2011年 10月 05日

シルビアシジミ(2011/10/3)

10月2日の日曜日は出勤、翌日の3日は代休。4日は勤め先の創立記念日で休み。
少しずれているけど人並みの2日連続の休みがとれた。
3日は「還暦からのネイチャーフォト」のmustachioさんご夫妻と栃木にシルビアシジミなどを撮影に行く。
シルビアシジミを探していると、「たかがヤマトされどヤマト」のotto-Nさんがいらしてご挨拶する。
otto-Nさんとは初対面だけど迷彩のTシャツで私だとわかったとか。
家内を含めた5人でシルビアシジミを探すがなかなか見つからない。
天気は良いけれど冷たい風が吹いているのでそのせいかもしれない。
ヒメアカタテハは元気であちこちで見かける。
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ようやくotto-Nさんが♀を見つけて声をかけてくれた。
見ると産卵しているようだ。
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そのうち、この♀は翅を開いてくれたけど、少し青い鱗粉がのっていた。
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その後もみんなで探すがこの個体以外は見つからず、あきらめてミヤマシジミの撮影に少し移動する。
ところがミヤマシジミのポイントにいくと、昨年に比べると河原はかなり乾燥していて、コマツナギの花が全く咲いていない。
それでもmustachioさんが雄のミヤマシジミを見つけてくれた。
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前翅が少し羽化不全だけど比較的新鮮な個体だ。
喜んで撮影しているとやがて翅を開いてくれた。
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この個体以外には見つからないので、黄色い蝶に気をつけながら歩いていると、少し色の薄い小振りの蝶が目につく。
止まったところを見てみるとツマグロキチョウだった。
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この蝶はあまり長くは飛ばず、やがてクズの葉裏に隠れてしまった。
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otto-Nさんがアサマイチモンジを見つけてくれた。
その時は何気なく撮影したが、自分の写真のストックを見ると3化のアサマイチモンジは初めてだった。
心なしか、後翅基部近くの小斑紋が濃いめで、イチモンジとの区別点のVサインもはっきりしている。
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取りあえずこの河原で撮影できる3種を撮影できたのでどうするかきくと、シルビアシジミをもう少し撮影したいと言うことだったので、また手分けして探すことにした。
やがて目の前を飛ぶシルビアシジミを発見。
追いかけていくと食草のミヤコグサに止まって吸蜜を始めた。
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顔が隠れてしまったのは残念だけどすぐに飛び立ってしまった。
また追いかけていくと、今度はミヤコグサに止まって尾端を曲げている。
産卵だと言うことで駆けつけて撮影。
この写真では、尾端をあげているが産卵された卵が写っている。
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その後2卵目も産んだのか、家内の撮影した写真では最初に産んだ卵と曲げた尾端の両方が写っていた。
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(家内撮影)

家内がヤマトシジミの比較的新鮮な雌を見つけた。
ヤマトシジミのotto-Nさんがいらっしゃるので、3人で翅表の撮影をする。
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家内の撮影した写真をotto-Nさんに見ていただいたら、なかなか良い出来だと言われたと喜んでいた。
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(家内撮影)

また、ツバメシジミも交尾していた。
家内が撮影しているのには気がついたのだけど、シルビアを捜す方に気が行っていたので撮影はしなかった。
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(家内撮影)

自宅で確認すると、ツバメシジミの交尾は4回しか撮影していなかった。
きちんと撮影しておくべきだったと反省。

その後はオオヒカゲの様子を見ようと別の場所に移動する。
オオヒカゲの産卵シーンが見られるかなと思ったのだけど、オオヒカゲ自体が見られず、代わりに林内で吸蜜するメスグロヒョウモンの雌を発見、撮影した。
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撮影しているともう一頭のメスグロヒョウモン雌が飛んできたのでとっさにシャッターを押すが、すぐに飛び去ってしまった。
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それでもかろうじて何枚かの写真が撮れていた。
少し移動した場所にオオチャバネセセリがいたのでカメラを向けたら、ここにもメスグロヒョウモンの雌が飛び込んできて驚いたオオチャバネセセリが飛び退いた。
それほど明るくない場所だったのでオオチャバネセセリがぶれているけど何とか撮影することができた。
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林内を歩いているとミドリヒョウモンが産卵するのか木の周囲をちらちら飛んでいる。
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そのうち幹に止まってしわの間に尾端を突っ込んで産卵を始めた。
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ミドリヒョウモンの産卵行動は時々見かけるのだけど、暗い林内だったりしてあまり良い写真が撮れていない。
今回は日の当たる幹で産卵してくれたので、少しコントラストがきついけどようやくシャープに撮影することができた。
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目的のオオヒカゲは撮影出来なかったけど、いくつかの副産物が撮影できたので気分良く帰宅することが出来た。
mustachioさん、ott-Nさん、お疲れ様でした。

by dandara2 | 2011-10-05 13:00 | 産卵 | Comments(14)
Commented by chochoensis at 2011-10-05 15:45 x
シルビア・ミドリヒョウモン・・・産卵シーンが観察できてよかったですね。ミドリは、随分と離れた場所に産卵するとは・・・これで、産卵する場所が解りました・・・ありがとうございます・・・。チャレンジしたいと思います・・・。
Commented by naoggio at 2011-10-05 20:40 x
寂しくなってくるこの時期ですが、次の世代へ命をつないで行こうとがんばる母蝶達の様子を見せて頂き心が和みました。
メスグロヒョウモンの2枚目、面白い写真ですね。
そもそも♀のツーショット自体見たことがないですが開翅と閉翅の対比がユニークです。
Commented by ダンダラ at 2011-10-05 22:43 x
chochoensisさん、ありがとうございます。
ミドリヒョウモンは3m位の高さの所で産卵していましたが、過去に目撃した時もそれくらいの高さで産卵体制をとっていることが多かったように思います。
目線位の高さに止まってだんだん上に行くような感じでした。
今が産卵の時期のようなので、気をつけていると見つかるかもしれないですね。
Commented by ダンダラ at 2011-10-05 22:47 x
naoggioさん、だんだん撮影の対象が少なくなって寂しくなりますね。
でも遠出をしなくてすむようになるので、休日の朝がのんびり出来て嫌いではありません。
メスグロヒョウモンの2枚目は1頭が吸蜜している時にもう一頭が飛び込んできたシーンですけど、すぐに飛んでいってしまいましたので大あわてで撮影しました。
ここには4.5頭の雌がアザミで吸蜜していて楽しませてもらいました。
Commented by konty33 at 2011-10-05 22:57
10月ともなると撮影対象も少なくなり、メスが辛うじて産卵のため生き残っているんですね。
この時期にシルビアやヒョウモンを撮影に行ったことがないので、参考になりました。
ミドリヒョウモンの産卵も今頃なんですね。見た事がないので興味深く拝見しました。
メスグロヒョウモンはメス同士の交尾でも始まったかのような感じで面白いです。
Commented by ダンダラ at 2011-10-05 23:14 x
kontyさん、この時期はだんだん身近な所に目がいくようになりますね。
遠出をするにしても高い所には特別な目的がある時以外は行きませんし。
シルビアはヤマトと同じで♀の翅表に青が混じるようになってなかなか興味深いです。
なかなか良い写真は撮れませんけど。
ヒョウモン類の産卵は♀がいたんだ今ごろに良く見られますね。
メスグロヒョウモンも同じように木の幹に産卵するようです。
Commented by otto-N at 2011-10-05 23:30 x
ダンダラさん、色々ありがとうございました。
実は、同じような画像で、ダンダラさんのブログのスタイルにどうもっていくか、興味深々でした。
さすが、でした。
また、御一緒したいです。
Commented by ダンダラ at 2011-10-06 08:49 x
otto-Nさん、お世話になりました。
シルビアの数が少なくてどうなるか心配しましたが、何とか撮影できて良かったですね。
今回はシルビアは雌だったので、個体数が少ない割には貴重なシーンが撮れて良かったです。
同じ場所で撮影していても、人それぞれに個性ある写真が撮れますね。
それがまた面白いところですし、今回は私もいろいろ勉強になりました。
やはり全てにきちんと対応しないといけないなと思いましたが、なかなかそれが出来ませんね。
また機会がありましたらよろしくお願いします。
Commented by uke-en at 2011-10-07 22:46 x
メスグロ+メスグロのような機会は結構ありますが、
まともな写真になりません。流石ですね。
でも、奥様のような写真が、当面の目標です。(^^ゞ

ところで、昨日、イチモンジセセリに初めて乗って
もらいましたが、オマケで産卵してくれました。
手乗り産卵なんてどちらでも見かけません。
ただ、黄色くてホントに卵かどうかが心配です。
蝶の写真館では卵がよく見えませんので、ご確認い
ただくと嬉しいのですが。

なお、イチモンジセセリの目次から産卵へはリンク
ミスのようで、NEXTから拝見しました。
(itimonjiseseri_sanranの_と-の違い)
Commented by ダンダラ at 2011-10-08 08:23 x
uke-enさん、ありがとうございます。
メスグロヒョウモンは、小さなアザミだったので、急いで駆けつけて撮りました。
数秒間のことなので、アングルをいろいろ考えている暇はありませんでしたけど、ちょうど良いアングルで撮れて迫力ある写真になりました。
イチモンジセセリの写真拝見しました。
後でブログの方に書き込ませていただきます。
リンク切れのご指摘ありがとうございます。
気にはなりつつかなり長いこと更新していません。
ぼちぼちこちらにも手を入れないといけませんね。
Commented by uke-en at 2011-10-08 09:26 x
早速にありがとうございます。説明不足で申し訳なかったのですが、
卵としているのは、指の上の水滴状の黄色いもののことです。
拡大しても指の色にとけ込んで、かなり見にくくなっています。^^;

産卵にも注意を向けていらっしゃるので、つい勝手を申し上げ、頼
りにさせていただいてスミマセン。

HPの件も最終更新日を以前確認させていただいたハズなのですが、
いざ調べようとするとどこかに飛んで行ってしまっていました。(^^ゞ
チョウのリファレンスサイトはいろいろですが、すばらしい写真を
系統立てておまとめいただけると、撮影もがんばろう(追いつける
日が来るのか・・・)という気になります。
Commented by clossiana at 2011-10-08 15:28
オオヒカゲを4日に見てきましたが成虫は一頭だけの目撃でした。この個体の産卵行動は見られませんでしたが食草の上を飛び回っていましたから産卵はし続けていると思われました。代わりに沢山の卵や若齢幼虫集団が見られましたから産卵のピークは今年は9月中〜末だったのでは?と推測しています。
Commented by ダンダラ at 2011-10-08 18:04 x
uke-enさん、失礼しました。
再度写真を拝見しましたが、正直良くわかりません。
個人的な感想では水滴かなと思いますが、なにしろ写真というものは条件によってとんでもない写りをすることもあるのでこの写真では何とも言えないと言うのが正直な所です。
サイトの方は気になっていた所でもありますので、今後少しずつ手を入れていくことにします。
Commented by ダンダラ at 2011-10-08 18:07 x
clossianaさん、ありがとうございます。
成虫が見られそうな所を散策がてら歩いた程度ですので見つからなくても仕方ないですね。
卵や幼虫はどうも根気がなくてチャレンジする気になれません。
これってやっぱり才能ですよね。
今度は9月の良さそうな時期に見に行くことにします。


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