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ネームカード
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2010年 02月 08日
昨日の2月6日は新潟が地吹雪で100台近くの車が雪の中で立ち往生して、近くの施設に避難したとか。
今日はこちらも終日風が強くて、ベランダの手すりがぷーんと笛のような大きな音を出している。 どうしようか迷ったけど、フィールドに出なければ何も始まらないからと風の通らない暖かい格好をして川原に出てみる。 畑の土が巻き上げられて目を開けていられない。 しばらく歩いていたら足元から黄色い蝶が飛び出した。 あまり期待はしていなかったけど、いよいよ今年のシーズンも始まりだ。 ![]() 昨年は2/8に撮影しているので、撮影日自体はあまり変わらないけど、今年のほうが数日遅い感じがする。 ともあれ、これからは歩くたびに少しずつ数が増えて、色々なシーンに挑戦できるかと思うとうれしい。 撮影していると巻き上げられた砂が顔に当たって痛い。 ある程度撮影できたところで早々に退散。今シーズンも相変わらず粘りがないなと反省する。 ![]() 備忘録として先週からの記録を。 1月31日(日) 日本チョウ類保全協会の会合。 今進行中のプロジェクトの打ち合わせに、蝶の生態写真を撮っている錚々たるメンバーが集まった。 ![]() 2月2日 昨夜から降りはじめた雪が積もった。 今年の初雪になるのかな。関東平野で雪が降りはじめるといよいよ春も近い。 ![]() 2010年 01月 30日
スイスで写真が撮れるのも後2日、7月29日はツェルマットからどのくらいのところに行けばマッターホルンを背景にした写真が撮れるのかを確認しにツムット方向に崖側の道を歩いてみることにする。
標高差にして250m位だろうか。 ![]() アポロは所々出てくるものの、足場が悪く撮影できるポイントは少ないし、マッターホルンは手前の崖にさえぎられてなかなか姿を見せない。 林を抜けて一登りしたら、突然目の前にマッターホルンが姿を現した。 崖の傾斜も緩やかになってよさそうな草原が目の前に見える。 ![]() そこでここに腰を落ち着けて、マッターホルン背景の写真にチャレンジすることにする。 この草地にはアザミがあちこちに咲いているのだけれど、良く吸蜜に来る斜面の下のほうのアザミではマッターホルンが見えない。普通の吸蜜写真となんら変わりない写真しか撮影できない。 こういったシーンはたくさん撮ったので、できればマッターホルン背景が良い。 ![]() マッターホルンが見えるところのアザミにはなかなか来てくれず、たまに来てもゆっくり吸蜜しなかったり、体の向きが悪かったりで、長く粘った割にはあまりたいした写真は撮れなかった。 その中でも、家内の撮影したこの写真は悔しいけどかなり出来がいいと思う。 ![]() 振り向けばドムの山と小屋を背景にしてアポロが吸蜜していた。こちらもかなりいい雰囲気だ。 ![]() たまにゆっくりしてくれていると思って大喜びで近づくと、クモの巣にかかっていたりして、それはそれで貴重なのだけれど、その前にちゃんとした吸蜜写真を撮らしてくれよと言う感じ。 ![]() それでも何枚かは写真を撮ることはできた。でもマッターホルンが小さいかな。 ![]() ここではアポロ以外にもいくつかのヒカゲチョウの写真も撮れた。 こちらはerebia montana だろうか。 ![]() こちらは maniola jurtina (英名 Meadow Brown) の吸蜜、比較的多い蝶だ。 ![]() それにチャマダラセセリの仲間の多分 pyrgus armoricanus がアザミの花の上で交尾していた。 ![]() アポロがなかなか良い位置に止まってくれなくて、思い通りの写真が撮れなくて悶々としていると、家内の体調が優れないと言う。 連日の疲れが出てきたのだろうか。あきらめて早めに宿に帰ることにする。 7月31日、きのう息子たちは日本に帰っていった。 我々も明日はフランスに向けて移動なので、スイスで撮影できるのは今日1日。 マッターホルンを背景にしたアポロの良い写真が撮れていないので、地図を見てここならどうかなと言うところまで行ってみることにする。 フーリーまでロープウェイで登って、そこからツムット経由で崖を登り一番上の道をツェルマットまで歩いて帰るコースだ。 ![]() 登りはじめたらすぐにcolias phicomone の♂(だとおもう)が吸蜜していた。 ![]() 撮影していたら飛びあがった瞬間が撮れた。 裏面はモンキチョウと大差ない感じだったけど、表面はミヤマモンキみたいな感じで高山蝶の雰囲気満点。 ![]() 登っていく途中ではだんだんマッターホルンがはっきり見えてきて、ツムットの名前の由来になったツムット氷河(逆かもしれないけど)も見えてくるが、道の両側はかなりの傾斜。 アポロが飛んできても道の脇の花に止まる以外は写真が撮れそうもない。 エーデルワイスの白い花も見えるけど、撮影に行く気になれない。 ![]() 撮影できそうな場所を探しながら歩いて、ようやくこの道のピークに達したのか傾斜が緩やかになってアザミなどが咲いている場所に来た。 アポロが時々飛んでくるので、ここで少し粘ることにする。 なかなか花には止まらないが、ようやく止まったので駆けつけて撮影。 崖の途中なのでようやく近づいたら飛ばれてしまったけど、この場所の雰囲気はよく出ている一枚になった。 アポロの向きが良くて、もう少し大きく写っていたら言うことないんだけど・・残念 ![]() 数分に1回アポロが花に来るので、そのつどダッシュして撮影するがなかなかいい写真がとれない。 たまに近づいて写真が撮れても・・こわれてる、それに向きが悪い。 そんなこんなで、ようやく撮れたのがこの写真。上の写真のようにもっと広々とした雰囲気が出ていて、そこにこの蝶が止まっていればいいのだけど(合成でもしたくなるような組み合わせだなー) ![]() 飛び立ったこの写真も、もう少しピントがあっていればとか、アポロが山に重なってしまっているとか贅沢を言えばきりがないけど、マッターホルン背景の写真が目的だったので、撮れただけでも良しとしよう。 この後、もっと良いポイントがないかと歩いてみるが、結局ここがベストポイントのようだった。 ![]() 後はアポロ以外の蝶もぽつぽつ撮影いしながら下山する。 アポロを撮影した場所で、水が染み出ているところではやけに黒いヒョウモンモドキの仲間のような蝶がいた。 調べても該当するような蝶がないけど、一番近そうなのが Mellicta aurelia の紋流れの黒化型かなと言うところ。 同様に Melitaea diamina の紋流れの黒化型かなとも思う。 まさかMellicta asteria ではないと思うけど、もしそうだったらすごいな。 どなたかお分かりになるだろうか。 ![]() また、何度か見かけたけど撮影できなかったヨーロッパアカタテハもようやく撮影できた。 アカタテハとは言うけれど、フィールドで見ると黒っぽさが目だって、日本のアカタテハとはまるで違う。 かなり精悍な感じがした。 ![]() 後翅裏面の白斑が鋭角に尖ってかっこいいセセリがいた。 てっきりチャマダラセセリの仲間かと思っていたけど、後で調べてみると該当する種類がない。 念のため翅表も見てみると、赤い色が入っていたりして明らかにチャマダラセセリとは違う。 結局 Hesperia comma ということが分かった。アカセセリの仲間らしいが、日本のアカセセリとは全く違っていてかっこいい。 ![]() また、英名をTurquoise BlueというPlebicula dorylas が交尾していた。ターコイズブルーと言うだけあって、雄の翅表のブルーは素晴らしい。 ![]() そろそろ29日に撮影した場所も近いと言うところに降りて来たところ、maniola jurtina が交尾しているのを見つける。 ![]() 明日8/1はフランスに向けて移動。 列車を3回も乗り換えて一日がかりの移動だけど無事たどり着けるだろうか。(実はとんでもないハプニングがあったけどそれはまた後日) 2010年 01月 26日
「蝶と山てくてく写日記」のbanyanさんが24日にモンキチョウを撮影したとか。
24日は別のところを散策していてモンキチョウのポイントは見に行かなかったので、25日の月曜日に勤務が13時で終わるのを待ちかねて帰宅。14時20分頃に自宅前の川原に出てみる。 結論から言うとまだ少し早いようだ。 蝶の活動時間が終わって見つからなかった可能性もあるけど、関東タンポポはいくつか咲いてはいるけど、まだ花茎も短くほんとの咲き始め。 これはその中でも一番花茎が伸びていたもので、咲き終わった花もあるのでずいぶん前から咲いてはいたのだろう。 ![]() 紅梅も咲き始めていて、中には白梅もちらほら見えたけど、こちらもこれからが本番。 ![]() 今週末は所用でフィールドには出られないので、今年の初蝶は2月上旬かな。 70-300を持っていたので、川原で見かけた鳥を撮影。 この日は良い子がいていつもより少し近づけさせてくれた。 こちらはセキレイかな。ちょこまかと動き回っていた。ノートりでこれくらい近づけると何か満足。 ![]() こちらはカワセミ、いつもは敏感なのにこの日はずいぶん近づけてくれた。 魚を採るところまで観察できたけど、さすがにその時は撮影しにくい場所で、回り込もうとしたら逃げられてしまった。 この個体は雌のようだけど、巣穴がありそうな場所があって、ペアがいそうなので(いつ頃から繁殖時期になるのか知らないけど)今年は少しは観察できるかもしれない。 ![]() 2010年 01月 19日
7月26日は体が疲れ気味なのと、午後から息子夫婦がツェルマットに到着するので休養日と言うことにして朝はのんびり起きる。
ゴルナグラートとかスネガとか、今まで利用していたとは別のケーブル発着駅があるのでそちらの様子も見ながら町の中を散策する。 theclaさんの情報によると、ヘリコプターの発着所の近くにもアポロがいるというので、そちらの方にも出かけてみる。 ![]() 最初は駅前の道路をヘリポートまで歩いてみたが、適当な草地もなく、蝶の姿も見られなかった。駅の向こう側には草地もありいかにも蝶がいそうなのだがそちらに行く道が見つからない。 ヘリポートにつくが、道路からはエレベーターでヘリポートまで上がるようになっているので、ヘリコプターには乗らないので入りにくい。 またぶらぶらと駅まで歩いて帰った。 途中で駅の構内を歩いていた人が線路を横切って向かい側の草地に行くのに気がついたので、そこまで行ってみると線路を横切る道がある。 日本だと信号機とかいろいろあるはずなのに、そんなものは何もなくて、列車に注意しながら勝手に渡っていいみたいだ。 線路を渡って草地を歩いてみると、ぽつぽつと蝶の姿が目に付き始め、ついに目の前をアポロが横切った。 個体数もそれなりで、斜面の傾斜もそれほどきつくなく、花の数は今までのポイントでは一番豊富かもしれない。 ここは、パラグライダーの練習場にもなっていて、撮影していると時々パラグライダーが近くに下りてくる。 右の、上に草のあるコンクリの建物がツェルマットの駅舎の一部 ![]() 難しいことを言わなければ、アポロを撮影するのに山を登る必要は全くなくて、ツェルマットの駅の裏に行けば事は足りる。 ただ、標高が低い分、7月下旬だと痛んだ個体が多い。 ![]() ここでアポロを撮影していると、Lysandra coridon が交尾しているのに気がついた。 ![]() この草原では、カラフトセセリ(Thymelicus lineola) も交尾していた。 ![]() シロジャノメ(Melanargia galathea)も数が多かった。 ![]() シロチョウの仲間の Ponita daplieice もいたようだが全く気がつかなかった。アポロばかりに気をとられて気がつかなかったのか、シロジャノメと思って無視してしまったのだろう。したがってこれは家内の撮影。 ![]() 7月28日 前日はゴルナグラートに登ったので、この日はトリフトヒュッテに登った時に、アポロが多かった崖下の草地を調べることにする。 ![]() 25日に家内が撮影した蛾みたいな蝶(Melitaea didyma の♀)を撮影するのも目的。 のんびり10時過ぎに宿を出て、20分くらいでポイントに着くと目的の蝶はすぐに目についた。これがその♀、今回の方がまだヒョウモンという感じがする。 ![]() こちらが♂ ![]() アポロの方もたくさん飛んでいるが、この写真はクモの巣に引っかかったもの。 直線的に飛ぶことが多いので引っかかりやすいようだ。 ![]() これは、♂の腹部に丸いものが見えるが、どうもアポロの卵のようだ。どういうことでこうなったのかは分からないが、雄にとっては大した支障にはなっていないようだ。 ![]() 家内が「茶色い蝶が交尾している」と言うので見ると、melitaea didyma が交尾していた。 ♀の翅表を見た時に蛾かと思った蝶だけど、裏面はとっても素敵な蝶だ。 ![]() 他のヒョウモン類も見かけたが、日本のウラギンヒョウモンに似ている感じであまり撮影しなかった。 ところがこの記事を書こうと思って、家内の撮影した写真もチェックしていると、アレレ・・・・!! これってスペインヒョウモン(Issoria lathonia)の翅表ジャン!! ![]() もしかして裏も写っている写真がないかなと探してみると・・ありました。ちょっと小さくてピントもいまいちだけど ヤッター、奥さん有難う ![]() 自分の写真も再度見直してみたけど、撮影していなかった。数は多くはないのだろうか、それとも不注意?? 26日に気がつかなかったシロチョウのPonita daplieiceもそうだが、こういった初めての蝶がいる場所では、予断をいれずに出会う蝶は一応カメラを向けておくべきだった。 ここでのうれしい出会いは、カラスシジミの仲間のSatyrium spini が休んでいた目の前のジャコウソウで吸蜜していたこと。 カラスシジミの仲間と言っても大きさはゼフィルスくらいあって、最初はゼフが撮れたと喜んだ。 ![]() これ以上山を登る予定もなく、時間があるのでいろいろな蝶の飛翔にもチャレンジする。 こちらはシロジャノメ ![]() こちらは翅表がオレンジのベニシジミの仲間Lycaena virgaureae ![]() それに交尾していたLysandra coridonの♂の飛翔も ![]() 帰りはtheclaさんがトリフトヒュッテに登る時に使ったと思われる道を通ってツェルマットに帰ることにする。 途中には明るいお花畑があって、アポロやヒョウモン、シジミがたくさん飛び回っている。 ここがtheclaさんの言うアポロのポイントだろう。 ![]() 2010年 01月 11日
今日1月11日は成人の日、でも天気も悪く寒い一日だった。
休みの日には近所のムラサキシジミの越冬の観察をしているけど、昨日で1頭も見られなくなってしまった。 その記録は後日載せるとして、ヨーロッパでの撮影記を書いていくことにします。 実は、大学への報告書は提出したのだけれど、高校の紀要にも載せて欲しいと言うことで原稿の締め切りが迫っている。 大学のは写真は行ったという証拠写真1枚で良かったけど、こちらは紀行文的にして写真をたくさん載せていくことにする。 一つ書いてやれやれと思っているのに迷惑なことだ。種名を調べるだけでも大変なのに。 そんなわけで、その下書きの意味もあります。もちろん家族のことなどには触れないけど。 7月27日 今日も快晴でマッターホルンがよく見える。 11時ちょっとの登山電車でゴルナグラート(3089)に出かける。 ![]() ゴルナー氷河の雄大な眺めがすばらしい。 ![]() 昨日スイスにやってきた息子夫婦も一緒に登ったが、2歳と7ヶ月の孫は長い飛行機の中も良い子にしていたみたいだけど、こんな景色は記憶には残らないだろうな。 写真でもうんと見せて刷り込みを強化しなくっちゃ。 ![]() 軽い昼食をとった後帰ろうとするが、なぜか帰りの切符が私の分だけ見あたらない。 探しているうちに発車の時間になってしまったので、息子夫婦だけは先に帰ってもらい、我々は次の電車で帰ることにしたが、孫がいないのならと言うことで、予定にはなかったけど、途中のリュッフェルベルク(2582)で降りてリュッフェルアルプ(2211)まで歩くことにする。 ![]() 結果的に何枚か良い写真を撮ることが出来た。(家内はカメラを持ってこなかったのでコンデジでの撮影になったけど) 切符がなくなって良かった。 高山植物も蝶も基本的にはシュバルツゼーのものと同じだが、すばらしいブルー色のゲンティアナ・パパリカ ![]() まるでこけのように見えるアンドロサケ・アルビナ、その他色々な花が咲いている。 ![]() ここでは珍しく、花の撮影をしている人に出会った。ヨーロッパではあまり花などに興味を示して撮影している人は見なかった。 ましてや蝶に興味を持っている人は皆無だった。 ![]() euphydryas cynthia がマッターホルンを背景に止まっている。 ![]() ここでは♀も見かけた。♂がや飛び古した個体が多かったので、盛期を少し過ぎていたのだろうか。 ![]() なんと言ってもうれしかったのは boloria napaea が交尾しているシーンを撮影できたこと。 この裏面は独特だ。 ![]() リュッフェルアルプの駅が見えてきたけど、ほんとにすばらしい景色だ。 ![]() 駅の近くでは、cynthia と それに良く似た euphydryas aurinia が同じ花で吸蜜していた。どちらも♂のようだ。この高山性のニセヒョウモンモドキ属の2種が同じ画面に収まるのってかなり珍しいのではないだろうか。 ![]() また、コヒオドシもいたが、日本のものより黒い部分が少なく明るい感じだ。 ![]()
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