2007年 07月 01日
土曜日は所用があったので、帰りが遅くなり19時30分に家内の実家の甲府に向けて出かける。 先週の土曜日(23日)に圏央道が中央高速とつながったので、それを利用していくが随分楽になった。 笹子のあたりはかなりの雨で、暗いこともあって慎重に運転して途中食事をして21時30分頃に着いた。忙しかったので少々疲れた。 日曜の朝は6時に起きると雨が降っていたが、9時過ぎには上がったので近くにクロヒカゲモドキを探しに行くが見つからなかった。まだ早いのかも知れない。 薮の中ではヘリグロチャバネセセリを見かける。 日が射すようになったのでどうしようかと思ったが、ここで粘ってもたいしたものは期待出来そうにないので、アサマシジミを探しに移動することにする。 ところがいざポイントに着いてみるとガスの中。アサマシジミの姿は見えない。 ヒョウモンチョウは朱色の翅がよく目だって静止しているものをいくつか見つけることが出来た。 アサマシジミを探してゆっくり歩くとようやく草の間に静止する♀を見つけることが出来た。やれやれと一安心。 全ての突起が金色に光っているので、ヒョウモンチョウの蛹のようだ。初めて見る蛹だが、色合いも薄く何か品があるように感じた。 草の間にはアヤメがいくつか咲いていて、そこにヒメキマダラセセリが吸蜜に来ていた。横から吸蜜するので受粉の手助けをするわけでもなく、完全な蜜泥棒と言った感じだ。 あまり活発ではないので、広角で撮影してみる。少し翅を開いたので良い感じになった。 少し離れた所ではもう一頭の♂が翅を開いている。ようやく目的の写真が撮れてほっとするが、結局♂を見かけたのはこの2頭のみだった。
by dandara2
| 2007-07-01 23:59
| 蛹
|
Comments(26)
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chochoensis
at 2007-07-02 10:55
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ダンダラさん、「アサマシジミ」未だ撮影してないので羨ましいです、綺麗に撮影されていますね・・・今年は、もう無理なので、来年に期待したいです・・・蛹の写真きれいですね。
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banyan10 at 2007-07-02 16:27
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kmkurobe at 2007-07-02 18:38
このあたりのアサマの青色はこのように前縁ちかくが発達する個体が多いのでしょうかね?
クロヒカゲモドキいいですね。今年なんとかとしたいと思っています。どうも松本より南しかいないようですね。
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maeda
at 2007-07-02 19:07
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アサマのブルーがとても綺麗です。
その深さを北海道産にも分けてもらえたらと思ってしまいます。 陽が差していない条件での絵がとっても綺麗ですね。最近は曇り時々晴れくらいの天候を望むようになりました。
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cactuss at 2007-07-02 21:18
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fanseab at 2007-07-02 22:15
ガスっている悪条件の中でもしっかりものにされているところはさすがですね。
私が、行った後、もっと羽化していると思ったのですが、そうでもないみたいですね。 どうも今年は発生数そのものが随分と少ないような気がしてなりません。
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6422j-nozomu2 at 2007-07-02 22:42
オオムラ、クロヒモドキは些か残念でしたね。少し早いのかな。でも、ヒョウモン、アサマ実にしっとりとエエ感じで撮影されていますね。ヒメキとアヤメ、微妙な取り合わせですが、感動いたしました。
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ダンダラ
at 2007-07-02 23:31
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ダンダラ
at 2007-07-02 23:35
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banyanさん、蛹の位置のキーワードは、一番下の道、南側、2.3番目の杭の山側と言ったところでしょうか。
探してみると案外簡単に見つかると思います。 クロヒカゲモドキは再度チャレンジしてみます。
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ダンダラ
at 2007-07-02 23:42
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kmkurobeさん、theclaさんの写真を見ると同じような青色鱗の出方をしているので、同じようなパターンの個体が多いのかも知れません。
私もクロヒカゲモドキは今年何とか撮影してみたいと思っています。撮影出来れば私も30年ぶりくらいになると思います。
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ダンダラ
at 2007-07-02 23:48
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maedaさん、アサマのブルーは玄人好みの色ですね。
日が射していない条件は写真はすごくきれいに撮れるのですが、今回のようなガスの中では見られる蝶が少なくなるのと行動パターンが少なくなるのが悩みです。 薄曇りくらいが理想なのでしょうか。
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ダンダラ
at 2007-07-02 23:51
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cactussさん、アサマシジミの開翅はじっくり腰を落ち着けて撮影したいですね。
新鮮な♀の翅表もしっとりと深みがあって素晴らしいと思います。今回は見かけただけで撮影出来なかったのが残念です。 ヒョウモンチョウの蛹はすごく優しい感じで、タテハの蛹の中ではトップクラスの美しさだと思います。 突起は金色ですが、鏡のように光っているので周囲の色を反映してあんな色になっているようです。
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ダンダラ
at 2007-07-02 23:55
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fanseabさん、緑の草原の中で静止するヒョウモンチョウのオレンジはきれいでよく目立ちました。
翅を閉じると目立たなくなりますけど。 ヒメキマダラセセリはちょうど発生期で新鮮な個体がガスも気にせず元気に飛び回っていました。 確かに目立たないですね。
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ダンダラ
at 2007-07-02 23:57
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theclaさん、前日にいらしたようですね。夜から朝にかけては雨になって、日曜日は終日ガスの中でしたから羽化しようとしていた個体も見送ったのではないでしょうか。
個体数は心配ですね。ナンテンハギもイネ科植物が繁茂して少なくなったような気がします。
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ダンダラ
at 2007-07-03 00:00
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ノゾピーさん、オオムラサキは樹液の出ている木を探してまで撮影する気はありませんでしたが、クロヒカゲモドキは期待していただけに残念でした。
ただ、少し時期が早いようなのでこれからチャンスはあると思います。 天気が悪いと写真そのものはしっとりと撮れますけど、モデルが少ないのが困りますね。 ヒメキマダラは見栄えが良く撮れて気に入ってます。アヤメがもっとしゃんとしていると最高なんですが。
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霧島緑
at 2007-07-03 00:06
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天気が余り芳しくないにも拘らず素晴らしい成果ですね。
曇天、そして草の葉に残る水滴などでシットリ感があり、蝶の翅も瑞々しく感じられる画です。 ヒョウモンチョウの蛹でしょうか、品があって美しい蛹ですね。よく見つけました。
アサマ、綺麗なブルーですねぇ・・・。草の葉のしずくがまた一段と良い雰囲気にしてくれているような・・・素晴らしいです。ヒョウモンチョウも表裏とも綺麗です。どちらも九州にはおりませんで、ただただ垂涎ものでございますわぁ・・・。
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ダンダラ
at 2007-07-03 22:56
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霧島緑さん、下では晴れてきたのでこれならと転戦したのですが、途中で見上げると山の半分は雲の中でした。
でももう引き返せないので頑張りましたけど、腰から下がぐっしょりでなかなか大変でした。 蛹はぶらぶら歩いていたら見つけたもので、蝶が多かったら気が着かなかったと思います。 なかなかきれいな蛹だと感心しました。
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ダンダラ
at 2007-07-03 23:37
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grassmonblue
at 2007-07-04 18:07
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ダンダラ
at 2007-07-04 21:31
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grassmonblueさん、同じ地域に出かけていたようですね。
そちらは薄日が射していたようでうらやましい。こちらはガスの中での探索でした。 この時期ある程度は仕方ないとは思っても、毎回靴もズボンもびっしょりで泣けてきます。 ♂の開翅は少し明るくなったワンチャンスでしたが、草の間で開翅個体を見つけた時にはヤッターと思いました。
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kenken
at 2007-07-04 22:21
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クロヒカゲモドキは、微妙に時期尚早だったのかもしれませんね。
関西の早いところでは、6/27あたりから出ていると聞いています。 実は、そのヘリチャ、いいなぁ~って見ています。 ヘリチャやスジチャをそれと分かるように前翅表の特徴を映し撮るのは結構難しくありませんか。
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ダンダラ
at 2007-07-04 23:16
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kenkenさん、いつも丁寧に写真を撮られているkenkenさんならではのご意見ですね。
そう、ヘリチャはその点を意識して撮影しました。区別の難しい蝶ですから後々のためにもきちんと区別点を写しておかないといけないですよね。 裏面か、前翅のこの点を写そうと思いましたが、ずっとこの状態だったので裏面は撮影出来ませんでした。 手前の右前翅で区別点が隠れてしまうので、薮の中でつま先立ちしての撮影です。
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papilabo at 2007-07-05 01:16
アヤメで吸蜜するヒメキマダラセセリ、蜜泥棒とはなかなかおもしろい表現ですね。花と一体化しているようなこのシーン、かなり好きです。
ヒョウモンチョウの蛹、偶然現地でお会いしたbさんに教えてもらい、間近で見て突起物がホントに金色だったので驚きました。
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ダンダラ
at 2007-07-05 23:43
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papilaboさん、あまり知識がないので偉そうなことは言えませんが、チョウは花にとっては大して役に立たない蜜泥棒が多いと思っています。
蝶・蛾のたぐいを重要な花粉の媒介者として認識している花はそう多くはないのではないでしょうか。花粉の媒介者としてはやっぱりハチが主役なのかな。 ヒョウモンチョウの蛹の場所に行かれたのですね。見つかって良かったですね。きれいな蛹だったでしょ。 |
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