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カテゴリ:吸水( 23 )


2016年 10月 15日

ヒサマツミドリシジミ(2016/10/10)

10月10日はnaoggioさんご夫妻、虫林さんたちとヒサマツミドリシジミを撮影に行った。

本来はもう少し早く出かけて、メスがあまり傷まないうちに撮影したかったけど、今年は天気が悪かったり、お互いの予定がうまく合わなかったりして延び延びになっていた。

この日がダメだったら来年に延期するしかないかなと思っていたけど、天気も何とかなりそうなので出かけることにする。

ポイントに着くと予想に反して雲が結構あり肌寒い。

首が痛くなるほど空を見上げていると、少しずつ雲が薄くなってきてようやく日が射し始めた。

蝶が飛び出したので、もしかしてと見たらウラナミシジミだった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


残念だけど、蝶が動き出すようになってきたから、もう少ししたらと期待が膨らむ。

それからしばらくして風に吹かれる木の葉にしては少し動きがおかしいような気がして見ていると、女性陣の近くに降りた。
それがヒサマツだった。

大喜びで駆けつけて、ほんとにヒサマツか確認する。

後翅のVの白線が見えるから大丈夫だろう。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


ストローを伸ばして吸水している。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


そのうち翅を開いた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


家内の写真が続くのは、我々が近づく前に撮っていてくれたから。

AB型だから間違いなくヒサマツ。
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ニコンD500 ニッコール70-200


やれやれこれで今年も何とか撮影することが出来たと安心する。

ふっと飛び立ったので、あれっと思ったけど、近くの崖の水がしみだしているところで吸水を始めた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


かなり落ち着いてくれたので、みんなでカメラを向けて十分撮影。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


B斑が薄いのは、撮影の角度(影を見ると太陽の確度の違いが大きいかも)もあるけど、時期が遅くて鱗粉が落ちてしまったからだろうか。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


このメスは10分くらいモデルを務めてくれた後、飛び上がって姿が見えなくなった。
その後も少し様子を見ていたけど、この個体以外は姿を現さなかったので引き上げることにする。

車に戻る途中では、ウラナミシジミがモデルになってくれた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


家内は偶然飛び立つところを撮影していた。
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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


ケイトウで吸蜜する個体がいたのでカメラを向けるけど、良いポーズはとってくれなかった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


崖ではアカタテハが現れたけど、すぐに飛び立ってなかなか写真が撮れない。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


家内がまたまた飛び立つところを撮影していた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


秒5コマ程度のカメラなのに、よく撮影するなと感心してしまう。

少し移動して、ウラジロガシを見に行ったら、虫林さんがヒサマツの卵を見つけてくれた。

自分一人だったら絶対見つからないし、探そうともしなかっただろう。

みんなでわいわい言いながら撮影。

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オリンパスTG-4


いいおじさんが、一人は枝を持ち、一人が LEDライトを持ち、もう一人がカメラを構える。
当人たちは真剣だけど、他の人が見たらちょっとおかしな図に違いない。
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オリンパスTG-4


それでも何とか卵も写すことが出来た。

皆さんありがとうございました。



by dandara2 | 2016-10-15 19:04 | 吸水 | Comments(21)
2016年 05月 25日

石垣島撮影記-1(2016/5/19.20)

5月19日から22日までは石垣島に行ってきた。

目的は未撮影のアサヒナキマダラセセリ、オオシロモンセセリ、ヒメイチモンジセセリ、バナナセセリ、メスアカムラサキの撮影。

このうち、バナナセセリとメスアカムラサキは難易度が高い(メスアカムラサキは最近は迷蝶だけで、発生していないらしい)ので、それ以外の3種を撮影できれば万歳だ。

今回は、いつもとは違い"yaeyamaてふてふ"の熊谷さんに案内をお願いした。
大変親切に案内してくれて、気持ちの良い撮影ができた。
ありがとうございました。

19日は孫を学校に送り出してからの出発になるので、石垣島に着いたのが14時20分過ぎ。

そのまま宿に入る予定だったけど、石垣島は梅雨入りで、滞在中の天気がわからない。
少しでもリスクを避けるために、タクシーでバンナ公園に行き、30分だけ撮影することにした。

車で走っていると、あちこちにゲットウの花が咲いている。
今回の目的の一つ、オオシロモンセセリの食草だ。
見ているだけでうれしくなる。

公園について歩き始めるとすぐにツマベニチョウがゲットウの花に吸蜜に来た。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


ほんの数秒のことだったけど、カメラを構えてすぐに撮影できたので、チャンスを逃さずに撮影できた。

ミカドアゲハも吸蜜している。

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ニコンD500 ニッコール70-200


今年はミカドアゲハが多いと聞いていたけど、早速撮影できて大喜び。
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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300

家内はウスキシロチョウの産卵も撮影していた。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300

たった30分ではあったけど、少しは撮影できて気分よくホテルに入ることができた。

20日は朝起きてみたら素晴らしい晴天。
朝9時に熊谷さんにホテルまで迎えに来てもらい、アサヒナキマダラセセリのポイントに行く。
今年は、昨年よりは発生数が多いのではないかということで期待が膨らむ。

ポイントについて、最初にミカドアゲハが吸水にきているかもしれないと川原を覗いてみる。

そしたら20頭くらいの吸水集団があった。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300

とりあえず望遠で撮影後、どこまで近づけるかそっと近づいてみることにする。

慎重に近づいて、十分近づいたら軽く手を振って飛び立つところを撮影した。

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ニコン1V3 1ニッコール10-30

時間を置けばまた集まってくるということなので、その間にアサヒナキマダラセセリを見に行く。

開けた草地では、1頭のメスが吸蜜していた。

やったーこれで目的の蝶の一つが撮影できると、慎重に近づいて撮影する。

おなかが大きいのでメスのようだ。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコン1V3 1ニッコール10-30


翅を少し開いたので、翅表もちらっと見える。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300


家内は飛び立つところを偶然撮影していた。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300

ミカドアゲハのところに戻ると、今度は30頭くらいが吸水していた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


望遠で集団を切り取る。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300

思いっきり近づいて広角でも撮影。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


迫力ある写真が撮れた。


その後ヒメイチモンジセセリのポイントへ移動。

最近数が減っているらしいので、今回の旅行で会えるかどうか心配だったけど、車を降りたらすぐに吸蜜にきている個体を発見。

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ニコンD500 ニッコール70-200

イチモンジセセリに比べれは少し小さい。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300


その後虫屋さんがよく来るという食堂へ。
気さくな奥さんがいろいろと話をしてくれた。

そのお店のお庭で、赤紋のきれいなクロアゲハが産卵していた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


そのあと、オオシロモンセセリのポイントへ。

昨年の秋には何か所か探したけど見つからなかった。

どうかなと思いながら案内された場所では、車を降りて歩き始めるとすぐに見つかって、無事撮影することができた。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300


地面の鳥の糞か何かで吸汁している個体もした。

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ニコンD500 ニッコール70-200

メスを探しているのか、ゲットウの周辺を飛び回る個体もいた。

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ニコン1V2 ニッコール10.5

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ニコン1V2 ニッコール10.5


そのうちゲットウで吸蜜する個体を見つけ大喜びで撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200


最後にもう一度アサヒナキマダラセセリを撮影したいということで、別のポイントに案内してもらう。

林道を歩いていると、ミカドアゲハが吸蜜にきていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


吸蜜後飛び立った個体。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300


林道の終点近くで吸蜜するアサヒナキマダラセセリを見つけ撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200


この日見つけた個体は雌ばかりだった。

目標としていた3種を一日で撮影できて大満足で宿に帰ることが出来た。




by dandara2 | 2016-05-25 17:22 | 吸水 | Comments(22)
2015年 10月 14日

ヒサマツミドリシジミ、リベンジ(2015/10/9)

3連休の週末は天気がいまいちの感じだったので、授業のない連休前日の10月9日にヒサマツミドリのリベンジに出かけた。

やっとの晴天、果たして撮影できるのだろうかと不安を抱えながらポイントで待つ。

8時半過ぎ、20メートルくらい先で何かの蝶が動く姿が見えた。
大急ぎで近づくとゼフィルスだ。

頭が隠れているけど、前翅には大きな黒斑、後翅にはV字のラインが・・・
ヒサマツに間違いない。
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シャッターを何枚か押し、モニターで写っているのを確認する。
やったーこれで今年の大きな目標が達成できたとじわっと喜びがわいてくる。

適当な吸水場所が見つからないのか、ちょこちょこ飛び回ってなかなか落ち着かない。

驚かせてしまわないように少し遠目から望遠ズームで撮影。
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尾状突起が長いのがよくわかる。

やがて翅を開き始めた。
マクロに持ち替えて、そっと近づいて撮影。
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ヒサマツのこのAB型の翅表はぜひ撮りたかったので、大喜びだ。
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しかもこの個体、B斑の周辺や、後翅にも青い鱗粉がある
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初めての撮影だから、こういったタイプが多いのかどうかはわからないけど、図鑑で見た限りではあまりないような気がする。

短い時間で小飛しては吸水する。
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吸水の後は翅を開いて日光浴。
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この個体は、撮影結果をモニターで確認している間にどこかに飛んで行ってしまった。

その後は吸水個体は見つからない。

時間的には、これからが本番のはずなので何度も周辺を見直すと、足元からぱっと飛び立った。
先ほどの個体かと思ったけど、翅表の傷の具合から別個体のようだ。
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この個体は落ち着きがなく、吸水することなく見失ってしまった。

その後はぱったりと姿が見えなくなってしまった。

どうしようかと思ったけど、別に調べたいこともあったので移動することにする。

歩いていると、またゼフが飛び出した。
ヒサマツかと思って追いかけるけど、翅を開いたところではAB型ではなく、地味なO型のようだ。
ヒサマツにはこんなタイプはないはずだ。
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種名がわからないけど、翅を閉じたところも撮影する。
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痛んでいてよくわからないけど、エゾミドリのような気がする。
ゼフはあまり詳しくないから違っている可能性もある。
もし違っていたらご教示ください。

--->複数の方からコメントやメールでご教示いただきましたが、エゾミドリと言うご意見が多かったです。
それらのご意見をもとに写真を見直しましたが、翅表のO斑の形状、後翅裏面の雌の短状の形状や橙斑の上の黒状その他の特徴からやはりエゾミドリとしました。
ご意見ありがとうございました。


移動した先では、期待したものはいなくて、代わりにクモガタヒョウモンの雄が現れてくれた。
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この秋はあまりヒョウモンが撮影できていないので、これはこれでうれしい。

ようやく今年の大きな目標のヒサマツミドリシジミが撮影できた。
これで、今後はすっきりした気分で蝶を追いかけることが出来そうだ。

by dandara2 | 2015-10-14 13:38 | 吸水 | Comments(30)
2015年 09月 06日

小畔川便り(アゲハの吸水:2015/9/4)

9月4日は久しぶりに天気が良くなった。
金曜日は講師の仕事も休みなので、自宅前の川原を歩く。

河川敷の草がだいぶ伸びていて、もうじき草刈りが入るだろう。
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その前の様子を確認しておこうと思う。

センダングサにはアゲハが来ていた。
1V3に70-300のズームを付けて、シャープに撮るにはどうすればよいか試しながら撮影する。
動きが早いので、シャッタースピード優先で撮影。
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1/4000 f5.6 ISO1000

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1/4000 f5.6 ISO560

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1/4000 f5 ISO640

シャッタースピードが速いのは、BMCに切り替えた時に失敗しないようにだけど、普通に撮るにはもう少し遅くしてもいいとは思う。
でも遅くしておくと、たいてい切り替えた時に確認ミスで失敗してしまう。

こちらは1J5によるBMC
アゲハのような活発な蝶は撮影距離の15㎝以内に近づくのが難しい。
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 1/4000 F3.5 ISO280

この後、吸水に来ている蝶がいないかと川原を覗くと、予想通りアオスジアゲハが吸水に来ていた。
こちらは動かないので、絞り優先で撮影。
f0031682_985520.jpg
1/1000 F6.3 ISO400


後ろの石が濡れているのは、アオスジアゲハが吸水した水を排出したからのようだ。

そのうちにはアゲハも来てなかよく吸水を始めた。
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ここは近くの雨水池からの水が流れてくる場所で、その雨水池にはサギやウがコロニーを作っているせいか、有機物が多くぷんと匂う。
それが蝶には魅力的なのかもしれない。

もう一頭アゲハが来た。
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吸水している個体がいると、なぜかそこに集まってくる。
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条件が良い場所なのか、動いているものに引き付けられるのか。
カラスアゲハなどは、仲間の姿に引き付けられるようだけど、この場合は違う種類なのでどうなんだろう。
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1/500 F6.3 ISO200
f0031682_911641.jpg
1/1000 F6.3 ISO400

絞り優先なので、飛んでいるアオスジアゲハがぶれてしまっている。
突然飛び立ったり、他の個体が来た時にぶれてしまうのが絞り優先の欠点だ。

そのうち3頭並んで吸水するシーンもあった。
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アオスジアゲハがポンピングする写真が撮りたいと思って、広角でそっと近づけくど、近づく途中で逃げられたり、せっかく近づけても、前かがみでカメラを片手で突き出している姿勢に辛抱しきれず、少し動いたら足元で砂利が動いて逃げられたりとか、結局撮影できなかった。

悔しいので、家で撮影した写真を確認したら、望遠で撮影した中にポンピングが写っている写真があった。
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ニコン1V3 70-300 1/800 F6.3 ISO400

偶然に近いけど、それでも狙った写真が撮れてよかった。

by dandara2 | 2015-09-06 09:17 | 吸水 | Comments(8)
2015年 05月 20日

ヒメチャマダラセセリ(2015/5/16)

5月15日から17日に北海道に行ってきた。

勤めがあったころは休みは日曜日のみだったので、この時期の北海道は行ったことがない。
狙いはもちろん、ヒメチャマダラセセリ。
それ以外にもいくつかの蝶が撮影できればいうことはない。

本当はもう一週間くらい遅い方がいいのかもしれないけど、次の週はどうしても外せない所用があるので、フライング覚悟で出かけることにした。

ところが、出かける1週間くらい前の天気予報では、アポイに登る予定の16日は傘マーク。
それでなくても曇ったり霧が出たりと気難しい山らしいので、これはだめかな、登れたとしてもお花畑の花の写真でも撮るしかないかなと言う感じで出かけた。

飛行機に乗ってしばらくすると機長のアナウンスがあり、千歳方面は曇りで、気温は8℃だという。
最初は聞き違いかと思った。
8℃ってこちらでは真冬の気温じゃないか。
雲ってその気温なら、初日の撮影はほぼ絶望的。
出来ればアカマダラとかを撮影しておきたいと思ったけど、この時点であきらめる。
一応土地勘を得ておこうと、気になっていた場所を歩くには歩いたけど、ハエ一匹飛んでいない。

アポイの麓の山荘に泊まり翌日はいよいよアポイ岳登山。
朝はかなり濃い霧で、霧雨も降っているけど、周辺は午後には晴れるという予報なので、とにかく登り始める。

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途中こんな物騒なものがぶら下がっている。

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うっかりクマ除けの鈴を忘れた我々は、しっかり鳴らしてみた。
すごく大きい音でびっくり。

目指すポイントまでは結構厳しい登りもあったけど、岳沢よりは楽かなと言う感じだった。

ポイントに着くけど霧の中。

それでも予報を信じてじっと待つ。

11時過ぎになると、霧が薄くなり青空が見え始めた。

山頂まで行ってきたと言う子連れの親子が下りてきたので挨拶をする。横を通り過ぎた子供が、"これってシジミかな"と聞き捨てならないことを話している。

見ると、自分の足元30㎝位の所に、目指すヒメチャマダラセセリがサマニユキワリの花に止まっているではないか。
全く気が付かなかった。
子供は視点が低いから気が付いたのかな。

いつもだと、軽く挨拶してから、邪魔をしないように少し待ってからカメラを向けたりするんだけど、さすがに今回はすぐにカメラを向ける。

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アングルがどうのとか言っていられない、まずは証拠写真。
やったー、撮れた~ と言う安堵感がわいてくる。

小飛して近くの地面に止まったので、離れたところにいる家内を呼び、同じように撮影に来たと思われる方(Hさん)に手を振って合図をした。

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それからは、とにかく三人でシャッターを押す。

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家内撮影

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家内撮影

サマニユキワリの上でストローを伸ばしているけど、吸蜜ではなく、花についた水滴を吸っているのではないかと思わせる写真もあった。(上の写真もそうかもしれない)
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地面に降りた時には明らかに吸水していた。

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家内撮影

アポイアズマギクでも吸蜜をしてくれた。

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花の周りには水滴がたくさんついて、この日の天気を表している。

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私は翅表をとることに夢中だったけど、家内はしっかり裏面にも気を配って撮影していた。

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家内撮影

その後曇って、少しくぼんだ地面に静止し、ピクリとも動かなくなった。

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少し明るくなると小飛して近くの地面に止まった。

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前翅や腹部の様子から雌のようだ。
それでこんなにゆっくりしてくれたのだろうか。


この日晴れたのは15分から20分位。
それでも、天気は良いほうに動いてくれた…
ちょうど良いタイミングであの親子が下りてきて、私の足元のヒメチャマダラセセリに気が付いてくれなかったら…
あるいは雄で人が来たことに驚いて飛び立っていたら…
などと考えると、今度もいろいろな偶然に助けられた撮影だったなと思わずにはいられない。




by dandara2 | 2015-05-20 06:23 | 吸水 | Comments(16)
2015年 05月 07日

群馬のヒメギフチョウ(2015/4/30)

4月30日は群馬県にヒメギフチョウを撮影しに行ってきた。

cactussさんのブログで、すでに発生していることを知って出かけてみたけど、山麓の桜も散っていて、雌もすでに痛んでいた。

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予報では晴天のはずなのに雲が多い。

曇ってしまうと姿を現さないので、空を見上げる時間が多い。
ちょうど太陽の位置に雲がわいて5分と日差しが続かない。


たまに姿を現してもたいていは雄で、目の前を止まることなく通り過ぎていく。

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気温は高いので、飛翔のスピードも速いが、たまたま少しスピードを緩める瞬間があって何とか撮影できた。

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ようやく1頭の雌が吸蜜に来てくれた。

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吸蜜時間は少なくて、シャッターを押すのがやっとだけど、やれやれこれで少しは格好がつきそうだと喜ぶ。
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その後は止まりはするけど吸蜜個体はいなかった。

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ヒメギフが来ないかと思っていたスミレにミヤマセセリが絡んだのでとっさに撮影。

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止まる前からストローを伸ばしているようだ。

ミヤマセセリは今年あまりとっていないので、ヒメギフがいない間に撮影するけど、このミヤマセセリの周囲に転がっている糞は鹿のものだろうか。

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かなりの量があちこちに落ちていた。

最近シカの食害の話をよく耳にするけど、ここは大丈夫だろうか。
気になって周りをみると、立ち枯れた木も目に付く。
鹿の関係かどうかはわからないけど、何となく気になった。

その後山を下りてスギタニルリシジミの多い水場に行く。

ここでもミヤマシジミが飛んでいて、湿った地面で吸水していた。

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スギタニルリシジミは2.3頭が吸水していた

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早く過ぎ去った春を象徴するように桜の花びらが落ちていた。
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ここに来たら撮ろうと思っていたスギタニルリの飛翔に挑戦する。

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個体数が少ないので、チャンスは1度しかなかったけど、何とか写しとめることはできた。
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by dandara2 | 2015-05-07 15:58 | 吸水 | Comments(12)
2015年 04月 29日

小畔川便り(アオスジアゲハの排水飛翔:2015/4/24)

4月24日は前日に良い写真の撮れなかった菜の花の場所を家内にも見せようと一緒に出かける。

ところが、川原を歩き始めて間もなく、対岸に黒系アゲハが吸水しているのが見えた。

大急ぎで対岸に渡り吸水場所に行ってみると、クロアゲハが吸水していた。

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自宅付近ではクロアゲハは決して多い方ではないので、大喜びで撮影。
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何とか押さえられたので、もう少し近づこうと下の川原に降りたら、クロアゲハは飛びあがって逃げてしまった。

がっかりして何気なく周囲を見たら、アオスジアゲハも吸水していた。

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クロアゲハと違い、吸水に夢中で近づいても逃げようとはしない。

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ここは、隣の雨水池の排水溝があって、その雨水池には、カワウやサギなどがいるし、ハスもかなり繁茂している。

そんな関係で有機物に飛んだ水が流れてきているのだろう、多少どぶ臭いにおいがしている。
それがアゲハ類には魅力なのかもしれない。

アオスジアゲハの吸水は久しぶりに撮影するので、逃げないのをいいことにいろいろ撮影した。

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十分撮影した後は、前日に購入した1J5を使って、吸水中のアオスジアゲハを手を振って驚かし、飛びあがったところを撮影した。

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なかなかいい感じの写真が撮れた。

自宅に帰って、昼食後、撮影した写真を確認していたら、飛び上がったアオスジアゲハの周りに水滴のようなものが見える。

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これってもしかしたら、飛び上がったアオスジアゲハが排水しているのではないだろうか…

もう少しはっきりした写真が欲しいと、再度同じ場所に行ってみた。

そしたらまたアオスジアゲハが吸水に来ていたので、今度は慎重にピントを合わせて、左手を軽く振って飛ばしてみる。

撮影した写真を確認したら、見事に尾端から排水している様子が写っていた。

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拡大してみると、その様子が良くわかる。

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吸水しながら排水する、ポンピングと言うのはよく知られているけど、飛びあがった時にこうして排水しているとは知らなかった。

無理やり飛ばしたから排水したのか、普段から飛翔するときには身軽になるために排水しているのかはわからないけど、1J5を購入していなかったら、こうした写真を撮る気にはならなかったかもしれない。

購入早々貴重な写真が撮れてよかった。




by dandara2 | 2015-04-29 22:09 | 吸水 | Comments(18)
2014年 10月 21日

小畔川便り(アカタテハの吸水:2014/10/16)

10月16日はムラサキシジミ、ムラサキツバメの開翅を撮影しようと再度同じ公園に出かける。
今日は風もなく、良い天気。

前日は曇天でも何頭ものムラサキシジミがいたので、晴天の今日は開翅は楽勝だろうと歩いてみると、予想に反して何もいない。
いるのはウラギンシジミばかり。

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しかも撮影できる高さで落ち着いてくれるのは殆ど雌。
雄はテリ張りをしてもすぐに飛び立って、なかなか止まらない。

でも雌の渋さもなかなかいいもんだ。
顔の部分の赤がお化粧をしているみたいでチャーミング。

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ようやっと1頭のムラサキシジミの雄が現れて、路上で翅を開く。
うーん、色気がないなと思いながら、でもようやく開いてくれたので喜んで撮影する。

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この後、近くのマテバシイの葉に止まってここでも開翅してくれた。
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11月下旬から12月にはサザンカが咲くだろうから、その時にはまた楽しめるかな、それまでは新鮮な個体の開翅をきちんと撮っておきたいものだ。

アカタテハが現れて、樹幹で翅を開いている。

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すぐ近くの河原ではヒメアカタテハが多いけど、こんな場所ではアカタテハが多い。
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周囲には食草が見当たらないけど、どこかで発生しているのだろう。

ルリタテハもここでよく見かける。
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こちらもどこかで発生したものが来ているようだ。

別のアカタテハが路上で翅を開いている。

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様子を見ていると、どうも吸水しているようだ。
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後で写真を調べたら、アカタテハの吸水を撮影したのは初めてだった。
珍しくないとは思うのだけど・・・どうなのかな?

木の上の方ではムラサキツバメが止まっているけど、動きはなく翅を開く気配もなかった。

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あきらめて撮影を終え、隣のスーパーに行って、スーパーの周囲に植えられているマテバシイを見たら、1頭の雌が現れて翅を開いた。

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自宅近くで、最初にムラサキツバメを確認したのは2004年で、ここの植え込みのマテバシイ。
ただ、根元の枯葉をきれいに掃除してしまうので個体数は多くはない。
今年もいたなと安心する。



by dandara2 | 2014-10-21 10:34 | 吸水 | Comments(6)
2014年 08月 17日

小畔川便り(アゲハ吸水:2014/8/11)

お盆の間は高速が混むので、たいていは自宅周辺で過ごすことが多い。
8月11日のこの日も自宅周辺を探索した。

8月4日にヒメヒカゲの高原から自宅に帰ってきたときに、自宅まであと2.3分と言うところで、ホソオチョウが飛んでいた。
ここでホソオチョウを見るのは初めて。

自宅前の河原には何か所かウマノスズクサが生えているのだけど、目撃したところは川原ではなく住宅街の中。
まず考えたのは、蝶好きの人がいて庭か何かで飼育したのかなと言うこと。

この春から、中年の人がネットを持って時々川原を歩いていたので、いったいこの川原で何を採集しているのだろう、モンキチョウでも研究しているのかな、それとも最近になって蝶に目覚めた人かなと思っていた。
そんな人の飼育していたものでも逃げ出したのだろうか。

もう一つは、川原のウマノスズクサで発生したのかもしれない。

それでこの日は、まず川原のウマノスズクサの場所を確認して歩くことにした。

ウマノスズクサを見てみるけど、ホソオチョウの卵も幼虫も見つからなかった。
見つかったのはいつも通りジャコウアゲハの卵。

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川原の草地ではモンキアゲハが求愛行動をしている。

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見慣れた光景だけど、出会うとやったーとうれしくなる。
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キタキチョウも吸蜜していた。

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草が邪魔してなかなか近寄れないので、飛翔を撮影してみた。
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移動しようとしたら、足元からふっとアゲハチョウが飛び立った。
遊歩道で吸水していたようだ。

飛び立っては何度も戻ってくるので、吸水シーンと吸水場所を探して飛んでいるシーンを狙って撮影。

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その後もウマノスズクサを見て歩くけど、ホソオチョウの姿はなかった。
畑の隅でアゲハが飛んでいるのを見つけ近づく。
湿った路上で吸水場所を探している個体だった。

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近くを見ると3頭からなら吸水集団を発見。

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自宅近くではジャコウアゲハ以外のアゲハは少ないので、アゲハチョウと言えども集団吸水は珍しい。
慎重に近づいて魚露目でも撮影。
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脅かして集団がばれると困るので、慎重にしすぎてちょっと迫力に欠けてしまったかな。

この日はチャバネセセリも見つかった。

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by dandara2 | 2014-08-17 11:03 | 吸水 | Comments(8)
2014年 05月 23日

ミヤマカラスアゲハ吸水(2014/5/16)

5月17日は、ミヤマカラスアゲハの納得いく写真が撮れていないので、少し標高を上げた初めての場所に様子を見に出かけた。
少し標高を上げすぎたのか、ヤマツツジもまだつぼみで、アゲハ類の出るには早すぎ。
それでも、初めての場所なので、一通り林道を歩いて周囲の様子を見ることにする。

越冬明けのキベリタテハがいたけど、手前の枯れ葉が邪魔なので、近づこうとしたら登山者が歩いてきて逃げられてしまった。

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林道では、ミヤマセセリの雌がスミレに来ていた。

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家内撮影

家内が撮影した中に、次のスミレに移動するときに裏面が撮れていた。
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家内撮影

裏面もきれいな色だ。
林道にとまったところを魚露目で撮影。
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ミヤマカラスが吸水していないかと水辺に行ってみると、ミヤマセセリの雄がハルザキヤマガラシで吸蜜していた。
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ここではかなり傷んだスギタニルリシジミも吸蜜していた。
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家内撮影

ミヤマカラスはまだ未発生のようなので、標高を下げることにする。

例年吸水を撮る場所に行くと、ようやく吸水するミヤマカラスを見ることができた。

最初に撮影した個体は、やや緑の輝きが弱い感じ。

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次に撮影した個体は、緑の輝きも少し強く、後翅のブルーのラインも鮮やかだ。
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3番目の個体は、緑の輝きはまあまあだけど、前翅の一部が切れてしまっている。
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風が強く、時々翅を閉じるので裏面も見える。
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2番目の輝きの強い個体が一番ゆっくり吸水してくれたので、2番目の個体を集中して撮影した。
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裏面もなかなかきれいな個体だ。
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まだ発生初期なのか、複数での吸水シーンはなかったけど、誰もいない広々とした川原で撮影するのは気持ちが良かった。
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次にはまだ発生していなかった高所の時期にもう一度来てみよう。



by dandara2 | 2014-05-23 07:51 | 吸水 | Comments(12)