲが来ていた。
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家内撮影

自分はそれに気が付かずに飛ばしてしまったけど、家内がちゃんと撮影してくれていた。

ヒカゲチョウは葉の表面から何か吸汁しているようだ。
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by dandara2 | 2015-06-18 18:19 | 吸汁 | Comments(6)
2015年 06月 06日

奥武蔵の高原で(2015/6/2)

6月2日は自宅から小一時間の標高900m程度の山に行ってきた。

特に目的はなかったけど、この時期の自宅近くの情報もきちんと把握しておきたいと思った。

車を止めてふと見ると、たくさんのテングチョウが吸汁している。
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喜んで撮影するけどちょっと迫力不足。
広角で撮れば迫力が出そうだけど、近づいたら飛び立ってしまいそうなのでどうしようかと思って、家内にそばを走ってもらって、テングチョウが驚いて飛び立つところを70-300でBMCで撮影することにした。
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結果はそのまま撮影するよりもかなり迫力が出て、満足できる結果になった。
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歩き始めるとアサギマダラが多い。
ウスバシロチョウも残っていて、アサギマダラとウスバシロチョウが並んで吸蜜していた。
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この時期の高標高地ならではの風景だろうか。

うっかりダイアルが回ってしまい、ssが1/3200 ISOが2200 になっていて、ノイズがひどくなってしまった。
高感度に弱いのが1V2の欠点かな。

家内が撮った写真は、アワフキムシの泡に来ているところが写っている。
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家内撮影

ウラゴマダラシジミだったら誤求愛と言うところだろうけど、ちゃんとストローを伸ばしているところも写っていた。
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家内撮影

また、ヒヨドリバナにも飛んできていた。
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まだ花は咲いていないけど、葉に止まってストローを伸ばしている。
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ヒヨドリバナの成分を吸っているのか、成分に刺激されているかしているのだろう。

クモガタヒョウモンも何頭かいた。
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数は多くはなかったけど、この時期でないときれいな個体は撮れないのでうれしい。
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家内撮影

もっともここでは8月初旬にも新鮮な個体を撮影したことがあるので、夏眠しないのか夏眠から覚めるのが早いのか、そのあたりも調べてみたいと思う。

飛翔も撮影するけど、チャンスは一回だけだったので、うまくはいかなかった。
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ヒオドシチョウはテングチョウについで多かった。
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家内撮影

ヒオドシチョウが花から吸蜜するシーンは、越冬明け以外では初めて撮影した。

また、一休みした野原ではウラギンヒョウモンが多数飛んでいた。
草の間を探るように飛んでいるのは、羽化した雌を探しているからだろう。

まったく止まらず、近づくと敏感に飛び去るので、飛翔で証拠写真をと思うけど、クモガタヒョウモンよりさらに難しく、ピンボケの写真が1枚撮れただけ。
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背景のヤマボウシの花がこの季節の証明になりそうだ。

もっと時間をかければ吸蜜時間になったかもしれないけど、例によって孫が学校から帰るまでには帰宅していないといけないし、昼食によりたい蕎麦屋もあったので取りあえずここまで。

by dandara2 | 2015-06-06 23:31 | 吸汁 | Comments(14)
2014年 11月 15日

小畔川便り(ムラサキツバメ:2014/11/13.14)

11月13日は朝は霧が出て、ニュースにもなっていた。
久しぶりの晴天で暖かい日だった。

ムラサキシジミの公園に出かけると、途中の家のヒイラギにウラギンシジミが翅を開いていた。

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この場所で蝶の撮影をするのは初めて…今日はよほど条件が良いのだろう。

公園に着くと、かなりの数のウラギンシジミが飛び回っているが、止まってもすぐに飛び立って落ち着かない。
1頭の雌が止まって翅を開いたけど、後翅の縁取りのきれいな別嬪さんだった。

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ニコン1V3 マクロ85 1/1250 f5.6 ISO500

落ち着いていてくれたので、持っていた広角系のカメラで撮り比べをする。

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ニコン1V3 1ニッコール10-30(10) 1/1250 f8 ISO800


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オリンパスTG-2+魚露目 1/400 f6.3 ISO200

画面の広さよりも、背景の写り具合が違う。
うまく使い分けられるといいのかも。

ムラサキツバメもこの日は何頭もの個体を見かけた。

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カイガラムシかキジラミかよくわからないけど、その排せつ物を吸いに葉の上でストローを伸ばしている。
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反対側に回ってみた。

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翅を開かないかなと思ったけど、気温が高すぎるのかこの日は開く個体はいなかった。

少し移動すると、ムラサキシジミが何頭も飛んでいる。
ただ、下枝を切られてしまったので、止まって翅を開いても頭より高い場所。

1V3のチルト液晶を使って頭上までカメラを差し上げての撮影。

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それでも斜めからしか撮影できなかった。

ツバキの葉の裏で越冬体制に入ったウラギンシジミを見つけた。

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14日は晴天だけど、前日に比べると気温がぐっと下がった。
公園に行くと、前日あれだけ飛んでいたウラギンシジミの姿は全く見られなかった。
この寒さで越冬に入ったウラギンシジミも多かったのではないだろうか。

ムラサキツバメは前日と同じ葉で吸汁している。

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別の雌は翅を開いてくれた。

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前日見つけたウラギンシジミの越冬個体は同じ場所にいた。

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このまま越冬態勢に入るようだ。

すぐ近くでは、ムラサキシジミの雌がきれいな翅を開いてくれた

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by dandara2 | 2014-11-15 17:58 | 吸汁 | Comments(12)
2014年 09月 08日

小畔川便り(アカボシゴマダラ:2014/9/3)

母が9月4日に老衰でなくなった。95歳だった。

明日が通夜、明後日が告別式だけど、話し合って身内だけの葬儀にし、いろいろな手配も手分けして行ったので、今日は何とか落ち着いた日になった。

2日に撮影した写真は、とりあえずキアゲハだけを載せたけど、それ以外にも少しだけ撮影してあったのでそれを載せておきます。

ジャコウアゲハが、ヒマワリ近くのキバナコスモスに吸蜜に来ていた。

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先日のキタテハやモンキチョウと同じところだけど、今回はヒマワリの正面から撮影できた。

川原にはコミスジも多く、クズの周りの木を飛び回っている。
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まともにカメラを向けることも少ないなと思ったので、ちょうど追飛などをしていたのでそれを撮影してみる。
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翌9月3日は、孫の学校が平常の授業時間に戻ったので、その間に群馬にカジノキの木に来るゴマダラチョウを撮影に行った。

着いてみると、カジノキには何も来ていなくて、路上でゴマダラチョウが吸水している。

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同様にアカボシゴマダラも吸水していた。
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昨年からここでもアカホシゴマダラを見るようになったけど、今年はゴマダラチョウよりも数が多い。
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時間が早いからなのか、両種ともカジノキに来る個体はいなかった。
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ゴマダラチョウ

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アカボシゴマダラ

出来れば13時前には帰りたかったので、カジノキのある場所を何度か見て回っていると、ようやく11時過ぎにゴマダラチョウが吸汁に来た。

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その後はアカボシゴマダラも吸汁に来るようになった。

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新鮮な色合いの実に来ればいいのに、どうも少し発酵が進んだような果実が好きなようだ。
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翅を開いたところも撮れたので、12時前に撤収する。

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自宅に帰って遅い昼食を食べていたら、母の容体が変わったとの連絡があって、大急ぎで出かける。
結局翌日の朝に亡くなった。
病気も何もなくて、眠るような最後だった。

カジノキに来るゴマダラチョウは、何か不思議な感じがしていたけど、一層印象深いものになりそうだ。



by dandara2 | 2014-09-08 17:10 | 吸汁 | Comments(18)