2018年 06月 27日

小畔川便り(オオチャバネセセリの吸い戻しなど:2018/6/19,22)

6月19日はコムラサキの様子を見に、14日と同じ場所に行く。

14日にネムの花に来るキアゲハを撮影した木には何も来ていなかったけど、それから100mくらい離れた別のネムノキにはキアゲハが来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


前回より5日ほど経っているので、花の鮮度はやや悪いけど、ネムノキでの吸蜜が追加できてうれしい。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


オオチャバネセセリが、クズの葉の上の鳥の糞で吸い戻しをしていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


上の写真を拡大してみると、口吻がすごく長いのがよくわかる。

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ニコンD500 ニッコール70-200


この写真の少し後の写真ではさらに口吻が伸びて、尾端の真下まで伸びていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


鳥の糞が少し黒いのは、尾端から出た水で湿っているせいだろうか。
尾端から水が出ているシーンは残念ながら写っていなかった。


コムラサキは数頭が出てきたけど、撮影距離まで降りてきてはくれなかった。

小畔川便り(オオチャバネセセリの吸い戻しなど:2018/6/19,22)_f0031682_13333931.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


帰りがけに、別のネムの花にアオスジアゲハが来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


距離がかなりあるので、とりあえず証拠写真を撮影しておく。

小畔川便り(オオチャバネセセリの吸い戻しなど:2018/6/19,22)_f0031682_13333897.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


22日は、そろそろギンイチモンジセセリが出ているかなと思って自宅前の川原を見てみるけど、何もいなかった。

それで、午後からコムラサキのテリハリも確認するつもりで、19日と同じ場所に出かける。

ここにもギンイチモンジセセリが発生する。

ところがこの日は、どういうわけか蝶の姿がほとんどない。

カンカン照りの暑い日の13時過ぎなので、蝶はみんな木陰に入ってしまったのだろうか。

ぶらぶら歩いても何も出てこないので、少し横の道に入ってみると、アサマイチモンジがテリハリをしていた。

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ニコン1J5 1ニッコール6.7-13

ちょっと傷んでいるので、飛び出すところの撮影をすることにする。

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ニコン1V3 1ニッコール10-30

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ニコン1V3 1ニッコール10-30


飛ばしても、同じような場所に戻ってくるので何回か撮影のチャンスがあった。

小畔川便り(オオチャバネセセリの吸い戻しなど:2018/6/19,22)_f0031682_13333104.jpg
ニコン1V3 1ニッコール10-30

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ニコン1V3 1ニッコール10-30


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ニコン1V3 1ニッコール10-30



これで全くの無駄足にはならずに済んだなと思って帰りかけると、草の間からサトキマダラヒカゲが飛び出した。

暗い場所の葉の間に隠れるようにして止まるので、これも飛び出しを撮影することにする。

小畔川便り(オオチャバネセセリの吸い戻しなど:2018/6/19,22)_f0031682_13331805.jpg
ニコン1V3 1ニッコール10-30

小畔川便り(オオチャバネセセリの吸い戻しなど:2018/6/19,22)_f0031682_13331882.jpg
ニコン1V3 1ニッコール10-30

小畔川便り(オオチャバネセセリの吸い戻しなど:2018/6/19,22)_f0031682_13331901.jpg
ニコン1V3 1ニッコール10-30


これも何とか撮影できて、やれやれという感じ。

近くのお店で頼まれた買い物をして帰ることにする。



by dandara2 | 2018-06-27 13:48 | 吸汁 | Comments(6)
Commented by Farfalla65 at 2018-06-27 21:12
ネムノキのキアゲハは相変わらず優雅ですね。
オオチャバネセセリの口吻の長さにはびっく
りです。こんなに長いのですか。他の蝶もみ
んなこんなに長いんですか??
Commented by ダンダラ at 2018-06-27 21:41 x
Farfallaさん、ありがとうございます。
ネムノキに吸蜜に来るアゲハは絵になりますね。
花の時期が短いのが少し残念です。
セセリの仲間の口吻は長いですね。
吸い戻しをする関係だと思いますが、種類によって若干の違いはあるようです。
セセリ以外の蝶の口吻はこれほど長くはないですが、やはり種類によって多少違うようです。
Commented by yurinBD at 2018-06-29 12:25
ネムノキにアオスジアゲハもやってきたのですね、口吻の短いアオスジアゲハがネムノキで吸蜜するのは意外な感じがしました。
オオチャバネセセリの吸い戻しのシーン、口吻の先端の様子がよく分かりました、お見事です!
貴重なシーンを捉えられましたね~。吸い戻し自体を見た記憶がありませんので、今度セセリ系を見つけたら観察してみます・
Commented by naoggio at 2018-06-29 16:37 x
腹端から水を出して糞を溶かし口吻で吸い戻す・・・ !
そんなことをするんですね。初めて知りました。
オオムラサキが口吻から水分を出して吸い戻ししているのはよく見かけますが、オオチャバネセセリがこんなことをするなんて。
でも確かに合理的?
お尻から水分を出しているところも撮れるといいですね。
Commented by ダンダラ at 2018-06-29 19:16 x
悠凜さん、なるほど、アオスジアゲハの口吻は短いんですか。
そういえばキアゲハよりは吸蜜の時間はキアゲハの1/3位で、ちょこちょこと止まっては次の花に行くという感じでした。
オオチャバネセセリの吸い戻しは撮影時には特に意識していなかったのですが、最近のカメラの性能が良いので、拡大してみたらしっかり写っていてびっくりしました。
Commented by ダンダラ at 2018-06-29 19:19 x
naoggioさん、吸い戻しはセセリ類ではよく見られるようですが、オオムラサキのなどのタテハ類では口吻から水を吐いてまた吸い戻す行動が見られますね。
普通種でもそんなシーンが撮れると嬉しいです。


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