2013年 03月 12日
3月10日の日曜日は勤務後帰ろうとしたら、強風のため電車が止まっている。 1時間位待ってやっと動き始めたら今度は架線にビニールが巻き付いて停止、やっとビニールを撤去し動き始めたら今度は別の場所でまたビニールが巻き付いて停止。 いつもなら1時間少々で帰れるのに3時間以上かかってしまった。 しかも、久しぶりの超満員。 11日の月曜日は振休、前日の名残の風がやや強く気温も低い。 もっとも気温の方は平年並みと言うことだから、まっいいか。 問題なのは、急に所用が入り1時間ちょっとしかフィールドに出られないこと。 フィールドに出るとモンキチョウが元気に飛んでいる。ただなかなか止まらない。 少し動きがゆっくりな白い蝶はモンシロチョウ。 遠目からニコン1で撮影。先日設定を確認しておいたのでほぼベストの写真が撮れた。 ただ、遠目からの望遠撮影では同じような写真しか撮れず面白くない。 証拠写真がきちんと撮れることがわかったので、55-200は今日の蝶相手にはもう良いかなと思い、魚露目の写真をメインにすることにして18-55にレンズ交換。 ちゃんと絞りも設定し直した。 蝶を目の前にして焦って交換するよりも、その日の目的をきちんと設定しておいた方が良いに決まっている。 ベニシジミがギシギシの茎に止まって産卵しそうな気配。 今年はベニの産卵をきちんと撮ろうと思っていたので絶好のチャンス。 ところが、例によって茎の中に潜り込んで撮影しにくい。 何とか全身が写りそうなアングルを見つけて回り込んだら飛ばれてしまった。 しかもファインダーを覗いていたので、蝶がどこに飛んでいったか見失ってしまう。 風も強く、個体数も多くないし、何より時間がないので、あれこれ探すよりこのベニに絞って魚露目で撮影することにして、周囲をくまなく探す。 ようやく見つけ出し、ノビルの間に潜り込んだのを横から撮影。 さすがにレンズ前1cmまで近づくのは難しくて、近づいては逃げられを繰り返すが何とかシャッターを押すことが出来た。 ベニシジミも少し落ち着いてくれたので、ZR1000の全焦点マクロでも比較のために撮影。 例によってもやっとした部分が出てしまったし、最短撮影距離が5cmなので、シジミチョウ位だと迫力不足になってしまう。 使い分けが難しいかな。 ついでにモンキチョウを使ってパスト連写のチェックもしてみる。 家で確認するとモンキがぶれてしまっている。 どうしてかなと考えて調べたらISOが80になっていて、シャッタースピードが1/1000。 コンデジで蝶の飛翔を止めるには1/4000位は欲しいので設定ミス。 全焦点マクロはカメラにお任せでいろいろ設定は出来ない。 パスト連写は1/4000が切れるようにISOは400位にしておかないといけない。 ここでもまた撮影の直前に設定確認の必要が出てきてしまった。 モードがいろいろあるのも考え物だな-。 よく使う設定をマイモードとして登録できるとうれしいけど・・・ キタテハが飛び出したので、これも魚露目で撮影。 ベニシジミに比べれば大分体が大きいのでレンズ前面3cm位で撮影。それでも敏感で結構逃げられて、背景が見通しの良いところでは撮影させてくれなかった。 D800ではきちんとこれが接写だ~と言う感じで撮影 ちょっと絞り過ぎかな。いろいろ難しい。 ベニシジミがオオイヌノフグリで吸蜜していた。 この組み合わせは大好きなんだけど、今回は思ったようなところでは吸蜜してくれなかった。
by dandara2
| 2013-03-12 11:00
| 機材
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Comments(18)
日曜日は大変でしたね。3時間満員電車ではお疲れになったでしょう。
1時間でこれだけの撮影がこなせたとはすごいですね。 殊に魚露目はいよいよ堂に入って来た感があって素晴らしいです。 ↓ムラシもウラギンも無事越冬終了したようでおめでとうございます。 これだけ頻繁に観察していると里親になったような気分ではありませんでしたか?
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hemlenk at 2013-03-12 19:34
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at 2013-03-12 20:29
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2013-03-12 21:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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ダンダラ
at 2013-03-12 22:18
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naoggioさん、早めに帰れたら再度川原に行こうと思っていたのにとんでもないことになってしまいました。
魚露目はツボにはまると迫力ある写真が撮れるので最近は楽しんでいます。 コツが少しわかってきたので、A4に印刷する程度なら何とかなるくらいにはなってきました。 naoggioさんのおかげで、何でもないと思っていたウラギンが素晴らしい被写体な変わって、目からうろこという感じで本当に感謝しています。
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ダンダラ
at 2013-03-12 22:20
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ダンダラ
at 2013-03-12 22:24
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ダンダラ
at 2013-03-12 22:25
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鍵コメさん、それは大変でしたね。
ご一緒するチャンスだったのに残念です。
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maximiechan at 2013-03-12 22:46
私は毎年同じような写真の量産ですが、なかなか新しい撮り方にチャレンジできません。
色々と工夫を凝らして撮影されていてすごいなと思います。 いよいよ春の蝶で賑わう季節になってきましたね。 また色々とご指導ください。
モンシロチョウ、ベニシジミ、キタテハ、モンキチョウと
順調に春の蝶を撮影されていますね。 眺めているだけですが、ちょっぴり、羨ましいです。 ベニシジミの魚露目写真は、なかなかインパクトがありますね。 背景にさりげない人の生活風景が入っていると シュールな写真になるでしょうね。
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ダンダラ
at 2013-03-13 09:15
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maximiechanさん、毎年同じような写真というのは、見方を変えれば自分のスタイルが確立されていると言うことで、良いことではないでしょうか。
私の場合は、いまだに何がベストなのか探し続けていると言うことで、浮気性なんでしょうね。 来年にはサンデー毎日の身分になるので、この一年で何かを見つけたい物です。
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ダンダラ
at 2013-03-13 09:21
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HOUNOKIさん、自宅前は川原なので、これらの蝶を撮影するには適したところです。
その代わり、ミヤマセセリやコツバメなどに会うには車で少し移動する必要があります。 と言っても10分位なので、都会に住んでする人には羨ましい環境かも知れないですね。 広角写真は、周囲の環境をどう取り込むかが大切になりますね。 その意味で、蝶だけでなく、人の生活も撮影していくのもこれからの課題かなと思っています。 ギフチョウなどはその地域地域の生活の雰囲気も取り込めたらと思うのですが、今後の課題ですね。
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ダンダラ
at 2013-03-13 09:29
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旅友さん、ベニシジミはこの時期が一番きれいですね。
特にオオイヌノフグリの青とはすごく会うように思います。 魚露目は普通のレンズとは違った視点の写真が撮れるので、一度試されてはいかがでしょう。 個展のテーマにも良いかもですよ。「超広角で見た蝶の世界」とか・・・ 値段も安いですし、ネットで申し込めばすぐに配達してくれます。 1V1はそのためにはとても適したカメラだと思います。 確かに1cm位に近づくのは難しいことが多いですが、吸蜜時には簡単に近寄らせてくれる蝶も多いですし、ある程度撮影できた後に試してみる分には気楽に遊べます。 それと、魚眼などの大きなレンズで近づくよりは格段に簡単に近づくことが出来ます。 問題は画質が悪いことで、ある程度のレタッチが必須になります。
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konty33 at 2013-03-13 20:57
いつも拝見して思うのですが、魚露目の写真の出来映えには感心します。
kontyも魚露目を持っているのですが、手持ちに相性の良いレンズがないので 今は諦めています。相性が良いレンズにリコメントはありますか? これから、蝶の数も多くなりますから楽しみな季節になりましたね。
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ダンダラ
at 2013-03-13 22:33
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kontyさん、魚露目は最近ようやくそれなりの写真が撮れるようになりましたが、最初は私も苦労しました。
ニコンの場合は相性の良いレンズとして18-55が定評がありますが、他のメーカーのことはよくわかりません。 ただ、あまり明るくないレンズ(F4~F5.6位)で、前から覗いてレンズ系の大きくないもの(魚露目のイメージサークルが小さいので)、それに最短撮影距離の短いものが良いみたいです。(18-55の場合は28cm) 丸いけられを防ぐには50~80mm位の焦点距離があるといいです。 手元に古い(明るくない)60mm位のマクロレンズがあればそれでもいいかもしれないですね。 それにカメラはセンサーサイズが小さいほうが、けられを防げてトリミングも少なく済み、画素数を有効に使えます。
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himeoo27 at 2013-03-16 19:53
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ダンダラ
at 2013-03-17 20:20
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