2012年 03月 26日
記録が戻るけど、3月20日は家内の実家の甲府に墓参りに出かけた。 墓参りに行く前に梅に来る蝶がいないかと思って裏の山に登る。 この日はD800は発売前だけど、ニコン1 V1 は手に入れていたので、その実戦初投入。 家内は義母の相手なので、私が色々と試してベストの設定を探しておくことにする。 自宅でのチェックで、絞り優先やシャッター優先だとフォーカスが迷うことが多かったので、この日はマウントアダプターのFT1のマニュアルに書いてある通りプログラムモードにした。 液晶のビューファインダーの見え方がどうかと心配だったけど、ピント合わせの最初にぱっと明るくなるけど、それ以外はそれほど見にくくもなかった。 ただ、書き込みが遅い。1枚撮影してもSDカードへの書き込みで1秒位待たされる感じ。 コンデジでもそんな感じだから仕方ないのかも知れないけど、ついついデジイチの感覚で見てしまう。 カードを最新の物に変えると少しは早くなるだろうか。 いつもミヤマセセリが顔を出す場所を見てみるけどまだ発生していないようだ。 ヒオドシチョウがテリハリをしていた。 少し距離があるので、こちらはD300にタムロン70-300で撮影。 このD300は2008年の3月に実戦投入だからちょうど丸4年使ったことになる。D800が来れば第一線引退だ。 でも全然古さを感じさせない性能はさすが。 中古として売り払うと4万後半の値がつくようだけど、魚露目をつけた18-55にテレコンをかましたらどうなるかとか、海野さんの本で試してみたいことが出てきたので手元に置くことにする。 他には何もいないので、さらに少し歩くとテングチョウが同じようにテリ張りをしている。 1V1で撮影することにする。 オオイヌノフグリなども咲いているので、少しは春らしくなるようにそれらを入れてみた。 ISO200だけど、背景の暗い部分にノイズが見られる。 センサーサイズが小さいので仕方ないのかも知れないけど、現像処理の時に気をつけた方が良さそうだ。 プログラムモードなので、昼間の野外での撮影の時にシャッタースピードと絞りがどんな値になるのか興味があったけど、多くの場合絞りはf8まで絞られて、シャッタースピードが変化することが多いようだ。 時間も13時を過ぎてそろそろ墓参りに戻らないといけない。 吸蜜時間帯なので梅を注意しながら見ていくとテングチョウが吸蜜に来ていた。 今日の目的はテングとヒオドシの吸蜜シーンなので、これで目的の一つが果たせそうと、ちょっと逆光気味だけど喜んで撮影。 モニターで確認すると、当たり前だけどテングチョウが黒くつぶれてしまっている。 スポット測光や露出補正をすればテングチョウは適正露出になるだろうけど、梅の花の白は飛んでしまうだろう。 せっかく海野さんの本を読んでストロボをマスターしようと思っていたのに肝心の時に使わなかった、と慌てて準備するがテングはどこかに行ってしまった。 がっくりしながら少し待っているともう一度戻ってきてくれた。 今度は背景や梅の花の露出を測ってマニュアルにし、ストロボの光量は色々変えながら撮影するが、1/32や1/16の光量では弱くて効果が少ない。 それで、海野さんの本に書いてあったようにストロボは自動調光にして撮影してみた。 外光を測ってからその値でマニュアル撮影するのは、準備にかなり時間がかかってとっさの場合には対応できないことも多いとは思うけど、結果的にはこれが一番良かった。
by dandara2
| 2012-03-26 10:51
| 吸蜜
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Comments(16)
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yoda-1 at 2012-03-26 12:18
ニコン1の様子が分かってありがたいです。
吸蜜テングは絵になりますね。(ちなみに登場する個体は全部雄にみえました) YODAも、ダンダラさんの新規購入に刺激されて、二日前に余り安くなった訳でもないCanon 60Dを購入してしまいました。秒5.3コマなので、広角飛翔撮影ではチャンスを失う感覚が強いですが、仕方ないです。
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梅の花にテングチョウ いいですね。
逆光にストロボが効いていますね。 V1のテングチョウとオオイヌノフグリも良い感じ、春が感じられます。 ノイズは気がつきませんでした。私も気を付けてます。VT1を付けると電池を多く消耗するように思います。
梅での吸蜜やオオイヌノフグリ背景いいですね。
同じテングチョウを撮るにしても春らしさが感じられて楽しいです。 テングチョウはけっこう色々な花で吸蜜するようですね。 菜の花に来ているのを見たことがあります。 今年は機材一新でこれから楽しみですね。
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chochoensis
at 2012-03-26 17:24
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ダンダラさん、梅のテングチョウ・・・とても綺麗です。月曜日に自宅近くの公園を回りましたが、ミヤマセセリ、コツバメ・・・未だ発生して居ないようです。最近は自宅近くの=植物=が多くなりました。
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banyan10 at 2012-03-26 18:33
最後の逆光のストロボは自然な感じで素晴らしいですね。
僕も本は買ったのですが、あまり使いこなせそうな気がしません。(^^;
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ダンダラ
at 2012-03-26 19:59
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yodaさん、貴殿も新しいカメラを購入されたのですね。
60Dはバリアングルも使えて面白そうなカメラですよね。 これからのシーズンが楽しみですね。 テングチョウの雌雄は気にしていませんでしたが、逆光で後翅中脈の紋がはっきりとわかりませんがそんな感じですね。
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ダンダラ
at 2012-03-26 19:59
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22wn3288さん、ありがとうございます。
ノイズについてですが、いま原画を見直してみましたが、それほどノイズは見られませんでした。 背景の感じでノイズっぽく見えてしまったようです。 FT1は三脚台座のところにフォーカス用のモーターを内蔵しているのでそれで電池の消耗が早いんでしょうね。
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ダンダラ
at 2012-03-26 20:00
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naoggioさん、ありがとうございます。
テングチョウは地面でテリハリしている写真が多くなってしまうので、こんな写真が撮れるとうれしいですよね。 普段はあまり花に来ない印象ですが、越冬前後にはいろいろな花に来るようですね。 この時期がねらい目かもしれないですね。 今年は春が遅いので、新機材をいろいろチェックする時間ができてよかったです。
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ダンダラ
at 2012-03-26 20:00
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ダンダラ
at 2012-03-26 20:00
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banyanさん、ありがとうございます。
私は基本的にストロボは使わない主義だったので、あまりうまく使いこなせません。 でも、こんな形で分かりやすく書かれていたので、少しでも使いこなせるようにと試しています。 本にある、樹液に来ているシーンでのストロボ使用の写真はまさに目からうろこの感じですね。
テングチョウは、翅を閉じ、しかも地べたばかりです。この時期、花に来るとは知りませんでした。オオイヌノフグリと一緒の写真は、とても季節を感じさせてくれます。青くボケた花とのバランスが絶妙だと思います。
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himeoo27 at 2012-03-26 20:59
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Sippo5655 at 2012-03-26 22:06
ヒオドシチョウ、なかなか渋い美しさを持つ蝶ですね!
テングチョウ 梅で吸蜜、、ん~、素敵な春の光景(´▽`*) この翅色だと梅は飛んじゃいますよね^^; ラスト、いい感じに仕上がりましたね! あ~ でもその前の梅の光もいいな(^0^)/
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ダンダラ
at 2012-03-26 23:07
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otto-Nさん、テングチョウはこの時期にはよく梅の花に来てくれます。
午後に吸蜜に来ることが多いように思いますので、一通り撮影した後探してみるのもよいのではないでしょうか。 オオイヌノフグリもきれいなブルーで写真写りが良いですよね。
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ダンダラ
at 2012-03-26 23:10
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himeooさん、ヒオドシチョウもこの時期うれしい被写体ですよね。
ヒオドシもよく梅に来るので狙っていたのですが、この個体は梅には関心がないようでした。 時間帯がうまく合わなかったのかもしれないですが、テリハリする姿もいいですね。 ストロボの使い方は私もあまりうまくなかったですが、海野さんのノウハウを少しでも吸収してうまく操りたいですね。
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ダンダラ
at 2012-03-26 23:12
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Sippoさん、ヒオドシチョウはその名の通りなかなか勇壮な感じの素晴らしい配色ですね。
梅の花の感じを出すにはおっしゃるように下から2枚目の写真もいいかもしれないですね。 その場合もう少し大胆にトリミングしてみるのも手かもしれないです。 |
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