2014年 04月 19日

ホソオチョウ(2014/4/15.16)

4月15日は孫が学校から帰るまでの間に行けるところと考えて、コツバメの公園に昨年から発生し始めたホソオチョウの様子を見に行く。

昨年までは日曜日しか動けなかったので、貴重な休日にわざわざホソオチョウを見に行く気にはなれなかったけど、今年はこんな形で動けるし、どんな感じで発生しているのか確認しておくことも必要かなと思った。
朝は片付けなどをして、10時近くなって出かける。

発生場所に行ってみると、ちらちらとたくさんのホソオチョウが飛んでいる。
ただ飛んでばかりでなかなか止まらないので、まずは飛翔を撮影しておくことにする。

f0031682_23293540.jpg
f0031682_20432996.jpg
そのうち雌も出てきた。
f0031682_20432942.jpg
雌は少し飛んでは止まるので、静止も比較的簡単に撮れる。
f0031682_20433983.jpg
家内撮影

春型の個体は雌雄とも前翅に赤紋が入り、他の季節の個体よりはきれいだ。

雄はある程度飛び古して、翅の赤紋が退色してしまった個体が多かったけど、家内の撮影した個体は比較的新鮮だった。
f0031682_20481314.jpg
家内撮影

スミレの紫が効いて良い感じ。

家内が、変な組み合わせで交尾しようとしているペアがいると呼んでくれた。
見ると雄同士が腹部を曲げている。
f0031682_20432865.jpg
雄の数が多く、まだ雌は少ないのでこんなことが起こるのだろうか。

産卵しそうなメスがいるので、しつこく追いかけるとやがて産卵を始めた。
f0031682_23181783.jpg
家内撮影

この時期の雌はウマノスズクサの茎をよじ登ることができなくて、草の間の低い場所に産卵する。
ごちゃごちゃしてせっかくの産卵がうまく撮れないので、思い切って魚露目を草の間に突っ込んで撮影した。
f0031682_20433927.jpg
雄が雌に絡んだので交尾かなと思って様子を見に行くと、雌の背後に雄が止まっているけど、雌の尾端は雄とは反対側。
f0031682_23211776.jpg
これは交尾はしそうもないなと思いながら、どうなるのかなと思って様子を見ていた。
すると雄は何とか頑張って雌と向かい合うような型をとった。
f0031682_23241382.jpg
おっ、これはもしかするとと思ってさらに様子を見る。
すると最後には交尾が成立した。
f0031682_20432951.jpg
最初の形は交尾拒否の形ではなかったようだ。

マクロでもきちんと撮りたいと思って撮影しやすい位置に止まってもらった。
f0031682_23350483.jpg

翌16日は、長野でのヒメギフ撮影の後、早めに移動してもう一度ホソオチョウを見に来る。
かなり長距離の移動だったので、着いたのは15時過ぎ。

ポイントに入るとまだ飛び回っている。

f0031682_20432968.jpg
やれやれ何とか撮影してもらえるかと一安心。

例によってなかなか止まらなかったけど、ウマノスズクサの茎に止まってカラスノエンドウのワンポイント付きの写真が撮れた。
f0031682_20502049.jpg
少し色あせているのが残念。

その後移動してツマキチョウの場所へ。
菜の花に産卵行動をとる雌がいたので、何とかツマキも撮影することができた。
f0031682_20433974.jpg
f0031682_20433969.jpg
f0031682_20433964.jpg
midoriさんは両種とも今年初撮影とのこと、ヒメギフ以外にもプラスαがあってよかった。



by dandara2 | 2014-04-19 23:37 | 交尾 | Comments(16)
Commented by さっちゃん♪ at 2014-04-20 05:35 x
おはようございます
ホソオチョウは腹部まで柄が細かくあるので交尾の写真を拝見しても
なにかいつもと違った雰囲気を感じます^^;
昨日私も撮影に行ったのですが
まだ今年は発生していないと近所の方が教えてくれました。
まだ♀しか見たことがないので今年は♂が見てみたいです^^/
Commented by HOUNOKI at 2014-04-20 09:05 x
おはようございます。
ホソオチョウの♂の飛翔写真を拝見していると、
やわらかい絹のような素材の翅の感じがします。
昨日、私も実物を見てきましたが、
想像していたよりも、かなり小さな蝶でした。
やはり、実物を見ないと分からないことが多いですね。
Commented by ダンダラ at 2014-04-20 10:12 x
さっちゃん♪さん、、ホソオチョウはやはりどこか異国の感じがしてなじめませんね。
もっとも最初にギフチョウを見た時にも、日本の蝶にしては毒々しくて変だなと思った記憶がありますけど。
その場所の微気象で発生にも微妙な差がありますね。
雌に比べて雄は優雅な感じがします。
撮影できるといいですね。
Commented by ダンダラ at 2014-04-20 10:14 x
HOUNOKIさん、ホソオチョウの飛び方は日本の蝶の中ではウスバシロチョウに似ているでしょうか。
ウスバシロチョウのほうがもっと飛び方は上手ですが、優雅な感じは同じですね。
小型なので、より優雅に見えますね。
Commented by banyan10 at 2014-04-20 10:49
僕は17日に少し探しましたが、雌は全く見れませんでした。
この蝶はあと交尾を撮影したいのですが、タイミングが合いません。
この場所はよく草刈りがされているので、春は撮影しやすいですね。
Commented by 22wn3288 at 2014-04-20 10:52
ホソオチョウの飛翔 いいですね。
しかし私は異国のチョウのイメージが強く一度は写しましたが、次に撮りに行く気になりません。不思議な気分です。
小学生の頃、旧満州で見たかもしれないのですが。
Commented by himeoo27 at 2014-04-20 18:03
最初の菜の花に向かうツマキチョウ♀の
飛翔シーン、特に良いですね!
羽ばたきが力強く感じます。
Commented by naoggio at 2014-04-20 21:37 x
ホソオチョウは国内で着実に分布を広げつつあるようですね。
以前にもコメに書かせて頂いたかもしれませんが春型はこのグループの他の蝶を思い出させます。
シロタイスアゲハなんかそっくりですよね。
尾状突起が短いせいか、極端なところではメキシコアゲハ(ウラギンアゲハ)まで思い出してしまいました(笑)。
Commented by Akakokko at 2014-04-20 23:00 x
広角の産卵シーンが素敵ですね。
その後の交尾シーンも羨ましいです。
最後にホソオチョウを見たのは、3年前。
ゆったりと飛ぶ姿をまた見たいと思ってます。
Commented by ダンダラ at 2014-04-21 08:40 x
banyanさん、私が撮影した時にもメスは2.3頭と言ったところで、数は少なかったです。
交尾に会えるかどうかは運任せですね。
数年前にはこの場所はウマノスズクサがたくさん生えていて、その割にはジャコウはいなかったので、誰かが余計なことを考えて放蝶したのでしょうか。
確かに撮影はしやすいですが、なんか無機質な感じがします。
Commented by ダンダラ at 2014-04-21 08:45 x
旅友さん、ホソオチョウはゆっくり飛ぶので、肉眼でもその優雅な飛翔がきちんと見えるのがいいですね。
撮影と言うことだけを考えれば、手近なところで撮れるのはうれしいのですが、いろいろな問題があるし、日本には類似の蝶がいないので、やはりその場になじまないというか、異質な感じはしますね。
Commented by ダンダラ at 2014-04-21 08:45 x
ヒメオオさん、菜の花に何度も近づきながら周囲をホバリング気味に飛んでくれたので、こんなシーンが何枚もとれました。
おっしゃる様に、なかなか止まらないツマキチョウが力強く撮影できてうれしいです。
Commented by ダンダラ at 2014-04-21 08:45 x
naoggioさん、ホソオチョウの分布拡大は自力によるものと、放蝶によるものと二通りあって、放蝶によるものの方が大きいのが問題ですよね。
このチョウの春型はおっしゃる様にタイスアゲハに似ていると思います。
本物のタイスアゲハも一度は撮影してみたいと思わせる蝶ですね。
Commented by ダンダラ at 2014-04-21 08:46 x
Akakokkoさん、魚露目での撮影は、単に魚眼風に撮るだけでなく、こんな感じで普通のレンズでは入れないような場所でも撮影できるところがいいですね。
今までは性能が引き出せずに苦労していたことを考えるとウソみたいに手軽に撮影できます。
ホソオチョウは、この時期そのために休日をつぶしてまで撮影にはなかなか行きにくいですよね。
Commented by H.A. at 2014-04-21 16:51 x
昨年あたり、ホソオチョウが長野市で見つかり駆除したようですが、となりの千曲市で大発生したようです。これも放蝶じゃないかという話があります。
今年はこれからですが、広がるのが早いようで、どうなるか注目のひとつです。
Commented by ダンダラ at 2014-04-21 17:37 x
H.Aさん、そちらでもホソオチョウの放蝶騒ぎがあるんですね。
何でこの蝶の放蝶が多いんでしょう。
簡単に飼育できて、始末に困るからなんでしょうか。
ウマノスズクサはそんなに多い植物ではないし、ホソオチョウ自身は卵塊で生むので、食草が足りなくなって野外に放すのかな。


<< 小畔川便り(ギンイチモンジセセ...      ヒメギフチョウ初撮影(2014... >>