2008年 06月 24日

近場のミドリシジミ(その2)

23日の月曜日は早く帰れる日。病院の時間まで少しあるのでミドリシジミのポイントに様子見に出かける。
行けば何かしら良いことがあるだろう。
着いて探してみるが何もいない。15時過ぎのこの時間で小雨が降っているような状況ではきびしいかなと思いながら、いつもミドリシジミが止まっているあたりを注意して探すと、いましたいました。
葉の間にひっそりと静止して、キジラミの汁を吸汁しているようだ。
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よく見るとあちこちに止まって静止している個体がいる。ただし高くて撮影距離には近づけない。
また後で様子を見に戻ることにして別のポイントに歩いて移動する。
雨も止んで心なしか空も明るくなってきたようだ。
ポイント入るとすぐに足元から弱々しく飛んで近くの草に止まった♀がいる。
そっと近づいて撮影しているとおもむろに翅を開きはじめた。
どのタイプが見えてくるのか、プレゼントをそっと開けるときのようなわくわく感がある。
見えてきたのはO型。ここはこれが多い。すこしB斑が載っているようだけど、ちょっとがっかり。
でも新鮮な個体なので、そのしっとり感を出せるように頑張るしかない。
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近くを回ってみるといきなり目の前にスクランブルカップルが降りてきた。
あわてて飛翔用のカメラで撮影するが、暗いので自動増感し、その分処理に時間がかかって連続撮影枚数が極端に落ちる。ノイズも盛大に出てしまった。
f0031682_23422342.jpg

1連射12枚程度を撮影するともうバッファが一杯になってしまった。
4,5秒休めば元に戻るけどその頃にはスクランブル個体は樹上に消えてしまった。
モニターで確認すると少しは写っているようだ。
f0031682_23424269.jpg
その後1時間ほど待つが結局チャンスはこの1回だけだった。待っている間に下草から1頭の♀が飛び上がり暗い葉陰に止まった。
みるとやはり何かを吸汁している。暗いのでストロボを当ててみる。
普段あまり使わないので、ちゃんと写っているのか自信がなかったが何とかあまり不自然でもなく写っていた。
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by dandara2 | 2008-06-24 23:50 | 配偶行動 | Comments(12)
Commented by chochoensis at 2008-06-25 07:17 x
ダンダラさん、飛翔写真・・・見事ですね。吸汁の写真、いつもながらの綺麗な写真ですばらしいです。早く帰れる日があるんですね・・・。
Commented by 蝶山人@昼休み at 2008-06-25 11:47 x
Zephyrusの吸汁ってどの写真も貴重な気がします。
何を食っているか判らないけど
「霞でも食っているのか?」ってのはF先生の名言。

飛翔、良いですねぇ!
NeoもChrysoには無い深い輝きがあります。
Commented by cicada_nana at 2008-06-25 18:26 x
もうため息が出ました。色々な人の卍を見ましたが、ダンダラさまの個体の鮮明さに
ただただ驚きました。キマルリで思ったのはゼフってアレくらい早いのかな?です
ミドリシジミの卍は勿論見た事がありませんので、想像ですが、相当速そう
でも、すばらしいです
Commented by maeda at 2008-06-25 18:58 x
ゼフの飛翔は良いものです。
昨年はジョウザンだけでしたので、今年は色挑戦止帯です。
勿論、こんなミドリの飛翔も目標です。
早く光り物が出てきて欲しいです。
Commented by 空飛ぶ父 at 2008-06-25 22:29 x
ミドリシジミ♀の開翅、しっとり感がバッチリ表現されていますね。
さすがです!
ミドリシジミって、吸汁するんですね。初めて知りました。
↓のミドリシジミ♂のチラッと見える緑にもしびれました!

ミドリシジミ、山口県では見ることが出来ないそうです。
Commented by kmkurobe at 2008-06-25 22:38
私もミドリシジミがハンノキの葉に止まって吸汁しているところを何度も観察しています。
本日メスアカのいいチャンスがあったのですが、暗くてISO800でも1/640しか切れずうまく止まりませんでした。やはりゼフのスクランブルは1/2000以上は必要ですね。
Commented by ダンダラ at 2008-06-25 22:54 x
chochoensisさん、研修日と言うことで毎週一日午前か午後休みが取れる制度があります。
私の場合は午後からフィールドに出たいので午後に研修をとるように設定しています。
もっとも会議とかでつぶれることも結構ありますけど。
ここはchochoensisさんたちのフィールドと違って狭く、個体数も多いというわけではありませんが、何より自宅から近いので(と行っても車で20分くらい)、15時頃に帰宅しても寄ることが出来ます。
Commented by ダンダラ at 2008-06-25 23:02 x
蝶山人さん、ゼフやムラサキツバメなどの樹上性の蝶で、あまり花などに吸蜜に来ないものはアブラムシやキジラミの排泄物から吸汁しているのかなと思ってます。
ミズイロオナガ、ミドリシジミ、ウラキンシジミ、ムラサキツバメなどで観察していますが他の種でもきっとそういったケースがあるのではないでしょうか。
Commented by ダンダラ at 2008-06-25 23:10 x
nanamiさん、ありがとうございます。
皆さんと同じように卍飛翔を撮りたいなと思っていたのですが、めぐってきたチャンスはほんの1回だけでした。
どうかなと思いましたが、何とか写し込むことが出来ました。ただ、暗かったので画面が荒れてしまったのが残念です。
卍飛翔自体は長時間絡んでいる場合は撮影そのものはそう難しくはないと思います。
ただ、くるくる回っているのでピント合わせは難しいです。偶然に期待するしかないですね。
飛翔速度はキマルリのテリ張りスピードの方が全然速いです。
ただ、キマルリの場合は一定の場所に戻ってきますので、その場所が撮影可能な位置であれば写し止めることは出来ると思います。今度機会があればねらってみます。
Commented by ダンダラ at 2008-06-25 23:16 x
maedaさん、ゼフの飛翔は目の前を通過するだけのものは難しいですけど、適当な位置で卍飛翔をしてくれれば、何とか撮影は出来ますよね。
目の前でやってくれるかどうかが問題ですけど。
北海道は個体数も多そうですから、きっと良い写真が撮れるのではないでしょうか。
Commented by ダンダラ at 2008-06-25 23:22 x
空飛ぶ父さん、新鮮な個体のしっとり感は良いですね。これがAB型だったら真剣になりますけど、ちょっと力が抜けてしまいました。
期待して開翅を眺めていた反動ですね。
吸汁は上にも書いたように、気を付けていると結構みられると思います。
ただ、叩き出した個体では無理でしょうけど。
なるほど、山口県にはミドリシジミは分布していないですね。ちょっとだけ寒いところ向きなんでしょうか。
Commented by ダンダラ at 2008-06-25 23:26 x
kmkurobeさん、やはり観察されていましたか。ミドリシジミ類では一般的な栄養の取り方なんでしょうか。
メスアカ、残念でしたね。良くは知りませんが、シャッタースピード優先の時に露出不足になりそうだと感度を自動的に上げてくれるのはニコンだけの特徴なんでしょうか。
これは飛翔写真にはとっても便利です。D3あたりだとノイズも気にならなくてさらに良さそうですが、さすがに今のところは手が出ないです。


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