2008年 08月 09日

山梨(ゴマ・クロシジミ)

長野でアカセセリやムモンアカを撮影した日は甲府の家内の実家に泊まった。4日の朝見ると、甲府の家の庭では今年もホソオチョウかたくさん羽化して飛んでいた。義父が亡くなってからどうなるかと思ったけど、義母や義兄が食草を大事にしてくれているので一安心。
f0031682_2304058.jpg

帰りがけにゴマシジミとクロシジミのポイントを見に行ってみた。
ここのゴマの発生はやや遅めなのでどうかなと思ったけど、ポイントに着くとすぐにワレモコウで吸蜜している姿が眼に入り無事撮影できた。
f0031682_22385839.jpg
ただ、十分な撮影をする前に飛ばれてしまった。
その後周囲を探してみるが、発生しているのはこの1頭だけのようなのでクロシジミを探しに移動する。
移動途中、大ぶりのシジミが飛び出したので確認するとクロシジミだった。いつものポイントよりもかなり離れた位置なので、今まで気がつかなかったのか、移動して新たに発生したのかわからないけどうれしい発見だ。
f0031682_22394490.jpg

周囲を見渡すと何頭かが目についたのでここで粘って撮影することにする。
最初の個体は茶色ぽい色合いだったけど、こちらの個体はかなり白っぽい。
葉の先に止まって翅を開きはじめた。手前の草が邪魔だったので家内と二人で草を押さえながら撮影するが、私の体の前に回り込んで窮屈な思いで撮影した家内の写真が結構迫力があって良かった。距離がとれずに近づいた分良かったのだろうか。
f0031682_2240137.jpg

この個体は少し移動するものの移動先でも翅を開いて良いモデルになってくれたが、そこにアリが来てアリはクロシジミに少し関心を示したが、クロシジミの方は全く動じる気配がない。
アリも少し興味を示しただけですぐに離れていった。
f0031682_22403362.jpg

近くでは♂がテリ張りをしているが、やや位置が高く思ったような写真が撮れない。
f0031682_22405198.jpg

歯がゆく思っていたらぱっと飛び立った♂が家内の帽子の上でテリ張りをはじめた。動かないように言って撮影する。
f0031682_2241724.jpg

充分撮影して、雲行きも怪しくなったので引き返すことにするが、途中チダケサシで吸蜜するクロシジミを見かけて撮影する。
f0031682_22414429.jpg
この写真は家内のもの。私は別アングルで撮影していたが家内の方がよいアングルなのでとりあえず撮影を依頼して、そろそろと移動して撮影しようと思うが家内が撮影に夢中で場所をゆずってくれない、そのうち飛んでいってしまった。
ちゃんと写っているか心配だったけど家で見てみるときちんと写っていて良かった。
あのときに場所をゆずれと文句を言わなくて良かったと胸をなで下ろした。

by dandara2 | 2008-08-09 22:50 | 静止 | Comments(18)
Commented by banyan10 at 2008-08-10 01:09
昨日行って来ましたが、ゴマシジミは少なく良い写真が撮れなかったので、綺麗な個体が吸蜜しているのは羨ましいです。
クロシジミは多かったですね。
反対の草原の入口でも見ました。
Commented by 霧島緑 at 2008-08-10 02:02 x
奥様のご実家は、撮影行の良い拠点となっていますね。ホソウチョウが発生する環境維持も嬉しいことですね。飛翔シーンは優雅で素晴らしいです。
ゴマ、クロシジミとも無事発生しているようで安心しました。クロシジミの生息範囲が拡大しているのはさらに嬉しいことですね。
奥様と息の合った撮影は心強いですね。素晴らしいシーンを撮影され羨ましく思います。
Commented by maeda at 2008-08-10 07:41 x
庭のホソオも魅力的ですね。その内にお伺いする機会があるやも知れません。
白いクロシジミ、もう少し開いてくれると良かったですね。
かなり白い感じです。もしかするとブルーが乗っていたかも?
Commented by tatsumi at 2008-08-10 11:26 x
クロシジミとアリの関係、良いですね。この写真は「蝶と蟻」をテーマにしたような作品です。この蝶は幼虫時代にこの蟻にお世話になったのでしょうか。平和で愛らしいです。
Commented by ヘムレン at 2008-08-10 21:27 x
ご実家の庭でホソウチョウですか(^^)。。いいですね。
ゴマシジミ・・綺麗な個体ですね。クロシジミ、ゴマシジミ・・・いつまでも残したい自然ですね。
Commented by ダンダラ at 2008-08-10 22:24 x
banyanさん、昨年はゴマシジミがたくさんいましたが、今年は発生が少ないのかこれからなのでしょうか。
クロシジミは多分同じ場所でしょう。ネットマンが押しかけるといけないのでわざとぼかしたのですが。
Commented by ダンダラ at 2008-08-10 22:26 x
霧島緑さん、山梨県内の探索にはよい基地になっています。
行けば義母も喜んでくれるし。
ゴマはわかりませんが、クロシジミは増えているような印象です。環境さえ維持されていれば決して弱い蝶ではないんでしょうね。
Commented by ダンダラ at 2008-08-10 22:30 x
maedaさん、ここのホソオはもう30年近く継続して発生していることになるのかな。
昨年は数が減ってダメかなと思ったのですが、今年はまた数が増えたようです。
狭い庭でとても広角向きではないですがいつでもおいで下さい。
Commented by ダンダラ at 2008-08-10 22:35 x
tatsumiさん、こんにちは
クロシジミはアリの巣でアリから餌をもらって大きくなりますし、母蝶もアリがいるところに産卵しますから、アリの攻撃性を押さえる何らかの方法をとっているんでしょうね、フェロモンかな。
アリとの関連の写真をもう少し撮れると良いんですが。
本格的に撮影するにはアリの巣を掘ったりする必要があるらしいですが、そこまではね。
Commented by ダンダラ at 2008-08-10 22:39 x
ヘムレンさん、昔山梨でホソオチョウが発生した頃に、ちょうど蝶に興味を持ち始めた義父のために色々な蝶を庭で飼育しました。ギフとかヒメギフとかオオムラサキとか。
その中にホソオチョウも入っていたんですが、こちらは垣根にウマノスズクサを絡ましておいたら自然発生するようになって、もう30年くらいになります。
甲府盆地にはウマノスズクサは自生していないのか、あまり広がらずにいまだに狭い庭で発生しています。
クロもゴマも無事でいて欲しいですね。
Commented by chochoensis at 2008-08-11 08:49 x
ダンダラさん、ゴマシジミも今年の課題なのですが、先日も撮影したら破損があったので未だに未掲載種になっています・・・何とかしなくちゃ・・・。羨ましいです。
Commented by clossiana at 2008-08-11 10:46
クロシジミが健在どころか、むしろ増えているとの事で大変嬉しいです。仰られますように決して弱い蝶である筈がないとも思います。そうでなければ何万年もの間を生き延びれる筈がないからです。恐らく環境が悪くなった時などは発生場所を変えつつ、脈々と命をつないでいるのでしょうか。
Commented by 蝶山人 at 2008-08-11 17:59 x
おっと出遅れました。
クロシジミまだ行けるのですね。
羨ましい。
茨城はてんでだめです。
発生木を同定しないとこの種とムモンアカは
なかなか撮れませんね?
Commented by ダンダラ at 2008-08-12 14:35 x
chochoensisさん、ゴマシジミも良好な環境は近場ではほとんどなくなりましたね。
ワレモコウがあると思わず周囲を見渡してしまいますがなかなかいませんね。
Commented by ダンダラ at 2008-08-12 14:38 x
clossianaさん、ここでは個体数もそうですが、生息範囲が広がっているような印象を受けます。
もちろん局所的な傾向だとは思いますが、環境さえきちんと維持されていれば、どんなチョウでも生き延びていく力は持っているんでしょうね。
Commented by ダンダラ at 2008-08-12 14:41 x
蝶山人さん、ここのクロシジミは8月頃でも写真のような新鮮な個体がまだまだ見られます。
出来れば、1枚の写真の中にクロとゴマと同時に収めたいと思うのですが、昨年撮り損なったのでそんなチャンスは当分なさそうです。
ムモンアカはほんとに発生木を見つけられるかどうかにかかっていますね。
Commented by カトカラおんつぁん at 2008-08-12 19:49 x
すばらしい写真を沢山見せていただきまして、ありがとうございます。
背景に写っている植物で、赤い花のはヤナギランでしょうか。これにつくイブキスズメの幼虫は見ておられませんか。
Commented by ダンダラ at 2008-08-12 23:51 x
カトカラおんつぁんさん、はじめまして。
↑の日記の背景はご指摘の通りヤナギランです。
この時には幼虫は見ていないと思います。
そういえば、ブログには載せていない別の場所では大きな芋虫をいくつも見ましたが、植物がヤナギランだったどうかははっきりと憶えていないです。
7~8cmはある結構明るい色合いの幼虫でしたが。(蛾については素人なのですみません)


<< 高原のベニヒカゲ(8/11)      信州遠征(アカセセリ・ムモンア... >>