2017年 05月 09日

ギンイチの吸蜜植物とウスバシロチョウ(2017/4/28.29)

4月28日、その前二日間ほど雨や曇りだったけど、この日は晴れて気持ちの良い日だった。

自宅前の川原ではツマキチョウがまだ飛んでいるけど、数が減っているし、傷んだ個体が増えてそろそろ発生も終わりの感じ。

ギンイチモンジセセリが今まであまり撮影したことのない花で吸蜜していた。

最初はタンポポ

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


これはもちろん珍しいというわけではないし、手前の枯れ草がじゃまだけど、撮影した花を見ておやっと思った。

総包片が反り返っているからセイヨウタンポポというわけだけど、前にも書いたけどこの川原ではカントウタンポポが優先している。

総包片の反り返りもセイヨウタンポポと何となく違うなと思ったので、雑種かなと思って少し調べてみた。

すると、関東では(そう書いてあるわけではないけど、雑種の分布図を見てとりあえず自分の住んでいる地域ということで)、カントウタンポポとセイヨウタンポポの雑種化がかなり進んでいて、セイヨウタンポポと思ってみても実際には85%が雑種タンポポなんだそうです。

こちらはオランダミミナグサ

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ニコンD500 ニッコール70-200


この花での吸蜜は初めて撮影したような気がする。


アメリカフウロ

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


これも初めてかな。


トキワハゼ

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ニコンD500 ニッコール70-200


これも初めて。
エーと思って、とにかくまずはD500で、確実に撮影した。

ここには、少し湿ったところにムラサキサギゴケも生えていて、撮影した時にはそちらかと思っていたけど、どうも茎が立っているので、トキワハゼの方ではないかと思う。

この日は少し前から発生していたヒメウラナミジャノメの数もかなり目立つようになった。
それで、一応証拠写真を残しておこうと思ったけど、ただ止まっているのでは芸がないので(と言うか撮影のテンションが上がらないので)、飛んでいるところを撮影した。

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ニコン1V3 ニッコール10.5


ヒメウラナミジャノメはひらひらと不規則に方向を変えるので、飛翔写真を撮るのは意外に難しい。
(私の技術ではということです)
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ニコン1V3 ニッコール10.5


この日から、飛翔用は1V2から1V3に戻した。


29日は、ウスバシロチョウを撮影に行く。
最初に行った場所ではまだ発生していないようだったので、ブログ仲間の情報で確実に発生しているコツバメの公園に移動。

ミツバウツギのところに行くと、"森林里山巡り"のMorrieさんが撮影していらしたので一緒に撮影させてもらう。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


最初は姿がなかったけど、すぐに数頭のウスバシロチョウが現れて吸蜜してくれた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

ウスバシロチョウの翅表の斑紋もそれぞれ個性があって面白かった。
これは前翅の亜外縁の黒い帯が少し薄いようだ。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

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ニコンD500 ニッコール70-200


こちらはうっすらと現れている。
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ニコンD500 ニッコール70-200


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ニコンD500 ニッコール70-200



こちらはかなりはっきりとしたタイプ

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ニコンD500 ニッコール70-200


ここにはスジグロシロチョウも吸蜜に来ていて、ウスバシロチョウにちょっかいを出していた。
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ニコンD500 ニッコール70-200


見ていると、スジグロシロチョウはウスバシロチョウにちょっかいを出すけど、その逆はなかった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


種の認識パターンに違いがあるのかもしれない。

もちろん、ウスバシロチョウは同じ仲間にはちょっかいを出していた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


追いかけている方の翅が切れているのは残念だけど、ピントもいいし、前の個体の翅が透けて花が見えているのもいい感じで、お気に入りの一枚になった。





by dandara2 | 2017-05-09 22:17 | 吸蜜 | Comments(13)
Commented by Garuda→あーとまん at 2017-05-10 00:40 x
え?
コツバメの公園でウスバシロチョウ見られるんですか?

中学生のころ、少ない小遣いをやりくりして川越線、八高線、西武秩父線と乗り換え、わざわざ吾野まで採りに行ってました。(コツバメの公園なら自転車で行けたじゃん…orz)
Commented by Garuda→あーとまん at 2017-05-10 00:41 x
ああ、でも公園内は当時から動植物採集禁止だったかもしれませんね?
Commented by ダンダラ at 2017-05-10 05:53 x
Garudaーあーとまんさん、ごめんなさい、場所についてはあいまいな書き方をしているので、勘違いをさせてしまいましたね。
こちらはご推察の場所ではなくて、春先に多くの方がコツバメやトラフシジミを撮りに行く場所のことです。
ご推察の場所にはウスバシロチョウはいないと思います。
あそこにいてくれると簡単でいいんですけど、分布圏がまだそこまでは拡がっていないようですね。
Commented by yurinBD at 2017-05-10 05:55
ギンイチモンジセセリは様々な花で吸蜜するのですね、淡い紫色のトキワハゼでの吸蜜シーンが素敵です。
ウスバシロチョウの2枚目でウツギの花での吸蜜シーン、背景がスッキリとしていて、とても美しいですね~♪
ラストのお写真、ジャスピン&ウスバシロチョウの透けた翅の様子もよく分かり、お見事です!
Commented by さっちゃん♪ at 2017-05-10 06:04 x
おはようございます
こちらもヒメウラナミジャノメが増えてきました。
飛翔に挑戦するようになってから不規則に方向を変える蝶だな〜と知りました。今まではスキップするような飛び方だな〜としか思っていなくって^^;
ウスバシロチョウの飛翔 流石ですね^^♪
肉眼でもこんなにはっきり捉えることができない私
ウスバシロチョウの魅力がいっぱい詰まっった写真の数々
憧れます^^
Commented by 22wn3288 at 2017-05-10 08:29
ギンイチモンジセセリが各種の花で吸蜜している様子 いいですね。
ウスバシロチョウもミツバウツギの花との共演で、当地のハルジオンと違った雰囲気で楽しめました。
絡み合いもいいですね。
Commented by ダンダラ at 2017-05-10 15:03 x
悠凜さん、ギンイチも細かに見ていくと結構いろいろな花で吸蜜しますね。
ただ実際にはなかなか止まってくれないので、思い通りには撮影できませんけど。
ウスバシロチョウの写真、ありがとうございます。
たまたま背景がきれいに抜けた写真が撮れました。
その場ではそんなところまで確認しているゆとりがないので、自宅で見てやったねという感じですけど。
Commented by ダンダラ at 2017-05-10 15:05 x
さっちゃん♪さん、ヒメウラナミジャノメはほんとに不規則な飛び方をしますね。
天敵から逃れるための戦略でしょうけど、飛翔写真はとっても撮りにくいですね。
ウスバシロチョウの写真、お褒めいただきありがとうございます。
Commented by ダンダラ at 2017-05-10 15:09 x
旅友さん、ありがとうございます。
ギンイチモンジセセリの吸蜜もなかなか撮りにくいですが、足繫く通っていると(自宅前なのでその点は楽です)、そんな姿も見せてくれます。
ウスバシロチョウは、ミツバウツギではゆっくり吸蜜してくれるので撮影は楽でしたが、開けた草地を飛んでいるときはなかなか止まらず苦戦します。
そんな時にハルジオンで吸蜜してくれると、ほんとにうれしいですね。
Commented by Garuda→あーとまん at 2017-05-10 23:44 x
勘違い了解しました。(^^;)
Commented by ダンダラ at 2017-05-11 18:18 x
Garudaーあーとまんさん、あのあたりにも食草はあるので、あるいはそのうちになんてなるかもしれませんね。
Commented by naoggio at 2017-05-12 06:31 x
遅くなりました。
ギンイチモンジセセリの様々な花での吸蜜は興味深いです。
河原には私など名前も知らないような小さな花が色々あって、
それらをちゃんと吸蜜源として利用しているんですね。
ウスバシロ、今年はまだ見ていません。いつ会えるんだろう?
2頭のウスバシロにスジグロシロチョウ、こんな賑やかな風景は蝶好きにはたまりません。
Commented by ダンダラ at 2017-05-12 16:15 x
naoggioさん、ギンイチはあまり多様な花で吸蜜する印象はありませんが、地面近くの目立たない花で吸蜜するので、気が付かないことが多いのかもしれないですね。
ウスバシロは都心近郊の低山地ではそろそろピークの感じですが、週末の天気が良くないのでなかなか難しそうですね。


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