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カテゴリ:終見日( 9 )


2016年 01月 18日

小畔川便り(終見の蝶、越年の蝶)

今日1月18日は昨夜からの雪が結構積もった。
通勤で利用する電車も信号機故障、倒木、踏切内での車の立ち往生など散々だった。
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それはそれとして、昨年の12月28日の記録を書いておくことにします。
28日は晴天で気温も11℃位。

いつもの公園ではムラサキツバメのオスが下りてきて翅を開いていた。
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さすがにこの時期では新鮮な個体というわけにはいかないけど、オスが出てきたこと自体びっくりだ。

ムラサキシジミのメスも日光浴をしている。
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ウラギンシジミはそのまま。
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その後川原に出てみる。

ヒメアカタテハの幼虫の様子を見ると、終齢幼虫が何頭か葉の上に出ていて摂食をしていた。
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後で写真をよく見てみると、頭部のすぐ後ろに首飾りのように寄生蠅の卵がいくつか産まれていた。

歩いていると、きれいなベニシジミが出てきて遊歩道にとまった。
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翅が何となく羽化不全っぽいけど、新鮮な感じの個体だ。

その後も何頭かのベニシジミを見かける。
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このベニシジミは、斑紋の特徴から、1月に産卵していた個体のようだ。
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ヤマトシジミもまだ見かけたが、かなり傷んだ個体で、あまり元気はない。
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12月30日にも観察に出かける。

マテバシイのクモの巣近くで越冬中のムラサキシジミはそのまま。
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椿の葉の下で越冬中のムラサキツバメもそのままだ。
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川原に出ると、例の1月に産卵するベニシジミのメス個体も元気に活動していた。
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別の個体はオオイヌノフグリで吸蜜。
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春一番だと心ときめくシーンだけど、この時期だと哀れに思えてしまう。

ヤマトシジミはこの日が最後の観察になった。
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by dandara2 | 2016-01-18 22:10 | 終見日 | Comments(2)
2015年 12月 31日

小畔川便り(大晦日のベニシジミ:2015/12/31)

今日、12月31日に"蝶の観察記録その2"の霧島緑さんがおいでになったので、一緒に自宅近くのフィールドを歩いてきました。

その時の記事はそのうち載せるとして、今日もベニシジミを観察することができましたので、その写真を今年の締めくくりとして載せておくことにします。

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ベニシジミ 2015/12/31 埼玉県川越市

少し雲が多く、ヤマトシジミは見られませんでしたが、明日も天気がよさそうなので越年することはほぼ確実そうです。

こうなると、いつまでベニシジミがみられるのかに興味が移ってきそうです。
さすがに切れ目なく一年中と言うことはないかと思いますが、どうなるでしょう。

ちなみに、2014年の終見が12月13日、2015年の初見が3月5日でした。
明日見られると、2015年の終見が12月31日、2016年の初見が1月1日 と言うことになりますね。
楽しみです。

今年一年お世話になりました。
良いお年をお迎えください。



by dandara2 | 2015-12-31 17:02 | 終見日 | Comments(12)
2015年 12月 22日

小畔川便り(終見日調査3:2015/12/11)

12月11日は午前中まで雨だったけど、11時頃から晴れて気温が上がり23℃位になった。

こんな日は越冬していた蝶も飛び出してくるので、今現在いる蝶の確認には絶好の日。
12時過ぎから公園に行く。

吸蜜する個体はいないので、サザンカの木の間を探しているとちらっと紫色が見えた。
見ると越冬態勢に入っていたムラサキシジミの所に日が当たり始めて翅を開いたところだった。
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本当は翅を開くよりも、完全な越冬態勢に入って、今後の観察材料になってくれた方がうれしいのだけど、ここはすぐに日がかげってしまったのでこのまま落ち着いてくれるかもしれない。

その後も越冬個体を探すと、マテバシイの所で、クモの巣の近くで越冬態勢に入っている2個体を見つける。
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ムラサキシジミは枯れ葉の所で越冬する個体が多いけど、こういったクモの巣のあるところにも止まっていることがある。
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近くに少しだけ茶色のところがあるのがポイントかな。

こちらの個体は葉に日が当たり始めると翅を開き始めた。
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もう少し日当たりが悪くないと越冬には向いていないように思う。

ムラサキツバメが目線より少し高いところで翅を開いていた。
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偶然飛び上がったところも写っていた。
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この個体はツバキの周囲を飛び回った後、目線の高さの所で止まってくれた。

日がかげってしまったので、雲とにらめっこをしながらしばらく待つと、薄日が差し始めた時にそろそろと開翅してくれた。
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からだが温まったのか、少し飛んでまた翅を開く。
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その後は、ウラギンシジミの確認に行く。
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こちらも無事に越冬していた。

取りあえず3種の確認ができたので川原に移動。

ヒメアカタテハの幼虫の確認などをしていたら、モンキチョウが吸蜜していた。
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かなり傷んできていて痛々しい。

ツマグロヒョウモンも比較的きれいな個体がいた。
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ちょっと色の違うタテハが飛び出したので、追いかけるとキタテハだった。
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ここのところは姿を見せなかったけど、この暖かさに飛び出したのだろう。

キタキチョウも暖かさにつられてねぐらから飛び出した。
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ホトケノザで吸蜜して春のような感じだ。


ヤマトシジミも何頭かいたけど、なかなか止まらず撮影したのはぼろぼろの個体だった。
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ベニシジミは比較的新鮮な個体がまだセンダングサで吸蜜していた。
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ヒメアカタテハも飛び出して、産卵を始めた。
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手前の卵は別個体が産卵したもののようだ。

結局この日は越冬蝶も含めて10種類を撮影することができた。
前回の調査から見られなくなったのは、モンシロチョウ、ウラナミシジミ、ヒメウラナミジャノメ、チャバネセセリの4種だ。

by dandara2 | 2015-12-22 14:59 | 終見日 | Comments(6)
2015年 12月 08日

小畔川便り(終見日調査2:2015/11/28)

11月28日は朝から良い天気で、自宅のベランダからは雪をかぶった富士山が良く見えた。
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10時少し前に自宅前の公園に行くけど、この日はムラサキシジミもムラサキツバメも数が少なかった。
ムラサキシジミは前日とは違って色あせてきている。
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昨日は活動する個体が多かったけど、昨日のうちに越冬場所を見つけた個体が多かったのだろうか。

ムラサキツバメも花には来ず、日光浴をする1個体を見かけたのみ。
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banyanさんもお見えになったけど、そんなわけで個体数が少ないので川原に行く。

ここでヒメアカタテハの産卵をいくつか撮影する。
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今年はヒメアカタテハの冬の生態をもう少し観察しようと思っているので、まとまったところで蝶の少ない時期にでも紹介しようと思う。

撮影がちょっと中途半端なので見かけた蝶を撮影して、終見記録のデータ取りをすることにする。

川原では、モンキチョウを見かけるが、カラスノエンドウに産卵していた。
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昨年はモンキチョウの幼虫をアカツメクサで探したけど見つからなかった。
産卵の様子を見ていると、カラスノエンドウをより好むように見える。

それ以外ではモンシロチョウ。
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ウラナミシジミ
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ヤマトシジミ
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ベニシジミ
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ツマグロヒョウモンもぼろだけど元気だった。
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キタキチョウも飛んでいたけど、止まるのを待っていたら土手の向こうに消えてしまった。

すばやく飛び回る蝶がいたので見たらチャバネセセリだった。
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帰りがけに買い物に寄ったスーパーではウラギンシジミがマテバシイで吸汁していた。
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そうそう、公園ではテングチョウも見かけた。

その時は、ムラサキツバメが翅を開いたのかと思って見に行くと、サザンカのてっぺんでテングチョウが翅を開いていて、なんだテングチョウかと思ってカメラを向けなかった。
後から考えると、シャッターを押しておくべきだった。

29日には公園でヒメウラナミジャノメを見つける。
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これで、28.29日に見かけた蝶は全部で14種類になった。

今年は11月が暖かかったからずいぶんたくさんの種類が生き残っているように見える。
今後はどうなるだろう。

by dandara2 | 2015-12-08 17:39 | 終見日 | Comments(4)
2015年 11月 23日

小畔川便り(そろそろ終見かな:2015/11/21.23)

11月22.23日と天気が悪い。
予報によると、26日くらいまで曇りだったり、雨が降ったりするようだ。

21日に撮影した写真を整理していて、この秋から初冬にかけては暖かそうだから、終見日の記録が出るかなと思って注意することにした。

それで、ブログに載せる順番を変更して、ここまでに撮影した蝶を先に載せておくことにします。

そうすれば、没にならずに救われる写真もありそうだし。

21日に撮影した蝶は、ムラサキシジミのポイントでは、ムラサキシジミ、ムラサキツバメ、ウラギンシジミ、キタキチョウの4種。
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ムラサキシジミ
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ムラサキツバメ
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ウラギンシジミ
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キタキチョウ

いずれも成虫越冬のチョウだから終見と言うわけではないけど、だんだん見られなくなる。
それに、ここで今までに撮影した蝶では、ルリタテハとヒメウラナミジャノメが見ることができなくなった。
ルリタテハはどこかで冬籠りに入ったのかもしれない。

川原では、ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモン、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、モンシロチョウなどを見かけた。
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ヒメアカタテハ
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ツマグロヒョウモン
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ベニシジミ
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ヤマトシジミ
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ウラナミシジミ
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モンシロチョウ

これ以外には、モンキチョウ、キタテハなどを見かけるが、うっかり撮影しておかなかった。
この時点では12種の蝶がいたことになる。

23日は、今にも雨が降りそうな曇天。
それでもカメラを持って川原に出ると、ベニシジミとヤマトシジミを見ることができた。

いずれも草の上などにちょこんと止まっていた。
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ヤマトシジミは前翅を後翅の中に入れる度合いが大きいのか、普段よりもずっと小さく見える。
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モンキチョウがいないかと気にしてみたけど見つからなかった。
きっと草の根元などに潜り込んでいるのだろう。

冷たい雨などが降ると一気に見られなくなってしまいそうな気もするし、案外平気だったりもするのかな。
次の晴天のときにも観察に来よう。

by dandara2 | 2015-11-23 16:08 | 終見日 | Comments(6)
2015年 11月 06日

小畔川便り(ムラサキシジミ開翅:2015/11/01)

11月1日は風もなく良い天気。
家の用事をして10時半頃いつもの自宅近くの公園に行く。
公園に着くと、banyanさんの姿が…

聞くと、9時半頃にはこちらに来て、ムラサキツバメやムラサキシジミの開翅を撮影されたとか。
そうか、この時期にはその頃に来ていないといけないのかと反省。
近くだと、ついつい家の用事をかたづけてからになってしまう。

ムラサキシジミが出てくる前に、ヒメウラナミジャノメを撮影。
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昨年も11月16日に撮影しているが、もっと個体数の多い場所ではもう姿を見ることはできない。
この場所はかなり遅い時期にもいろいろな蝶を見ることができる、ちょっと特殊な感じのする場所だ。

10月30日にもヒメウラナミジャノメを撮影しているけど、その時には右前翅が羽化不全の様だった。
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その時にはこの部分にしか注意がいかなかったけど、後で写真をよく見ると、右後翅の眼状紋の下に白い線が見える。
拡大してみると、傷ではなく鱗粉がのっている。
さらに、左後翅には、2つの眼状紋以外に小さな眼状紋が一つあるのだけど、右後翅にはそれが見当たらない。
撮影のときに気が付いていれば、それらがもっとよくわかるように撮影しておいたのだけれど、これ以上きちんとした写真を撮影しておかなかった。

11月1日のこの個体が10月30日のものと同一個体かどうかは、反対側からは撮影していないのでわからない。
回り込めば撮れたのに、つくづく不注意だと思う。

その後、ムラサキシジミの雄が出てきて、翅を開きかけたけど、少し高い場所で思ったような写真が撮れない。
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何とか頑張ってみるけど、なかなか…
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この時点でbanyanさんはお帰りになった。

気温もかなり上がってきて、開翅は難しいかなと言う気がしてきたけど、もう少し粘ってみようと思う。

11時を過ぎて、ようやく雌が現れて翅を開いた。
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そのうち、家事を終えた家内もやってきて、さっそく翅を開いたムラサキツバメの雄を見つけてくれる。
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綺麗なルリタテハも現れたので撮影するけど、banyanさんのブログを見たらスバル班が出ていると書いてあった。
早速自分の写真も見直してみたら、確かにはっきりと前翅にスバル班が出ていた。
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ただ、この時にはそんなことには全く気が付かずに、飛び立つところなどを撮影していた。
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11時半を過ぎて下に降りてくる蝶がいなくなったので、周囲を探してみると、マテバシイの葉の上で休むムラサキシジミを見つける。
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触角は揃えているので休止姿勢だけど、越冬のときによく利用する枯葉ではなくて緑葉上なのがいかにも仮の場所と言う感じがする。

思ったような開翅写真が撮れなくて、消化不良のままあきらめて帰ることにした。

この次にはもう少し早い時間に来ることにしよう。

by dandara2 | 2015-11-06 07:58 | 終見日 | Comments(12)
2014年 12月 19日

小畔川便り(ベニシジミ・モンキチョウの終見:2014/10/13.15)

12月13日は、それまでずっと天気が悪くようやく晴れたので撮影に行こうと思ったら、用事が入ってしまった。

13時ころようやく用事が終わって、次の用事まで1時間ほど時間が空いたので、大急ぎで川原へ。

この日は、1V3に10-100を首から下げ、腰のケースにTG-3と魚露目を入れて歩く。
軽くて楽だ。

ベニシジミとモンキチョウがまだ頑張っていた。
それぞれを、1V3の100mm側で撮影した後、TG-3に着けた魚露目で撮影した。

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1V3+10-100


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TG-3+魚露目


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1V3+10-100

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TG-3+魚露目

15日は、朝に窓から下の川原を見たら霜で真っ白になっている。

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ここに来て一番の霜だったので、日が昇る前に写真を撮りに降りてみた。
TG-3の顕微鏡モードに深度合成で、センダングサに着いた霜を撮影する。
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TG-3

土手の植物にも真っ白に霜が降りていたので、最初にTG-2に魚露目を付けて撮影。

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TG-2+魚露目


同じものをTG-3の顕微鏡モード+深度合成で撮影。

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TG-3

画質はこちらの方が圧倒的に良かった。

ただ、このモードは蝶にかなり近づくわけだけど、カメラ全体を近づけないといけないので、細いレンズを近づければよい魚露目と違って逃げられる確率が高くなりそうだ。


11時過ぎに越冬している蝶の様子見に出かける。
ウラギンシジミのB~F、ムラサキシジミのマテバシイで越冬中の2個体(a群)と枯葉で越冬中の2個体(b群)はそのまま越冬していた。

新たに、Dと同じ木で越冬中のウラギンシジミを見つける。

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これはG個体としよう。

ムラサキシジミのb群の近くで、単独で越冬中のムラサキシジミを見つける。

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これをc個体とする。

3枚の枯葉の真ん中の葉で越冬中だけど(少し黒くなっている)、ちょうど翅が縦位置になるので非常に見つけにくかった。
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風があって寒いので、活動している蝶は無理かなと思って歩いていたら、サザンカでちらっと動く影を家内が見つける。

近づいてみるとムラサキツバメだった。

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ここしばらくは、ムラサキツバメは見ていなかったので、こんな日でも活動するんだとびっくり。

そのうち、サザンカの花の近くに移動した。
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吸蜜しないかと見ていたら、もぞもぞと花の中に潜り込んでいったけど、花にピントを持っていかれて蝶にピントが合わない。

ピントリングのないレンズなので、こんな時にはどうしようもない。
確実に撮影するには、マクロ85の様なレンズも持っていないとダメみたいだ。

飛び立って道路側に出たので、魚露目をセットして、背景に住宅を入れた写真を撮影する。

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TG-3+魚露目

この後川原を見て歩く。

晴天で天気も良く、風もないので、今までではモンキチョウくらいは必ず飛んでいたのに、この日は何も現れなかった。
今朝のあの霜に耐えられなかったのだろうか。
この日が、ベニシジミとモンキチョウの終見日になりそうだ。



by dandara2 | 2014-12-19 10:46 | 終見日 | Comments(6)
2013年 12月 08日

小畔川便り(サトキマダラヒカゲ3化:2013/12/8)

今日、自宅付近のムラサキツバメ、ムラサキシジミを観察していたら、足元から飛び立った蝶がいたので、止まったところを見たら新鮮なサトキマダラヒカゲでした。
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ニコン1V2 ニコンマクロ105

とっさに撮影はしましたが、この時期にサトキマダラヒカゲとはちょっと信じられませんでした。
手元にある写真を見ても、5月下旬に1化、8月下旬に2化があって3化はありません。
学研の日本産蝶類標準図鑑によると、3化の記録は、埼玉県さいたま市(旧与野市)の1972年11月19日の記録以外にはないとあります。
どなたかこれ以外の記録をご存知でしょうか。
ないとすればいずれはどこかに報文として報告しておいたほうがいいのかなと思っています。
よろしくお願いします。



by dandara2 | 2013-12-08 15:45 | 終見日 | Comments(18)
2011年 12月 22日

師走を迎えたクロマダラソテツシジミ(2011/12/18)

12月18日はまだ発生を継続しているクロマダラソテツシジミを見に「naoggio写真日記」のnaoggioさんに再度ご案内いただき湘南まで行ってきた。
今年発生していた多くの場所ではいよいよ終息を迎え、残るのはほんの少しの場所と言うことだった。
低温期型の特徴を備えた個体の写真に加えてこの時期ならではの季節感を備えた写真が撮れれば最高だ。
最初に教えていただいたのは、前日に見つけられた羽化不全個体。
夜の寒さに耐えきれずに死んでしまったのではないかと言うことだったけれど、手でつついてみるとかすかに足が動いている。
生きていることがはっきりしたので撮影しやすい位置までちょっと移動させて撮影した。
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次には同じく昨日見つけられた翅の伸びきっていない個体を案内していただく。こちらも昨日と同じ場所に静止していた。
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やはりこういった個体が多いのかなと思っていると、ソテツの実の近くで翅を開いている雌がいた。
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ソテツは秋から冬にかけて実がなると言うことなので、この鮮やかなオレンジの実はやはりこの季節ならではの写真と言うことになるのだろう。
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ここは残念ながらそれほど季節を感じさせる景観はなかったけれど、紅葉したツツジの葉が季節を感じさせてくれた。

こちらは雌
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(家内撮影)

こちらは雄。
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こんな写真はやはりこの時期にしか撮影できないものだろう。

斑紋についても、さすがにこの時期になるとしっかり低温期の特徴が出ている。
2008年の9月に大阪で撮影した個体と少し比較してみよう。

こちらは雌。
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翅表の青い部分が広がり、後翅肛角部のオレンジ色の斑紋もほとんど消えかかっている

こちらは、高温期型の個体。
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2008/9/22 大阪

こちらは雄。
翅表全面がブルーになっている。
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こちらは高温期型。
前翅、後翅とも黒い縁取りがはっきりしている。
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2008/9/22 大阪

そう言えば、大阪での撮影の時にお世話になった幻四郎さんは80歳を期に蝶の撮影を止められたけれどお元気だろうか。

時間が経って気温が上がると、思った以上に活発に活動して様々な生態を見せてくれた。

まずは吸蜜
花の数が少ないと言うことだったし、最初のうちは全く吸蜜に来てくれなかったので、吸蜜シーンが撮れるかと心配したけれど、気温が上がると色々な花に吸蜜に来てくれて写真が撮れた。

こちらはオニタビラコでの吸蜜。
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これは、オニタビラコのすぐ近くに咲いていたホトケノザに来た所。
ホトケノザにはあまり蝶が吸蜜に来ないけれど、この時は一度だけこんな感じで吸蜜してくれた。
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コセンダングサに来たクマソ、半逆光の光線の加減で翅表の色が濃く、裏側の斑紋が透けて見えている。
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裏面も低温期型の特徴が良く出ている。

ツツジの葉上で翅を開いていた雄のところに別の雄が来て誤求愛をはじめた。
バルバが意外と毛深い感じ。
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やがてあきらめて飛び去ったけれど、家内がその瞬間をばっちり撮影していた。
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(家内撮影)

昼過ぎになって、naoggioさんが羽化直後と思われる個体がいると教えてくれた。
その個体を一通り撮影して、そろそろ昼食にしましょうかとnaoggioさんと話をするが、家内がしつこく撮影している。
後で見てみると、全面にきれいにピントが合っていた。
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(家内撮影)

私の写真はと言うと、目にピントが来ていても尾状突起あたりの縁毛が微妙にピンボケだったりして完全なものはなかった。
このあたりの詰めが甘いのが欠点だけどまたやってしまったようだ。

撮影後はnaoggioさんのブログでも紹介されていたテラスのあるレストランで食事をする。
テラスからは富士山もよく見え気持ちの良い食事をすることが出来た。
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naoggioさんのおかげで、狙いとしていた写真も無事撮影できて充実した一日を過ごすことが出来た。
本当にありがとうございました。

by dandara2 | 2011-12-22 17:19 | 終見日 | Comments(14)