2017年 08月 23日

小畔川便り(ジャコウアゲハの産卵など:2017/7/31-8/13)

お盆の間自宅の窓から見える関越高速は朝6時くらいからすでに渋滞が始まっている。
この間は高速で出かける気にならないので、自宅前の川原の様子を見に行くのが毎年のことだけど、今年は天気が悪い。

ほとんどチョウの姿はないけど、なぜかジャコウアゲハの姿はよく見られた。

7月31日、川原を歩いていると白い蝶が飛んでいる。
この前、ホソオチョウをジャコウと間違えたので、今度もホソオチョウかなと思うけど、少し違う。

近づいてみると右の後翅が壊れているけど、きれいな白いジャコウアゲハのメスだった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


すぐ近くを見ると、これは普通の感じのジャコウアゲハのメス。

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ニコンD500 ニッコール70-200


この日は気温が高かったので、2頭とも木陰で暑さを避けているような感じだった。

メスならば産卵もするだろうと様子を見ていると、白い方のジャコウが飛び立って近くのウマノスズクサの間を探るように飛び始めた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


そして草の間のウマノスズクサに産卵を始めた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


もっと下から撮ろうとカメラを近づけたら、カメラが草に触ってしまい逃げられた。

その後はアカツメクサで吸蜜して、暑くなったのかまた木陰に入って静止してしまった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


普通の色合いの個体は全く動く気配がないので少し驚かしたら、飛び立って家庭菜園の花で吸蜜を始めた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


8月11日、空は雲に覆われているけど出かけてみる。

この前とは反対方向の上流側にいって、コスモスの様子などを見ながら歩いていたら、ウマノスズクサの近くでジャコウアゲハが飛んでいた。

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ニコン1V2 ニッコール10.5


ここは草が深くて、撮影には不向き。

この日からまた1V2に魚眼をつけて飛翔用に復活させてみた。
画素数が1400万画素と小さいけど、グリップの形状とかが一番使いやすい。

下流側に歩いて、先日の場所に行くとメスがいてウマノスズクサを探して飛んでいた。

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ニコン1V2 ニッコール10.5


そのうち産卵を始めた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


後で卵を確認しようと葉をめくるけど卵が見つからない。

おかしいなと思うけど仕方ない。

自宅で写真を確認すると、曲げた尾端の先はウマノスズクサではなくてイネ科の葉にあたってそこに産卵していたようだ。

卵を確認しようとしたときには、ウマノスズクサの間にあったこの葉に手が触れて、位置が変わってしまい気が付かなかったのかもしれない。


8月13日にも川原に行く。

それらしい葉の周辺を飛ぶけど、この葉は先がとがっているからウマノスズクサではないようだ。

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ニコン1V2 ニッコール10.5



最初は視覚で食草かどうかを探している感じだ。

ここにはウマノスズクサがたくさん生えている。

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ニコン1V2 ニッコール10.5


止まろうとしたけど、近づいたら驚いて逃げてしまった。


ウマノスズクサのところに飛んできた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


前脚で触れて食草かどうかの確認をしている。

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ニコンD500 ニッコール70-200


そして産卵を始めた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


撮影が一段落したので、家庭菜園の近くを見てみたら、キアゲハがキバナコスモスに吸蜜に来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


これからは自宅近くではこんなシーンがよく見られるようになる。

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ニコンD500 ニッコール70-200


アシタバは処理されてしまったのか見当たらなかった。


イチモンジセセリがいたので、飛び立つところを撮ってみる。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


帰ろうとして歩いていると、足元からツマグロヒョウモンのペアが飛び立った。

交尾している。

少しの刺激ですぐ飛び立って、なかなかきちんとした写真が撮れない。

ようやく落ち着いてくれたので、写真が撮れた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


自宅前ではよく見かける蝶だけど、交尾となるとなかなか撮影できない。
撮影できてよかった。




by dandara2 | 2017-08-23 09:00 | 産卵 | Comments(6)
Commented by yurinBD at 2017-08-23 22:42
ジャコウアゲハの産卵シーンを捉えられ、お見事です!
ウマノスズクサではなく、そこに絡んだイネ科の葉に産んでしまうこともあるのですね~、産まれた幼虫がうまくウマノスズクサに移動してくれると良いですね。
ツマグロヒョウモンの交尾シーンもお見事です!
Commented by ダンダラ at 2017-08-25 11:12 x
悠凜さん、ありがとうございます。
この時期、自宅前では端境期なのかほとんど何もいないので、こんなシーンを撮影させてくれるジャコウアゲハはありがたいです。
孵化した幼虫はどうなりますかね。
野外だし、産卵した葉がどれかもわからないので、追跡は不可能だと思うけど気になりますね。
ツマグロヒョウモンは、ヒョウモンとしては派手な蝶なので絵になりますね。
Commented by naoggio at 2017-08-25 13:43 x
同じジャコウアゲハのメスでも濃いのや薄いのがいるんですね。
なんとなくそんな気はしていましたが写真で見るとはっきり違いがわかって面白いです。
隣のススキに産み付けてしまうとはそそっかしい母蝶ですね。
尾端では食草かどうかはわからないということですか。これくらいの近さなら移動できますかねえ?
キバナコスモスのお花畑にキアゲハ、きれいです !
Commented by ダンダラ at 2017-08-25 15:57 x
naoggioさん、私もジャコウアゲハのメスの色合いは少し違うのがいるなという感じ程度で撮影していましたが、この時は30㎝くらいの距離に2頭が止まっていたので、はっきりと違いが判りました。
産卵中のメスは、きっと前脚からの刺激で食草に間違いないと思っていたのでしょうね。
これからはキバナコスモスに来る蝶の撮影でしばらく楽しめますね。
Commented by fushiginomori at 2017-08-26 07:22
白いジャコウアゲハがいるのですか、知りませんでした。
もっとも、近所ではジャコウアゲハはすっかり減ってしまいましたが…。
特に雌を薄暗い林間などで見つけると、はっとするほど幽玄な雰囲気を感じます。
蛹からのイメージもあるとは思いますが。でも陽射しの中のジャコウアゲハもとても綺麗ですね。
Commented by ダンダラ at 2017-08-26 09:41 x
fushiginomoriさん、この個体はかなり白っぽくて、遠目では白い蝶が飛んでいるように見えました。
色々な色合いの個体がいるようですね。
ジャコウのメスは飛び方も含めて独特の雰囲気がありますね。
ウマノスズクサは川原の土手などに生えていることが多いですので陽射しが強く、そんな中を飛ぶのは結構大変そうでした。
体温がすぐ上がるのか、10分もしないうちに木陰で休んでいましたが、メスの体色が白っぽいのはそんな関係もあるのかなと思いました。


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