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2017年 05月 26日

ツツジと黒系アゲハ(カラスアゲハの異常型:2017/5/12.16)

5月12日と16日はツツジに来るアゲハを求めて再度群馬の山に行ってきた。

両日とも孫の母親が自宅で療養中なので、時間の制限は少ないけど、学校から帰ると一番にこちらに来るので、あまりがっかりさせないようにのんびりはできない。

12日は9日に行った時とツツジの様子はあまり変わらず、ヤマツツジが盛りで、オオムラサキツツジはこれからという感じだった。

この日は、9日に壊れたミヤマカラスアゲハしか撮れなかったので、その撮影が目的。

一応撮れたけど、ヤマツツジの咲いている場所は日陰になる場所なので、発色が難しい。

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ニコンD500 ニッコール70-200


それでも撮影している時の感じよりはいい色を出すことができたように思う。

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ニコンD500 ニッコール70-200


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ニコンD500 ニッコール70-200


それでも何となくすっきりしないので、16日にも再度出かける。

さすがにこの日になるとヤマツツジは花も傷んできて、アゲハ類もオオムラサキツツジに吸蜜に来るようになった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


飛んだところも撮れている。
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ニコンD500 ニッコール70-200


オオムラサキツツジは日当たりの良い場所に咲くのでこちらの方が良い色が出てくれる。

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ニコンD500 ニッコール70-200


花に潜り込んで顔が撮れないことが多いので、飛び立つところも撮影する。
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ニコン1V3 1ニッコール70-300


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ニコン1V3 1ニッコール70-300


ミヤマカラスアゲハも、新鮮な個体がいてモデルになってくれた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200



家内の撮影したこのミヤマカラスアゲハはかなり輝きが強い。
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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


こちらの個体はかなり暗めの感じだ。
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ニコンD500 ニッコール70-200


家内はツツジの周りを飛ぶミヤマカラスアゲハを良いアングルでとらえていた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


撮影していたら、派手なカラスアゲハが飛んできた。

後翅の赤紋列がやけに大きい。

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ニコンD500 ニッコール70-200


エッ異常型!! と思ってとにかくシャッターを押す。

その時には裏面に注意が行っていたけど、後で写真を確認すると後翅の翅表も結構すごい。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


形態的なことには疎いので、久しぶりに藤岡大図鑑を引っ張り出してみたけど、後翅の赤紋の大きな異常型はあったけど、翅表のこのタイプのものはなかった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


この個体は一回しか吸蜜に来てくれなかった。

帰りがけにハルジオンの咲く空き地を見たらウスバシロチョウがたくさん飛んでいた。

翅を通して花が透けて見える写真を意識して撮影したけど、家内の方が出来が良かった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


12日にクモガタヒョウモンを見かけたのでゆっくり探してみるけど、クモガタは見つからなかった。

その代わり金色のウスバシロチョウを見つけた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


金色というのは少し大げさだけど、普段見かけるウスバシロチョウよりは明らかに黄色かった。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


ハルジオンにはサカハチチョウも来ていた。

カメラを向けたら飛び立ったので飛んだところが撮れた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


D500のピントの追尾性能は優秀で、うまくはまるとこんな感じできれいにピントを合わせ続けてくれる。


この個体はこの後花に止まって吸蜜を始めた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


それを撮っていたら、今度はダイミョウセセリがちょっかいを出してきた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ダイミョウセセリもテリハリをして、飛んでくるものには何にでもちょっかいを出してくるけど、ちょうどタイミングよく撮影できた。



※自然写真家で、日本チョウ類保全協会の会員でもある永幡 嘉之氏が "くらべてわかる昆虫" という本を「山と渓谷社」から出された。
専門的な本ではなく、子供たちが見つけた虫などを探すのに役立つ図鑑だけど、それだけに終わらない素晴らしい本だと思う。
私の写真も40枚くらい使っていただいたけど、こんな形で自分の写真が残るのはうれしいものだ。




by dandara2 | 2017-05-26 12:18 | 異常型 | Comments(22)
2017年 05月 11日

中越のギフ-2(2017-4-30)

4月30日は、町田のSさんのお誘いで、naoggioさんAkakokkoさん達と中越にギフ撮影に行ってきた。

中越はよく行くけれど、自分の知っているポイントだけなので、知らない場所を案内していただけるのは楽しみだ。

先週お見えになった時には、まだ雪が多くて大変だったようだけど、今回はちょうど発生初期かなという感じだった。

朝は車載の温度計では5℃、しばらくは何も飛んでいない。

林道を歩いていたら、何か緑色のものが動いている。
近づいてみると、モリアオガエルだった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


10時を過ぎると気温も上がり、ちらちらとギフが現れ始めた。

例によって飛んでばかりで全く止まる気配がない。

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ニコン1V3 ニッコール10.5


半分やけくそで飛翔を撮影。

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ニコン1V3 ニッコール10.5

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ニコン1V3 ニッコール10.5


林道の日陰にはまだ雪が残っている。

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ニコン1V3 ニッコール10.5


それぞれに飛翔撮影。
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ニコン1V3 ニッコール10.5

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ニコン1V3 ニッコール10.5


そのうちやっと止まる個体が出てきた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ショウジョウバカマに止まったので、吸蜜かと思ったけど、手前の枯れ枝に止まっただけのようだ。

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ニコンD500 ニッコール70-200


やけに白っぽい色の個体が止まったと思ったら、肛角の赤紋が薄い赤色、後翅外縁のオレンジの斑紋が黄色になっている。

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ニコンD500 ニッコール70-200


いわゆるイエローテールかな、少し擦れているのが残念。


この後も全く止まらないので、ふと思い立ってポケットに入っていた青っぽい小型タオルを取り出してちらちらと振ってみた。

そしたら期待通りギフが寄ってきた。

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ニコン1V3 ニッコール10.5

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ニコン1V3 ニッコール10.5


タオルが写らなければ、立派な飛翔写真の出来上がり。

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ニコン1V3 ニッコール10.5


撮影中のAkakkokoさんが背景に黒く写っているけど、この時に撮影していただいたスナップが、Akakkokoさんのブログに載っている。

ギフが予想通りの動きをしてくれたのは、ギフの習性を確認できた点では面白かった。

全くカタクリ吸蜜の気配がないので、先日古葉に産卵した場所に移動。
こちらには霧島緑さんがいらしていた。

ようやくカタクリ吸蜜の写真が撮れた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


Akakokkoさんが、羽化直後のギフを見つけてくれた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


その後もひたすら待ち続けるけど、思ったような写真は撮れない。
気温が予想以上に上がって、飲み物の予備を車に忘れてきてしまい、脱水症状が顕著になってきた15時過ぎに、ようやく何頭かがカタクリに来てくれるようになって無事カタクリ吸蜜の写真が撮れた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


新しい場所の様子も分かり楽しい一日だった。

ご一緒した皆さん、ありがとうございました。




by dandara2 | 2017-05-11 18:41 | 異常型 | Comments(2)
2017年 03月 04日

小畔川便り(モンキチョウの変異:2017/2/25.26)

2月25日は晴れて風がない。
気温は平年並みとのことだけど、日差しは強く、南向きの土手の斜面は暖かい。

川原では、2月17日に1頭出てきただけでその後姿が見えなかったベニシジミの姿があった。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


カントウタンポポで吸蜜してくれた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


撮影していると霧島緑さんがお見えになった。

オオイヌノフグリでも吸蜜してくれたので二人で仲良く撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200

モンキチョウもオオイヌノフグリで吸蜜。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


カントウタンポポにも吸蜜に来た。
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ニコンD500 ニッコール70-200


撮影していると、昨年話をしたモンキチョウを採集しているTSさんがいらした。

最近はTSさんとは親しく話をしていろいろ教えてもらったりしている。

今日はネットに入れたモンキチョウを見せてくれて、前翅の亜外縁の黒点がほとんどないという。


その場で放してくれた個体を撮影した。
残念ながら前翅の上のほうに少し傷があり、足もネットの中で痛めてしまったのか止まり方が不自然だ。

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ニコンD500 ニッコール70-200


図鑑のコピーをいただいたけど、それによれば、こういった特徴を持つものにヒアレモンキチョウ(Colias hyale)という種類がいて、モンゴルなどに分布しているようだ。

モンキチョウ(Colias erate)でも同様な特徴を持つものが、ここでは500頭に1頭くらいの割合でみられるとのこと。

クツカケモンキチョウ同様、そう言った変異の割合を調べるために、ネットに入れた個体は、重複のカウントを防ぐためにはさみで翅を切って逃がしていたという。
一昨年はマジックでマークして放していたそうだ。

昨年の春に我々と会って、採集したのはどうするんですかと聞かれて、カメラで撮影している我々には、そうした処置をしているとは答えにくく言葉をにごしたようだ。

それで我々も誤解をしてしまったわけだけど、その後は撮影している人がいるということが分かったので、採集しても、記録をつけて何もしないで放しているということだった。

まあ我々も、他のスプリングエフェメラルが出るようになると、モンキチョウを追いかけることはほとんどしなくなるので、ほんの一時、お互いが楽しめるように気を使ってもらえばいいわけで、その後はいろいろと教えてもらっている。


注意してみていたらもう一頭同様な特徴を持つ個体がいた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


どうもここはこう言ったタイプが見られる確率が高いような気がする。

その後は公園に行って、ムラサキシジミやウラギンシジミの越冬状況を確認していたら、アカタテハがサザンカに吸蜜に来ているのを霧島緑さんが見つけてくれた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


この個体も後翅にビークマークがある。

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ニコンD500 ニッコール70-200



26日も前日同様穏やかな晴天だった。

今日はカントウタンポポとわかる吸蜜写真を撮りたいと思って見に行ったら・・・ない!!??
いくら探しても2株とも姿が見えない。

ここに遊びに来る保育園の子たちが摘んでしまったのかもしれない。

毎日先生に連れられて公園に来たり、この川原を歩いたりしているので、タンポポの花が咲き始めたのでうれしくて摘んでしまったのかなと想像。

散歩のおばさんが摘んだとしたら、いろいろな人が春を楽しんでいるのに自分勝手な人だなと腹立たしいけど、小さな子供なら腹も立たないので、きっとそうに違いないと思うことにした。

残念ながら吸蜜は撮れなくなってしまったけど、ベニシジミはこの日も姿を見せてくれた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


モンキチョウはホトケノザで吸蜜していたけど、花が小さく草の中なので、なんとなくバランスが悪いように思えるのは、カントウタンポポがなくなってしまったショックからだろうか。

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ニコンD500 ニッコール70-200


2頭が絡んでいるところを撮影するけど、この時期は長くは絡まないので結構難しかった。
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ニコン1V3 ニッコール10.5

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ニコン1V3 ニッコール10.5

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ニコン1V3 ニッコール10.5


オオイヌノフグリでヒメアカタテハが吸蜜してくれた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


この日は結構たくさんの蝶を見たけど、そんなわけでタンポポに来る写真が撮れなかったので、ヒメアカタテハの吸蜜は結構うれしかった。

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ニコンD500 ニッコール70-200




by dandara2 | 2017-03-04 22:11 | 異常型 | Comments(10)
2016年 04月 01日

ちょっと変わったギフチョウ(2016/3/29)

3月29日はようやく気温も上がり春らしい一日になるとの予報。

孫の面倒も今日は見なくてすむことになったので、ギフを求めて神奈川へ出かける。

ポイントについて、現地でお会いした人に話を聞くと山麓でもギフが出ているらしい。
一通り様子を見るが、個体数は多くはなさそう。

それで、山麓は家内に任せることにして、自分は山頂を目指すことにする。

途中でギフが現れた。
地面に止まっているけど、とにかく今年最初のギフチョウなので慎重に撮影する。
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シャッターを押すことができて一安心。

山頂につくと、3人の方がいたので挨拶をすると、"飛んでますよ~"と教えてくれた。
蝶の撮影が目的というよりは山歩きがメインの方たちのようだった。

ここでは飛翔がメインなので失礼して撮影。
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そうこうするうちに、昨年もお会いした武蔵野市のIさんも登ってこられた。

山頂にはミヤマセセリやヒオドシチョウもいてスクランブルをしているのだけど、ギフの数が少なくそちらが気になって撮影する気になれない。

それでも、どなたかのタオルの汗を吸いに来た時にはカメラを向ける。
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メスも来た。
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山頂のギフがあまり芳しくないので少し下ることにする。

歩いていると一頭のギフが飛んできて止まった。

ファインダーを見ながら、ずいぶん黒っぽい個体だなと思いながらシャッターを押す。
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後で写真を見直すと、れれれ!!?? 後翅外縁の斑紋列がオレンジではなくて黄色。

撮影しているときには気が付かなかったけど、スミレで吸蜜している写真も全部黄色。
光線の加減というわけではないようだ。
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それほど色あせた個体ではないので、こういった色合いなんだろう。
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この個体が白馬にいれば、完全にハイブリッドと判断してしまうところだけど、ここは神奈川県。
ハイブリッドであるはずがない。
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まあ、いろいろな遺伝子が混じっている可能性のある場所ではあるけど、こんな個体は初めて見た。

どうも形態的なことに関してはよくわからない。
どなたかギフのこういった変異についてご存知だろうか。

山麓で撮影していた家内は、下で撮影していた方たちにいろいろ教えてもらいながら、スミレでの吸蜜を無事撮影していた。
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家内撮影
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家内撮影

右後翅の尾状突起が欠けているし、少し近づきすぎかなという気もするけど、こんなシーンに遭遇したらやっぱり興奮してぐぐっと近づいてしまうだろうな。
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家内撮影


下ではミヤマセセリがヒメオドリコソウで吸蜜していたようだ。
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家内撮影
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家内撮影

スギタニルリも吸水していた。
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家内撮影

飛び上がったところも撮れていて、ちらっと翅表のブルーも写っている。
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家内撮影

今回は手分けしたおかげで、いろいろなシーンが撮れてよかった。

by dandara2 | 2016-04-01 09:09 | 異常型 | Comments(22)
2016年 03月 02日

小畔川便り(モンキチョウ異常型:2016/2/28)

2月28日、いつもだと2月最後の日だけど今年はうるう年だから29日まである。
暖かくて、風もあまりない日曜日だった。

この日は複数のモンキチョウが飛んでいて、メスも何頭か見ることができた。

土手にとまっていたモンキチョウに向かって、飛んできたオスが絡み始めた。
止まっていた個体は黄色なので、黄色タイプのメスかもしれない。
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とりあえず飛翔用の魚眼付き1V2で何枚か撮影し、70-300をつけた1V3で撮影する。
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この日見かけた雌の後翅が一部擦れたようになっている個体がいた。
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どうしてなのかなと思っていたのだけど、この写真を見て納得がいった。
オスが交尾しようとして、尾端でメスの後翅をこすっているのが原因だった。

その後小飛して、背景に花のある場所でも求愛してくれた。
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川原を歩いていると、いくつかの求愛飛翔が見られる。
ちょっと見にくいけど、前方にメスがいる。
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3頭が絡んで求愛飛翔をしているのがいた。

この時期に3頭もの個体が絡むのは珍しいので、急いで近づいて撮影する。
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後でこの時の写真を確認すると・・・!!?? 先頭のオスの前翅の斑紋がなんかおかしい。

この写真では一番後ろの個体だ。
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この写真では真ん中の個体。
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図鑑などを調べると、黒縁中の黄斑の発達の悪い異常型がいるようで、ミヤマモンキのようになったものはクツカケモンキチョウというようだ。

この個体はそこまではいっていないけど、春型にしては黄斑が小さい。
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実は、この川原で昨年からネットを持った人が歩いていて、何をしているんだろうと思っていたのだけど、この春に会った時に挨拶をしながら話を聞いたら、このクツカケモンキチョウを探しているんだという。

昨年はそのために1600頭のモンキチョウを採集したという。
クツカケモンキチョウは採れなかったけど、それに近い個体はいたという。

そのために1600頭も採集したのかと思って、飛んでいるときにわからないんですかと聞いたら、目が悪いからとか言っていた。
採集しなければわからないこともあるので、とやかくは言えないけど、自宅前の川原では勘弁してくれよという感じ。

この人にはこの春何回か会って、ちょうどその話をしたときには、banyanさんや、dragonbutterさん、霧島緑さんなどもお見えになっていた。(お三方が一堂に会していたと言うわけではなく、この人と会った時という意味)
banyanさんは、クツカケでないモンキチョウはどうするんですかと聞かれていたし、家内はエーと思ったらしく、ここでは皆さんが楽しんで撮影しているんですよと話をしたらしい。

そんなこともあってか、その方は今年はもう採集する予定はないとか言っておられた。
ここ何回かは会っていないので、さすがに採集しにくくなったんだろうか。

そのこともあって、モンキの斑紋はちょっと気にしていた。

そうそう、この日初めてベニシジミを見た。
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気温が高かったので、開翅はしてくれなかった。

by dandara2 | 2016-03-02 19:07 | 異常型 | Comments(24)
2015年 10月 11日

小畔川便り(アオスジアゲハ異常型:2015/10/4.5)

自宅前の川の土手は今年はコスモスがきれいに咲いている。
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少し遠征が続いたので、10月4.5日は散歩がてらコスモスに来る蝶を撮影した。

4日、川原に降りると、イチモンジセセリがセンダングサに吸蜜に来ていた。
背景がうまく抜けそうなので飛び立つところを撮影する。
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セセリの飛翔は早いので、反射神経がついていかないけど、この時は何とか納まってくれた。

ツマグロヒョウモンの雌もコスモスに来ている。
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コスモスが少しまばらな所だけど、雌がいるとついついカメラを向けたくなる。

撮影していたらアオスジアゲハが吸蜜に来た。
アオスジアゲハがコスモスに来るのはあまり見たことがないような気がしたので、まずマクロでコスモスの花をいっぱいに入れて撮影。
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今年は自宅前でアオスジアゲハをよく見る。
団地に植えてあるクスノキが大きくなり、葉もよく茂っているからその関係だろうか。

その後、環境がわかるように広角で撮影してみるけど、すばやく飛び回るアオスジアゲハ相手に、レンズ前15㎝に近づいてピントを合わせるのは結構大変だった。
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5日は曇りで、蝶の姿もなかったけど、満開のコスモスを撮ろうとちょっとだけ出てみる。
その時に撮ったのが最初の写真だけど、歩いていたら、他の蝶の姿はないのにアオスジアゲハが一頭だけ吸蜜に来ていた。
やったー取りあえず外に出てみてよかったと思いながら撮影をする。

後で写真を整理していたら…???
前翅の青紋の、上から2番目の所にある白っぽい点はきずかな
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傷じゃなければもしかして !!!

と言うことで他の写真もよく見てみました。
翅の表側の同じ場所にも小さいけど同じような点が見えるような。
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少し黒っぽく処理してみた。
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これにも
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これにも
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しつこいけど・・・これは少し良くわかるかな
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飛んでいるところのはよくわからない…写真ってほんと微妙ですね。
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調べてみたらタンノ型という斑紋異常のタイプのようだ。

エサキ型と言うのはよく耳にするけど、タンノ型と言うのはよく知らなかった。

少し地味だけど、撮ってみたいと思っていた斑紋異常のアオスジアゲハが撮れてよかった。
それに、自宅前で撮れたというのが、今後に楽しみがつながった。

8日は台風23号が低気圧に変わって太平洋側を移動中。
その関係で風が強い。

勤めから帰ると、その風の中で団地の樹木を伐採している。
"風が強いから危ないね"などと話をしてふと見ると、なんと2本ある大きなクスノキが丸坊主にされていた。
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たくさんの蛹や幼虫が処分されてしまったようだ。
来年はどうなるだろう。

by dandara2 | 2015-10-11 17:09 | 異常型 | Comments(16)
2014年 11月 21日

小畔川便り(ムラサキシジミ吸蜜:2014/11/16.17)

11月16日は自宅近くのムラサキシジミの公園でサザンカがだいぶ咲き始めたので様子を見に行く。
ムラサキシジミはいたけど、サザンカで吸蜜はしていなかった。

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サザンカを見ていたら、アカタテハがしおれたサザンカに吸蜜に来ていた。
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右後翅がやや縮んでいる。
よく見たら、後縁の赤紋列の上(内側)の黒点列の形が左右で違っている。斑紋異常のようだ。
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地面に落ちた花びらにヒメウラナミシジミが止まってストローを伸ばしていた。

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家内撮影

翅もほとんど痛んでいない新鮮な個体だ。
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4化と言うことになるのだろうか、ここでは多分初めての記録になると思う。

サザンカでの吸蜜が撮れなかったので、17日に再度出かける。

サザンカの花を探すと、うれしいことに花の近くに止まるムラサキシジミを発見。

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そのうち、花に潜り込んで吸蜜を始めた。

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顔が見えないけど、とにかく証拠写真をと言う感じ。

その後移動して、ようやく納得のいくポーズをしてくれた。

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こちらは、葉の陰なのでストロボをたく。

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ムラサキシジミはストロボをたくと、目がドラえもんののびた状態になって見苦しいけど、この時は向きの関係かあまり目立たなくて良かった。

そのうち吸蜜をやめて横で日光浴を始めた。

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ムラサキツバメの姿はなくて残念だったけど、ムラサキシジミのサザンカ吸蜜が撮れてよかった。



by dandara2 | 2014-11-21 09:51 | 異常型 | Comments(14)
2014年 08月 13日

中信の高原で2(ヒョウモンの異常型:2014/8/4)

この高原では、アカセセリは多かったけど、ヒメヒカゲは少なかった。
それで、ヒメヒカゲを探している間に目についた蝶も撮影した。

一番目についたのが、ウラギンスジヒョウモン。

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ここではヒョウモンの中で一番数が多かったけど、数が減少しているという話を聞くので、なるべく丁寧にカメラを向けた。
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家内撮影

オオチャバネセセリが吸蜜しているところにウラギンスジヒョウモンが来たので、オオチャバネセセリはびっくりして飛びのいた。

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次に目についたのはウラギンヒョウモン。

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これはどこでも良く目につくけど、家内が交尾個体を見つけて撮影していた。
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家内撮影

ミドリヒョウモンもいるけど、すでに痛んだ個体ばかりでカメラは向けなかった。

そして…
翅の黒いヒョウモンがいた。

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すぐに黒化型と言うことはわかったけど、何の黒化型かはわからない。
かなり傷んだ個体だけど、とにかくいろいろな角度から写真を撮ることにした。
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でも吸蜜時間が短く、納得いく枚数は撮れなかった。
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最後に少し離れたシダの上にとまったところを撮影。
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裏面にも全く模様が残っていない。

自宅に帰って写真を確認したけど、何のヒョウモンの黒化型なのかはわからない。

前翅の翅形と前翅翅表の基部にちょっとだけ残った紋の形などから、ミドリヒョウモンの黒化型かなと思う。
後、可能性のあるのはオオウラギンスジの黒化型と言うところだろうか。

形態については素人なので、諸兄のご意見を聞きたいところだ。

この後、前の記事で紹介したヒメヒカゲの前翅矮小型を撮影した。

そうそう、サキグロムシヒキ?がジャノメチョウを捕らえていた。

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うまくカメラから体を隠すようにして止まっていたので、周囲をぐるっと回って撮影したら、ジャノメチョウを放して逃げて行った。
ジャノメチョウの方はぽとりと地面に落ちてしまった。



by dandara2 | 2014-08-13 06:31 | 異常型 | Comments(20)
2013年 10月 05日

栃木の河川敷で(ツマグロキチョウ・ミヤマシジミ:2013/10/4)

10月4日は勤め先の創立記念日で休み。
5日の土曜日は休日出勤の代休でこの週末は3連休。
5日は天気が悪そうなので、4日に出かけることにするけど、平日なので孫を小学校に送り出してから、帰ってくるまでの間に行けるところと考えて、栃木のツマグロキチョウ、シルビアシジミなどを見に出かけることにする。
来年はこんな遠出が多くなりそうなので、平日に可能な行動範囲を確かめておかなくては。

孫を送り出してから、片付けなどをして出かけたのが8時半過ぎ。現地に着いたのが11時少し前。
12時半には撤収しないといけないので、撮影にかけられる時間は1時間半くらい。

幸い着いてすぐにツマグロキチョウとミヤマシジミは見つかった。
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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

ミヤマシジミは盛りを過ぎて雄はぼろが多く、雌がかろうじて被写体になるくらいの鮮度。
センダングサやツルボで吸蜜していた。
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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

天気が悪いので、ツマグロキチョウは草の間に静止していて、歩くと驚いて飛び出し、時々はセンダングサで吸蜜している。
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ニコンD800 シグママクロ150

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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

シルビアシジミを探して川原を歩いていると、足元からツマグロキチョウが飛び出してすぐに草の間にとまった。
きれいな個体だったので止まったところを覗いてみると、翅を少し開いている。
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ニコン1V2 ニコン70-200

ツマグロキチョウが翅を開くなんて、これは珍しいシーンだと思ったので、すぐにかがみこんで撮影する。
ファインダーを覗いていて、翅表の黒帯が少し薄いことに気が付いた。
maximiechanさんのブログで、ここの河原には翅表の黒帯を欠く個体がいるということを知ったので、程度は軽いけど、これもその変異の一つかなと思い、少し集中して撮影することにする。

下に止まっているので、まずは魚露目で下から撮影。
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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

ある程度撮影したところで、別の所でミヤマシジミを撮影していた家内を読んで一緒に撮影する。
家内は正面から撮影したので、翅の中までよく見えたようだ。
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家内撮影 ニコン1V2 ニコン70-200

私は裏面も同時に撮影したかったので横から狙う。
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ニコンD800 シグママクロ150

羽化直後で翅が柔らかいのか、風が吹くと翅がしなって翅表が良く見えた。
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ニコンD800 シグママクロ150

家内の撮影していたミヤマシジミの写真を後でみると、新鮮なオスがいたようだ。
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家内撮影 ニコン1V2 ニコン70-200
 
私は見つけられなかった。
また、雌にアタックする写真は結構迫力があって素晴らしい。
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家内撮影 ニコン1V2 ニコン70-200

シルビアシジミはこの日は結局見つからなかった。
ミヤコグサの葉上には卵があったから、いることはいるようだ。時期が悪かったのかもしれない。
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ニコンD800 シグママクロ150

ただ、数年前に比べると明らかに状況は悪化していて、ここもいつまで発生が続くのか非常に心配だ。

by dandara2 | 2013-10-05 15:54 | 異常型 | Comments(16)
2010年 08月 12日

小畦川便り(2010/8/11)

実は7月上旬、九州から帰ったあと新潟にウラクロ狙いで出掛けたのだけれど、土砂降りの雷雨にあって、何も撮影できない上にメインカメラのD300sを濡らしてしまった。
一応ビニールやタオルでカバーはしていたのだけど、首から2台ぶら下げていたので、1台がかなり濡れてしまった。
ものすごい降りでドアを開けると車内に雨が吹き込むので、濡れたままのカメラを後部座席に放り込んで帰宅した。
家内は助手席で自分のカメラを拭いていたが、私のカメラは防塵・防滴と言うこともあり、家に帰ってからゆっくり手入れすることにした。
そしたら電池室かメモリースロットのあたりから水が入ったようで、動作不良になってしまい、修理に出さざるを得なくなった。
最初は修理期間が2週間と言っていたのに、あちこちに腐食が見つかりその都度部品を取り寄せて修理したとかで、ようやく1ヶ月ぶりに昨日修理から上がってきた。
修理伝票を見ると、内部の基板はほとんど全部交換したようだ。
費用もコンデジが1台買える位かかってしまった。
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7月というと、1年のうちで一番良い時期なのに、メインカメラ不在ではシーズンを棒に振ってしまうので、悩んだ末なけなしの小遣いをはたいてもう1台D300sを購入した。 (;>_<;)
そのおかげで撮影には支障なかったけど、ちょっとの油断で大事になってしまった。
防塵・防滴と言っても細心の注意が必要なことには変わりないみたい。皆さんも雨にはくれぐれも注意してください。
雨具もそれまではゴアテックスの上下に分かれた形式のものを使っていたのだけれど、これだと複数のカメラを雨から防ぐことは出来ないので、虫林さんのアドバイスもありポンチョ形式のものに変えた。
頭からすっぽりかぶるので、カメラもリュックも濡れずにすむ。
そんなこんなで、カメラの役割分担が変わったので、カメラ毎に設定を変えて試し撮りをしてみた。
お盆で高速は混むので遠出はいやだし、台風も心配なので、自宅近くの普通種をじっくり狙ってみることにした。
ツバメシジミが多くて、きれいなブルーの翅表を見せてくれた。
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(家内撮影)

この個体は見た時にアレッと思った。やけに黒い。
ファインダーで見ると異常型のようだ。翅の大きさもやや小さい。
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反対側はまるっきりの正常型。
こちらを最初に見ていたら見過ごしていただろう。
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♂は♀にアタックをかけているけど、♀はその気がなくて、♂がぐっと接近してきたこの写真では♀が脚を♂の頭にかけてあっちへ行けと言うような仕草をしている。
この前の写真では脚は普通に葉の上にあったので、♂が近づいてきたこの時にエイッとばかりけりでも入れたのだろうか。
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家内が撮ったベニシジミのこの写真も、♂の真剣な様子が伝わってきて迫力があると思う。
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(家内撮影)

キタキチョウも盛んに産卵行動を繰り返していた。
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イチモンジセセリもたくさんいたが、訪花する花の色がキチョウやツバメシジミとは明らかに違うのが面白い。
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飛び立つところも撮ってみたが、やっぱり何となく不自然。
D300を飛翔用に戻したので、そちらでもキタキチョウなどの飛翔を撮ってみるが、設定ミスで使える写真は撮れなかった。
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この時期は相手にもしないヤマトシジミだけど、今回はちゃんと目を向けて産卵シーンを撮影してみた。
産卵している時には腹部を深く差し込んで見えなかったので、産卵を終えて腹部を抜きかけたところを狙って撮影してみる。
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台風の影響で小雨が降りはじめたので、カメラを大事に抱えて、急いで車に戻った。
普通種でも色々な生態が撮れたので楽しかった。
家で確認すると、もう1台のD300sの70-300のピントが若干前ピン気味なので、焦点位置をカメラ側で微調整し、その他の設定も幾つか変更してみた。
この週末は高速が混みそうなので、また近場で色々試してみることにする。

by dandara2 | 2010-08-12 19:07 | 異常型 | Comments(16)