2012年 10月 04日

ミヤマシジミ(2012/9/22)

シルビアシジミを撮影した後ツマグロキチョウを撮影したポイントではヤマトシジミが交尾をしていた。
そこに別の雄が絡んできて、無理矢理バルバを広げて交尾しようとするが当然それは無理。
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バルバの部分を拡大してみると、向こう側の雄のバルバが左下に見えているけど鋭く尖っていて挟まれたら痛そう・・
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家内は近くでヤマトシジミの雄を撮影していたが、きれいな翅表の個体だった。
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(家内撮影)

私もヤマトシジミの雄の翅表を撮ろうと思っていたのだけれど、なかなかじっくり探して撮影する心のゆとりが無く、とうとう1枚も撮影しなかった。
こんな写真を見るときちんと探しておけば良かったと反省する。

その後ミヤマシジミを探して歩き始めたけど、最初に見つかったのはツバメシジミの交尾。
雌の方は新鮮だけど、雄がちょっと痛んでいる。
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撮影している時には気が付かなかったけど、止まっているのはヒメアカタテハの幼虫の巣のようだ。

その内ミヤマシジミもぽつぽつと出てくるが、なかなか止まらず、止まってもきれいな個体は見つからない。
そんなこんなでなかなか撮影できないが、ようやくオオフタバムグラで吸蜜する写真を撮ることが出来た・・といっても家内撮影。
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(家内撮影)

時期が悪いのか新鮮な個体は見つからなかった。ヤハズソウに止まるこの個体位が新鮮な方だろうか。
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地面の石の上に止まったておとなしくしていてくれたので、近づいて魚露目で撮影。
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翅の色がきれいに出なかったのが残念だけど、魚露目特有の面白い写真にはなった。

家内が、蝶が固まりになっているというので見ると、ミヤマシジミの交尾個体に雄が絡んでいるところだった。
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雄は必死にペアに迫って、何とか割り込もうとしているけどうまくいかない。
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(家内撮影)

雌の方に飛びついたりしても無駄な努力だ。
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その内あきらめて飛び去り、雌は安心したのか翅を開いたりし始めた。
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やれやれこれでじっくり交尾シーンが撮れるかと思って見ているが、雌はあっちこっちと歩き回って全く落ち着かない。
そのうち茎に引っかかったのか交尾が外れてしまった。交尾終了近くにはこうやって落ち着き無く歩き回って、茎や葉に引っかけて交尾を外すのだろうか。
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(家内撮影)

by dandara2 | 2012-10-04 09:21 | 配偶行動 | Comments(10)
Commented by naoggio at 2012-10-04 21:56 x
同じ日にヤマトシジミとミヤマシジミの似たような三つ巴を観察できるなんて面白いですね。
バルバのカギ爪ちょっと怖いです。これでは容易に外れないでしょうからメスも色々と動き回るのかもしれません。
秋のヤマトシジミは本当にきれいですね。何とも言えないクールで優しいブルー。撮影しに行きたくなりました。
Commented by otto-N at 2012-10-04 22:14 x
今年は、ミヤマシジミに会えそうもありませんが、やはり綺麗ですね。
それにしても、このヤマトシジミのオスは完璧です。白い縁毛と薄いブルーは絶妙に撮れています。縁毛までくっきりで、目標になりました。
(私もミヤマシジミの場所ではヤマトは撮らないです。こういう所ではヤマトが多すぎ、すぐ別個体と絡むのでかえって撮りにくいです)
Commented by Sippo5655 at 2012-10-04 22:46
なかなか面白い瞬間に、たくさん出会えましたね!
小さなシジミチョウの世界も、、
シジミチョウになってみてみたいものです。
ミヤマシジミのこんな光景は初めて見ました~♪
そうそう、ヤマトシジミだって、なかなかどうして 美しいです(*´∀`*)
Commented by 22wn3288 at 2012-10-05 08:38 x
ミヤマシジミの交尾のシーンが雄の介入もあって興味深く拝見しました。
複雑に絡み合って面白いですね。
真剣勝負なのでしょうが。
奥様の写真と合わせてテーマが完成するようですね。
Commented by ダンダラ at 2012-10-05 08:40 x
naoggioさん、それぞれのシーンではそれに集中して撮影しているので、1日に2つの三つ巴と言うのはあまり意識してませんでしたけど、確かにそうですね。
かぎ爪結構鋭いですよね。雄はこれを外れないように必死で絞めると思うので、雌はどんな感じでいるんでしょうか。
この時は数分間にわたってコマツナギの枝上をうろうろ歩き回っていました。
秋のヤマトシジミ、それに夏のヤマトシジミの意外な美しさは記録しておきたいと思いつつなかなか写真が撮れないですね。
Commented by ダンダラ at 2012-10-05 08:45 x
otto-Nさん、家内のヤマトシジミの写真、お褒めいただきありがとうございます。
家内にも知らせたら喜んでいました。
otto-Nさんの写真で、夏型の美しさに気が付き、意識はしていたのですが、結局今年は撮れずに終わりそうだったので、家内の写真とは言え記録できてうれしいです。
otto-Nさんでも、こういうときにはヤマトは撮りにくいですか・・・そうですよね~
Commented by ダンダラ at 2012-10-05 08:50 x
Sippoさん、ありがとうございます。
カメラを構えると、美的な感覚の写真よりも、こういった動きのある方に目線が行ますので、そんな結果でしょうかね。
ミヤマシジミも結構頑張って子孫を残していますね。
ヤマトはきれいなのに普通種と言うことで随分損をしていると思います。
ま、これは我々の脳の構造がそうなっている(よく見かけるものには興味を引かれないような仕組みがあるようです)ので、仕方ないと言えば仕方ないのかも知れないですね。
Commented by ダンダラ at 2012-10-05 08:57 x
旅友さん、交尾中のペアに他の雄が絡むシーンは結構頻繁に起こるので、その気になって待っていると案外チャンスに恵まれますけど、この時の雄は執拗で、ペアには随分負担になっているように思いました。
家内の写真は、自宅のPCで確認したときに、私の写真より良いシーンをとらえていたので、喜ぶやら悔しいやら・・(オリジナルで見るともっと迫力あります)
自分のアングルとか、距離とか、タイミングとかがベストではないなと言うのは、その都度反省させられるので勉強になって良いです。
Commented by HOUNOKI at 2012-10-05 10:59 x
ヤマトシジミ、ミヤマシジミの交尾に
別のオスが絡むシーンは
興味深いですね。
1頭だけ、蜜を吸っている可憐な姿とは違う
蝶の激しい生殖本能をむきだしにした姿に
生き残りの大変さが伝わってきます。
蝶を表現する視点のひとつとして
参考になります。
Commented by ダンダラ at 2012-10-05 13:00 x
HOUNOKIさん、蝶の生態を見ていると雄はひたすら雌を探し、1日の一定の時間は吸蜜。
雌は1日吸蜜と産卵に明け暮れる・・
もうずっと昔、4,5年かけてギンイチやベニシジミの生活史を観察したことがありますが、蝶の日周活動はそんな感じでした。
今と違って、車もなく、情報もなくということで、身近な蝶を撮影することが多かったですが、そんな普通種でもいろいろな生態を見せてくれたので、そんな細かなシーンに目を向ける癖がついたのかも知れません。


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