2016年 02月 22日

小畔川便り(モンキチョウ交尾・受難:2016/2/19)

2月19日は穏やかな撮影日和。
モンキチョウの数も増えてきたかなと思って川原へ行く。

早速オスが出迎えてくれた。
オオイヌノフグリで吸蜜している。
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メスも現れたけど、小飛してすぐ止まり吸蜜の気配はない。
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羽化して間がない個体だろう。

banyanさんがいらしていて、今日はそこそこの個体がいるとの話。
撮影できたのでお帰りになるところだとのこと。

前回と同じような吸蜜シーンを撮影しても仕方ないので、今日は少し違ったシーンを撮りたいと思う。

先ほど新鮮なメスがいたから、もしかしたら配偶行動か、運が良ければ交尾シーンが撮れるかもしれないと思い、メスのいた場所に引き返す。

歩きながら見ていると、探雌飛翔中のオスがメスを見つけたらしく、メスが飛び上がった。

交尾するかなと思ってみていたけど、2頭で追飛を始めたので、これは交尾は無いなと思って、カメラを変えて追飛の撮影に切り替えた。
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ここの土手はまだ茶色一色だ。
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青空が背景に入ってくれた。
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この後土手を降りてきた。
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一通り撮影して、また探雌飛翔中のオスに目をやると、今度は草むらの中に飛び込んだ。
すぐに飛び立たないので、これは交尾成立かなと思って近づくと、案の定草むらの中で交尾していた。
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このままでは写真になりにくいので手を出すと、意外に敏感ですぐに飛び立って思うような場所にとまってくれない。
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そのうちには交尾したまま土手の上に飛び上がってしまった。

アーアと思ってみていたら、土手の向こうからヒヨドリが飛んできてばくっと咥えてしまった。
そのまま近くの枝にとまったので、とっさに咥えているところを撮影した。
この後すぐに飲み込んでしまったので、写っていたのはこの一枚だけ。
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今までも鳥が蝶に飛びつくのは何回か目撃していたけど、失敗する例が多かったし、成功してもそのまま飛んで行ってしまい撮影はできなかった。

貴重なシーンが撮れたけど、私が飛ばさなければ無事子孫を残せたかもしれないのにと思うと心が痛んだ。

by dandara2 | 2016-02-22 12:27 | 天敵 | Comments(12)
Commented by naoggio at 2016-02-22 15:18 x
いや〜、素晴らしい求愛飛翔シーンですね。目の覚めるような写真です。
それだけに、ヒヨに食べられてしまったショックも大きかった事でしょう。
私も以前立派なオオミズアオが知人のマンションの階段に止まっているのを見つけ
踏まれたら大変と思って飛ばしたら、上空でカラスにパクリとやられてしまった事がありました。
やらずもがなは人生につきものですね(笑)。
Commented by clossiana at 2016-02-22 16:43
私もnaoggioさんのコメントを読ませて頂いて、あることを思い出しました。それは吸蜜中のツマキチョウを撮っていた時のことです。私の気配に怯えて飛び立ったのですが、ちょうどそこへ小型トラックが走ってきて、ぶつかってしまったのです。道路には残骸が落ちていました。余計なことをしたかなと少し後ろめたい気持ちになつたものでした。でも今回のダンダラさんの撮られたシーンは貴重だと思います。余程の幸運に恵まれないと撮れないと思いました。それにしても2月の交尾はすごいですね。
Commented by さっちゃん♪ at 2016-02-22 20:16 x
こんばんは
飛翔シーン素晴らしいですね^^
見ていてワクワクしてしまいます。
私も歩いていたらアカシジミが飛び出し あっ!と思った瞬間
鳥がパックっと・・・ってことがありました。
その時私が歩かなければ・・・とやはり心が痛みました。
自然界で生きるってことはこういうことなんですね
翅にクチバシの形が残っている蝶を見つけたことがありました。
よくぞ生き延びたね  褒めています^^;
Commented by ダンダラ at 2016-02-22 21:51 x
naoggioさん、ありがとうございます。
モンキチョウの求愛飛翔はねらい目なんですが、なかなか連続してピントを合わせるのは難しくて、でも何とか写ってくれました。
オオミズアオがカラスにですか…それは迫力があったでしょうね。
予期しないことが起こると、ちょっとショックですよね。
Commented by ダンダラ at 2016-02-22 21:56 x
clossianaさん、やはりそんなことがあったんですね。
蝶と付き合っていると、だれしもそんな経験をするんですかね。
おっしゃるように、今までは撮りたくても撮れなかった写真が撮れた(本当は飛んでくるところから撮りたかったですが)ので喜びたいんですが、自分のせいでそうなってしまったということで、これを喜んでしまってはモンキチョウに申し訳ないと複雑な気持ちでした。
Commented by ダンダラ at 2016-02-22 22:00 x
さっちゃん♪さん、ありがとうございます。
さっちゃん♪さんにもそんなことがありましたか。
おっしゃるように、翅に傷のある蝶って結構見かけますから、鳥による被害って結構多いんでしょうね。
まあ、今回はその動かぬ証拠が撮れたってことではよかったんですがね~
自分のせいでなくその証拠が撮れればいうことはなかったんですが。
Commented by yurinBD at 2016-02-24 06:37
青空背景の求愛飛翔、とても綺麗でお見事ですね!
モンキチョウの場合、雄雌で色が異なる分、見応えが増しますね!
2月における交尾シーンも貴重ですね、まだモンキチョウの交尾は未見ですので、探してみます。
蝶の複雑な飛び方ですと飛翔中は鳥には捕まえにくいかと思っていましたが、交尾で飛翔スピードがゆっくりだったのかもしれませんね。
鳥が蝶を捕まえたシーンは初めて見ました。
Commented by 22wn3288 at 2016-02-24 09:44
モンキチョウ雌雄の飛翔行動 見事に描写されていますね。
交尾に至るまでの様子が良く分かります。
ヒヨドリに食べられたのは残念ですが、そのシーンが写真で撮されているのは貴重な証拠だと思います。
数年前、ギフチョウが飛び上がった瞬間、鳥が横切ったと思ったら、ギフチョウの姿が無くなったのを経験しています。
Commented by midori at 2016-02-25 14:54 x
初春の澄み渡る青空の下での求愛飛翔素敵です。きれいですね。
2月の交尾シーン撮影もお見事です。
私も昨年春、横浜で新生モンキチョウ♂を追いかけていたら、いきなりヒヨドリが飛んで来てパクっ、目が点でした。この時期、あの黄色は目立つのでしょうね。追いかけなければ良かったと・・・かわいそうなことをしてしまいました^_^;。
餌が少ないこの時期、蝶が野鳥のいいターゲットになってしまうんですね。
Commented by ダンダラ at 2016-02-25 15:30 x
yurinさん、ここにきて天気が悪いので、こんな青空背景の下で思いっきり撮影がしたいですね。
モンキチョウは寒さに強いので、発生しさえすれば、求愛も交尾も何とかなる感じですが、やはりこの時期にそんなシーンが撮影できるのはうれしいです。
ヒヨドリにつかまってしまったのは、おっしゃるように交尾中で飛び方がゆっくりだったせいだと思います。
かわいそうなことをしてしまいました。
Commented by ダンダラ at 2016-02-25 15:34 x
旅友さん、この時の求愛と交尾とは別のメス個体だと思うのですが、発生したばかりのメスがいたので続けていろいろなシーンを撮影することができました。
撮りに食べられるのは、いろいろな状況証拠でわかってはいるつもりですが、実際に目の前で起こってみると、やはり自然は厳しいなという感じがします。
ギフチョウでもそんな経験をされているのですね。
モンキチョウ以上にショッキングですね。
Commented by ダンダラ at 2016-02-25 15:38 x
midoriさん、青空背景のモンキチョウの飛翔はくっきりとしてきれいに映りますね。
モンキチョウ、やっぱりぱっくりいってしまいましたか。
この時期にはムクドリも多いですが、食性の違いなのか、ヒヨドリの犠牲になることが多いみたいですね。
ムクドリは幼虫(何の幼虫かはわかりませんが)などを咥えているを目にします。
お互い生きるためとはいえ、自分がちょっとかかわってしまったと思うとかわいそうですよね。


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