2010年 06月 22日

ミドリシジミとモンキチョウの追飛

6月20日の日曜日はすこしゆっくりしたいと思い、近くにミドリシジミ♂の開翔を撮影に行く。
朝ちょっとのんびりして出かけるのが遅くなり、ポイントに着いたのが朝8時。
天気は曇りだけど何とかなるかと思って探すが、♂が全く見つからない。
ハンノキを叩いても全く飛び出さない。
♀のほうはそれなりに見つかって撮影もできるが、♂が見つからなかったのはちょっとショック。
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ハンノキがかなり広範囲で伐採されていて、多くが樹高3m以下の幼木だったせいかも知れない。
ここで翅を開いてくれれば楽勝とたかをくくっていたのがまずかったようだ。
栗の花はやや終わりかけていたけど、そこで吸蜜する個体を撮影した。
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それに、鳥の糞と思われるものから吸汁している個体もいた。
ミドリシジミはアブラムシなどの汁を吸っている個体は見たことあるけど、鳥の糞から吸汁する場合があるのは初めて知った。
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12時近くなって薄日が射し始めると翅を開く個体が出始めた。
これは、かなり貧弱だけど一応AB型だろうか。
この日の成果を象徴するような斑紋の出方だなー。
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日が射し始めると小さな木しかない湿地はものすごい暑さと湿気。
耐えられなくなって木陰のある所に避難し、さてどうしたものかと考える。
考えているうちにすぐに日がかげってしまい、雲も厚くなってきてあまり良い感じではなくなってきたのと、この暑さでかなり体力を消耗し、もともと今日はのんびりしたかったので帰ることにする。
帰りがけに、草地の上で配偶行動をするモンキチョウを発見。
ちょっと距離があるけれど、かなり長いこと飛んでいるので70-300mmズームのマニュアルフォーカスで飛翔撮影を試みる。
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最近は広角、置きピンで撮影することがほとんどで、こういった撮影方法はあまりしたことがない。
先日のサラサヤンマもそうだったけど、飛んでいるものを、ファインダーを覗きながらピントリングとズームリングを操作しながら撮影するのは、それなりに難しい点もあって撮影していると楽しい。
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家内も同様にチャレンジしていたけど、こちらは300mm、オートフォーカス、レンズがウンウンうなってなかなかピントが合わなかったと言っていたけど、それにしてはちゃんと写っていた。
聞けば、下のピンクの花を入れるようにしながら撮ったそうだけど、私はズームリングとピントリングの操作に気をとられて、そんなことに気を配るゆとりはなかった。
恐れ入りました。
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(家内撮影)

近寄ってカシオのFH100でも撮ってみる。
ついついカメラを近づけすぎてピントが若干甘くなったけど、それぞれの特徴が出た飛翔写真が撮れた。
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車に戻る寸前に交尾中のツバメシジミを見つける。
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(家内撮影)

とりあえずマクロで撮影して、その後無理やりとばして、交尾飛翔形式の確認をする。
←♂+♀だった。
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帰ってから1時間半ほど爆睡してすっきりした。

by dandara2 | 2010-06-22 08:52 | 吸汁 | Comments(18)
Commented by kmkurobe at 2010-06-22 11:48
モンキチョウの長玉飛翔撮影素晴らしいできですね。
これほど綺麗に雌雄にピントが合って、しかも背景のぼけは素晴らしいですね。
新技も増えてますます達人の域に達せられましたね。
Commented by yoda-1 at 2010-06-22 12:25
ミドリシジミの吸蜜・吸汁シーンをみたことがないのですが、
やはり彼らも何某か食餌に忙しい蝶だったのかと、理解を深めました。
このような薄いAB型がいるのですね。
YODAも昨年♀を撮影して、O型なのか、薄いA型なのか判別に迷った経験があります。
奥様の花入り飛翔画像、素晴らしいです。
YODAの場合も、まずはピント合わせに必死になってしまいます。
Commented by banyan10 at 2010-06-22 17:54
栗の花は撮影できる位置で咲いていましたか。
鳥の糞から吸汁は貴重な生態ですね。
僕もツバメの交尾を撮影しましたが、こちらは雌雄ともに新鮮で位置も文句なしですね。
Commented by ダンダラ at 2010-06-22 21:02 x
kmkurobeさん、ありがとうございます。
結構長く絡んでくれていたので何とか撮影できました。
普通に飛んでいるところもこんな風に撮れたらいいのですが、それは次元の違う難しさですよね。
Commented by ダンダラ at 2010-06-22 21:06 x
yodaさん、ゼフの生活って樹上のためかわからない点が多いですよね。
でもミドリシジミは比較的観察しやすい種類のように思います。
♀の翅表の変化って遺伝的な部分があるかと思うと、温度が関係している部分があったりして、変化に富んでいますね。
今年のように不順な天候の年にはどんな変化があるのか、皆さんの記録にも興味があります。
Commented by ダンダラ at 2010-06-22 21:10 x
banyanさん、この枝は家内が引き寄せてくれたものですが、幾つかは手近な位置のものもありました。
鳥の糞からの吸汁例はかなり珍しいのではないかと思っていますがどうなんでしょうね。
♂の翅表が撮れない分、貴重なシーンが撮れて良かったです。
ツバメシジミは新鮮なペアがちょうど良い位置に止まってくれました。
この後、♀の翅表も撮影させてくれたのですが、真っ黒な色気のないものでした。
Commented by ヘムレン at 2010-06-22 21:22 x
栗の花での吸蜜・・・ナイスです(^^)
なかなか見れそうで見れないですね。
鳥の糞ですか・・・ありそうですが、確かに見たことはないような。。(^^;)
獣糞に集まったアイノは信州のあの場所で見たことありますが・・。
モンキの飛翔・・・さすがですね。こんな風に撮って見たいです(^^)
Commented by ダンダラ at 2010-06-22 22:35 x
ヘムレンさん、この日は何ヶ所かの栗の花で吸蜜していましたが、距離が遠かったり、アングルが悪かったりで良い写真はなかなか撮れませんでした。
獣糞にアイノですか、それも貴重なシーンですね。
私も見てみたいものです。
モンキの飛翔はたまたま撮りやすい場面に遭遇したんだと思います。
ヘムレンさんのように飛翔する鳥を撮るのよりは簡単だったと思います。
Commented by kenken at 2010-06-22 23:55 x
近場でのんびり、いいですねぇ~地元の蝶撮りも大切にしたいものです。
決して貧果ではないと思います。ゼフの鳥糞吸汁にミドリの180度開翅、えぇもんです。
このミドリ♀の地味なABの出方はとても面白いですね。A'B'といったところでしょうか。
私も、同じ週末は近場でのんびりしておりました。
Commented by ダンダラ at 2010-06-23 08:42 x
kenkenさん、本当は近場でいろいろ楽しめるのが一番良いんでしょうが、それほど種類が豊富ではないので、いつもと言うわけには行かないのが残念です。
この日はミドリシジミの♂の翅表を押さえようと思っていたので、ちょっと不満足な感じでした。
考えてみれば、単なる翅表の写真よりは何倍も貴重なシーンなんですけどね。
♀の翅表も不満足の原因の一つですが、これも数少ないのであればそれはそれで貴重なのですが、こちらの地元でのデータはほとんど手元にないのでこれから蓄積していくしかないです。
Commented by cactuss at 2010-06-23 21:37
ミドリシジミは鳥の糞で吸汁するんですね。初めて見ました。
望遠レンズでの飛翔写真は見事ですね。
今度、ちょっと試して見たいと思います。
Commented by ダンダラ at 2010-06-23 23:41 x
cactussさん、最初に木の間に見つけた時には、ミドリシジミが静止しているのかと思いましたが、前の方に黒いものがあるので何だろうと見たら鳥の糞でした。
それでも、そこから吸汁しているかは良くわからず。ファインダーを覗いて初めてはっきりわかりました。
鳥の糞からの吸汁記録はあるようですが、ほとんど観察されてはいないと思います。
望遠での飛翔、難しいけど撮影できた満足感はパスト連写とは比較になりませんね。
是非チャレンジしてみてください。
Commented by 愛野緑 at 2010-06-23 23:42 x
「ピンクの花を入れた飛翔」は綺麗です。花を撮影されていた奥様ならではですね。私が狙ってもそこまでは考えられなかったと思います。今後の参考にさせていただきます(^^v.
Commented by ダンダラ at 2010-06-23 23:47 x
愛野緑さん、家内も喜ぶと思います。
私だと、まずピントですが、女性は全体の雰囲気というものをかなり重視するんでしょうかね。
Commented by 6422j-nozomu2 at 2010-06-24 21:35
ミドリシジミも雌のシーズンなんですね。今年のゼフは発生が遅めと言うよりか、発生数が少ないと言うのが正解のようです。モンキ飛翔70-300㎜健闘していますね。なかなかAFではフォーカスが決まらないところ、と言ってMFでは撮影チャンスを逃がしてしまうところ、なかなか曲者のレンズですが、綺麗に共に撮影されており、流石でございます。
Commented by hirax2 at 2010-06-25 00:51
奥様に1票!(^^)  やはりピンクが少し入ると雰囲気がいいですね。
もちろんダンダラさんの飛翔もビシッと決まっててズームでMFでは
中々こうはいかないです。
ミドリシジミもアブラムシの汁吸ったり、鳥の糞から吸汁したりするのですね~。
はじめて見せていただきました。
Commented by ダンダラ at 2010-06-25 08:38 x
ノゾピーさん、おっしゃるように今年のゼフは個体数が少ないですね。
やはり昨年の天候不順の影響なんでしょうか。
70-300は私はニコンを、家内はシグマを使っていますが、両方とも大活躍です。
モンキの飛翔は、掲載した写真は私は200mm程度の焦点距離ですが、家内は300でした。
下書きの時に私の使用した焦点距離を書いていて途中で消したんですけど、家内の記述だけが残ってしまいました。
紛らわしい表現で申し訳ありません。
Commented by ダンダラ at 2010-06-25 08:44 x
hirax2さん、ありがとうございます。
家内も喜ぶと思います。
モンキの絡みは比較的撮りやすいですけど、望遠ズームのMFでのピンと合わせはあまりしたことなかったので、結構新鮮な感じでした。
ミドリシジミは比較的いろいろな生態を観察しやすいですね。
♀の多系とあわせて、いろんな写真を撮っておきたいですけど、身近なだけについつい軽視してしまう悪い癖が出てしまいます。


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