2008年 09月 17日

栃木遠征(ツマグロキチョウ他)

この場所はシルビアシジミ以外に、ミヤマシジミ、ツマグロキチョウ、ギンイチモンジセセリなどが生息しているという。
ギンイチは我が家の前にもいるが、それ以外の蝶は魅力的で撮影できればいいなと思う。
シルビアを探し始めて、最初に目に入ったのがミヤマシジミ。
新鮮な個体だったので、マクロ、広角取り混ぜて撮影するが、後で見ると前翅外縁に銀色の鱗粉が散布されているように見える。(家内撮影)
このときはそんなことには気がつかなかったので、後で写真を見ると前翅のこの部分にきちんとピントの合っている写真がなかった。
手元のミヤマシジミの写真にはこのような個体の写真がなかったので残念だ。
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ふと横を見るとギンイチモンジセセリの♀が静止している。擦れてはいるが、この時期にまだいることにちょっと驚いた。
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その後ミヤコグサに静止したシルビアも見つかるが、雲が切れないのでじっと静止したままだ。ぶらぶら歩いて新たな個体を探しながら、時々このミヤマセセリとシルビアの様子を見に戻る。
そのうち少し雲がきれて薄日が射すと、ミヤマシジミがゆっくりと翅を開いてくれた、きれいな♂だ。
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シルビアのほうも翅を開いたようで蝶山人さんが教えてくれる。
その後はシルビアの開翔などを撮影するが、気温が上がって止まらなくなったので、OさんやIさんに案内されてツマグロキチョウを見に行く。
少し歩くと、それまで見慣れていたキチョウよりも色の濃い個体が飛んでいるのが目にはいる。
OさんやIさんもツマグロキチョウだろということで、しばらく追っていると黄色いヤブツルマメの花に止まって吸蜜をはじめた。
山梨のフィールドでは見たことのない花で、急いで撮影するがこのときはたいした写真が取れなかった。蝶山人さんが撮影していた個体はじっくりと吸蜜してくれたので納得のいく写真が撮れた。
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その後もぱらぱらと姿を現すが、見た限りでは全て秋型だった。
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これで最初に蝶山人さんから言われた4種を全て撮影することが出来た。
1箇所でこれらの蝶が撮影できるとはなんと素晴らしい場所だろうか。
まだ昼前だったが、気温も上がってきてシルビアは止まらないし、来るときには早朝にもかかわらずSAがびっくりする位混んでいたので、帰りは渋滞に巻き込まれないように早めに帰途につくことにした。
写真は左から蝶山人さん、Oさん、私(4Gのメモリーを使い切って交換しているところ)
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蝶山人さんいろいろお心遣いいただきありがとうございました。
また、現地でご一緒した東京のギフ屋さん、Iさん、Oさんいろいろお世話になりました。

by dandara2 | 2008-09-17 11:30 | 静止 | Comments(16)
Commented by cactuss at 2008-09-17 22:59
一枚目のミヤマシジミはなかなか美しいですね。
目的の種類が全部、撮影できるとはすばらしい成果でしたね。
最後の写真にはいつもご一緒するOさんが写っています。
Oさんから昨日、ダンダラさん、蝶山人さんとご一緒したとの電話がありました。
Commented by ダンダラ at 2008-09-17 23:08 x
cactussさん、このミヤマシジミゆっくりしていてくれたのに、満足いく写真がなくて家内のを使う始末です。
もっと画面全体に神経を使わなくてはと反省しました。
Oさんからcactussさんとお師匠さんが撮影に来られたという話を聞いて驚きました。
シルビアの撮影にはここが最高かもしれませんね。
今月末にお会いできるかもしれないので楽しみにしています。
Commented by 6422j-nozomu2 at 2008-09-17 23:24
栃木ポイント、↓のシルビアも含めて、なかなかエエ蝶目白押しですね。ミヤマは銀色のりんぷんが前翅に散布されているとは知りませんでした。マイ記録を調べなくては。ツマグロもすっかり秋の特徴が出て、素敵です。
Commented by maeda at 2008-09-18 06:12 x
この時期のツマグロキチョウはとっても鮮やかですからね。
良い黄色です。
皆さんとの撮影会、楽しそうです。
蝶山人さんの長玉、何でしょうか?
Commented by kenken@休憩タイム at 2008-09-18 17:10 x
楽しそうな撮影会、よろしいなぁ~
ミヤマシジミ♂の開翅、これまた1本取られた感があります。
このびっしり揃った縁毛がこれまた最高の新鮮さです。
♂を撮影すると、いつも光り過ぎてしまうのですが、この絵はそれらしい青が見事に出ています。
まだ早朝で柔らかい陽射しだったのでしょうか。
Commented by ダンダラ at 2008-09-18 21:52 x
ノゾピーさん、この場所、絶滅危惧種がこんなに目白押しのすごいところです。
これでクロシジミでもいたらぶっ飛びますけど、さすがに今はいないみたいです。
ミヤマシジミの前翅の鱗粉、私の手元の写真にはないので、珍しいのかなと思っていますが、ピントがきっちりあったのがないと言うのがつらいところです。
Commented by ダンダラ at 2008-09-18 22:52 x
maedaさん、キチョウよりは一段と濃い黄色ですね。
この日は初対面の人が大半で、どんな方だろうという興味がありました。
基本的にシャイで人と会うのはあまり得意な方ではありませんが、蝶の方とは最近随分とおつき合いいただいて、楽しく過ごさせていただいています。
蝶山人さんのレンズはシグマの150mmのようですね。
Commented by ダンダラ at 2008-09-18 22:57 x
kenkenさん、ミヤマシジミのブルーも光線で随分変わりますよね。
この時は雲が薄くなって、そろそろ薄日が射すかなと言った状況でした。
空を見上げて少し明るくなったなと言う感じでしょうか。
ミヤマシジミもシルビアも間をおかずに開翅しましたから、ちょうど良い状況だったのでしょうね。
時間は9時ちょうどでした。
Commented by oo at 2008-09-18 23:13 x
ダンダラさん、この場所には残念ながらクロシジミはいません、と言うより栃木では殆ど絶滅状態です。
ミヤマシジミの鱗粉(オレンジと黒の所に白点)の件で過去の画像を確認した所、同じ様な固体が
何頭か混ざっていました。今まで意識もしなかったので、改めて観察力に感服致しました。
地域の特徴なのでしょうか。比較的見られる様に思われますが、発生率も今後確認する必要がありますね。
Commented by ダンダラ at 2008-09-18 23:37 x
ooさん、クロシジミはどこでも少ないですね。でも良い環境がありそうなのにいないのは何が原因なんでしょうか。
ミヤマシジミの鱗粉、お手持ちの写真の中にもありましたか。
比較的見られると言うことですが、山梨、長野で撮影した私の中には1枚もありません。
同じように山梨・長野で撮影している仲間の写真ではどうなんでしょうか。
長野山梨では見られないと言うことになると、とっても興味ある地域と言うことになりますね。
こういったことにはとんと疎いのですが、こうして気軽に聞いたり出来るのがネットのすばらしさですね。
Commented by chchoensis at 2008-09-19 21:48 x
ダンダラさん、黄色い花とツマグロキチョウが良く似合いますね・・・素晴らしい写真でため息が出ます・・・素敵な写真に見とれました・・・。
Commented by ダンダラ at 2008-09-19 23:28 x
chochoensisさん、ありがとうございます。
この花をツマグロキチョウは好むようで、何度も吸蜜に来ていました。
ただ、ヤブツルマメの名前のように薮にからんでいるので、ツマグロキチョウが中に潜ってしまい撮影しにくい花でした。
Commented by kmkurobe at 2008-09-20 19:03
手持ちの写真を調べてみましたがこのようなタイプは見あたりませんでしたね。
ツマグロキチョウは記録はありますがシルビアとともに現在長野県では生息していないようですね。
Commented by ダンダラ at 2008-09-20 23:31 x
kmkurobeさん、長野でもミヤマシジミのこんなタイプは見あたりませんか。
図鑑で調べてみると地域によって色々な変異があるみたいですね。
義母の実家の甲府市千代田湖にはすごく変わったミヤマシジミがいたみたいですが、どうも過去形のようなのが残念です。
シルビアも長野には居ないんですか、今度撮れると良いですね。
Commented by thecla at 2008-09-20 23:34 x
ミヤマシジミの♂開翅本当に綺麗なブルーが出ていますね。
今年はそこそこミヤマシジミを撮影しているのですが、直射日光が強すぎたり、少し擦れていたりしていて満足のいく色が出せていません。
絶滅危惧種がこれだけ一箇所にいると遠征の甲斐もありますね。
Commented by ダンダラ at 2008-09-21 09:11 x
theclaさん、ミヤマシジミはこのグループでは一番ブルーがきれいですが、おっしゃるように色飛びとかあって難しいですね。
このときは曇天だったのであまり色飛びがしなかったのだと思います。
もうちょっと明るい色でも良かったんですが。
これだけ絶滅危惧種がいる場所も珍しいですね。オークションに出すような採集者が来ないことを祈るのみです。


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