2011年 08月 22日

狭山丘陵のホソオチョウ(2011/8/14)

自宅の窓からは関越高速道路が見えるのだけれど、お盆の間は早朝からひどい渋滞で、車がノロノロとしか動かず、ひどい時には止まってしまっていた。
ここでこんな渋滞だと、50Km離れた長野などに行く上信越道との分岐まで、いつもなら30分位でつくのにどのくらいかかるかわからない。
ついつい出掛けるのがおっくうになってしまう。
8月14日は近くの狭山丘陵にホソオチョウの様子を見に行った。
車の中からも♂が飛んでいるのが見える。
車を降りて草地に足を踏み入れるとすぐに、♀が吸蜜しているのが見えた。
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少し傷んでいるけど、とりあえずファインダーに捉えることが出来てほっとする。
♂は飛び回って止まらないので、飛んでいる所を狙うことにする。
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ゆっくり飛ぶのでついつい近づきすぎてしまうことが多く、後で見てみると意外とピンボケが多かった。
これはピントのあった数少ないショット。
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暑いせいか♂はほとんど止まらず、静止シーンを撮るチャンスは少なく、止まっても開翅することはほとんどなかった。
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(家内撮影)

♀の姿は少ないけれど、吸蜜と飛翔以外にも交尾、産卵シーンなどをとりたいと思うがなかなかチャンスがない。
そのうち家内が、「産卵している」と呼ぶので大急ぎで駆けつける。
見ると草の間の15cm位の丈の低いウマノスズクサに産卵していた。
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(家内撮影)

産卵位置の丈が低いので腹這いになって撮影するけど、下は草なので撮影はしやすい。
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かなりの数の卵を産み付けていたけど、食草が足りるのかなと心配になる。
気をつけてみると近くに同じような高さのウマノスズクサが何本かあったので、これ以上産み付けられなければ足りるかも知れない。
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少し違う場所の様子も見ようと移動すると、茶畑の中に何本ものウマノスズクサが生えている。
そしてそこには、産卵する個体。
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交尾しているペアなどが見られた。
上はコンデジの広角だけど、下は魚露目での撮影。
こういった画像を見ると虫の目レンズにのめり込む人の気持ちがわかるような気がする。
少し画質が甘いのが残念だけど、この非日常的な感覚はちょっと快感ですね。
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これで、産卵、交尾、飛翔とある程度のシーンが撮れたので、近くのアカボシゴマダラの吸汁・産卵ポイントを見に行くことにする。
吸汁する個体は見られなかったけど、産卵態勢をとる個体が見つかった。
5.6m位の木の3m位の高さの細い枝に尾端をつけてゆっくり移動していた。
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葉の表面でも尾端を曲げていたけど、産卵したかどうかは良くわからない。
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暑いのでほどほどに切り上げて、近くのショッピングモールに行って昼食を取り、お気に入りの紅茶などを買って帰った。

by dandara2 | 2011-08-22 19:28 | 産卵 | Comments(8)
Commented by naoggio at 2011-08-22 22:07 x
お盆は本当に出かけるのが億劫になります。
でもお近くでこんな写真が撮影できるなんて羨ましいですね。
ゆったりホソオチョウ撮影・・・最高ではないですか。
4枚目の♂、きれいですね。
産卵シーンや魚露目も素晴らしいです。
ちなみにこの日、私はムモンアカ撮影の帰り道、家内と関越で渋滞にはまっておりました。
鶴ヶ島が17時半くらいでしたか。ダンダラさんがお帰りになって、お気に入りの紅茶(どんな紅茶か気になっています)を飲まれ関越道を眺めた頃に通っていたかもしれません。
Commented by ダンダラ at 2011-08-22 23:31 x
naoggioさん、お盆の頃は自宅でまったりとしていました。
時間がたっぷりある時よりも、週に1.2回しか休みがない時の方がかえって積極的に遠出をしたりする物ですね。
基本的には自宅近くでのんびり撮影する方が好きなのかも知れません。
紅茶はダージリンです。色々飲んでみましたがこれが一番あっているみたいです。
それに春茶も。季節によっては冬茶になりますが、これも好きですね。
Commented by 愛野緑 at 2011-08-23 19:18 x
ジャコウはいませんでしたか?
Commented by ダンダラ at 2011-08-23 19:32 x
愛野緑さん、ジャコウアゲハは1頭それらしいのを見ましたが、雄だったと思います。
ゴマダラチョウは1頭見ましたが、以前もそれほど多くはなかったように思います。
そう言えば、撮影したのはすべて放蝶由来の蝶ばかりですね。
Commented by konty33 at 2011-08-23 20:54
高速渋滞では遠征もたいへんですが、近くでも十分楽しめ羨ましいです。
これらの蝶はkontyにはあまり馴染みのない種でそれぞれ1度しか見たことがありません。
お茶畑にウマノスズクサはこちらと同じような環境ですがジャコウアゲハばかりでホソオチョウは見たことがありません。ジャコウアゲハと違ってこんなにまとめて産卵するんですね。
Commented by himeoo27 at 2011-08-23 21:53
放蝶で増えた「ホソオチョウ」と「アカボシゴマダラ」ですがどちらも色彩的に美しく気になるチョウです。しかし、食草では、ライバルの「ジャコウアゲハ」特に♀と、「ゴマダラチョウ」の方が大好きです。
Commented by ダンダラ at 2011-08-23 23:05 x
kontyさん、お盆の時期は自宅近くで撮影することが多いです。
日頃地元をあまり丁寧に見ていないので、丁度良い機会かも知れないです。
関東では、21世紀に入って、ナガサキアゲハ、アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、ムラサキツバメが定着し、それ以前からいたホソオチョウ、それにクロマダラソテツシジミ、カバマダラ、アオタテハモドキなど一過性の物を加えると、見慣れない蝶が随分増えました。
撮影できる種類が増えるのはうれしいですが、一体何を考えているんだと思うことも多いです。
Commented by ダンダラ at 2011-08-23 23:17 x
himeooさん、アカボシゴマダラはちょっと前までは奄美にまで撮影に行くしかないな、いつになることやらと考えていた蝶なので、それが身近な所で見られるようになったのは驚きですし、30年ほど前にホソオチョウが入ってきた時にはさらに驚きました。
これらの蝶はもうすっかり日本の環境になじんでしまった感じですね。
ジャコウの♀とゴマダラチョウ、両方とも華やかさにはややかける物の良い蝶ですよね。


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