2017年 08月 07日

小畔川便り(キアゲハの産卵植物:2017/7/28.29)

7月28日と29日は自宅前の川原に出かける。

28日は、27日に1V2で撮影したジャコウアゲハをD500できっちり撮影しようかと思って出かける。

明るい薄曇りで気温も高い。

ウマノスズクサのある場所に行くと、遠目にやけに白っぽいジャコウが飛んでいる。
急いで近づくと、ジャコウアゲハではなくて、ホソオチョウのオスだった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


羽化不全の個体だったので、一応証拠写真を撮って周りを見ると、ジャコウアゲハのオスがアカツメクサに吸蜜に来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


ヒメアカタテハもアカツメクサに来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


それを撮ってもう一度ウマノスズクサのところに行くと、またホソオチョウのオスがいた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


先ほどの羽化不全個体かと思ってみると、今度は別の個体で羽化後間もないようなきれいな個体だった。

弱々しく飛ぶので、飛翔も撮影。

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ニコン1V3 ニッコール10.5

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ニコン1V3 ニッコール10.5

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ニコン1V3 ニッコール10.5


この日はジャコウアゲハのメスはとうとう見つからなかった。

29日は昨日よりも雲が厚い。
こんな天気の日はどうかなと思ってまた川原に出かける。

この日はすぐにジャコウアゲハのメスが飛んでいるのが見えた。

アカツメクサで吸蜜しているこの個体は、翅の破れ方を見ると27日に撮影した個体のようだ。

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ニコン1V2 シグマ18-250


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ニコン1J5 1ニッコール10-30

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ニコン1V2 シグマ18-250


盛んに吸蜜はするものの産卵の気配はない。
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ニコン1J5 1ニッコール10-30


キアゲハもアカツメクサに吸蜜に来た。

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ニコン1V2 シグマ18-250


新鮮な個体で、こうして撮影すると結構豪華に見える。

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ニコン1V2 シグマ18-250


そのうち土手を上がってしまった。

その後を追いかけていくと、家庭菜園に植えられている何かの葉に産卵行動をしている。

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ニコン1V2 シグマ18-250


アシタバのようだ。

調べるとセリ科ということだから、産卵しても不思議はないのかもしれないけど、川原ではたいていセリの芽生えに産卵しているので、こんな巨大な葉に産卵しているのは何か異様な感じがした。

写真を見ると、尾端の先に生み出された卵が見えている。

ところが前後の写真を見ると、どうもこの卵は生み出されたまま尾端にくっついてしまったもののようだ。

ギンイチモンジセセリでは確認したことがあるけど、キアゲハでもそんなことがあるんだというのは初めて見た。

吸蜜中の写真を見ると、尾端に卵はついていないので、アシタバに産卵しようとしたものが葉につかずにそのままになってしまったようだ。

帰りかけると、いつもとは少し離れた場所でジャコウアゲハがいかにも食草を探しているような感じで飛んでいる。

見ていると、草の間に隠れたウマノスズクサに産卵していた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


ここにもウマノスズクサがあるんだと驚いた。
今までは気が付かなかった。



by dandara2 | 2017-08-07 18:32 | 産卵 | Comments(6)
Commented by yurinBD at 2017-08-08 06:28
キアゲハ、尾端に卵が見えていてお見事ですね!
セリ科の植物では広く産卵するのですね。同じセリ科でもセリとアシタバでは見た目が大きく違いますが、食草だと見分けるのですから凄いですね。
ジャコウアゲハも他の草の間に生えたウマノスズクサをよく見つけますね~、蝶が食草を探す能力には驚かされます。
Commented by naoggio at 2017-08-08 11:33 x
ヒメアカタテハもけこう個体変異がありますがこのヒメアカタテハはかなり黒点の小さいタイプですね。
控えめな所がなんだかオシャレに感じます。
キアゲハの産卵というと確かに地面に産んでるのかと思うような小さなセリでしか見たことがありません。
この光景は確かに異様と言えるのかもしれませんね。
Commented by dragonbutter at 2017-08-08 18:05
アシタバにも産卵するんですね。
ただ、こんな硬そうな葉ですと、孵化した幼虫大丈夫でしょうかね。
僕は今年家庭菜園でフェンネルに産卵するのを見ました。
以前ベニモンアゲハが腹端に卵をつけているのを見たことがあります。
http://agrion.exblog.jp/24269104/


Commented by ダンダラ at 2017-08-08 21:29 x
悠凜さん、私自身はあまり撮影したことはありませんが、キアゲハはセリ科の植物にはよく産卵するようですね。
ジャコウアゲハもそうですが、やはり植物の体から出る化学成分を感知しているんでしょうね。
蝶が産卵植物を探しているときに、汗臭い自分が風上に立っていると蝶が嫌がるかななんてことも考えながら見ていたりします。
Commented by ダンダラ at 2017-08-08 21:32 x
naoggioさん、ご指摘があるまで全く気が付きませんでした。
改めて他の個体と見比べてみると、確かにこの個体は黒斑が小さいですね。
キアゲハの産卵は、あまり大きな葉に産卵するのを見たことはないですよね。
この時はちょっと変な感じでした。
Commented by ダンダラ at 2017-08-08 21:36 x
dragonbutterさん、確かにそうですよね。
ブログを書くときに、植物を調べながら少し調べたんですが、キアゲハの若齢幼虫は、アシタバの成葉は硬くて食べられないようです。
蕾か新芽に産卵された場合に摂食することができるようです。
ベニモンアゲハでも、副担に卵をつけたケースがあるんですね。
産卵されたときに、卵が他の物質にくっつく粘着性の物質は、速乾性なんでしょうかね。


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