2017年 07月 10日

長野のキマダラルリツバメ(2017/7/2)

7月2日はnaoggioさん、町田のSさんのお誘いで、長野県のキマダラルリツバメを撮影に行った。
キマルリは福島ばかりだったのでうれしいお誘いだ。


最初の場所はこじんまりした良い感じの場所だったが、キマルリの姿はなかった。

次に行った場所はキマダラルリツバメの姿はなかったけどオオチャバネセセリが多かった。

オオチャバネセセリは自宅近くでも見られるのだけど、最近草刈りの仕方が変わって姿が見られなくなってきたので、ここでちゃんと撮っておくことにする。

f0031682_19142713.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


写真は撮れたので、例に寄って飛び立ちを撮影。

f0031682_19142759.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


背景が抜ける位置でうまく撮影することができた。

キタキチョウと仲良く吸蜜しているシーンを見つけたので撮影していると、キタキチョウが飛び立った瞬間が撮れていた。

f0031682_19142779.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


結局ここではキマダラルリツバメを見られないうちに雨が降ってきてしまった。

車に戻る途中で足に違和感を覚えた。
水は少しは飲んでいたのにおかしいなと思いながら車の中で休んでいたら、両足の太ももの内側がつってしまって七転八倒。

慣れない長靴を履いて長時間斜面を歩き回ったためのようだ。
長靴を脱いで休んでいたら何とか動けるようになった。

結局ここをあきらめて別の場所に移動。

案内していただく身としては、撮影できなくてもポイントの様子が分かればいいかなといった軽い気持ちでいたけど、案内する側としてはずいぶん心配されたようだ。

次のポイント着くころには雨も上がり、先着していた方とnaoggioさんが電話で連絡を取っていたら、"あっ、出たー!"といった感じの会話が聞こえた。

急いでその場に行くと、先着していた2名の方がカメラを向けている。

挨拶をして仲間に入れてもらう。

少し傷んでいるけど、福島のものより青い部分が少ない、いかにも信州のキマルリという感じの個体だ。

f0031682_19142639.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


一通り皆さんの撮影が終わったのを見計らって広角でも撮影する。

f0031682_19142797.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


やったー、これで信州のキマルリも撮影できたと安堵する。

撮影していると、葛の葉の間に黒い影が見える。

よく見ると別のキマルリだった。

f0031682_19142079.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


カメラを向けたらすぐに飛び立ってしまった。

f0031682_19142140.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200

f0031682_19142146.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


そしてすぐ上の葉に止まった。

f0031682_19142153.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


やけに裏面が黄色いなと思いながら撮影する。

Sさんが、この裏面が黄色いタイプは"トラ型"と呼ぶタイプだと教えてくれた。

長野のキマルリの撮影は今回が初めてだったので、初めて聞くタイプだったけど、なるほどと納得してしまった。

翅表の青も、最初の個体に比べると少し狭いような気がした。

f0031682_19142052.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


最初の個体も近くで翅を開いたので撮影するが、前翅の青い部分の上の方と、後翅の青い範囲がやや広い。

f0031682_19141173.jpg


青い範囲の大きさは個体変異もかなりあるようなので、別にトラ型がどうのこうのというわけではないようだけど、撮影しながらはそんなことを感じた。

そのうち、トラ型とそうでない個体が同じ葉の上に止まった。

f0031682_19141254.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300

前が通常のタイプ。
naoggioさんのブログによれば、複眼の周りの白い線がトラ型の方が黄色いというのだけど、上の写真ではよくわからないけど、言われてみればそうかなという気もする。

f0031682_19141251.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


前の個体が飛び立ったのに驚いたのか、トラ型が翅を閉じた。

f0031682_19141152.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


こちらはもう少し近くに来てくれた時のトラ型の写真。

f0031682_19140120.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


明らかに黄色が強い。

ある程度撮れたので例に寄って飛び立ちを狙う。

カメラを構えていたら、何かがキマルリの前を飛んだ。

f0031682_19140265.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


後で写真を見たら、ヒメキマダラセセリかなにかのようだ。

それを追うようにして飛び立つところが撮れていた。

f0031682_19140240.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


翅の傷の感じから通常タイプの個体のようだ。

f0031682_19140285.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


一時はあきらめかけた長野のキマダラルリツバメが、ご一緒した皆さんの粘りで無事撮影することができた。

皆さんはまだ粘るようだったけど、翌日も遠征の予定があったのでお先に失礼することにした。

naoggioさん、Sさん、それに最後のポイントでご一緒したお二方、いろいろありがとうございました。







by dandara2 | 2017-07-10 19:40 | 配偶行動 | Comments(10)
Commented by naoggio at 2017-07-10 23:15 x
今晩は。暑かったですね〜。本当にお疲れ様でした。
一時は完全に諦めましたが移動して良かったです。
オオチャバネセセリは案外撮る機会が少ないので私も結構気合い入れて撮りました。
トラ型はラッキーでしたね。初めて見ましたが本当に黄色いです。
飛翔中のキマルリがいいですね。私は暗いので諦めてしまって狙いませんでした。


Commented by yurinBD at 2017-07-11 05:51
吸蜜するオオチャバネセセリの近くでキタキチョウが飛び立つシーン、迫力がありますね。
そして長野のキマダラルリツバメの撮影成功、おめでとうございます!
黒地の面積が広いためか、引き締まった印象ですね。そこにブルーとオレンジ入り、福島とは少し違った美しさを感じます。
局所的な分布と思いますが、いるところには、いるのですね!
Commented by さっちゃん♪ at 2017-07-11 05:57 x
おはようございます
長野のキマルリの撮影おめでとうございます。
トラ型も滅多に見れないと聞いていますがラッキーでしたね^^
2頭一緒のお写真やキマルリの飛翔のお写真
さすがダンダラさんだな〜と^^
足は大丈夫ですか?お大事になさって下さいね
Commented by ダンダラ at 2017-07-11 22:04 x
naoggioさん、お世話になりました。
お二人の粘りのおかげで撮影できました。
キマルリのトラ型というのは知りませんでしたので、良い勉強になりました。
形態的なことにはあまり興味がなくやってきましたが、やはりすべてにおいて勉強は必要ですね。
キマルリの飛翔は、ああいう形でないととても撮影できないのでチャレンジしましたが、確かに条件は厳しかったですね。
Commented by ダンダラ at 2017-07-11 22:07 x
悠凜さん、ありがとうございます。
オオチャバネとキタキチョウの絡みは撮影した時にはモニターで確認しなかったので、自宅で写真を整理していて初めて気が付きました。
結構迫力がありますよね。
蝶の野外での活動の様子を、少しでも印象深く撮りたいと思っているので、こういったシーンが少しずつでもストックできると嬉しいです。
Commented by ダンダラ at 2017-07-11 22:24 x
さっちゃん♪さん、ありがとうございます。
長野のキマルリは初挑戦になりました。
距離的にはこちらの方が近いのに、撮影のしやすさから福島の方ばかりに行っていました。
長野に行ったおかげでトラ型を撮影できましたので、出かけてよかったと思っています。
足の方は収まりましたが、依然足がつった数日後にたまたま血液検査をしたら、CPKの値が、通常値の10倍くらい高くなって、医者にどうしたんだといわれました。
長靴は重いし、サイズも大まかでぴったりしないので履きにくいですね。
これからは、足が濡れそうな場合には、くるぶしまである少し深めの靴に履き替えることにしました。
いつもは、くるぶしまであるとカメラアングルがとりにくいので、足首が出る靴にしているんですが、これからはそんなところにまで気を使わないといけなくなりそうです。
年は取りたくないですね。
Commented by clossiana at 2017-07-13 16:52
面を長靴での挑戦でしたか。。でも後を引かなくて良かったですね。色々な場所へキマルリを撮りに出かけられているのですね。もともと美しい蝶ですし、それに翅の表も裏もそれぞれの地域差の他に個体差も大きいですから、楽しみも倍増ですね。それに撮影者が少ないと存分に堪能されたのではないでしょうか。ところで信州でのホストは何の樹なんですか?
Commented by ダンダラ at 2017-07-13 20:02 x
clossianaさん、ありがとうございます。
良く長靴でフィールドに出られている人を見ますが、どうも私には向いていないようです。
今年は2か所のキマルリを見ることができましたが、全くのおんぶにだっこ状態でした。
それでも、フィールドを自分の足で歩くことができれば、少しずつでも経験が自分の糧になるかなという感じで楽しんでいます。
ホストは、3か所行ったうちの最初の一か所は桜で、他の2か所は桑ということでした。
Commented by 霧島緑 at 2017-07-15 00:13 x
長野県のキマルリ撮影、おめでとうございます。
図鑑などでは長野県にも発生地があると記載されていても、今でも見られるのか疑問でした。貴殿のこの記事を拝見し、希望が湧いてきた気がします。
キマルリと云えば福島以外眼中にありませんでしたが、機会あれば、山梨辺りにも望みを託してみたいと思いました。
Commented by ダンダラ at 2017-07-15 07:37 x
霧島緑さん、ありがとうございます。
長野のキマルリは、ここ以外にも何か所か発生地があるようですが、私も福島のキマルリしか頭にありませんでしたので、良く知りませんでした。
山梨のキマルリも、今年撮影した方がおられますので、残っているのは確実なようですね。


<< アサマシジミの調査(2017/...      ヒサマツミドリシジミ(2017... >>