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2016年 04月 01日

ちょっと変わったギフチョウ(2016/3/29)

3月29日はようやく気温も上がり春らしい一日になるとの予報。

孫の面倒も今日は見なくてすむことになったので、ギフを求めて神奈川へ出かける。

ポイントについて、現地でお会いした人に話を聞くと山麓でもギフが出ているらしい。
一通り様子を見るが、個体数は多くはなさそう。

それで、山麓は家内に任せることにして、自分は山頂を目指すことにする。

途中でギフが現れた。
地面に止まっているけど、とにかく今年最初のギフチョウなので慎重に撮影する。
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シャッターを押すことができて一安心。

山頂につくと、3人の方がいたので挨拶をすると、"飛んでますよ~"と教えてくれた。
蝶の撮影が目的というよりは山歩きがメインの方たちのようだった。

ここでは飛翔がメインなので失礼して撮影。
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そうこうするうちに、昨年もお会いした武蔵野市のIさんも登ってこられた。

山頂にはミヤマセセリやヒオドシチョウもいてスクランブルをしているのだけど、ギフの数が少なくそちらが気になって撮影する気になれない。

それでも、どなたかのタオルの汗を吸いに来た時にはカメラを向ける。
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メスも来た。
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山頂のギフがあまり芳しくないので少し下ることにする。

歩いていると一頭のギフが飛んできて止まった。

ファインダーを見ながら、ずいぶん黒っぽい個体だなと思いながらシャッターを押す。
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後で写真を見直すと、れれれ!!?? 後翅外縁の斑紋列がオレンジではなくて黄色。

撮影しているときには気が付かなかったけど、スミレで吸蜜している写真も全部黄色。
光線の加減というわけではないようだ。
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それほど色あせた個体ではないので、こういった色合いなんだろう。
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この個体が白馬にいれば、完全にハイブリッドと判断してしまうところだけど、ここは神奈川県。
ハイブリッドであるはずがない。
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まあ、いろいろな遺伝子が混じっている可能性のある場所ではあるけど、こんな個体は初めて見た。

どうも形態的なことに関してはよくわからない。
どなたかギフのこういった変異についてご存知だろうか。

山麓で撮影していた家内は、下で撮影していた方たちにいろいろ教えてもらいながら、スミレでの吸蜜を無事撮影していた。
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家内撮影
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家内撮影

右後翅の尾状突起が欠けているし、少し近づきすぎかなという気もするけど、こんなシーンに遭遇したらやっぱり興奮してぐぐっと近づいてしまうだろうな。
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家内撮影


下ではミヤマセセリがヒメオドリコソウで吸蜜していたようだ。
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家内撮影
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家内撮影

スギタニルリも吸水していた。
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家内撮影

飛び上がったところも撮れていて、ちらっと翅表のブルーも写っている。
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家内撮影

今回は手分けしたおかげで、いろいろなシーンが撮れてよかった。

by dandara2 | 2016-04-01 09:09 | 異常型 | Comments(22)
2016年 03月 02日

小畔川便り(モンキチョウ異常型:2016/2/28)

2月28日、いつもだと2月最後の日だけど今年はうるう年だから29日まである。
暖かくて、風もあまりない日曜日だった。

この日は複数のモンキチョウが飛んでいて、メスも何頭か見ることができた。

土手にとまっていたモンキチョウに向かって、飛んできたオスが絡み始めた。
止まっていた個体は黄色なので、黄色タイプのメスかもしれない。
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とりあえず飛翔用の魚眼付き1V2で何枚か撮影し、70-300をつけた1V3で撮影する。
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この日見かけた雌の後翅が一部擦れたようになっている個体がいた。
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どうしてなのかなと思っていたのだけど、この写真を見て納得がいった。
オスが交尾しようとして、尾端でメスの後翅をこすっているのが原因だった。

その後小飛して、背景に花のある場所でも求愛してくれた。
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川原を歩いていると、いくつかの求愛飛翔が見られる。
ちょっと見にくいけど、前方にメスがいる。
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3頭が絡んで求愛飛翔をしているのがいた。

この時期に3頭もの個体が絡むのは珍しいので、急いで近づいて撮影する。
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後でこの時の写真を確認すると・・・!!?? 先頭のオスの前翅の斑紋がなんかおかしい。

この写真では一番後ろの個体だ。
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この写真では真ん中の個体。
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図鑑などを調べると、黒縁中の黄斑の発達の悪い異常型がいるようで、ミヤマモンキのようになったものはクツカケモンキチョウというようだ。

この個体はそこまではいっていないけど、春型にしては黄斑が小さい。
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実は、この川原で昨年からネットを持った人が歩いていて、何をしているんだろうと思っていたのだけど、この春に会った時に挨拶をしながら話を聞いたら、このクツカケモンキチョウを探しているんだという。

昨年はそのために1600頭のモンキチョウを採集したという。
クツカケモンキチョウは採れなかったけど、それに近い個体はいたという。

そのために1600頭も採集したのかと思って、飛んでいるときにわからないんですかと聞いたら、目が悪いからとか言っていた。
採集しなければわからないこともあるので、とやかくは言えないけど、自宅前の川原では勘弁してくれよという感じ。

この人にはこの春何回か会って、ちょうどその話をしたときには、banyanさんや、dragonbutterさん、霧島緑さんなどもお見えになっていた。(お三方が一堂に会していたと言うわけではなく、この人と会った時という意味)
banyanさんは、クツカケでないモンキチョウはどうするんですかと聞かれていたし、家内はエーと思ったらしく、ここでは皆さんが楽しんで撮影しているんですよと話をしたらしい。

そんなこともあってか、その方は今年はもう採集する予定はないとか言っておられた。
ここ何回かは会っていないので、さすがに採集しにくくなったんだろうか。

そのこともあって、モンキの斑紋はちょっと気にしていた。

そうそう、この日初めてベニシジミを見た。
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気温が高かったので、開翅はしてくれなかった。

by dandara2 | 2016-03-02 19:07 | 異常型 | Comments(24)
2015年 10月 11日

小畔川便り(アオスジアゲハ異常型:2015/10/4.5)

自宅前の川の土手は今年はコスモスがきれいに咲いている。
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少し遠征が続いたので、10月4.5日は散歩がてらコスモスに来る蝶を撮影した。

4日、川原に降りると、イチモンジセセリがセンダングサに吸蜜に来ていた。
背景がうまく抜けそうなので飛び立つところを撮影する。
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セセリの飛翔は早いので、反射神経がついていかないけど、この時は何とか納まってくれた。

ツマグロヒョウモンの雌もコスモスに来ている。
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コスモスが少しまばらな所だけど、雌がいるとついついカメラを向けたくなる。

撮影していたらアオスジアゲハが吸蜜に来た。
アオスジアゲハがコスモスに来るのはあまり見たことがないような気がしたので、まずマクロでコスモスの花をいっぱいに入れて撮影。
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今年は自宅前でアオスジアゲハをよく見る。
団地に植えてあるクスノキが大きくなり、葉もよく茂っているからその関係だろうか。

その後、環境がわかるように広角で撮影してみるけど、すばやく飛び回るアオスジアゲハ相手に、レンズ前15㎝に近づいてピントを合わせるのは結構大変だった。
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5日は曇りで、蝶の姿もなかったけど、満開のコスモスを撮ろうとちょっとだけ出てみる。
その時に撮ったのが最初の写真だけど、歩いていたら、他の蝶の姿はないのにアオスジアゲハが一頭だけ吸蜜に来ていた。
やったー取りあえず外に出てみてよかったと思いながら撮影をする。

後で写真を整理していたら…???
前翅の青紋の、上から2番目の所にある白っぽい点はきずかな
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傷じゃなければもしかして !!!

と言うことで他の写真もよく見てみました。
翅の表側の同じ場所にも小さいけど同じような点が見えるような。
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少し黒っぽく処理してみた。
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これにも
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これにも
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しつこいけど・・・これは少し良くわかるかな
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飛んでいるところのはよくわからない…写真ってほんと微妙ですね。
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調べてみたらタンノ型という斑紋異常のタイプのようだ。

エサキ型と言うのはよく耳にするけど、タンノ型と言うのはよく知らなかった。

少し地味だけど、撮ってみたいと思っていた斑紋異常のアオスジアゲハが撮れてよかった。
それに、自宅前で撮れたというのが、今後に楽しみがつながった。

8日は台風23号が低気圧に変わって太平洋側を移動中。
その関係で風が強い。

勤めから帰ると、その風の中で団地の樹木を伐採している。
"風が強いから危ないね"などと話をしてふと見ると、なんと2本ある大きなクスノキが丸坊主にされていた。
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たくさんの蛹や幼虫が処分されてしまったようだ。
来年はどうなるだろう。

by dandara2 | 2015-10-11 17:09 | 異常型 | Comments(16)
2014年 11月 21日

小畔川便り(ムラサキシジミ吸蜜:2014/11/16.17)

11月16日は自宅近くのムラサキシジミの公園でサザンカがだいぶ咲き始めたので様子を見に行く。
ムラサキシジミはいたけど、サザンカで吸蜜はしていなかった。

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サザンカを見ていたら、アカタテハがしおれたサザンカに吸蜜に来ていた。
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右後翅がやや縮んでいる。
よく見たら、後縁の赤紋列の上(内側)の黒点列の形が左右で違っている。斑紋異常のようだ。
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地面に落ちた花びらにヒメウラナミシジミが止まってストローを伸ばしていた。

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家内撮影

翅もほとんど痛んでいない新鮮な個体だ。
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4化と言うことになるのだろうか、ここでは多分初めての記録になると思う。

サザンカでの吸蜜が撮れなかったので、17日に再度出かける。

サザンカの花を探すと、うれしいことに花の近くに止まるムラサキシジミを発見。

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そのうち、花に潜り込んで吸蜜を始めた。

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顔が見えないけど、とにかく証拠写真をと言う感じ。

その後移動して、ようやく納得のいくポーズをしてくれた。

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こちらは、葉の陰なのでストロボをたく。

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ムラサキシジミはストロボをたくと、目がドラえもんののびた状態になって見苦しいけど、この時は向きの関係かあまり目立たなくて良かった。

そのうち吸蜜をやめて横で日光浴を始めた。

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ムラサキツバメの姿はなくて残念だったけど、ムラサキシジミのサザンカ吸蜜が撮れてよかった。



by dandara2 | 2014-11-21 09:51 | 異常型 | Comments(14)
2014年 08月 13日

中信の高原で2(ヒョウモンの異常型:2014/8/4)

この高原では、アカセセリは多かったけど、ヒメヒカゲは少なかった。
それで、ヒメヒカゲを探している間に目についた蝶も撮影した。

一番目についたのが、ウラギンスジヒョウモン。

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ここではヒョウモンの中で一番数が多かったけど、数が減少しているという話を聞くので、なるべく丁寧にカメラを向けた。
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家内撮影

オオチャバネセセリが吸蜜しているところにウラギンスジヒョウモンが来たので、オオチャバネセセリはびっくりして飛びのいた。

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次に目についたのはウラギンヒョウモン。

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これはどこでも良く目につくけど、家内が交尾個体を見つけて撮影していた。
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家内撮影

ミドリヒョウモンもいるけど、すでに痛んだ個体ばかりでカメラは向けなかった。

そして…
翅の黒いヒョウモンがいた。

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すぐに黒化型と言うことはわかったけど、何の黒化型かはわからない。
かなり傷んだ個体だけど、とにかくいろいろな角度から写真を撮ることにした。
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でも吸蜜時間が短く、納得いく枚数は撮れなかった。
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最後に少し離れたシダの上にとまったところを撮影。
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裏面にも全く模様が残っていない。

自宅に帰って写真を確認したけど、何のヒョウモンの黒化型なのかはわからない。

前翅の翅形と前翅翅表の基部にちょっとだけ残った紋の形などから、ミドリヒョウモンの黒化型かなと思う。
後、可能性のあるのはオオウラギンスジの黒化型と言うところだろうか。

形態については素人なので、諸兄のご意見を聞きたいところだ。

この後、前の記事で紹介したヒメヒカゲの前翅矮小型を撮影した。

そうそう、サキグロムシヒキ?がジャノメチョウを捕らえていた。

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うまくカメラから体を隠すようにして止まっていたので、周囲をぐるっと回って撮影したら、ジャノメチョウを放して逃げて行った。
ジャノメチョウの方はぽとりと地面に落ちてしまった。



by dandara2 | 2014-08-13 06:31 | 異常型 | Comments(20)
2013年 10月 05日

栃木の河川敷で(ツマグロキチョウ・ミヤマシジミ:2013/10/4)

10月4日は勤め先の創立記念日で休み。
5日の土曜日は休日出勤の代休でこの週末は3連休。
5日は天気が悪そうなので、4日に出かけることにするけど、平日なので孫を小学校に送り出してから、帰ってくるまでの間に行けるところと考えて、栃木のツマグロキチョウ、シルビアシジミなどを見に出かけることにする。
来年はこんな遠出が多くなりそうなので、平日に可能な行動範囲を確かめておかなくては。

孫を送り出してから、片付けなどをして出かけたのが8時半過ぎ。現地に着いたのが11時少し前。
12時半には撤収しないといけないので、撮影にかけられる時間は1時間半くらい。

幸い着いてすぐにツマグロキチョウとミヤマシジミは見つかった。
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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

ミヤマシジミは盛りを過ぎて雄はぼろが多く、雌がかろうじて被写体になるくらいの鮮度。
センダングサやツルボで吸蜜していた。
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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

天気が悪いので、ツマグロキチョウは草の間に静止していて、歩くと驚いて飛び出し、時々はセンダングサで吸蜜している。
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ニコンD800 シグママクロ150

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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

シルビアシジミを探して川原を歩いていると、足元からツマグロキチョウが飛び出してすぐに草の間にとまった。
きれいな個体だったので止まったところを覗いてみると、翅を少し開いている。
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ニコン1V2 ニコン70-200

ツマグロキチョウが翅を開くなんて、これは珍しいシーンだと思ったので、すぐにかがみこんで撮影する。
ファインダーを覗いていて、翅表の黒帯が少し薄いことに気が付いた。
maximiechanさんのブログで、ここの河原には翅表の黒帯を欠く個体がいるということを知ったので、程度は軽いけど、これもその変異の一つかなと思い、少し集中して撮影することにする。

下に止まっているので、まずは魚露目で下から撮影。
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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

ある程度撮影したところで、別の所でミヤマシジミを撮影していた家内を読んで一緒に撮影する。
家内は正面から撮影したので、翅の中までよく見えたようだ。
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家内撮影 ニコン1V2 ニコン70-200

私は裏面も同時に撮影したかったので横から狙う。
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ニコンD800 シグママクロ150

羽化直後で翅が柔らかいのか、風が吹くと翅がしなって翅表が良く見えた。
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ニコンD800 シグママクロ150

家内の撮影していたミヤマシジミの写真を後でみると、新鮮なオスがいたようだ。
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家内撮影 ニコン1V2 ニコン70-200
 
私は見つけられなかった。
また、雌にアタックする写真は結構迫力があって素晴らしい。
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家内撮影 ニコン1V2 ニコン70-200

シルビアシジミはこの日は結局見つからなかった。
ミヤコグサの葉上には卵があったから、いることはいるようだ。時期が悪かったのかもしれない。
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ニコンD800 シグママクロ150

ただ、数年前に比べると明らかに状況は悪化していて、ここもいつまで発生が続くのか非常に心配だ。

by dandara2 | 2013-10-05 15:54 | 異常型 | Comments(16)
2010年 08月 12日

小畦川便り(2010/8/11)

実は7月上旬、九州から帰ったあと新潟にウラクロ狙いで出掛けたのだけれど、土砂降りの雷雨にあって、何も撮影できない上にメインカメラのD300sを濡らしてしまった。
一応ビニールやタオルでカバーはしていたのだけど、首から2台ぶら下げていたので、1台がかなり濡れてしまった。
ものすごい降りでドアを開けると車内に雨が吹き込むので、濡れたままのカメラを後部座席に放り込んで帰宅した。
家内は助手席で自分のカメラを拭いていたが、私のカメラは防塵・防滴と言うこともあり、家に帰ってからゆっくり手入れすることにした。
そしたら電池室かメモリースロットのあたりから水が入ったようで、動作不良になってしまい、修理に出さざるを得なくなった。
最初は修理期間が2週間と言っていたのに、あちこちに腐食が見つかりその都度部品を取り寄せて修理したとかで、ようやく1ヶ月ぶりに昨日修理から上がってきた。
修理伝票を見ると、内部の基板はほとんど全部交換したようだ。
費用もコンデジが1台買える位かかってしまった。
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7月というと、1年のうちで一番良い時期なのに、メインカメラ不在ではシーズンを棒に振ってしまうので、悩んだ末なけなしの小遣いをはたいてもう1台D300sを購入した。 (;>_<;)
そのおかげで撮影には支障なかったけど、ちょっとの油断で大事になってしまった。
防塵・防滴と言っても細心の注意が必要なことには変わりないみたい。皆さんも雨にはくれぐれも注意してください。
雨具もそれまではゴアテックスの上下に分かれた形式のものを使っていたのだけれど、これだと複数のカメラを雨から防ぐことは出来ないので、虫林さんのアドバイスもありポンチョ形式のものに変えた。
頭からすっぽりかぶるので、カメラもリュックも濡れずにすむ。
そんなこんなで、カメラの役割分担が変わったので、カメラ毎に設定を変えて試し撮りをしてみた。
お盆で高速は混むので遠出はいやだし、台風も心配なので、自宅近くの普通種をじっくり狙ってみることにした。
ツバメシジミが多くて、きれいなブルーの翅表を見せてくれた。
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(家内撮影)

この個体は見た時にアレッと思った。やけに黒い。
ファインダーで見ると異常型のようだ。翅の大きさもやや小さい。
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反対側はまるっきりの正常型。
こちらを最初に見ていたら見過ごしていただろう。
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♂は♀にアタックをかけているけど、♀はその気がなくて、♂がぐっと接近してきたこの写真では♀が脚を♂の頭にかけてあっちへ行けと言うような仕草をしている。
この前の写真では脚は普通に葉の上にあったので、♂が近づいてきたこの時にエイッとばかりけりでも入れたのだろうか。
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家内が撮ったベニシジミのこの写真も、♂の真剣な様子が伝わってきて迫力があると思う。
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(家内撮影)

キタキチョウも盛んに産卵行動を繰り返していた。
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イチモンジセセリもたくさんいたが、訪花する花の色がキチョウやツバメシジミとは明らかに違うのが面白い。
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飛び立つところも撮ってみたが、やっぱり何となく不自然。
D300を飛翔用に戻したので、そちらでもキタキチョウなどの飛翔を撮ってみるが、設定ミスで使える写真は撮れなかった。
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この時期は相手にもしないヤマトシジミだけど、今回はちゃんと目を向けて産卵シーンを撮影してみた。
産卵している時には腹部を深く差し込んで見えなかったので、産卵を終えて腹部を抜きかけたところを狙って撮影してみる。
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台風の影響で小雨が降りはじめたので、カメラを大事に抱えて、急いで車に戻った。
普通種でも色々な生態が撮れたので楽しかった。
家で確認すると、もう1台のD300sの70-300のピントが若干前ピン気味なので、焦点位置をカメラ側で微調整し、その他の設定も幾つか変更してみた。
この週末は高速が混みそうなので、また近場で色々試してみることにする。

by dandara2 | 2010-08-12 19:07 | 異常型 | Comments(16)
2010年 05月 07日

ちょっと変わったヒメギフの里で(2)

5月3日、夕べは夕食後ブログ仲間と居酒屋で楽しく飲んだけれど、酒が入った後での約束だったので、集合時間の認識がずれていたのか合流できなかった。
さて何処にいこうかと考えて、みんなの後を追うのをやめて昨日の場所に再度カタクリ吸蜜狙いで出かけることにした。
車を置いて歩き始めると、前から見知った顔が歩いてくる。ma23さんだ。さらにその後からノゾピーさんも歩いてきた。
もうポイントをのぞいて来たのかとビックリすると同時に、この様子ではあまり蝶はいなかったらしい。
今日も空振りかなと心配しながらポイントに着くと、案の定ヒメギフの姿は全く見えない。
それでもじたばたして移動してもろくなことにはならないので、ここでじっくり攻めることにして周囲を探索する。
そのうち一頭の♀が明らかに産卵場所を捜すしぐさをしながら飛んできた。
産卵は昨日かなり撮影したので、出来るなら吸蜜を撮影したいのだけど、♀の場合、産卵・吸蜜を繰り返しながら生活しているので、しつこく追いかけていればそのうちチャンスがあるかもしれないと思って見守る。
この♀、ウスバサイシンには何度も止まるのだけど、何が気に入らないのかなかなか産卵にはいたらない。
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良く見ていると、交尾嚢が邪魔になってうまく尾端が届かないようだ。
それでちょうど良い角度に広がった葉を求めて、あちこちのウスバサイシンを渡り歩いている感じ。
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疲れたのか葉に止まって休んでいるが、後翅外縁紋が黄色く見える。
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拡大したものがこれ。黄色の紋の中にオレンジ色が入り込んでいるようだ。
それに、前翅先端の紋もかなり内側に入り込んでいる。(クリックして拡大すると良くわかります)
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その内、近くのカタクリで吸蜜を始めた。
すわっと近づくがなぜか翅を開かない。
今日は昨日以上に気温が高く、ここ白馬でも夏日になったようだから、飛び回りすぎて体温が高くなったのかもしれない。
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これではせっかくのカタクリ吸蜜シーンも喜び半減なので、飛び立つ寸前に翅を広げるワンチャンスに懸けることにする。
頭や触覚、ストローをせわしなく動かし始めたのですかさず連写。
何とか翅を開いたところを撮影することが出来た。飛び立つところなので、吸蜜の時よりも前翅を開き気味で動きのある写真になったと思う。(動体ブレが入ってしまったのは残念)
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この写真では先ほどの後翅外縁紋のオレンジはあまり目立たない。
このままだと、普通のヒメギフだと思って気がつかないかも知れない。
拡大したものがこの写真だけど、うっすらとオレンジが入っているのは分かる。
ただ、他の赤紋も色が薄く写っているので、光線の加減によって見え方には随分差があるようだ。
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30分近く追い回しているとma23からこちらの様子を聞く電話が入る。
目を離すと見失うので、追いかけながら電話し、電話を切るとこのメスもようやく産卵体制に入った。
これで吸蜜と産卵と何とか抑えることができたと一安心。
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先ほどの左後翅の外縁紋が少し見えているけど、この写真ではかなり濃いオレンジ色に見える。
やはりこれにもギフの遺伝子が入っているのだろうか。
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その後ma23たちが駆けつけてきた。
そのときにはもう飛び去ってしまった後だったが、しばらく様子を見ているとまた1頭飛んできたので、これもじっくり見守って、産卵シーンを無事に撮影することが出来た。
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撮影中から後翅外縁紋の色合いがおかしいことに気がつき、前翅の先端の紋も内側に曲がっているのでやはりハイブリッドではないかと話し合う。良く見ると、後翅の紋にはオレンジの鱗粉も見えるようだ。
家に帰って斑紋の特徴をじっくり見てみると、最初に産卵していた個体と同一のもののように見える。
だとすると、この日この場所にはたった1頭のハイブリッドの♀個体しかいなくて、それを繰り返し撮影していたようだ。
運がよいと言えば運がよいけど、まさに薄氷を踏むような撮影だったことになる。
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その後ブログ仲間が集合している桜ポイントに移動。
チャンスは一度だけだったけど、何とか桜での吸蜜写真も撮れた。
広角で撮れれば、北アルプス背景の写真も可能とのことだったけど、ちょっと距離があったので望遠での撮影となった。
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今回お世話になった皆さん、いろいろありがとうございました。

by dandara2 | 2010-05-07 21:19 | 異常型 | Comments(22)
2009年 06月 01日

ミズイロオナガシジミの開翅とベニシジミ異常型

5月30日の夕方に所用で甲府に行く。
31日は「Nature Diary」の虫林さんと一緒に甲府市のいくつかのポイントを回った。
最初にゼフ狙いで出かけた場所では、車が着くとすぐに木の上を飛んでいるアカシジミを発見。止まったところをそっと叩き棒(そう言えばこれを使うのは今回が始めて)で叩くと、地面に降りてきた。
早速撮影するが、良く見るとこのアカシジミ、ストローを伸ばしているようだ。
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その後は近くの雑木林を叩いてみると、ウラナミアカシジミが降りてきた。
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虫林さんの姿が見えないので、探しながら歩いていると、離れたところで手を振って呼んでいる。
なにか見つけたようだ。今日の目的のオオミドリかクロミドリだろうか。
行ってみるとミズイロオナガシジミだった。
ところがこのミズイロオナガシジミは、しばらくすると開翅してくれた。
ミズイロオナガの開翅は今年撮りたかったもののひとつなので大喜びで撮影する。(写っているのは虫林さん)
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このミズイロオナガは、我々の大接近の撮影にもよい子でモデルになってくれただけでなく、ちょっと飛んでもすぐに開翅するというとってもよい子だった。
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開翅も充分撮影できたので、半開翅も撮影した。閉じていた翅をじわっと開く瞬間は何とも言えない緊張感がある。
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近くではヒメジャノメも開翅していた。ヒメジャノメは裏面はあまりインパクトが強くないけど、翅表はかなりインパクトがあると思う。
ちょっと見つめられているような感じがしてしまう。
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その後シルビアシジミの撮影をしようと言うことで移動する。
ところが、時期がやや遅かったのかミヤコグサはたくさん咲いていたけど、シルビアの姿はなかった。
ミヤコグサの間を飛び回っているのはモンキチョウ、ベニシジミくらい。
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たまにシルビアかと思って良く見ると、ルリシジミかツバメシジミ。
写真はルリシジミの飛翔。
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チラチラと飛び出すベニシジミにいい加減飽きてきた頃、虫林さんがこのベニシジミ小さくてやけに黒いと指さす。
ファインダーで覗くと、黒い紋が流れて明らかな異常型だ。
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この翅表はどうなっているのかと思うけど、翅を開く気配はない。
それで虫林さんに飛ばしてもらって、パスト連射をして翅表を確認する。
「ベニモンカラスみたいな表ですよー」と見てもらった後、またシルビアを探しに行くが影も形もない。
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いい加減疲れた頃虫林さんが大声で呼ぶ声が聞こえる。
お、シルビアがいたかな、まさかさっきのベニシジミじゃないよな。などと思いながら大急ぎで戻ると、ベニが翅を開いたという (^^ゞ
翅を開いたベニの表は予想を超えた渋い美しさがあった。
先週のギフの葉表・葉裏産卵に引き続いて、虫林さんにはとんでもないものを見つけてもらったなと思いながら十分に撮影する。
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虫林さん、色々お世話になりました。
おかげさまで今週も天気には恵まれない中、良い成果が上げられました。

by dandara2 | 2009-06-01 22:36 | 異常型 | Comments(22)
2009年 05月 25日

番外編(アオスジアゲハ)

このところブログでアオスジアゲハのエサキ型で盛り上がっているので、手元の写真を見直してみた。
残念ながらエサキ型もハンキュウ型もなかったけど、過剰紋のある写真がいくつか見つかった。
アオスジアゲハには色々なタイプの異常型があるようだけど、これもその一つなのだろうか。
採集はしないのでこういった形態的なことに関してはほとんど何も分からない。
複数例あったので、それほど珍しいものではないのかも知れないけど、なにかご存じなら教えていただきたいです。
日曜日の撮影日記を載せないといけないのだけど、それは明日と言うことで・・・

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2002/7/21 埼玉県滑川町

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2005/7/7  埼玉県飯能市

by dandara2 | 2009-05-25 19:34 | 異常型 | Comments(8)