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2014年 12月 31日

ヒメアカタテハ卵の孵化(2014/12/28)

喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます。


12月28日は魚眼レンズの絞り解放でのボケの様子と、ヒメアカタテハの卵の様子の確認をメインの目的として出かける。

その前に、いつものように越冬している蝶の様子も見に行く。

ムラサキシジミのb群はそのまま無事。
ただこの日は、一緒に越冬中のテントウムシも撮影することができた。

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ここで一緒に越冬していることは前からわかっていたけど、なかなか両方が良い位置にはならなくて、手で移動することもできず、うまく一緒に撮ることができなかった。


ふとその上の葉を見ると、ムラサキツバメが止まっていた。

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前翅にピークマークのようなものが見えるけど、以前ここでさっちゃん♪さんが見つけた個体のような気もする。

移動して、ウラギンシジミのE個体。

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F個体の様子を見る。
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F個体はかなり翅の痛んだ非越冬タイプだけど、どこまで持つだろうか。

その後川原に行って、まずは魚眼レンズのテスト。

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絞り解放(f2.8)で撮影してみるけど、二線ボケはそんなに汚くはない。
来シーズンはこれでチャレンジすることにする。

次にヒメアカタテハの卵の確認に行く。


最初に葉表の卵を撮影し、気になっていた裏面の卵を確認するためにそっと葉をめくる。

肉眼では、卵が見えない。
その代わり、ちらっと輝く小さな光の点が見える。(老眼なのではっきりしない)

もしかしたら孵化しているのかもしれないと思って、TG-3で撮影したものをモニターで確認する。

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小さな光の点は、孵化した後の卵殻だった。

ただ近くに幼虫の姿はなく、食痕のようなものもない。

どこかに巣でも作っていないかと、近くの新芽を見てみるけど、肉眼ではよくわからない。
あまりいじって幼虫をつぶしてはいけないので、TG-3で撮影し、モニターで拡大して確認してみるけど、それらしい姿はない。

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わからなくなってしまったかとがっかりして、最初に撮影した葉表の卵の写真をモニターで拡大してみたら…なんと隣に幼虫が写っていた。

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やったーと思って再度撮影。

モニターで確認すると、なんだか体がフニャフニャしているような感じ。

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あれ、寒さで死んでしまっているのかなと気になって、何枚か撮影する。
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自宅で確認すると、幼虫が体を動かして移動していたようだ。

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葉表の卵も色が黒くなっているので、もう1日か2日で孵化するだろう。

葉表のこの卵は、12月6日に産卵されたので、孵化までにおよそ23日か24日かかることになる。

この日孵化していた葉裏の卵は産卵日がはっきりしていないけど、多分同じ母蝶によるものだと思うので、産卵されたのは同じ日か、せいぜい前日だと思う。
29日は夜半に雨&家の片づけ、30日は甲府に所用があったので、今日31日に様子を見に行くことにする。
30日も31日もかなり強い霜が降りたので、前の幼虫を含めてどうなっているかな。



by dandara2 | 2014-12-31 07:47 | 幼虫 | Comments(20)
2013年 08月 24日

小畔川便り(アカボシゴマダラ:2013/8/19・21)

8月19日は午前中にギンイチの様子を見に出かける。
ギンイチは見つからなかったが、いつもギンイチが出るころに咲くユリのつぼみが目立ってきた。
なにも撮影するものがないので、帰りがけに先日アカボシゴマダラの幼虫が見つかったエノキを見てみる。
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高さが60cm位の切り株だけど、探してみたら5頭の終齢と思われる幼虫がいた。(写真のA~E)
こんな小さな株に5頭もの幼虫がいるとはびっくり。

その割には葉がたくさん残っているけど、エノキは2m位離れたところにかなり大きな木があるだけ。
そこから移動してきたのだろうか。
いずれも終齢と思われる、齢のそろった幼虫なので、この木で同一母帳に産卵されたものだろうか。
びっくりしたのはC,D,Eの3頭の幼虫が同じような葉に固まっていたこと。
この3頭の様子を表すのにどうしたらいいのか、いろいろと試してみた。
これはD800につけた150mmマクロレンズでの撮影。
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手持ちで絞り込めないので全体にはピントが合わない。
Cの個体は摂食行動をしていた。
Dの個体は撮影中は動きがない。
Eの個体は葉の裏に糸を吐くような行動をしている。

全体にもう少しピントを合わせたいのでコンデジで撮影する。
幼虫の大きさが不自然にならないように、35mm換算60mmで撮影。
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狙い通りのちょうどよい感じになった。
E個体は盛んに頭を動かしている。

これば魚露目での写真
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いろいろ撮影して、3分後に上から見下ろす感じで撮影。
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撮影時には気が付かなかったけど、E個体がなんだか前蛹になりそうな気配がある。

15時過ぎに用事で団地内を歩いていたら、アベリアにキアゲハが来ていた。
急いで取って返して、1V2に専用の10-30のレンズを付けて撮影。
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このレンズは昨年ハワイに行くときに風景撮影用に買って、その後は使わずにいたけど、最短撮影距離が10cm。
蝶の広角撮影にも使えそうだ。

周囲の流れのようなものが気になるけど、流れなのかボケの具合でそうなるのかわからない。
専用レンズは初めて使うので、いろいろわからないこともあった。
今度は少し試してからちゃんと使ってみようと思った。

21日にもギンイチの様子を見に行った。
先日つぼみが上がってきたユリが咲き始めた。
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chochoensisさんのブログによれば、タカサゴユリと言うらしい。

ギンイチは一頭だけ雄を撮影することができた。
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これからの発生かもしれない。

ふと見るとキアゲハがアカツメクサでゆったり吸蜜している。
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とりあえずマクロで撮って、1V2に10-30を付けて撮影してみる。
軽いので片手で持って、そっと近づけて液晶を見ながらシャッターを押す。
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35mm換算27mmの広角だけど、イメージセンサーが小さいので被写界深度も深く、背景もそれなりに写っている。
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コンデジより圧倒的に反応が早く、秒15コマの撮影は軽快で気持ちがいい。
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思ったより使えそうだ。

この前のアカボシゴマダラの幼虫が気になったので見に行くと、前蛹になりそうだった幼虫の位置には蛹がぶら下がっていた。
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小さな蛹で、小さな黒い点があるのは寄生されているからか。

それ以外の幼虫は見当たらなかった。移動したのか鳥の餌食になったのかわからない。
もう一頭幼虫がいたけど、大きさからこの前とは別の個体のようだ。
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by dandara2 | 2013-08-24 21:52 | 幼虫 | Comments(10)
2012年 08月 29日

秩父のクロツバメシジミ(2012/8/20)

秩父で人家のツメレンゲからクロツバメシジミが発生したという。
秩父の蝶」のtef_tefさんによると4.5年に一回発生するのだという。
この場所は昨年何回か見に行ったけど、発生の兆候は確認できなかった。
ぜひ撮影したいアングルがあったので、さっそく出かけてみた。
ついて周囲を見てみるが何もいない。ツメレンゲには卵の孵化殻と食痕らしいものがついている。
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一通り見て、やっぱり成虫の撮影は難しいかなと思いながらふと振り返ると小さなクロツバメシジミが上から降りてきた。
そして枯れたツメレンゲの花穂にとまった。
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思い描いていたアングルとは少し違うけど、それでもこの石垣とツメレンゲの組み合わせを撮影したかったので喜んで撮影する。(ここに掲載するものは、環境が分からないようにトリミングしてあります)
そのうちツメレンゲにとまったので、産卵するのかなと思ったけどそうではなかったようだ。
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この個体はすぐに飛んで行ってしまった。
そのうちオシロイバナにとまっている個体を発見。
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イメージしていた写真とは違うけど、人家の石垣というのが分かるかもしれない。
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この日この場所にいるのはこの1個体のみのようなので、幼虫や卵を探してみるが見つからない。
家内が石垣を這っている幼虫を見つける。
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やったーこれで少しは写真のバリエーションが広がったと喜ぶ。
ツメレンゲにとまっている幼虫はざっと探すが見つからない。ここのツメレンゲは栄養がないためか小さく貧弱だ。
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そしたら、また家内が「幼虫ってツメレンゲの葉によく似ているのね」と言って指差した。
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さっきから何度も見ていた場所なので「どこ、どこ」と言ってみるけどよくわからない。
ようやく幼虫を確認できたけど、この部分も先ほどから何度も見た部分。
自分の根気のなさは棚に上げて、老眼でよく見えなかったことにする。

by dandara2 | 2012-08-29 10:09 | 幼虫 | Comments(12)
2012年 04月 04日

ウスバシロ幼虫(2012/4/1)

4月1日は埼玉にコツバメの撮影に行く。
本当はトラフシジミ狙い。
この場所ではここ1.2年4月2日前後に撮影しているのでそろそろかなと思ったけど、少し早かったようだ。
家事を片付けるのを待ってからゆっくり出発。
ついてみると、関東のブログ仲間がたくさんお見えになっていて、アセビを囲んでカメラを構えている。
さっそくお仲間に入れてもらうが、一足遅く奥の花の方に移動してしまってうまく撮影できない。
レンズ先端の細い魚露目で無理やり花の中にレンズを入れて撮影してみる。
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例によってシャープさはいまいちだけど、この日唯一の吸蜜シーンを撮影することができた。
その後は良いチャンスがなく、仕方なくバスト連射で飛翔を撮影。
光線の加減かあまり色が出なかった。ただ、この後の写真を見ても色が出ていないのでこの個体の特徴かもしれない。
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体を傾けて日光浴する姿を周囲の風景も入れて撮影してみた。
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その後は何かいないかと移動。
予想したよりは蝶の姿が少ない。今朝はかなり冷え込んだのでその関係だろうか。
別のアセビの場所に移動して様子を見ることにする。
そこでは、ヒメオオさん、蝶散歩さんが先にお見えになっていた。
ほどなくミヤマセセリが表れてカキドオシで吸蜜した。
翅を開いているところは、あわてたためかピントが甘い。
ピントがきちんとあった時には翅を閉じかけてしまった。
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その後はアセビにも吸蜜に来たが、いずれも時間が短く数秒間しか止まっていない。
ピントを合わせてシャッターを押すのがやっとだった。
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最初のアセビの場所に戻るが、コツバメは相変わらず枯草の上でテリハリをしているだけ。
それで、背景のボケを意識して何枚か写真を撮ってみた。
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背筋をぴんと伸ばした?姿勢の良い待機姿勢はコツバメ独特のものだけど、その感じをうまく出したすっきりした写真が撮れた。
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その後Sさんが、ねこきちさんがウスバシロの幼虫を見つけたと教えてくたれので見に行く。
最初は小さな幼虫が1頭だけだったけど、食痕なども教えていただき近くの食痕を探してみる。
それらしいのが見つかったので、猫吉さんにこれが食痕ですかと聞いたらすぐに近くにいた幼虫を見つけてくれた。
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この写真には3頭の幼虫が写っているけど、すぐにこれを見つけるとはさすがだ。
できれば自分で見つけたかったけど…次のチャンスには頑張ろう。

by dandara2 | 2012-04-04 09:12 | 幼虫 | Comments(15)
2011年 10月 28日

小畦川便り(2011/10/23)

10月23日の日曜日は2年に一度の駐車場の抽選会。
午前中に順番を決める抽選、午後はその順番で駐車場を選んでいく。
抽選から場所決めまでは2時間位しかないので、午前の抽選回の前にアカボシゴマダラの蛹の様子を見に行く。
いつ蛹になったのかわからないけれども、10日に観察した後すぐに蛹化したとしたら2週間経つのでそろそろ羽化する頃だ。
蛹の場所について様子を見るとまだ羽化の前兆も現れていない。
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蛹は右の細枝の右側の葉、上から3枚目の葉の裏についてます。

もう1週間経つと羽化してしまうだろうなと思いながら、周囲の幼虫の様子を見て回る。
ツツジの生け垣の中に出てきたエノキの幼木だけど、この株に10頭ほどの幼虫がついている。
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結構過密だ。餌が足りるのか心配になるけど、もうすぐ越冬幼虫になるのでそれほどたくさんの葉はいらないかもしれない。
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こちらの株には2本併せて11頭の幼虫がいた。
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手前の株の右端の方には白く蛹の抜け殻が見えている。
少し大きめの長角形幼虫も何頭かいるけど、これらの幼虫はこの後どこまで成長するのだろうか。
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帰ろうかと思って小さなエノキの葉を何気なく見ると、脱皮直後の幼虫が見つかった。
なんと幼虫の横には脱皮殻と頭部の殻まで残っている。
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頭の抜け殻はすぐに風で飛んでしまうだろうから、これはすごく貴重なシーンに出くわしたなと思っていろいろな角度から撮影。
ちょっとうれしくなって帰宅。

抽選結果は2OO番中124番とあまり良くなかったけど、前に並んだ人たちもみんな同じような順番だったので、くじが良くかき混ざっていなかったのかな・・・と自分を慰める。
そのあと、再度自宅前の川原に撮影に出かける。
数日前に川原の草刈りが入ってしまったけど、コスモスの咲いている土手の斜面は刈り残されていたので、そこでキタテハなどを撮影。
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こちらは背景にコスモスのピンクが入ってきれいな写真になった。
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途中にあるラーメン屋で昼食。
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私はアサリラーメン、家内はトマトラーメン。久しぶりでおいしかった。
家内のトマトラーメンもそれなりにおいしかったようだ。
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その後先ほどの脱皮した幼虫の様子を見に行く。
幼虫はそこにいたけど、最初に見つけてから3時間、脱皮殻も頭の抜け殻もきれいになくなっていた。
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幼虫の静止している位置は脱皮殻のあった場所で、脱皮殻は幼虫が食べてしまったようだ。
越冬後の脱皮殻は確か食べなかったように記憶している。

その後抽選の順番に従って駐車場選び。ほどほどの場所を選ぶことが出来た。
と言うか、どこに決まってもたいした違いはないというのが本音。前より少し近くなったので雨の日でも傘を差さずに駆け込めるかもしれない。
その後は車で10分ほどのところに行って買い物をするが、広い駐車場には柿の木や萩があるので、柿に来るアカボシゴマダラと萩に来るウラナミシジミ狙い。
ところがここの柿は熟すのが遅い品種らしく(砲弾型をしている)、ようやく黄色くなってきた状態。
当然何もいない。
駐車場の地面ではウラナミシジミが吸水をしていた。
見ると少し痛んでいるし、かがみ込むのが面倒なので立ったまま適当に撮っていたら家内は別の個体を座り込んでじっくり撮影。
こちらは私の個体よりも新鮮で写真も当然家内の方がよい出来でした・・・かなり反省。
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(家内撮影)

萩の花では雌が吸蜜をしていた。
ウラナミシジミには、セイタカアワダチソウよりも赤系の萩の花の方が良く似合う、と先日のブログに書いた手前一生懸命狙うけど、意外に吸蜜時間が短くて苦戦してしまった。
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産卵体制もとっていたけど、止まる位置が悪く、花や葉が邪魔になって頭や翅の一部が切れてしまいきちんと撮影できない。
家内の方でも「産卵してる-」とか騒ぎながら撮影していたけれど、私のものよりはよい出来だった。
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(家内撮影)

翅表のブルーがきれいな個体がいたのでこちらはかなりこだわって撮影。
目で見たようには表現できなかったけれど、翅表がブルーで後翅肛角付近の黒点の周囲のリングが淡いブルーと赤紫に彩られて、アイシャドーをしているようできれいな個体だった。
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ヤマトシジミ雌のブルーも良いけど、ウラナミシジミ雌のブルーも結構良いなと思った。

by dandara2 | 2011-10-28 09:58 | 幼虫 | Comments(16)
2011年 05月 24日

秩父のウラキン幼虫観察(2011/5/22)

5月22日の日曜日は、秩父の蝶に詳しいISさんにウラキンの落下傘幼虫の観察に連れて行ってもらった。
落下傘幼虫ってなんだろって言う人のために簡単に説明すると、シオジの高所で生活していたウラキンシジミの終齢幼虫は、蛹化するときに食樹の幹を下ってくるのではなく、食樹の葉の根元を噛み切って葉と一緒にひらひらと落下傘のように地上に落下して蛹化するそうです。
ISさんはこの生態について調べていて、近々鱗翅学会の方に報告予定だそうです。
この日は午後から雨の予定だけど、午前中は天気が持ちそうなので、ISさんに会う前に近くの黒系アゲハのポイントを覗いてみました。
ツツジには少し遅かったようで、いたんだ花が大半でしたが、何頭かのカラスアゲハやオナガアゲハが吸蜜に来ていました。
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ここでのアゲハの撮影はあまり来たことがなかったけれど、ブログ仲間が成果を上げているので来年以降はこの時期に少し通ってみようかと思います。
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ウラキンシジミの幼虫についてISさんが観察している場所では、先週がパラシュート落下のピークだったそうだ。
落ちてきた葉は鮮度が落ちるし幼虫も蛹化のために移動してしまったりするので、今日は少し標高の高いところを探索をしたけれど、まだ早かったのか幼虫は見られなかった。
そのうち雨がかなり激しく降り出したので、標高を下げて継続観察中の幼虫を見せていただくことにした。
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最初に、シャーレの中で観察中の幼虫を見せていただいた。
近くには温度計などを設置してデータをとられているとのことでした。
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その後野外の幼虫を探しますが、昨日幼虫がいたという葉には幼虫はいませんでした。
かなり食痕が見られるけど、その後蛹化のために移動したのでしょうか。
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当てにしていた幼虫が見つからないので、今度は本腰を入れて野外の幼虫探索を始めることになりました。
環境はこんな場所です。
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食樹のシオジが群生している場所で探していたISさんが「いましたー」と呼ぶので駆けつけると、特徴的な3枚の葉が地面に落ちています。
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最初に見たときには気がつかなかったのですが、葉の丸まったところに幼虫がついているようです。
上から見るとこんな感じです。
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この幼虫、葉を摂食していたようです。
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夢中で撮影していると、さらに探索していたISさんが戻ってきて、もう一つ幼虫のいる葉があるというのでそちらに移動しました。
こちらの葉は先ほどのものに比べるとまだあまりしおれていなくて、落下してからそれほど経っていないようです。
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葉をひっくり返してみると、真ん中の葉を少し丸めてその中に幼虫がいました。
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これでようやく一安心して戻り始めましたが、途中でもう一つ落下傘を見つけました。
葉がかなり食べられていて、これはという感じです。
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裏返してみるとまるまると太った終礼幼虫が見つかりました。
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いつも成虫ばかり追いかけているので、野外での幼虫観察というのは初めての経験でしたが、色々勉強になることが多く有意義な時間でした。
また、他のチョウのポイントも幾つか教えていただき、成虫の時期が楽しみです。
ISさん、お世話になりありがとうございました。
またよろしくお願いします。 m(__)m

※ご本人からは本名での掲載を許可されていたのですが、やはり万が一のことを考えて変更することにしました。ISさん、ご了解ください。

by dandara2 | 2011-05-24 19:40 | 幼虫 | Comments(24)
2010年 11月 17日

小畦川だより(2010/11/14)

13日の土曜日は17時近くまで勤務。外は曇ったり晴れたりのまあまあの天気。
それに比べると14日の日曜日は終日曇天。予報では昼ごろに晴れるようなことを言っていたが、結局日が射すことはなかった。
千葉に出かけようかと思っていたけど、この天気では無理と判断して朝はのんびりして、11時頃からまた自宅前を散策。
今回は、ムラサキツバメ、ムラサキシジミを探してみることにする。
いつもムラサキシジミが日光浴するポイントは、まだコナラが葉を落としていないので薄暗く、当然何もいなかった。
近くのエノキでアカボシゴマダラの幼虫を観察すると、先週同様4頭の個体を確認。
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ニコンD300s VR105 1/500 f5.6 ISO 800

良く見ると、蛹の抜け殻もあった。
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ニコンD300s VR105 1/400 f4.5 ISO 800

近くでは比較的新鮮なヤマトシジミの♂がいた。
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カシオ FH100 1/100 f7.5 ISO200

目線より少し高かったので、カメラを持ち上げてライブビューモードで撮影してみる。
D300sのライブビューの手持ちモードでは、コンデジなどのコントラストAFと異なり、位相差AFなのでシャッターを押した瞬間にミラーが動作してピントを合わせる。
その瞬間にはボディ背面の液晶画面の像は消えてしまうので、ちゃんとピントが合っているのかどうかちょっと不安になる。
後で確認するときちんとピントが合っているが、どうもなじめない撮影方法だ。それについつい近づきすぎてしまう。
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ニコンD300s VR105 1/250 f16 ISO 800

もちろんコントラストAFでも撮影できる三脚モードとか言うのもあって、これだと液晶で確認しながら撮影できるけど、やや応答が遅いのと、バリアングルファインダーではないので液晶画面が空を反射して見にくかったり、高い位置だと画面そのものが見えなかったりとこちらも今一使いにくい。

また、青っぽい♀もいたけど今シーズンでは一番はっきりしている個体だ。
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ニコンD300s VR105 1/1600 f4.5 ISO 800

近くのマテバシイを見ていた家内が「あ、いた」というので見に行くと、葉の間にムラサキシジミが静止していた。
越冬時とは違って緑色の葉に止まっている。
開翅を撮影したいけど今日は無理のようだ。
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ニコンD300s VR105 1/250 f3.2 ISO 800 内蔵ストロボ

その後、先週ゴマダラ似のアカボシゴマダラ幼虫を撮影した場所に行ってみる。
前回うっかりして幼虫のアップしか撮影しなかったので、今回は周囲の状況を入れた写真を撮るのが目的。
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カシオ FH100 1/15 f7.5 ISO200

幼虫はこんなところに静止している。
ここは日が当たるので、エノキの葉もまだ青々している。
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カシオ FH100 1/20 f7.5 ISO200

自宅に着く直前に、植え込みの中にエノキが生えている場所があるのでそちらも見てみる。
先週ここを探した時には幼虫は見つからなかったけど、今回丁寧に探してみると1頭見つかった。
自宅近くの建物を背景に入れて撮影してみた。
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カシオ FH100 1/60 f7.5 ISO200

数年前に鎌倉までこのチョウを撮影しに出かけた時には、自宅の前でこのチョウを観察するようになるとは想像もしなかった。
何か感慨深いものがある。
ホソオチョウの食草のウマノスズクサなどと違って、エノキは鳥に種を運ばれて何処にでも生えてくるし、1m前後の幼木でも繁殖できるこのチョウは今後どうなるんだろう。

by dandara2 | 2010-11-17 09:25 | 幼虫 | Comments(6)
2008年 11月 16日

今週末も曇天・小雨模様

土曜日はそこそこの天気だったけど仕事。今日は天気が悪いとのこと。
ちょっとがっかりだけど、朝ゆっくり出来るのでそれはそれでうれしい。
目覚ましをセットしないでのんびり寝たら、起きたのは9時半になってしまった。
外を見ると曇天で、時折小雨が降っている。
これではどうしようもないのでのんびり朝食をとり、家の掃除を手伝って、直売所に野菜を仕入れに行く。
雨は落ちていないので、直売所の裏の方の、昨年ムラサキシジミがいた場所の様子を見に行くが今年は何もいなかった。
ぶらぶら周囲を歩いていると、1.5m位のエノキの幼木を見かけたので、ここまではアカボシは来ていないだろうなと思いながらそれでも念のためにのぞいてみる。
葉の所々に食痕と思われる跡があるので、まさかと思いながら良く探すと幼虫がいた。ただよく見るとゴマダラチョウのようだ。
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ちょうど脱皮したばかりのようで、脱いだ皮と頭の下には古い頭の殻が見えている。
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家に帰って先日買ったCapture NXのマニュアル本を見ながら撮影したRAWファイルの現像とレタッチを試してみる。
Capture NXはニコンのカメラを買えばついてくるRAW現像ソフトでかなり高機能だ。
ただ、今まではRAWの現像用にはSYLKYPIXを使い、それだけではシャープさや部分的な修正に不満が残るのでjpeg用のレタッチソフトを使っていた。
SYLKYPIXは高機能で満足しているけど、jpeg用のソフトがやや古いものなので、今後のことを考えてCapture NXも試してみたわけだ。
今のところはSYLKYPIXとレタッチソフトの組み合わせには負けるけど、慣れればかなり使えそう。
今日の写真はCapture NXだけで処理したもの。
1枚目の写真はEX-FH20をISO 800で撮影したものでノイズが盛大に出ていた。
Capture NXのノイズリダクション機能は強力で、SYLKYPIXのものよりもノイズは消えた。
ただその分画像がのっぺりしてしまうので、シャープさとの兼ね合いが難しいところだ。
EX-FH20のターゲット自動追尾機能は便利だけどコントラストの低い被写体だと自動追尾がうまく効かず、この写真でも肝心の幼虫がピンボケになってしまった。
コンデジの液晶ではそのあたりがはっきりわからず後でがっかりすることが多い。

by dandara2 | 2008-11-16 23:51 | 幼虫 | Comments(16)
2006年 02月 12日

ゴマダラチョウの幼虫

 土曜日は暖かくて、春が近いと思わせたけど勤務。それでも午前中で終わったので、帰ってから少しだけ自宅前の土手を歩くがまだ何もいなかった。
その後甲府に出かける。
 今日は昨日とはうってかわって風が強く寒い。
 それでも新しく購入したレンズの試し撮りに、昔多かったウラキンシジミの卵探しと、オオムラサキの幼虫でも撮影しようと裏山に登る。
 ところが30年の間に山の木はすっかり大きくなって薄暗くなってしまい、さらにはうっかりしてルーペと眼鏡(老眼鏡)を忘れてしまったので卵は全然見つからない。
 ようやくそれらしいのを1卵見つけたが、どうも昨年孵化したもののようだ。さらにはカメラのダイアルが動いてマニュアルになっていて、とんでもない設定になっていた。
f0031682_2123961.jpg
ニコンD100、マクロ105mm、1/500、f16

 レタッチで何とか見られる状態には持ってきたがノイズがすごく大失敗。
 目をこらして見つめているうちに、目が疲れたのかさらに見えなくなったので、卵探しはすっぱり諦めて今度は幼虫探し。
 ところがエノキの根本にはあまり落ち葉が積もっていない。ようやく見つけたのはゴマダラチョウの幼虫。
f0031682_21244650.jpg
ニコンD70、シグマ17-70、1/160、f16

 それでもいないよりは良いかと広角接写。出来はと見ると、ウーン・・・、雰囲気はでているかな。
 幼虫くらいの大きさの広角接写にはコンデジの方が向いているかも、相手も動かないし。
 成虫の大きさなら威力は発揮しそうですが、それはもう少し待たないとわかりませんね。
 山を登ってうっすら汗をかいた所に、エノキの根本にかがみ込んで風に吹かれていたら体が冷えて、寒くなってしまったのでこちらも早めに諦める。
 それでも寒い山で2時間も過ごして、甲府の家ではどこまで行ったんだろうと心配していたようだ。

by dandara2 | 2006-02-12 17:32 | 幼虫 | Comments(4)