2013年 08月 15日

狭山丘陵、夏の蝶(2013/8/5)

自宅の窓から見える関越は、今日(8/15)の9時でも下りはノロノロ。
お盆中は毎日こんな状態で、遠出をする気にはなれません。

少し前になるけど、8月5日には近くの狭山丘陵にホソオチョウなどの観察に出かけた。
以前はここには数は少ないけどジャコウアゲハもいたけど、ここ数年はホソオばかりなので、そんな様子も見ておこうと思いました。
ボイントに着くとたくさんのホソオの雄が飛び回っていた。
優雅に飛んで、飛翔には絶好の被写体だけど、目測だからそう簡単にピントが合うわけもなく、今回もピンボケ、フレームアウトの山を築いてしまった。
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雌の数は少なくて、4.5頭ほどを見かけただけ。
殆どがぼろで一頭だけが何とか被写体になってくれた。
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最初は新鮮個体のように見えたので、交尾しないかと様子を見ていると、盛んに飛び回っている雄は近くに来ても気が付かないことが多く、また雄が近くに来ると、それまで葉に止まっていた雌は突然はじけるように飛んで雄を避けていた。
この様子を見て、交尾済みの雌ということが分かったので、少し脅していやいや飛ぶところを飛翔撮影。
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もちろん、すぐに解放してあげました。

家内が撮ったこの写真、自宅で見たらイネ科の草に産卵しているようだ。
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家内撮影

この近くには食草のウマノスズクサはたくさんあるけど、止まっている周囲にはない。
イネ科の葉にウマノスズクサが絡まっているならわかるけど・・・こんな例は初めてだ。

1卵産卵した後、2卵目を産卵しようとしているところのようだ。
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家内撮影 (上の写真の拡大)

残念ながら2卵目が産卵されるところまでは撮影していなかった。

雄はまったく止まらなかったけど、12時を過ぎるころから静止する個体や吸蜜に来る個体が見えるようになった。
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ホソオチョウがまったく止まらないときに近くの雑木林を覗くと、アカボシゴマダラがエノキの1m位の幼木の周りを飛んだり止まったりしていた。
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そのうち産卵体制をとっていたけど、どうも産卵はしなかったようだ。
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振り返ってみると、この日狭山で撮影した蝶ははホソオ、アカボシとも放蝶された蝶ばかりだ。
在来種はヤマトシジミとキタキチョウ位。
この時期に平地でシャッターをたくさん押せるのはいいけど、なんか違うんじゃないという気もしてくる。

by dandara2 | 2013-08-15 10:29 | 産卵 | Comments(10)
Commented by himeoo27 at 2013-08-15 12:36
ホソオチョウの優雅な飛翔、
アカボシゴマダラの黒・白・赤の絶妙な配色、
どちらも素敵なのに強い違和感を感じます。
可哀想ですが、駆除するしかないのかな?
Commented by ダンダラ at 2013-08-16 09:21 x
ヒメオオさん、ホソオチョウにしろアカボシゴマダラにしろ、わざわざ放蝶するくらいですから、蝶そのものとしては魅力的な存在ですよね。
なのでついつい喜んで撮影してしまいますが、これが在来の蝶に影響を及ぼすとなると楽しんでばかりはいられないですね。
特にホソオチョウの食草のウマノスズクサは、どこにでもある植物というわけではなくて、場所も量も限られてくるし、ジャコウアゲハやホソオチョウの食べる量も半端ではないですから、ホソオチョウが多数発生するとジャコウアゲハへの影響はかなりあるでしょうね。
ただ、ジャコウとホソオは生息環境に若干の違いがあるようですから、河川敷のような単純な植生でなければすみわけも可能かもしれないですね。
Commented by Sippo5655 at 2013-08-16 22:48
ご自宅から関越の様子が見れるんですね^^
お盆休み中の遠征は気が引けちゃいますよね~。。
ホソオチョウも誤産卵するんですね。
今日は近所でジャコウをたくさん見てきただけに、胸中複雑です。
アカボシに出会う回数は多いけれど、ゴマダラチョウにはなかなか会えません。
Commented by 霧島緑 at 2013-08-17 00:14 x
ホソオチョウの飛翔撮影、見事です。
私も定期的に訪問しては、飛翔撮影を試みるのですが、中々まともな撮影ができません。飛翔撮影のターゲットとしては、申し分ない被写体なのですが、個体数の多さが故、どれを狙っていいのか迷ってしまいます。また、ホソオチョウだからと少し甘く見ているかもしれませんが・・・。
秋空を背景の飛翔も狙おうと思っています。お出かけの際にはご一報いただければと思います。
Commented by otto-N at 2013-08-18 08:43 x
この日の9時すぎ、この付近をのろのろ走っていました。
カーブがきついわけでもないのに、ここを抜けると渋滞はいつも解消です。
不思議な渋滞ポイントです。
あまりにも暑いので、予定を繰り上げて涼しいところへ出かけました。
ホソオチョウは、あんな弱々しい飛び方で棲息地を拡大しているのが理解できないところです。
Commented by ダンダラ at 2013-08-18 10:42 x
Sippoさん、お盆休み中の関越の込み方はすごかったです。
さすがに今日の日曜日は下りは空いています。
ホソオチョウの誤産卵は初めて観察しました。
かなり珍しい事例だと思います。
ジャコウアゲハとの共存はどうなるでしょうね。
我が家の周りにもジャコウアゲハは結構いて、お盆中はかなり追いかけましたが、優雅な蝶なのでホソオには進出してほしくないです。
アカボシも多くなりましたね。ゴマダラチョウは雑木林の中からあまり出てこないので、普段目にする機会は多くないですが、アカボシは市街地の幼木にも産卵するので、散歩などしていて目につくのはこちらですよね。
Commented by ダンダラ at 2013-08-18 10:52 x
霧島緑さん、地元にお邪魔しました。
ジャコウとホソオのすみわけは、どんな感じなのでしょうか。
私はこの記事中に書いたような印象を受けたのですが、定期的に観察されている霧島緑さんだとそのあたりの印象はどうなのか気になりますね。
飛翔は確かに難しいですよね。
ウスバシロチョウほど飛翔が巧みではないようで、撮影はしやすいほうだとは思いますが、何しろピントの合う数cm以内に、目測で動いてものを入れるわけですから、ピントが合う方がおかしいという世界だと思います。
ここにはまたお邪魔しようと思っていますので、連絡させていただきます。
その節はよろしくです。
Commented by ダンダラ at 2013-08-18 10:57 x
otto-Nさん、下りの場合はこの付近はそんな場所なんですね。
このお盆休み中は例年通り自宅からあまり動かずに過ごしました。
昨日の土曜日になってようやく腰を上げましたが、混む前に出て混む前に帰るという、いったい何のために出かけたのか分からないような遠征になってしまいました。
ホソオチョウの勢力拡大はかなり人為的なものが加わっているんではないでしょうか。
自力での拡大はどうなんでしょうね。
Commented by naoggio at 2013-08-19 08:07 x
暑さで母蝶もボォ〜ッとなっているのでしょうか(笑)。
いずれにせよ、ホソオチョウの生態の貴重な記録ができて良かったですね。
フワフワと舞う独特の飛翔を臨場感たっぷりに写し取られていて素晴らしいです。
あの優雅な姿、たまに見たくなりますね。
Commented by ダンダラ at 2013-08-19 18:02 x
naoggioさん、ホソオチョウは何で間違えたんでしょうね。
近くにウマノスズクサがあれば納得がいくんですけど、写真に写っている範囲内ではないようです。(多少トリミングしてあるので、もう少し広い範囲に食草はないです)
ホソオチョウの飛翔は、撮影しているときはまったく手ごたえがなくて、帰って自宅で見て少しは使える写真があることがわかりました。
なかなか難しいですね。


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