12月4日は定期試験の後の休み。
昨日の雨も上がって、風は強いけど抜けるような晴天。
10時過ぎからムラサキシジミの様子を見に出かける。
いつも日光浴をしている場所に見に行った時にはまだ1頭も出ていなかったので、別の場所の越冬中のムラサキシジミの様子を見に行く。
前回は3頭の越冬集団だったけど、今日見たら5頭の集団になっていた。
ここは南向きの枯葉で、上にアラカシの枝があったりして朝から夕方まで木漏れ日が当たるような場所だ。
昨年も同じ場所で春先まで無事越冬を観察できた。
ニコンD300s VRマイクロ105 1/250 f5.6 ISO800 絞り優先 内蔵ストロボ
もう一箇所の越冬場所を見に行くと、ここは前回と同じで2頭の集団はそのままだった。
11時になると暖かくなって、ハエやアブが飛ぶようになってきたので、また日光浴場所に行ってみる。
見ると一頭の♀が翅を広げて日光浴をしている。それほど翅も痛んでいない個体だった。
ニコンD300s VRマイクロ105 1/3200 f6.3 ISO800 絞り優先
別の場所ではもう一頭の♀が日光浴をしていた。翅の欠け方から別個体だというのがすぐ分かる。
ニコンD300s VRマイクロ105 1/2500 f6.3 ISO800 絞り優先
この個体は少し飛んではすぐに戻ってきてくれるのでパスト連写の設定のテストをする。
ピーカンの天気なので絞り値をf8.5にして、ISOは800。
何回か撮影するが、シャッタースピードが1/640 にしかならずにブレを連発する。
それで、絞りをf3.5に設定して撮影。
カシオ EX-FC150 1/4000 f3.7 ISO800 絞り優先
この写真では翅の先端がしなっている。以前だと不自然に翅が伸びたような写真が撮れたが、今度採用された裏面照射型センサーはそんなことはないようだ。
カシオ EX-FC150 1/3200 f3.7 ISO800 絞り優先
♂も1頭だけいたけど、紫色の鱗粉が少しまばらで角度によっては地肌が透けて見えるような感じになる。
前方から撮ると鱗粉が重なってあまりすけすけ感なく撮影できた。
ニコンD300s VRマイクロ105 1/2500 f6.3 ISO800 絞り優先
ふと見ると、ムラサキシジミよりも一回り大きな蝶が翅を開いている。ムラサキツバメだ。
この場所で日光浴しているのは初めて見た。
この個体はかなり痛んでいて、鳥にでもつつかれかけたのを必死に逃げてきたのではないかという感じがする。
こちらの個体はこの時期にしては翅もあまり痛んではいない。
しばらくすると、真っ黒な♂も日光浴をしていた。
いろいろ工夫してみるけど、真っ黒にしか写らなかった。
この場所で、この時期に複数のムラサキツバメを撮影したのは始めてだ。